Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

リュートで弾くフーガ  

フーガの演奏に際しては、始まりのテーマに適切な締まりのある表情を付け、その後出てくるテーマも同様に統一しなければならない、のが基本です、
お馴染みバッハのBWV1000を例に、音を繋いだり、切り気味にしたり、(適切な強弱もあるが、長さだけに絞る)
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(*譜例は一部、オクターヴ上げた編曲になっている)
仮にオレンジ線のように弾くとして(""は「切り気味」の意)、鍵盤の場合、鍵を離せば音は止まるけど、リュートの場合、バス開放弦は止まらない、
bwv1000 tab
赤丸のi)ii)も弾いた直後に右親指の背を当てて止められます、次は1つ上の弦なので簡単です。この曲は[6]などストレッタの部分もある。

今取り組んでいるヴァイスのフーガd-mollは、テーマにoct.跳躍があって、そこが魅力ですが、難しさも生じる;
weiss fuga
テーマの歌い方はオレンジ線のようにしました、特にoct.跳躍前の音は止めないと締まりがなくなる;赤丸のi)を止めるには右親指の背を使うにも次が跳躍するので難しい、ここは左手の指で触れて止める、次が開放弦なので左手はOK、しかしii)で困っている、右親指は次で跳躍するし、左手も次に押弦があるのでヒマはない;

一部だけ示したが、難しい箇所は多々でてきます;
しかしやる以上、聴く人は「フーガ」として聴いているので、楽器のハンディは認められない;きっちり、作戦たてて入念にやらないと・・^^;

PS.因みに今村泰典氏は両曲とも鍵盤か?と思えるほど完璧に弾いている^^;
imamura lute bachy imamura weiss

ご覧いただき ありがとうございました。

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次にやる曲  

このLPはナイジェル・ノースのデビュー盤で、過去に持っていたのを失い、3年前の正月、立ち寄った中古ショップで再度見つけた縁起物です^^
north visee 01north visee 03
オワゾリール 英国盤
north visee 02
1978年の録音だがひじょうに良好、ノース24歳くらいかな、この頃からひじょうに完成度高い名演でした。しかも、テオルボ、バロックguitar、バロックluteを持ち替えてロベール・ド・ヴィゼの作品だけ集めた凝ったアルバム、先々の活躍に期待させた人でした。2面にはバロックluteの嬰ヘ短調組曲と「ムートン氏に捧ぐトンボー」が入り、録音はガット弦のようで、今聴いても理想の演奏です。

そんなわけで?次に取り組みたいと思っていたのがヴィゼの作品、Saizenay本のP.199にある、11コースlute用の作品で、ニ短調の組曲にしました。
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この曲は知る限り誰も録音していない?ヴィゼはパリ楽派とはちょっと離れた、ヴェルサイユ楽派でどの曲も旋律線が優美で楽しみです。
これと並行して、S.L.ヴァイスのニ短調のフーガも練習することに、
weiss fuga d
リュートには数少ない貴重なフーガ作品です、11コース、13コースlute、フル活用、また時間をかけてじっくりやりたいです^^

参考動画
weiss fuga
R.キルヒホーフのリュートで、ヴァイスのフーガd-moll
動画:Weiss, Sylvius Leopold - Fuga in D min

ほかに興味深いところで、チェンバロによる演奏もある、これは前半にプレリュードがつく、
動画:Weiss - Prelude and Fuga

ついでに、お馴染みのファンタジーc-moll(ラウテンヴェルク使用)
動画:Sylvius Leopold Weiss: Fantasia e Fuga
鍵盤ではゴージャスになりますね^^

