Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

バーンスタイン:Dvorak Sym No.9  

1度聴いて、どうも好きじゃないなと思った演奏は大抵再度聴いても同じだが、珍しく2度目に良いと思う演奏もある、ちょっと聴く態勢が良くなかった? 
バーンスタイン指揮、イスラエル・フィルのDvorak「新世界より」は第2楽章があまりにゆっくり(18:22)なのが有名だが、聴き馴染んだ多くの演奏の中で、この第2楽章の真髄かもしれない。録音は鮮明で聴き心地良いサウンド、豪快なブラスもクリアに響く。
berns dvo sym9
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
レナード・バーンスタイン指揮
イスラエル・フィルハーモニーO D.グラモフォン 1986年


第1楽章の序奏も非常にゆっくり、弱奏で引き付け、快速に入る主部はバーンスタインらしく極めて活きの良い魅力、timpは豪快に打つ、適宜テンポを変化させ、ツボに持って行く、
第2楽章、おそらく他のどの演奏例よりゆっくりだろう、また演奏可能な最弱音ppppが基調になっていて、mpくらいがmfに感じる対比だ、夢想的ではあるが、それがさも現実のように拡がる鮮やかさもあって不思議な感覚、弦楽のみの弱奏は聴こえる限界くらいで、速度、強弱ともソロ演奏なみに繊細な表情が込められる、obソロが始まる[90]からは快活になり、第1楽章が再現され、また静謐に戻る。
sc02 88
DG盤最高といえるこの鮮明な録音ではじめて味わえる演奏かもしれない、夜、静かでじっくり聴く態勢も必要;
第3楽章、打って変わってスケルツォは快速に極めてキビキビと演奏、さすがバーンスタインと言うか思わず喜んでしまう^^
終楽章、前の楽章に出てきたテーマを後の楽章に再登場させるのはハイドンの頃からあるが、ここではこれまでのテーマ全てが登場し、これらテーマは同じ血統で関連付いているのが明かされる。曲の細かい仕掛けもこの録音で気づいたりする、因みに[316]から第3楽章のテーマが弦を下がっていき、最後にtimpに移るのが面白い、
sc04 316
終楽章もバーンスタイン豪快な締めくくり。

you tubeに同録音があった、
bernst dvo sym9
you tube:Dvorak - Symphony n9 "From the New World" - Bernstein - Israel Philharmonic Orchestra

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: ドヴォルザーク

tb: 0   cm: 0

大相撲チケット  

大相撲のチケットは発売初日から殺到して買い辛い、先行抽選予約というのにダメ元で申し込んでおいたら当選してしまった、これはキャンセルできないので、即カードから落ちる^^;
七月(名古屋)場所12日目にしたが、当日面白い展開になっているのを祈りたい。 
pic_nagoya.jpg

昨年は宇良が初の上位戦に挑み、横綱を破って盛り上がった、今は怪我による手術とリハビリで休場しているそうだが、早く復帰して戻ってきてほしい。
今年盛り上げているのが阿炎、こういう何かやらかしそうな若手は期待に応えてくれる、6日目に初挑戦の白鵬を一気に押し出した、
ozumo 01
you tube:[大相撲2018夏6日目] 阿炎が白鵬から金星 阿炎
翌日も豪栄道を叩き込み、あの射程距離の長い腕は有力な武器のようで、これだけで終わってほしくない力士だ。

栃ノ心は絶対的に強いと思う、初優勝前から潜在していた力が覚醒したみたいだ、どうもパっとしない上位陣に代わって盛り上げている。
ozumo 02
you tube:大相撲夏場所2018:8日目:栃ノ心(7-0)-逸ノ城(4-3)
両関脇とも不戦勝で1番得をしているのも面白い、
また2日休場した遠藤が今日から再出場で白鵬と当る、遠藤が勝てば座布団飛ぶだろう^^
*昨日の白鵬の立ち合い、フェアじゃない、しかし審判も止めなかったので成立;?
you tube:2018:9日目:琴奨菊(6-2)-白鵬(7-1)
横綱陣も大きく崩れることなく踏ん張っている、こんな白熱する土俵に稀勢の里は復帰できるのだろうか、と起死回生を願いつつ気がかりだ。
三役格行司の式守勘太夫、もう次は伊之助(立行司)に昇格させてよいのでは?
今年のこの状況はまったく予想できなかった、次の7月場所も何があるかわからないかも;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

