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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

バロックギターのファンダンゴ  

バロックギターのレパートリーで重要な一人、サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739)はマドリードの生まれで詳しい経歴はわからないが、ギターの達人で、作風はA.コレッリはじめ、イタリア、フランスの影響も受けている、A.コレッリのvnソナタをギター・ソロに編曲もしている、
corelli_2020012812115508b.jpg
you tube:Lorenzo Micheli plays Corelli/Murcia on the Baroque Guitar
また自国らしい作風も多々あり、そこが魅力、ドメニコ・スカルラッティとも時代は重なる。ムルシアもファンダンゴを書いているだろうと曲集を探ったら1曲だけあった、
しかし、楽譜は主題と変奏例がいくらか書いてあるだけで完結させず、"あとはご自由に"のように終わっている^^;2fan tab01
中略
2fan tab02
これは達者なテクニックでアレンジが出来るプロフェッショナル向けの曲だろう、いくつか動画を探ってみた、

①まずこれは、ほぼ残された楽譜の再現だ、
murcia fa 01
you tube:Santiago De Murcia Fandango

②次にパーカッションが加わった演奏、この動画の音声でバロックギターを生で聴くイメージがわかる、リズムを叩く箱の音が結構大きく、客席からステージの距離だとこんな感じだ、
*)大抵の録音では接近マイクでボリューム感を補強している、
murcia fa 02
you tube:Fandango by Murcia (1673-1739)_On Baroque Guitar & Cajon

③次はじつにギタリスティックでプロフェッショナル、
mursia fa 03
you tube:Fandango Santiago de Murcia-Stefano Maiorana Baroque Guitar

④これはカスタネットを合わせた演奏、
m fan 03
you tube:Fandango - Santiago de Murcia

⑤最後に、これは演奏も良いが、アートな画像も良い^^
murcia fa 04
you tube:Fandango "Santiago de Murcia"

リュートも生で聴けば上述の②番目のような聞こえ方になる、特に低音弦の音は遠達性がないので近くで聴くのを前提としたプライヴェートな楽器である、
なお、リュート属で音量の増大を図った楽器が大型のテオルボである、orchの中で通奏低音も行なうが、独奏曲も多く書かれている、ロベール・ド・ヴィゼの曲を1つ、
visee you
you tube:Robert de Visée Prélude et Allemande, Jonas Nordberg, theorbo
テオルボは調弦法が一部、ギターと共通した部分がある、ただしテオルボの②コースはoct.低いEになっている
tuning_20200128113806818.jpg
ヴィゼのギター曲については別に取上げたい。

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category: その他・バロック

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2020 初場所  

久々にお相撲の話を、 
今年の初場所は大波乱だった、両横綱は不調で早々と休場、ほか上位のベテラン勢も振るわず、貴景勝が一人、最上位として面目を保った、令和2年は世代交代の年になるのだろうか、
しかし今場所は意外過ぎる展開で面白い取り組みが多かった、失礼ながら名前すら憶えてなかった徳勝龍は幕内最下位で33歳の力士、この人が白星を重ね、千秋楽の結びで、普段なら対戦がない大関:貴景勝と真っ向勝負、寄り切って勝ち、優勝するとは、単に運や勢いだけでここまでいかないだろう、ここぞ、という一番に勝っている!
taka toku 15
you tube:[大相撲2020初場所千秋楽] 貴景勝 対 徳勝龍

ほか注目を集めたのは正代、朝乃山、炎鵬、遠藤あたりか、若手~ベテラン入り乱れていた、栃ノ心がごぼう抜きに頭角を表わし大関まで上がったのを思い出す。
正代も「何だこの強さは、」と思わせる充実ぶりだったが、14日目に徳勝龍に負けてしまったのが明暗を分けた、
toku syou
you tube:[大相撲2020初場所 14日目] 一敗同士 正代 対 徳勝龍

炎鵬はあの体(168cm 99kg)で上位と当り、勝ち越したのは大したもの、「ゼニの取れるお相撲さん」だ、凄いと思ったのは阿炎(155kg)の脚を取って持ち上げてしまった1番、
阿炎は右膝を痛めたせいか、脆い負けが続いた、
2 abi enho
you tube:[大相撲2020初場所 13日目] 炎鵬 対 阿炎
北の富士氏は決り手が単に「足取り」だけじゃ物足りないと言っていた、