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バロックリュートを始めたとき  

もう何十年と昔;初めてクラシックギターで暗譜して弾いたのが、このS.L.ヴァイスのファンタジーハ短調でした。(ギターではホ短調又はニ短調に編曲される)m
weiss fa tab
その後レパートリーは増えず;リュート曲など古い作品の編曲ものばかり漁ることが多かったです。(クラシックギターの主要レパートリーにさほど熱があがらず;)
ルネサンスリュートはギターと調弦法が近いので、馴染み易かったですが、
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6コース、ルネサンスlute
(*ギター調弦の③弦を半音下げるとルネサンスリュートと同じになる)
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バロックリュートとなると調弦法はかなり性質が違い、二の足を踏んでいました。
しかし、バロックlute曲をギターに編曲するのは似て非なる楽器ゆえに余計難しく、満足いく結果にならない・・
b lute
やがてバロックlute購入を決行し;独学で始めました。楽器の扱いや記譜法(タブラチュア)には先にルネサンスluteで馴染んでいたので、あとは調弦法の違いによる運指パターンの違いに馴染むことで、弦(コース)が多くなるのは大した問題じゃなかったです。
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11コース、バロックlute
ギターやルネサンスluteとの大きな違いは、五線譜で書くと流れている旋律も、バロックluteではアルペッジョみたいに弦が替って行く弾き方が多いこと、
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これで音の粒が揃い、旋律をレガートにしないといけない、特に始めた頃はこれが未経験の難しさでした。
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右手の爪をまったく使わないというのも、さらに勝手が違った記憶です;

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原典譜を見よう  

手稿譜は作曲者自身の手もあれば、助手を務めた人の手と思われるものがあります、アンナ・マグダレーナ・バッハの筆跡は夫とそっくりだという例もありますが、側近の手による信頼できるものでしょう。
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バッハ 無伴奏チェロ(ヴィオラ・ポンポーサ)組曲No.6より

今は楽譜ソフトなどで非常に見やすい楽譜も出回っていますが、一か所も写し誤りのないものはめったにないようで、写しの写しだったりもします。単なる誤写のみでなく、バロック期や古典派期の作品を19~20世紀の旋法趣味で音が変更されたり、本来無かった記号が付けられたりしています、それが標準楽譜のように通っていたり・・
以前、教室の集いでバッハの曲のCDをいくつか聴いて、皆で「間違い音探し」をしました、おかしな音に気付いたら、さっと手を挙げます。我々でも気づくような誤写された音をプロの奏者がそのまま録音している例もあり、原典を見ていないのがわかります。「新バッハ全集」にも誤写が多いと聞きます。

リュート関係の楽譜、特にバロック期は活字化されたものは僅かしかなく、ほとんど奏者は手稿譜のファクシミリを使うことになります。幸か不幸か前述のような弊害は少ない、ただ、写りが不鮮明で、記号なのか、汚れなのか判別つかないものはある;
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ロベール・ド・ヴィゼ:アルマンド
手稿譜には活版譜では伝わらない、楽曲の表情が読みとれることもあります。

下はハイドン、交響曲第92番「オックスフォード」の総譜(第二楽章)、写譜屋がパート譜を作る原稿でしょう、
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ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」第二楽章
ハイドンも今はほとんどがR.ランドン版が使われるでしょうが、古い録音にはあちこち異なる音が聴こえます、こうした作品も後世の誤写や変更がないか、よく照合してみる意味はあるでしょう、専門家が気づかず、アマチュアが発見する例もありますから。

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メトロノーム  

S.L.ヴァイスの"L Infideie"は終曲のペイザンヌを練習中で大詰めです。やはりジーグやアレグロと同様、急速に華々しく決めたいところ。4分の2拍子ですが、メトロノームで1拍=105を目指すことになっています^^;たしかにこの速度でやっと聴き応えがでてくるような、、
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MADE IN JAPAN
しかし、まずは80くらいで安定的になるようにしますが、あまりメトロノームを気にしても、ゆっくり積み上げた運指やタッチの注意点が曖昧になったりするし、悩ましいです;特に後半の下線のあたり、指がややこしいので集中が要ります。
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ペイザンヌ 後半
曖昧になるってことはまだ頭にしっかり焼き付いていないわけで、そこはまだ練習が足りない;完璧は無理でも、8割くらいにはする、これだけでも大変そうです;
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ご覧いただき、ありがとうございました。

