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N.マギーガン:Haydn Sym No.104「ロンドン」  

その日の気分はお風呂に入るときに現われる、せっかく入るんだからしっかり体も洗ってさっぱりしたいが、 
huro.jpg
気分が沈んだときはどうでもよくて、洗髪だけしてちょっと湯につかってさっさと出てくる、そんな日がここ何日か続いた;体調の悪いときはいつもそうだが、やる事がいろいろあってもカレンダーをみて、何日頃やればいい、と先送りして、静かに過すことにする、じっとして聴くだけの音楽でさえ長いと疲れてくる。
何かがきっかけで、ふっと前向きな気分になることがある、少し元気が戻ったらそんなスイッチが入る場へ出かけたい。

さて本題^^ 今日も聴きやすいところでハイドン、
N.マギーガン指揮、フィルハーモニア・バロックOで「ロンドン」「88番」「時計」の入ったCDから、特に完成度が高いと感じたのは最初の「ロンドン」だった、細やかな配慮が感じられ、終わってみると拍手が入り、ライヴだったのに驚く、弦の編成は多めのようだ。
n mcg hay sym 104
交響曲No.104ニ長調「ロンドン」Hob.1/104
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロックO 2007年

曲は完全な2管編成で当時のフルorch.である、
第1楽章、序奏は休符の間を開けて引き付ける、清涼な美しさとパンチ十分な量感を交互に聴かせる、主部は速すぎず、内声、低音のパートが意識せずとも印象付いて耳に入ってきた、
sc01 17
trpが透明感をおびて伸びやかである、提示部終わりの[99]ではhornが低音楽器の効果を入れているのがよく聴ける、
sc01 95
展開部も清涼感を保ちながら構成の彫りの深さを聴かせる。
第2楽章、変奏形式だがそれよりも全体の構成で聴かせる感じ、主題は歯切れ良く始める、短調に入ったダイナミズムは十分、しかし弦とtrpは心地よい。
メヌエット、快活で力み過ぎのないのが心地よい、トリオでの木管、とくにflトラヴェルソの美しさが耳を引く、
終楽章、程よく快速、清涼さと切れ味、力感も十分、各パートが聴きやすく展開部ががっちりたたみ込んで引き付ける、trpの朗々とした響きが心地よい。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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コメント

何かのきっかけで、ふっと元気になる・・
分かる気がします。
私も今日ちょっとそうなりました。
その元気を維持できれば一番いいんですけどね。

unagi #- | URL
2018/11/02 18:56 | edit

unagiさん こんばんは

たとえば楽器を弾く人の集まりなど、
今日は気が進まず欠席しようか・・と思いつつも、
行ってみると意外に楽しい気分に切り替わり、気持ちが前向きに
なったりします、そういう事がいつあるか予測できませんけどね。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/11/03 00:05 | edit

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