朝乃山は期待に応える滑り出しだったが、実力からして取りこぼしといえる相撲があった、
終盤で盛り返し、14日目、貴景勝との1番はスケールの大きい勝ち方で上手投げ、器の大きさを感じさせる、千秋楽も勝って10勝目をあげた、9勝で終わるのとはえらい違い。
taka asa 14
you tube:[大相撲2020初場所 14日目] 貴景勝 対 朝乃山
さて、今年は両横綱がなお立ちはだかるのか、期待の力士が躍進するのか、毎回見応えのある場所になるとよいのだが。

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category: 時事・雑記

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昭和の加工食品  

子供の頃、母親の買い物に付いて行って、TVのCMで興味もった食品をよくねだった。 
当時の食品加工の技術から独特の味であったが、加熱して乾燥してあるご飯のふりかけはちょっと苦味があったり、工場の生産ラインに乗せた結果、出来る味だ。缶詰ものには缶の金属臭が移っていたり・・そんな味に馴染んでいた、
noritama.jpg02hagoromo.jpg

魚介類を使った食品で魚ソーセージはずっと好物、ニッスイやマルハは昔からお馴染み、
nissui.jpgmaruha_2020012610451151b.jpg
現行品は材料や製法の進歩のせいか、さっぱりして食べやすくなったが、昔はメーカーごとに独特の風味で、そういう部分も含めて親しんだ、大抵おやつで食べるが、切って野菜の炒め物に入れてもいい、薄く切って電子レンジで加熱すると、ソーセージ・チップスになる、
Sausage chips
黒胡椒など振るとビールに合いそうv

お茶漬け、ふりかけの老舗、永谷園にも好きなのがあった、いろんな種類が出ていたが、初期から今も現行品であるのは「お茶づけ海苔」だけのようだ、昭和にあった「磯のふきよせ」が好きで、いかにも魚介類の磯っぽい風味が良かった、
nagatanien_20200126103407a54.jpg
谷啓さんがCMをやった永谷園の「カレンダーふりかけ」というのがあったが、カレンダー風の台紙に当時発売していた各ふりかけの小袋が並んでいて、日替わりで楽しもうというアイデアだったが^^「ふきよせ」も入っていた、

「永谷園」、とくれば「桃屋」、こちらは瓶詰め物で長く親しんできた、今は「ごはんですよ」ばかり買ってくるせいか、「江戸むらさき」や「特級」は懐かしい風味だ、
edo murasakizasai menma
榨菜とメンマが出たとき、榨菜がすっかり好物になった、これら瓶詰めや、漬物、佃煮、金山寺味噌、わさび漬けなど食卓にあるとご飯が進むv

前述のように製法が今ほどの技術じゃなく、クセのある味もあったが、そこにまた気に入った味があった。即席麺も同様で、エースコックのワンタンメンは現行品だが、
終了製品の日清のワンタンメンなどひじょうに美味しかった記憶、
nissin wantanmen

PS.番外だが「ミルキーふりかけ」というのが出ているそうだ、ミルキー自体は懐かしいロングセラーだが、これは平成もので新しい!
milky_2020012610340522b.jpg
これがふりかけのパッケージ!?、まさかと思う、本当にミルキー味ではなく;マイルドな味のイメージだそうだ^^