スピーカーの"再着磁"  

オーディオ専門店には高級機や話題の新製品、拘りの?アイテムなど置いてあるだけの所もあれば、古い機器を長く使うメンテナンスの手助けをしているところも多い、
 
うちで長く使っているウーファーユニット FW187はやや高価な製品にも関わらず、エッジがウレタン製だった;これが音響特性には良い"純正"なのかもしれないが?やがてボロボロになり、耐久性はまったくダメ、ゴム製のエッジもいずれ硬化してヒビが入るだろう、
布(繊維)か本革なら耐久性は高い。
fw187 01
ウーファー FW187 重量 2800g
このユニットは音場の解像度が良く気に入っているが、かなり前に生産終了している。これは手慣れた専門店に鹿革エッジに換えてもらった、交換後、性能に支障は出なかった。
sikagawa.jpg
鹿革エッジに交換後
このときに、ユニットの永久磁石の"再着磁"も一緒に薦められたのだが見送った、今のところ支障はなさそうだが、もう数年経ったら頼むかもしれない。
ft38d.jpg
トゥイーター FT38D 重量910g
トゥイーター FT38Dも緻密な再生音でFW187と相性よく作られているようだ。

スピーカーユニットの後部には永久磁石とコイルがあり、音声電流でコイルが発した磁力と永久磁石との間に駆動力が生じ、コーンを振動させる、
d sp
ダイナミック型スピーカー ユニット
このユニットに組まれている永久磁石は新品の段階から磁力が不揃いらしい?そうで、経年でも弱っていくが徐々に徐々になので気づかない、
左右チャンネルの力がアンバランスになり、2つ以上のユニットを使うマルチウェイのSPでは低域から高域にかけてテスト信号を再生すると、ウーファー、スコーカー、トゥイーター、各ユニットの磁力のばらつきが原因で音の中心位置が左右に揺れることもあるという、だとすればorch.の楽器の定位も帯域によってブレてしまうことに?(最新のSPは技術向上で良くなっているかもしれないが)、こんな問題のあるSPユニットは再着磁を行って磁力をfullの状態にすると良いらしい、なお防磁型のユニットは再着磁を行うと、防磁型ではなくなってしまうそうだが、TVやPCのすぐ傍に置くのでなければ防磁型の必要はない。
まあ神経質にならず、音楽を聴くのに何か支障が出た時点でやればよいと思う^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

C.アバド:Brahms Sym No.2('71年 LP)  

先日のSym No.1に続いてアバドのNo.2もぜひ聴きたいと思い、中古盤を取り寄せた。
この頃アバドは4つの交響曲を異なるorch.で録音しているが、R.クーベリックもベートーヴェンのSymをすべてorch.を換えて録音している、結果の善し悪しは別にしてD.グラモフォンは面白い企画をやっていた、
C.アバド指揮、ブラームス交響曲全集
第1番 ウィーン・フィルハーモニーO
第2番 ベルリン・フィルハーモニーO
第3番 シュターツカペレ・ドレスデン
第4番 ロンドン交響楽団

録音の特徴もそれぞれ違っていた?記憶だ。
第2番はBPO、ちょっと離れた位置で聴くようなサウンド、音圧が押してくる感じではないが、音場の奥行きと木管など位置感覚もくっきり、高域寄りだが歪み感なく聴きやすい。第1楽章は提示部を反復して1面に収め、第2楽章から2面になる。
abba br sym 2
交響曲第2番 ニ長調op.73
クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニーO
1971年 DG(独盤)