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短く切って、レガートに  

バロックリュートの作品、S.L.ヴァイスの組曲 L'infideleも難題が多くて大変ですが、やっと終曲ペイザンヌの練習に入ったところです。
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少し、昨日の続きになりますが、いつも注意しているのが、レガートな連なりで、当曲、2曲目のクーラントに典型的な部分がありますが、6小節からのゼクヴェンツ、
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異なる弦を用いて響きが重なるよう、作曲者が考えています、 で記したように音を残し、次の音が鳴ってから止める、ただ楽器の都合上、全部分はできないので、13小節は同弦上でスラーを使っています、ここは弾き手の技で、ここの前と同質に聴こえるようにします、これが上手く行かないと美しくない;
また5曲目にミュゼットがあリますが、この舞曲は2拍子の歯切れ良い感覚を出したいところ、しかし心地よい流れも大事、
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を付けた音は短く、切れ目を置くのが良いです、また全般にバスの音も音価いっぱいより、短めに切るのが良い、ただし、レガートが内在するように、連なって聴こえる必要がある、こうしたい場面は多々ありますね。またリュートは強弱がついてしまうが故に、強迫と弱拍の音量が逆転したり、ギクシャクと崩れやすい、耳からのフィードバックで指をコントロールするのが大事です。

*シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750)
s l weiss
バッハと同時代で、バロックリュート音楽を集大成した奏者。イタリアで学んだ時期もあり、リュートの特性を活かした旋律美も特徴、後期にはギャラント・スタイルも取り入れる。
バッハの「鍵盤とヴァイオリンのための組曲 BWV1025」がヴァイスとの共作であることに、近年、リュート奏者が気付いた、両者が交流を持った確たる証拠となった。
参考過去記事:
J.S.バッハ 鍵盤とヴァイオリンのための組曲イ長調 BWV1025
桐山建志&大塚直哉:バッハ ヴァイオリンと鍵盤の為の作品集 vol.5

今日もご覧いただきありがとうございました。

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れんめん  

micha
平安時代の和歌集など「仮名」の名筆は現代の仮名書道でも絶対的な手本となっています。
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左:「粘葉本和漢朗詠集」、右:「高野切第一種」
さらさらっと書いたように見えますが、筆の運び、墨の付けどころ、かすれどころ、適切にアクセントを付けながら、絵画を描くように丹念に集中して書かれています、筆速の緩急もあります。筆が流れ良く連なっているのを「連綿」と言いますが、これは漢字の行書や草書でも同じです、筆先が紙面を離れても動きは空中で繋がっている。
色紙などの区切られた空間に書く場合は、書いた部分、余白の部分のバランス「布地」も重要で、全体を見れば、書家のセンスが様式美のように見えます。
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「升色紙」より2点、太い、細い、詰めたり伸ばしたり、行を開けたり、隣とくっ付けたり、斬新な変化をつけ、「散し書き」の布地も面白い
年賀はがき等に(和風に)書く時も、びっしり書くより、適切に余白を置いたほうが美しく見えますね。

ちょっぴりながら;楽器(リュート)を弾く上でも似たことを意識します、流れの良さも大事ですが、
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ゼグヴェンツを揃えたり対比を付けたり、和声に基づく強弱をつけたり・・単調じゃなく、味わい深く弾くのに、気を配ることはいっぱいあります;;
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ドレミ・CDE・ハニホ  

音名の呼び名は大抵、ドレミで習い始めますが、ハニホなんて最初ピンと来ませんでした;「嬰」なんて漢字、音楽以外で見たことないし意味も知らない、なぜ♭が「変」なのかも?
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(鍵盤の並びは音楽理論どおりで把握しやすい)
アルファベットや数字もいろんな意味で使われます。コード表のC、Am、G7、などは和音記号ですが、これが通奏低音では低音から上に何度の音が乗るか数字で示します。
ドから見て同音のドは1度となり、レは2度、ミは3度・・となります。
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低音は決まっていて、和音で乗る音の上下の順とか、重複、省略は場に応じて変更できます、低音を基準とした表示のほうがわかり易く思います。

リュートをやり始めると、楽譜はオタマジャクシじゃなく、a、b、c、とか1、2、3、の記号で書かれる、タブラチュアという奏法譜になります、
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横線が弦(コース)を表し、記号が押える位置(ポジション)です、
フランス式タブラチュア
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フランス式は一番上の線が1コースを表し、ポジションをa、b、c(r)・・で書きます、添え書きの数字は左手の指番号、(|・ ‥ ∴)は右手の指記号、