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category: 時事・雑記

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音楽の帰化,継承  

身を立てるため、出身国を離れて活躍した作曲家は多いが、活躍した国の影響が出るのは当然だろう、特に活躍地の影響が強く感じるのはスペインなどイベリア半島に移ってきた人達で、イタリア人が目立つ、当時の音楽はイタリアで発祥し、その流儀に他国が影響を受けていった、という流れが強く思われる、朱に交われば赤くなるというか、その国らしく変化もしていくが、リズムや和声の趣味がスペインは色濃いのだろうか?L.ボッケリーニは何度か取上げているが、ドメニコ・スカルラッティのファンダンゴも良い曲だ、
イントロの後、ファンダンゴに入る、
d s fan
you tube:Domenico Scarlatti Fandango in re min
ジャコモ・ファッコ(1676-1753)もイタリア出身の作曲家でvn奏者だが、1705年からスペインに移り、王室に仕えた、ヴィヴァルディの様式を基盤としながら、活躍地の趣向を感じる作風となっている、
Facco vn con
you tube:Facco "Pensieri Adriarmonici" Concerto Op.1 No. 4 in C minor
イタリア出身のジャン=バティスト・リュリは少年期に見いだされフランスに移住し、やがてルイ14世付きの音楽家となり、ヴェルサイユ楽派という文化の拠点を築いた、オペラバレエのための音楽を多数書いて、序曲として置かれるフランス風序曲の様式も確立した、
(フランス風序曲→Wikipedia
lully ouv
you tube:Lully: La Grotte de Versailles, églogue en musique - Ouverture
同じくヴェルサイユ宮で活躍したテオルボ、ギター奏者のロベール・ド・ヴィゼはリュリの同曲をテオルボ・ソロに編曲している、
y i visee
you tube:La grotte de Versailles: Overture (arr. R. Visee)
このフランス風序曲はテレマン、バッハらの時代、ドイツで充実した発展があった、バッハの管弦楽組曲BWV1066-1069など代表例である、
参考曲はテレマンの作品、協奏曲とあるが、序曲の形式だ、
telemamm con
you tube:Telemann Concerto for 3 trumpets, 2 oboes, timpani, strings & b.c. in D major TWV 54:D3
一方、バッハと同時代のイタリア出身の作曲家、フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690~1768)がいるが、この人の書いたフランス風序曲はリュリの頃に遡り、ヴェルサイユ宮を彷彿させる作風で面白い、
Veracini_20200125092456287.jpg
you tube:Veracini: Ouverture No.2 in F major - 1. Largo - Allegro - Largo - Allegro
G.F.ヘンデルはドイツ出身でイタリアに学び、やがて英国に渡り、王室のために多くの作品を書いたが、合唱曲や管弦楽曲など英国王室を象徴する音楽となった、その後も英国の作曲家で、ウィリアム・ボイス(1711-1779)など古典派期に入る人だが、ヘンデルのスタイルを継承した曲を書いている、
boyce sym
you tube:W.Boyce:Symphony No.6 F major
I. Largo - Allegro 
II. Larghetto
you tube:W.Boyce:Symphony No.5 D Major
I. Allegro ma non troppo - Allegro assai

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category: その他・バロック

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フレット調整(本腰)  

昨年末にバロックギターのビリつき対策で、このようにブリッジ弦高を上げる仮処置をしたが、なんか異物が挟まったようで気持ちよくない^^; 
bg 03
これを取り払ってすっきりさせて、支障なくしたい・・
b guitar 07
ということで、本腰入れて調整、貼りフレットも一部削って、ハイポジションのガットフレットも細くした。
まあ、大きな原因は、「テンションが緩め、振動が良くない(弦によってビリるポジションが違う)、ガット弦じゃない、」だと思うが、今の弦で、まずまずのところに持っていきたい、ハイポジションにビリが集中ぎみだったので、この範囲のフレットを低くしたら、問題箇所が均されたようで、普通に弾く分には支障ないようだ。
b guitar 06 (2)
弦高を上げずにこれなら上々と思われる、あとは少しでも良い弦に替えていきたいが・・
なかなか良い弦に当たらず、張り替えには少々めげている;;

貼りフレット削りは本体を傷付けないよう、間にテープを貼って、角材にサンドペーパーを当てて行なった、(黒檀材とニカワがあれば、自分で貼替えもできる)
b guitar 06 (1)
貼りフレットは単純に上から削ったので、平らな面ができる、丸く削ることも可能だが、この平面は薩摩琵琶の"柱"と同じで、細い巻フレットによる、ダブルフレットにも近い効果になるようだ、微かなことだが;
b guitar 02
思えばモダンギターのときだって、パーフェクトにはできなかった;振動の悪い弦が多かったし、かといって、ブリッジのサドルはあまり高くしたくない;
一方、古くなって楽器がたわみ、弦高が上がり過ぎたとき、(ビリつきの問題は皆無になるが^^;)また調整が必要になる、フレット楽器の悩みは尽きない;;

バロックギターの概要:過去記事→ 「バロックギターの魅力」
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category: Instruments