第1楽章、先述のとおりのサウンドで爽快、弦は澄んだ空気、hornが遠方の景色を眺める印象、[82]からのvaとvcによる第2主題が前に出て十分深みをもつ、
sc01 75
展開部に入り[204]からのフーガは締まった感覚のレガート、またtrbとtubが一段とブリリアントに響く、
sc01 204
第2楽章、BPOの弦楽がきめ細かく味わいどころ、flやhornの上手さも耳を引く、全パートが重要な声部を担っていて、vcもバス声部よりもvaと組んだ内声として活躍する部分が多い、
第3楽章、3/4拍子の始まりはobが長閑な田園を思わせるが、[33]から2/4拍子でPresto ma non assaiとなり、弦に厚みを持たせたスタッカートで、
sc03 30
蒸気機関車が快速でやって来たみたいだ、都会の慌ただしさも一緒に乗せて、そうイメージすると聴き応えがある^^
終楽章、弱奏で始まるが活気を帯びていて、第3番の終楽章に通じる感もあるが、こちらは歓喜に満ちている、金管がよく輝いて歪みのない響きが良い、終結部は一際華やかで、ちょっとドヴォルザークの曲も思い浮かぶ。
you tubeはLP盤の再生、
abba br sym2 you
you tube:Brahms / Claudio Abbado, 1973: Symphony No. 2 in D Major Op. 73 - Berlin Philharmonic
こうなるとSKDを指揮した第3番も聴きたくなる;第4番は過去にLPを持っていたが、何だか音がデッドだった、CD化されても同じだろうか?

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: ブラームス

tb: 0   cm: 0

音と匂いの記憶  

今朝は小寒いが大陸の高気圧に入って快適、こんな天気が続いてほしい。 
sora.jpg
自宅の周りはほとんどコンクリート張りと砂利敷きで、土面は2畳ほどの狭い花壇だけ、手入れもせず、自然に任せてある^^;ドクダミは他の雑草が生えるよりはマシと思い、わざわざ植えた;その隙間からキンギョソウ、シロタエギク、ナデシコなど多年草が生えて、若干は目を楽しませてくれる。
006_2018051907422947e.jpg
002_20180519074230054.jpg
001_20180519074231166.jpg
003_2018051907423313a.jpg
004_20180519074234fdc.jpg
005_2018051907423695b.jpg
ナデシコは昔住んでいた家にも生えていた、ほんのりした香りがその頃の情景をパっと呼び覚ます。ドクダミやシソ、自生していたハッカの葉など外を遊び回っていたときの匂いだ。

聴覚から入った音楽も昔を思い出すが、年月とともに少し変化したりする、しかし嗅覚の記憶は変化せず、過去の情景をストレートに呼び覚ますようだ。牛乳石鹸や花王石鹸の匂いは湯上がりにTVの前で家族と過ごしたおぼろげな記憶と直結する。

昔の歌謡曲でペギー葉山の「南国土佐を後にして」は有名だが、幼い頃はB面に入っていた「ドクトル・ジバンヌ」が妙に気に入って、ラジオに繋いだプレーヤーで何度も聴いた。
doktor ci
you tube:ペギー葉山/ドクトル・ジバンヌ(1969年)
トルコのポピュラーソングだと今わかった;ワケわからないが、独特の異国情緒に引き付けられたようで、幼少期の微かな記憶に遡れる。
あまりに古い話で恐縮;誰しも物心ついた頃に焼き付いた音楽はあると思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