イタリア式タブラチュア
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イタリア式は一番下の線が1コースで、ポジションを数字で書きます、馴れないと上下が逆だし、数字はフランス式の左手指番号と混同するし;

PCのソフト、デジカメ、DVD録画機なんかも取説とにらめっこで、使いこなすまで大変、
こんなことの繰り返しです;;

今日もご覧いただきありがとうございました。

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バロックリュート:右手の極意  

いつもバロックリュートで苦心していることです。右手は親指から薬指まで(記号:|・ ‥ ∴ )使いますがそれぞれ指の強さや性質が異なります、指使いの順番で、必ずしも適した指になるとは限らず、それでも目的どおりの鳴り方にする必要がある、また同時に複数弦を鳴らすとき、旋律線の主要な音をしっかり、他の音は控え目に鳴らす、というコントロールも難しいです、これはギターにも言えること。micha
d moll
(参考:バロックリュート調弦)

譜例:ヴァイスのL'infideleのミュゼットですが、旋律がバスラインで来て、最後の小節で1コースに跳躍します、
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ここで1コースのF音はしっかり、2コースのD音は控え目に鳴らし、旋律ラインが繋がって聴こえないといけない、結構難しいです、逆に内声音をしっかり鳴らす場合もあります。

もう一つ譜例:バッハのフーガBWV1000の16小節目から、フーガが高域に移ったところですが、(下段のタブラチュアはバッハ時代のリュート奏者が書いた運指)
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2声になっていて、下の声部の使用弦が1コースや2コースの開放弦を交えた使い方で、当然弾く指も弦の長さも異なり、繋がった響きにするのが難しいです;が、一方でこれはバロックリュートらしい運指でもあります。どの弦に移ろうと、どの指を使おうと、声部がきれいに流れる、というのが極意のようです;これは指の機械的コントロールより、望みの音になっているか、耳からのフィードバックで掴んでいくのが大事かと思います。
右手

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トレモロ  

同音を連打するトレモロって楽器によって得意、不得意がありますね、ヴァイオリンはお手のもの、マリンバ、ツィンバロンなどは一番の奏法でしょう、笛はダブルタンギングで出来ます、やり辛いのは鍵盤かな?ギターやリュートも奏法をマスターすれば得意なほうでしょう。
ギター曲でお馴染み、フランシスコ・タレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」は昔からある奏法で、*p,a,m,i の順に指を使うのが一般的です。micha
アルハンブラ
*(p:親指、i:人差し指、m:中指、a:薬指)
ギタリストのアナ・ヴィドヴィッチはこのトレモロを p,i,m,i の指使いで弾いています、他にもいると思いますが、
a v
動画→Ana Vidovic: Recital and Interview
結果が良ければどちらの弾き方でもいいと思います。p,a,m,i が上手くいかない(音の粒が揃わず、a,m,iが塊になってしまい、音価も不均等で流れない)とき、大抵は指のストロークが大き過ぎて弦の捉えが不確実、また iを弾いた時点で aが弾く態勢になっていないと間が空く、そんなところかな?最小限の動きで指は弦に近いところにすぐ待機させるのが大事、ヴィドヴィッチは無駄のない動き、アルアイレでアポヤンド並の音を出しています。昔はアルアイレ=軽い音、と教えられましたが、実質アポヤンドに近いタッチをするべき、と早くから実践しているアマチュアもいました。

リュート曲ではこのようなトレモロはたぶん殆ど出てこないですが、ジョン・ダウランドのファンシーの一つに似たパターンがあります、トレモロというよりパッセージの一部でしょうが、これを決めて曲が終わります、
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ここはギター記号で言う p,i,m,i でしょうね、これを p,i,p,i のフィゲタでやるのは余計難しいし、J.ダウランドも後期にはギターやバロックリュートと同様、親指外側の奏法に替えたと聞きましたので。
バロックリュート曲では?Dubutのシャコンヌにちょろんと、このパターンがありました、dubut chac
これも p,i,m,i がいいでしょう、「アルハンブラ」みたいに速い必要はないし。

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