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銭湯  

幼稚園児の頃、父親の仕事の関係で一時、名古屋に住んだことがあり、場所はナゴヤ球場(旧・中日球場)のすぐ向かいにある宿舎だった、 
history-01.jpg
昭和の中日球場
子供同士の以心伝心、この近くに住む子とすぐ遊ぶようになった。
ここに住んだ間だけ、銭湯通いというのを経験した、昭和の普通の銭湯だったと思う、
sento.jpgkerorin_2020012312255770f.jpg
他の銭湯にもたまに行ったことがあるが、大抵、脱衣場の床には全面にこんな篠むしろというのが敷いてあって、(海水浴場の休憩所もこれだったような)
sino mushiro
この場にくると、どこでも共通な銭湯独特の匂いが漂っていた、あの匂いは何だろう、水道水が含む塩素、石鹸やシャンプーの匂い・・いろいろ混ざっているような?
この匂いでいつものほっとした気分になる、タイル張りの浴場に湯船が複数あり、ぬるめの湯に入った、お湯の蛇口は押すと一時お湯が出て止まる、
sento02.jpg
この頃は小袋入りの粉末シャンプーを使ったと思う、
shampoo.jpg
石鹸といえばこのCMを思い出す^^
mituwa.jpg
you tube:【懐かCM・1964年】ミツワ石鹸
あまりに古い記憶でわずかしか思い出せないが、湯から出ると体重計に乗ったり、コーヒー牛乳やラムネを買ってもらったのは間違いないと思う、
sento 03taijukei.jpg
透明で茶色のりんごジュースも好きだったv

yukemuri.jpg
湯けむり 谷内六郎 画
PS.この時はTVがなく、ラジオを聴いて過した、何の曲かも知らず聞こえてきたバロック音楽で、トランペットの晴れやかな響きが印象にあり、後々もこういう曲が懐かしく聞こえた。
you tube:Telemann: Trumpet Concerto In D, TWV 51:D7 - 2. Allegro

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category: 時事・雑記

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自然な編曲  

他の楽器に編曲された結果、イマイチという例も多いが、これは良い、面白いと思った例を思い出した範囲で拾ってみた、
クラシカルで聴き応えのあるレパートリーの少ない楽器は、適した曲を発掘し編曲して取上げる事が多いが、あまり曲芸的なテクニックで聴かせるというのも好きではない、やはり向き不向きがあり、しっくり自然に味わえるのが良い、

まず、クラシックギターのレパートリーを拡充したのがアンドレス・セゴビアだった、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)の鍵盤作品で「ラ・フレスコバルダ」と題されたアリアと変奏は古くからお馴染みだが、初期バロックの魅力をギターに移す格好の曲だった、
原曲はこのとおり、
la Frescobalda
you yube:Girolamo Frescobaldi: Aria detta la Frescobalda
次にA.セゴビアによる編曲、変奏順は入れ替えている、
segovia.jpg
you tube:Aria con variazioni detta la Frescobalda

モーリス・アンドレも同様にソロ・トランペットのための編曲、演奏に熱心だった、ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)のvn協奏曲 D.53をtrp協奏曲に編曲しているが、まず原曲はこのとおり、
Violin Concerto
you tube:Violin Concerto in E Major, D. 53:
I. Allegro II. Andante III. Allegro assai
アンドレはtrpでいけると閃いたのだろうか、主題はtrpに相応しい趣き、しかしvn的な技法もあるのは当然、
andre_202001220911054d6.jpg
you tube:Trumpet Concerto in D major :
I Allegro moderato II Andante III Allegro grazioso
アンドレ級のテクニックで演奏するので曲芸的に聞こえないのかもしれない、その後、O.E.アントンセンやR.シメオもこの曲を録音している、