幕末の大河ドラマ  

小中学校の頃の教科で、理科は日常目にすることの謎を解くようで面白かったが、歴史とか社会には興味湧かなかった、過ぎた昔の事を知っても仕方ない、教科書に書かれた文面も実際にどんな事かピンと来なかった;
NHKの大河ドラマで「徳川家康」や「独眼竜政宗」を見たあたりから、"ドラマ的"に面白くなった。源平の時代など、あまり大昔でも講談っぽくていけない、やはり室町~幕末あたりが面白いかな、
taiga.jpg
今やっている「西郷どん」も含め、幕末もの5作の登場人物と配役を表にしてみた、タテに見るとどんな人物が出てきたか、ヨコに見るとそれを演じた歴代俳優が並んで面白い、
幕末は有名人てんこ盛り^^
taiga cast
主人公が誰かで関わる人物もかわってくるが、薩摩の「西郷どん」「篤姫」「翔ぶが如く」の登場人物は当然ながらほぼ共通になる、
過去の大河、あるいは他局のドラマや映画のハマリ役となった俳優を同系の役で登場させる洒落っ気もある、5作全部に出ているのは西郷と大久保、一橋慶喜、桂小五郎、坂本龍馬で、さすがに欠かせない人物だ、次いで井伊直弼、阿部正弘、勝海舟、岩倉具視も登場が多い。
斉彬役は大きな存在感が必須、
慶喜役は粋な若様ってところか、好きじゃない役者もいるが;
本寿院さまは濃い!お由羅もハマりどころか、
お公家さんの岩倉具視や近衛忠煕はなぜかお笑い系の人が目立つ^^
月照様は俗人ぽくない"ありがたい"気風を湛えた人だろう。
「西郷どん」ではまだ未登場の人もいて、岩倉具視、勝海舟など楽しみ。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 映画・TV・DVD

tb: 0   cm: 0

ハイティンク:Brahms Sym No.2(ライヴ)  

昨日から明日にかけて暑いが、土曜日からまた気温は平年並みの見込み、前線が近づいて曇るようだ。
 
今日はハイティンク指揮、LSOのライヴ録音、先日のDouble concertoとのカップリングで残響は少ないが音質はきめ細かく、各パートがよく聴ける。2003年の録音でハイティンク74歳、練りに練った演奏だろう。
hai br sym2
ブラームス交響曲第2番 ニ長調op.73
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン交響楽団 2003年

第1楽章、主題は滑らかで清々しい美音で始め、申し分ない、trbとtubは使われる箇所が少なく、[31]に出たときから特殊な存在として印象付く、
sc01 31
[118]からのfはぐっと切り立て引き締める、その前までtimpはfを予感させ、[118]からは沈黙する、(*timpはAとD音の一対で、ここで使える音がない)
sc01 115
[204]からのフーガはレガートに演奏するが、締まった感覚を保つ、
sc01 204
[246]でtrbとtubが異質に踏み入って展開部のクライマックスへ導く、
sc01 246
上述の提示部[118]で沈黙していたtimpは[386]からA音D音とも鳴らせる、
sc01 384
結果的に提示部に対し、再現部で力感が強調され効果的でもある。
第2楽章、この楽章もドラティックな内容を持ち、ふくよかな弦で始まる、
[91]まで弦が緊迫したパッセージを聴かせ、休符の次はffの総奏が来そうなところ、12/8拍子でじわりとcresc.なのが内的な緊張を持たせる^^
sc02 90
vn属それぞれの特徴で、vnの低音部で弾く音は渋く、同じ音をvcの高音部で弾くとつややかだ、ブラームスはそうした各弦楽器の響きを使い分けるのが深い味わいどころ、vaがvnより上の声部を弾くこともある。
第3楽章、3/4拍子でobが主導する始まりは大らかでスケルツォの雰囲気ではないが、[33]のPresto ma non assaiは2/4となり、ここからの3小節がそれまでの1小節に当てはまり、入れ子の関係になる、[101]でその種明かしがある、
sc03 94
しかし、このobの休符を挟みスタカートがつき、タイで繋がっているって、どう演奏するのか楽譜だけでは困惑する^^;
終楽章、この楽章も対位法を用いた充実した内容だが、Sym No.1のときとは違い、解放されたような楽しさ、ゆとりを感じる、ライヴ録音でorchに近づいたようなサウンドは一段と肉迫してきて覇気が伝わり、圧巻の一言。

動画はRCOとの録音(1970~1973年)、こちらは会場のコンセルトヘボウの響きが美しい。
hai br 2
you tube:Brahms - Symphony No.2 in D major, op.73 - Bernard Haitink - Concertgebouw
覇気、パンチはLSO盤のほうが良いかな^^

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: ブラームス

tb: 0   cm: 0

カラメル&メープル シロップ  

いつも写真ブログを拝見するお陰で、花や鳥の名をいくつか憶えた^^
今、シャクヤクの花をよく見るが、花の名前にウトくてシャクナゲと区別つかなかった; 
syakuyaku.jpg
確かにボタン科とツツジ科の違いはわかる、シャクナゲは数輪集まって咲くので遠目には似たように見えるかな?
 
ところで、カラメルシロップとメープルシロップ、どちらかを黙って洋菓子にかけて出されても区別つかない、
h k m
洋菓子を作る人はちゃんと拘って使い分けるのだろうか;ブレンドしちゃいけないのかな^^

砂糖を水に溶かし、煮詰めると茶色になってくるが、これがカラメル、砂糖を焦がした状態であの香ばしさとほろ苦さがでてくる、
caramel_201805161013233c9.jpg
焦し具合で苦みを加減、プリンにかける場合は色の濃い状態が合うようだ。
pudding.jpg
砂糖を含んだカステラやホットケーキの焼き面の茶色もカラメル状態だと思う、この甘い焼き菓子の香りが漂うと何かほっこりする。

メープルシロップはサトウカエデの樹液を煮詰めて作るそうだが樹液は無色の液体で、煮詰めることで茶色になってくる、
maple.jpg
糖分が焦げたということで、カラメルと共通だろうか、カラメルよりさっぱりしていると聞くが加熱しだいで変わるのでは?
caramel 02
サトウキビとサトウカエデ、原料が違うので、微妙な風味の違いはあるだろうが、その違いをじっくり味わってみたい。なお、和菓子にかける黒蜜は黒砂糖だそうだ。

PS.フルーツなどトッピングの多いケーキより、ロールケーキにシロップやホイップクリームが塗ってあるシンプルなのがいい、昭和30~40年代?のロールケーキというと、バタークリームのこんなのしか憶えがない;
201612 b

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

ブラームス:pf協奏曲No.1 まとめ  

まとめなんて律儀に書かなくてよいが^^;今まで聴いたブラームス:pf協奏曲No.1について振り返ってみた。曲が素晴らしい上に、どの演奏にもハッとする個性があって楽しみになる。
 
エミール・ギレリス:ピアノ
オイゲン・ヨッフム:指揮

ベルリン・フィルハーモニーO
D.グラモフォン 1972年、ベルリン、イエス・キリスト教会
001_2018051509235484b.jpg
鋼鉄の指を持つと言われるギレリスの技巧とパワーが炸裂、ヨッフムはじっくりとしたテンポでスケールたっぷり、

ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

ロイヤル・コンセルトヘボウO
録音1982年 LONDON
002_201805150923555a6.jpg
ハイティンク指揮RCOはバランスよく引き締める、アシュケナージのピアノは剛腕というより端正な印象、すべてがバランス良く整い心地よい。

クリスチャン・ツィメルマン:pf
サイモン・ラトル:指揮

ベルリン・フィルハーモニーO.
2003年 D.グラモフォン
003_20180515092357a57.jpg
ラトルはppをじつに微かに奏で、ツィメルマンのピアノがデリケートに溶け合う。

クラウディオ・アラウ:pf
ベルナルト・ハイティンク:指揮

ロイヤル・コンセルトヘボウO
1969年 PHILIPS原盤
004_201805150923582df.jpg
アラウは大らかで、味のあるテンポルバートを入れ、ロマン的な趣も聴かせる。

ダニエル・バレンボイム:pf
セルジュ・チェリビダッケ:指揮

ミュンヘン・フォルハーモニーO(ライヴDVD)
005_20180515092400997.jpg
チェリビダッケによる前奏は悠然と力を抜いたレガートタッチ、威風堂々、白熱、

エレーヌ・グリモー:pf
アンドリス・ネルソンス:指揮

バイエルン放送交響楽団
2012年録音 D.グラモフォン(ライブ)
006_20180515092403eab.jpg
ネルソンス指揮、バイエルン放送響の充実した前奏が気に入ってしまった、グリモーのソロは柔軟なアゴーギグ、