最後にこれは目の付け所が良い、という編曲、原曲はG.F.テレマンの3つのvnのための協奏曲で「ターフェルムジーク」に含まれる曲だ、原曲はこのとおり、イタリア様式で書かれている、(音量注意)
TWV 53 F1
you tube:G.PH. TELEMANN: «Musique de table» [P.II] Concerto for 3 Violins in F major TWV 53:F1
独奏楽器をマンドリン、ハープ、ハンマード・ダルシマー、とすべて弦をはじく(若しくは叩く)楽器に置き換えており、編曲者はPeter Huthとあるが、これも原曲の趣きから閃いたのだろうか、レコーディングのための編曲で、いずれも当時存在した楽器だ、
TWV 53 F1 02
you tube:G.PH. TELEMANN: Concerto for Mandolin, Hammered Dulcimer and Harp in F major TWV 53:F1
3つの楽章で、始まりはマンドリンが聞こえてヴィヴァルディ風の印象、同じ音域で少しずつ音の違う、撥(&打)弦楽器が交錯する、楽器にもお国柄を感じ、マンドリンはイタリア風だが、ハンマード・ダルシマーが聞こえるとどこか東欧又は東洋風になり、多国籍な感じ、通奏低音にもチェンバロとリュートが入り、撥弦だらけで面白い^^
第2楽章はニ短調になり、撥弦同士のメランコリックな趣きが効果的で、ヘンデルのハープ協奏曲のような深みが出る、この編曲を思いついたのが素晴らしい。
20190915121132f3b_20200122093601f23.jpg
ハンマード・ダルシマー
元々、テレマンは多楽器のための曲を多く書いている、

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category: その他・バロック

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和訳:「 VARIETIE OF LUTE-lessons 」  

話題の趣向がころころ変わって恐縮; 今日の話はリュート弾きさんには有意義な情報かと、 
外国の昔の文献を和訳した出版物はよくあるが、和文であっても何の意味だか難解なところが多い、もっと噛み砕いて内容のわかる和訳がほしいところ、ジョン・ダウランドの息子、ロバート・ダウランドが書いた「VARIETIE OF LUTE-lessons」は曲集でもあるが、リュート学習者に参考となる多くの知識、情報が記載されている、
VARIETIE OF LUTE-lessons
VARIETIE OF LUTE-lessons:表紙
これをリュート奏者の中川祥治さんが、わかる和訳に注釈を加えて、ブログに連載しておられるので紹介する、リンク:中川祥治のリュートページ
*ブログに入り、「VARIETIE OF LUTE-lessons」 でブログ内検索すると、記事が連続で見られる、ページを遡ると連載は(1)から始まる。

R.ダウランドがフランスのジャン・バティスト・ブザールが残したリュートに関する諸考察も英訳して取り入れ、学習者に必要な心構えから、奏法、良い楽器の選び方、弦の選び方、不具合の対処法、フレットのセット、音律、等々、現代も有益な内容が沢山、昔の様子も覗えて、現代と共通する部分もあり興味深く、読み物としての楽しさもある、

リュートの楽譜は現代製版された出版物がほとんど無く、昔の印刷譜や手稿譜の写しを入手して弾く、これが過去の世界に直接触れるようで面白いところ。
7c lute

ジョン・ダウランドの曲を1つ、
n n lute
you tube:Lachrimae Pavan, P. 15
Lute:ナイジェル・ノース

PS.日本の古文書でさえ仮に字は読めても;昔の文章表現や文化背景も知らないとさっぱり解らない事が多い、ましてや外国の昔の著書となるとなおさら;
某B大百科事典など辞書というより、専門書を集めたみたいな内容で、注釈にも学術用語が一杯だったりして結局解らない・・;(理化学系など、どっちみち専門家同士でないと解らない分野もあるが)文化系の翻訳ものは一般人が読んで解る書物というのが望まれる、

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category: Lute

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自販機  

懐かしい昭和もので、まだ忘れていたのがあった、 
飲み物の自販機といえば、今はペットボトルや缶で出てくるが、子供の頃は紙コップでジュースを受けるのがあった、
juice_202001201103097d4.jpg
駅のキヨスクの隣とか必ずあり、上部のガラスドームにジュースの噴水があった、一杯10円なのもお決まり、オレンジ、パイン、グレープ味など用意され、パイン味が好きだったのを憶えている、紙コップをセットして10円玉を入れると注がれる、喉が渇いてこの冷えた一杯が美味しかった、
ジュースやドロップキャンディは各フルーツの合成香料があり、クエン酸で酸味が付けられ、ほぼ共通の味だった、キャンディのバター風味というのも、バターらしく思えないが、それなりに好きで標準の香料があるようだ;
20180126a.jpg
冷水で溶かす粉末ジュースやソーダも同じ、粉末ソーダはクエン酸が溶けきらず、コップの底に残り、酸っぱかった;
20180126b.jpg
これらは現行品
ガムの自販機もあちこちにあったのを思い出す、
Gum.jpg
その後は自販機もハイテク化して、コーヒー豆を選んで、その場でドリップするのが駅などにあったが、喫茶店顔負けの美味しいのが出てきた、
coffee_20200120105357f8a.jpg
うどんやラーメンの自販機も高速のサービスエリアなどにあったがこれは食べたことがない、
udon jihanki
けっこう美味しいとの話だったが。

追記.クリームソーダを再現した写真、メロンソーダとバニラアイスの相性がよい、
DSCN5510.jpg
チェリオ・メロンが昔ながらのメロンソーダで最適、濃いめに作られ、氷が溶けてちょうど良い、これは自販機(又は通販)限定品でスーパーには置かれない。

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category: 時事・雑記

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テレマン:trp協奏曲 D Major (7つ)  

バロック期から先日のL.モーツァルトのような前期古典派の頃まで、trpの名手が活躍した時代があり、そのための曲が書かれたが、古典派後期から楽曲が複雑になり、ナチュラルtrpのソロによるシンプルな音楽は成り立たなくなったかもしれない、 
20200113110820441_20200119123438da4.jpg
同時に高度な技も引き継がれなくなった、
因みにF.J.ハイドンが書いたtrp協奏曲は、新案のキーtrpのための作品である。
201812081005310e8_2020011912344031a.jpg

まずはモダンtrp編、20世紀に入り、昔の高度な作品を復活させたのがM.アンドレが登場する前のアドルフ・シェルバウムだった、
以下、テレマンのtrp協奏曲 D Major TWV 51:D7で聴き比べていく、
子供の頃からバロック期のtrpが好きで、ラジオから誰の曲とも知らずに惹かれていた、当時の奏者といえばシェルバウムくらいしかいなかったと思う。
a s tele
アドルフ・シェルバウム:trp、K.リステンパルト指揮、ザール室内O
you tube:Telemann: Trumpet Concerto In D, TWV 51:D7 -
1. Adagio 2. Allegro 3. Grave 4. Allegro

先駆者シェルバウムに触発されて登場したのがモーリス・アンドレだった、名手が吹く木管楽器みたいなあまりの上手さに、彼に匹敵する奏者は今後出ないだろうと言われた、滑らかな音、トリルの粒立ちの心地よいこと、
Andre.jpg
you tube:Maurice Andre Telemann Trumpet Concerto in D
trpが休みとなる第3楽章も好きなのだが、モダン演奏ならではの深みが聴ける。

しかし時を隔てず、アンドレの築いたハードルに迫る奏者が次々現われてきた、最初に聴いたそんな一人が、スウェーデン出身、ホーカン・ハーデンベルガーだった、
h h
you tube:Telemann: Trumpet Concerto in D -
1. Adagio 2. Allegro 3. Grave 4. Allegro

次に驚いたのが、ノルウェー出身のオーレ・エドワルド・アントンセンだった、
e a
you tube:Trumpet Concerto in D Major, TWV 51/D7:
I. Adagio II. Allegro  III. Grave IV. Allegro

M.アンドレ最後の弟子と言われる、スペイン出身のルベン・シメオがいる、16歳でtrp協奏曲の代表的な名作をアルバムにしている、you tubeにはないので、ここでは紹介できない;
20171127_2020011911481164d.jpg
いずれもこれ以上上手く吹けないだろうレベル、なぜか出身地は北欧と南欧である、

ここからバロックtrp編、
まず、先日も取上げた、ニクラス・エクルンド、
n e
you tube:Georg Philipp Telemann: Concerto for trumpet and strings in D major- Niklas Eklund

最後に真正なナチュラルtrpを使った、ジャン・フランソワ・マドゥーフ
j f m
you tube:G. P. Telemann - Concerto in D major for trumpet, 2 violins & b.c., TWV 51:D7
幾分、音程の不確かな部分がでるが、これがテレマンの時代のtrpだ、

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category: G.P.テレマン

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