スティーヴン・コヴァセヴィチ:pf
ウォルフガング・サヴァリッシュ:指揮

ロンドン・フィルハーモニーO
1981年 EMI原盤
007_2018051509240414b.jpg
サヴァリッシュの楷書的でキビキビとした演奏は期待どおり、コヴァセヴィチの鋭敏な指さばきが見事で細かなパッセージもくっきり小気味良い、

セドリック・ティベルギアン:pf
イルジー・ビェロフラーヴェク:指揮

BBC交響楽団 harmonia mundi 2007年
008_201805150924061d3.jpg
前奏は威厳ある力感とともに柔軟なタッチ、ティベルギアンはしなやかさと力強さのある若々しい良さ、

マウリツィオ・ポリーニ:pf
カール・ベーム:指揮

ウィーン・フィルハーモニーO
1979年 DG
009_201805150924077ba.jpg
ベームとVPOの前奏、端正だが良い意味の武骨さがなんともいい、ポリーニ、展開部から終結にかけてぐいぐい追い込んでいく、

意外と言っては失礼だが、最後のポリーニ&ベーム盤は気に入ってしまった、コヴァセヴィチ&サヴァリッシュ盤も好きな演奏、ツィメルマン&ラトル、ティベルギアン&ビェロフラーヴェクも良い、他の演奏も順繰りに聴きたい内容だ。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: ブラームス

tb: 0   cm: 2

ダークバリオン  

今日も心地よい風が吹いている、慌ただしい4月病にはかかるけど、5月病にはかからない、
一番心地よい時季ではないだろうか、今月も忙しいけど、ま、なんとかなるだろう、
今日は地上の事などどうでもよくなる宇宙の話、
 
宇宙は何らかの物質やエネルギーで空間が満たされているはず。ダークマターもダークエネルギーも今の宇宙論で、無いと説明がつかないという仮想の存在で正体は確認はされていない。さらに「ダークバリオン」という聞き慣れない名がある、バリオンとは我々が検知できる通常の物質のことである。水素、ヘリウムから重元素、ニュートリノまで全てである。ビッグバンで始まったとする宇宙論では宇宙の構成要素はおよそダークエネルギーが73%、暗黒物質(ダークマター)が23%、残り4%が通常の物質(バリオン)となる、
barion.jpg
しかし、近傍宇宙の銀河を観測すると、通常物質は予測される量の3分の1しかない、我々の天の川銀河も半分以下しかないらしく、上の円グラフの4%とされる部分が実際の観測では満たされないそうだ。 *遠方銀河(初期宇宙)では満たされるらしい
Hubble_Extreme_Deep_Field_20180514110847989.jpg
Hubble eXtreme Deep Field
この有るはずのダークバリオンは「ミッシングマター」とも呼ばれているが、これらは何処へ行ってしまったのか?
質量があるはずなので、銀河の周りに集まってくるのが自然だし、ダークマターではないので、検知も可能なはずだ。銀河を取り囲むハローに存在するだろうという予測でX線による観測が行われたが、あまりに希薄なデータで背景宇宙のX線と区別しにくいそうだ。
米・ミシガン大学のJiang-Tao Li氏らはESAのX線天文衛星「XMMニュートン」で観測した複数の銀河のデータを重ね合わせ、平均的なデータを求めた、
missing_matter.jpg
5つの銀河の観測データから作られた、銀河周囲のX線放射(紫)を示したイラスト【資料:ESA/XMM-Newton; J-T. Li (University of Michigan, USA); Sloan Digital Sky Survey (SDSS)】
従来より信頼度は高いと見られるが、これによっても、銀河のハロー領域にダークバリオンは無さそうだ、という結果だった。
何故存在しないのか?過去にはあったが超新星爆発や超大質量ブラックホールの影響で銀河の外に飛ばされ、散逸してしまった(初期宇宙ではまだそうなっていない)という見方もある。
大きな未解決問題として研究は続くそうだ。

人間がわかっている宇宙はほんとに氷山の一角で「何やら不思議なものがいっぱい見えるな」と言っていた、昔と大してかわっていない気がする^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック