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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ペグ(糸巻き)の総数  

今朝はすっきり晴れ、登校する子供達をツバメが見下ろしていた、
今日までは梅雨前線が南下し、さほど湿度は上がらず過しやすいようだ、明日から前線にかかる予報だが、70%近くなるとしんどい; 
tubame02_202006290814491a3.jpg
楽器の部屋の窓はいつも閉め切っていて、いつも湿度計を気にする、
なんたって自分が蒸し暑いのが嫌だし;
shitudokei.jpg

うちにあるリュートなど楽器達はすべてペグで弦を巻くタイプで、モダンギターのような機械糸巻きは1つもない;
13c lute
今ある楽器のペグ総数を数えたら167本になる、
(ほかのリュート弾きさんには負けていると思うが^^)
湿度の高い時季になると、これら木のペグは膨張し、穴へのハマりがキツくなるので、適度に緩めて止め直す必要がある、ちょっと遅くなったが順に少しずつやっている、
一気にやると腱鞘炎がぶり返すので;;
b guitar
g t

だいたい人間が不快な状態は楽器にも良くない、人間が死にそうなほど暑いと楽器も壊れる、
夏は楽器を車に乗せて移動する際、ケースには銀シートを被せ、目的地に着くまでエンジンは止めずエアコンかけっぱなし、こんな時季こそ在宅レッスンは省エネで良いと思うv
tubame01_20200629081448bcc.jpg

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category: Instruments

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オンライン・レッスン 準備中  

今までオンライン通話なんてやったことないし必要なかったが、外出自粛のため、リュートのレッスンがオンラインになる、 
11c lute
PC内蔵のカメラもあるが画質が荒く、弦や指使いなど先生が見づらいと思う、
naizo.jpg
近くの家電店に行ったら、webカメラ、マイクとも機種にかかわらず売り切れとのこと;
通販では在庫切れにはなっていないようなので注文した、月末に届く・・予定、
マスクじゃないけどこれも品薄だろうか;
camera.jpg
マイク付きカメラで、ドライバー不要、USB端子に差し込むだけとあるが、PC内蔵カメラから自動的に切り替わるのか、
アプリはZoomを使うことになり、ひとまずインストールしたが、ちゃんと機能するだろうか;
Zoom ダウンロードセンター
zoom.jpg
恥ずかしながら、やってみるまでわからない^^;

そういえばPCの音声を電波で別機に送るこの装置、
soujushi.jpg
送信機をUSBに差し込めば、PCスピーカーの音声は自動で止まる、そのへんはうまく出来ているのか、

HDD付きDVDデッキとか、デジカメ、PCのソフト・・新しいのを導入するたび、使いたい機能の説明がどこに書いてあるのか探すのも大変、せっかく慣れてもPCのバージョンが変わると使えないソフトも出てくるし;これには死ぬまで悩まされるのか;
慣れる:経験を重ねて上手く出来るようになること。
馴れる:物事になじみ、心配がなくなること。


PS.オンライン通話はデータ変換のため、少しタイムラグが生じる、よって通話相手と対面しても二重奏はできない^^;

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category: Lute

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新着ビウエラの調整  

新入荷のビウエラ、一週間ほどコツコツ調整しながら様子をみた、
弦長590mm、GチューニングでA=415に設定、 
vihuela 01 s
vihuela 02
事前に用意した弦は均一のテンションで選んだが、やはりコースごとに適した張りが違う、
強く張れば鳴るとは限らない、2、4、5コースはこのままで、ほかを一段強いのに替えたところバランスがよくなった、ブリッジの弦高は低く、ビリつかず、最適。
vihuela 04
①~④:NG、⑤:PVF、⑥ローデドNG
【*ここで巻弦も試しに張ってみたが、あらためて使い辛さがわかった、振幅が大きく余韻が長いのでビリつく、絶対的に弦高を高くしないと使えない;】
リュートでは①コースは鳴るが、ほかが引っ込んで表現し辛い場合があるが、このビウエラは①コースの音が心地よく、程よく鳴る、和音もよい感じだ。
リュートは言わば凹面鏡が一点に光を反射するような音の出方だが、ビウエラほかギター属は平面を何度も跳ね返って出てくる音で本質的違いを感じる、

ついでにナットの溝位置を調整、3~6コースのダブル間隔を少し詰めたい、ナットは1フレットに対し高さがあったので、上から削って、溝が消える少し手前で止め、図の要領で少しずらして彫り直した、0.2mmほどの修正だが、ナット弦高も下がり一石二鳥、
nut_20200403091141b41.jpg

ビウエラは参考となるオリジナル楽器が殆ど現存しておらず、どのように作るのが正しいのか不明な楽器でもある、ギターに似た構造であろう、くらいしか見当がつかない、あとはオリジナル曲が表現しやすい、という狙いで探っていくしかないだろう。
今回の楽器、ボディは奥行きの浅いタイプにしてもらった、バロックギターとの比較、
bg vih
変な例えだが、雰囲気は深い缶と浅い缶を叩いた違いと言えようか;
kan 02
ビウエラに関してはこの浅い缶みたいな響きが好みでもある^^内容積がちょうどよく、19世紀ギターのような空気共振による低音補強の効果がでている。

余談:一息いれてお茶菓子を食べた、
よもぎ柏餅っていうのがよくあるが、昔からあった記憶がない、たんに草餅でよいのだが;
全国的にあるのだろうか?
yomogikasiwamochi.jpg

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ハイポジション  

先般も書いたように弦楽器の指板は弦を振動させる土台で、しっかりした足場でないといけない、モダン楽器では指板が拡張され、ヴァイオリンもそうだが、マンドリンもすごい、
violine.jpg
エレキギターはこのハイポジションこそ積極的な聴かせどころのようだ。
mandolin_202003201159145fc.jpg

現代作られるリュートやビウエラには、本体はヒストリカルでもハイポジションの延長として12ポジションあるいはそれ以上まで響板上にも貼りフレットを付けるのが慣例のようだ、
しかし、指板ではない、薄い響板上で押弦しても、ペシャった音しか出ない、どうしてもこの音域を弾きたいときの補助程度で、積極的に使うところではない、筆者の楽器は一応(習慣的に;)12ポジションまでにしている、
20190929095746a5d_202003201108420b0.jpg
オリジナル楽器には貼りフレットの例はほとんど見られないし、ここまで必要としない範囲で曲は書かれている、
201907261017565c4_20200320110333081.jpg
右は珍しく貼りフレット?が付いた例
J.S.バッハの曲では移調によってはこの貼りフレットまで使うことになる、
バッハの弟子が無伴奏vnソナタBWV1001からフーガをリュートに編曲(BWV1000)しているが、原曲に従えば補記のようにn(12ポジション)へ上がるべきところ、変更している、
bwv1000 tab
これより上にフレットがなかったためかもしれない、とは言え、m(11ポジション)まで使っているので、響板上の貼りフレットは必要だったと思われる。

なお、手持ちの楽器で、M.オッティガー作のリュートは響板のフレット裏側の位置に当て木を貼って補強してあり、ここもしっかり鳴る(ここを使う曲はやったことがないが;)
13c lute
プロ向けに考案されたのか、どうせならこういう工夫がほしい、ただフレットを貼っただけでは飾りの一部みたいなもの;

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指板の厚さ  

弦楽器の指板は密度が高く重い、黒檀が最もよく使われ、ヴァイオリン属やクラシックguitarなどは殆どである、(縞黒檀を黒く染色してある場合もある)
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弦を押える土台として、硬度と質量が最も適材で、次いで、ココボロやウォルナットも適している。ただしある程度厚さがないと効いてこないだろう、弦の振動に対し、響板をよく鳴らすためにも、指板のほうは振動を吸収しないほうが良い、クラシックguitarなら6mmくらいはあるだろうか、
手持ちのリュートを手入れする際にナットを外すことがあるが、そのとき指板の断面の様子が見られる(ネックにも黒檀のツキ板が巻いてあり、わからない場合がある)
歴史的にどんな厚さがよいのかわからないが、この11コースluteは響板の延長のような厚さで(2~3mm)ツキ板程度だった、
11c lute a
弾く手応えも柔らかく感じる。

一方この11コースluteは、厚い部分で6.5mmある、指板はネック材の一部と言ってよい、
11c lute b
11c lute 02
さらにココボロ材のペグを用いたベグボックスが繋がり、戦車みたいにがっちりしている、
11c peg
tiger02b_20200303101410983.jpg
幅も広いので当然、ネック側は重い、ネック側は楽器を鳴らすための土台でもあるので、確かにオーディオ用語で言うスピード感のある鳴り方になる、弾く手応え(弦の張り)もこちらの方がガチっと感じる、
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しかし鳴り方にも好みがあるし、元々音量を求めた楽器ではないので、どちらが良いとは言えない。
テオルボ型の長い楽器はとにかくネック側を軽くするのが優先だろう、ネックが空洞になっている部分もある、

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遊星ギア糸巻き  

砂浜で砂を積んで城を作ったとしても、満ち潮で崩され平坦になってしまう、一時的に特別な状態になる事を「エントロピーの減少」、そして混沌の状態に戻る事を「エントロピーの増大」と言う、自然界において"増大"の方が当り前なのだが、この世界で起きる事は全て偶然、自然の成り行きである、 
shiro.jpg
ところで、宇宙のどこかで生命の発生があったとする、気の遠くなるような低い確率で偶然、RNAのような生命の材料になる有機分子の組み合わせが生じ、最初の生命になる、それが滅びることなく複製を作り、進化してより複雑な構造を持つようになる。
これは有機分子が砂みたいなもんじゃなく、元々そういう結合をしやすい性質を持っていて、起こりやすい事なのか?生命科学による解明にかかっている。
過去に記事にした、鞭毛で動く細菌のような微生物でも人間か神様が設計したみたいな;じつに巧妙な仕掛けを持っている、
20130715 b
過去記事:鞭毛モーター
機械など、およそ人間が作るような工作物は既に自然界の生命体にある、

以上は前置きで、ここから本題^^;
ヴァイオリン属の糸巻きはリュートと同じく単純なペグだが、遊星ギア(遊星歯車機構)内蔵のペグが出てきた、
Planeetwielmechanisme.jpg
遊星歯車機構:Wikipedia(中心より外側がゆっくり廻る)
モダンギターの機械式糸巻きと同様の機能が1本の棒の中に収まっており、従来のペグのようにペグボックスに収まる、
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チェロ用
既存の楽器に取付けるにはペグ穴の修正が要るらしい、一度取り付けると元のペグには戻せないらしく、それが原因か、ヴァイオリン属奏者にも使っている話はあまり聞かない気がするが、新作楽器などに付けて普及すれば事情は変わってくるかも?
詳細情報→ ムジカアンティカ湘南ページ
この遊星ギアの仕組みを見て、ピンと思い出したのが、上述の細菌が鞭毛を廻す機構である^^理に叶った歯車の組み合わせだ。

さて、この遊星糸巻きの既製品は今のところヴァイオリン、ヴィオール属向けしか作られておらず、リュートにそのまま使えるのはないそうで、楽器に合わせオーダーメイドになるそうだ、取付け例の画像を1つ紹介する →画像
2yuusei.jpg
ペグ数の多いリュートにこそ救いになるのだが、本数からして相当の価格になりそうだ、
また取付け協力者の製作家に依頼する必要がある。

PS.昔はクルマの「パワーステ、ウィンドー、」なんて上級車だけだったが、今は「軽」にも付いている、こういう助かる技術は普及してほしいもの。

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振動不良弦  

楽器の不具合をどうにかしようとして、ひとまずこれでいいか、と妥協し、数日経つとやはり気になり、またいじる、こんな事ばかりやっている;; 
ギターなどの弦に使われている原材料のナイロン等の合成繊維や金属線は楽器専用ではなく、多目的に作られている、よって太さも正確に均一ではなく、規格値より細くなければ合格、というところだろう。
ナイロン線等を工場で作る方法は、熱で溶解させた材料を穴から押し出し、冷却するそうだが、ここである程度太さにムラが生じるらしい、これを何の加工もせず弦として使えば当然、振動不良となる、研磨して太さを整えた弦もあるが、それでも良好とは限らない、
銅線を巻いた低音用の巻弦も、銅線の不均一と製造精度のムラが合わさって、どんな出来上がりになるかわからない、
makigen.jpg
Pyramidは銅線にアルミメッキ、Aquilaは透明樹脂のコーテイングがしてある、
ひどいのは開放弦がフレットに当たり、不良弦には悩まされた、
その後も様々な素材の弦が出ているが、振動不良の問題は相変わらず、
20181210b_202002161148425a2.jpg20181210_2020021611484190e.jpg
Aquila:低音用合成弦(茶色)
弦として最も精度高く作れるのはガット(羊などの小腸)、あるいはカイコが吐き出す絹繊維で、天然物のほうが均一性が高いようだ、昔作られた低音弦の製法は不明である、
strings paintingガットに何らかの処理を施してある
不均一な弦は、
1.振動が脈動して音程がふらつき、フレットに当たってビリやすい、
2.ハイポジションに行くほど音程が狂う、
といった問題が出て、どうにか許容範囲のものを使うしかない。
楽器弾きの間で、ダメだった弦は捨てる前に逆向きに張ってみるという話を聞く、大抵は逆にしてもダメだが、稀にウソみたいに使えたりする、このジャーマンテオルボの⑥,⑦コースに張っていた低音側のフロロカーボン線だが、開放弦がビリつくほど酷かった、
⑥,⑦コースは押弦も頻繁に行なうのでこれじゃまったくダメ、期待せずに一応反対向きに張ったところ、2本とも驚くほど問題が消えた!
gt 6-7c
これをどう説明したらよいか解らないがやってみるものだ^^
因みに⑥コースは弦メーカーのもの、⑦コースは大型魚用釣糸だが、原材料としては同じものである(たぶん製造元も同じ)。
kf manyu

PS.生産ラインの関係か?不良弦が集団でまとまって来る傾向がある、
b guitar
バロックギターの弦が揃いも揃ってダメなので、一か八か再度注文した;

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楽器:弾くか、作るか  

長く、リュートや古楽器ギターに親しんでいるが、筆者は楽器に関わるとして、弾く方か、作る方か、どっちが向いているかというと、(一人前になれるかどうかは別として)作る方だと思う、子供の頃からコツコツ物作りは好きな性分だった、納得いくまでやり直したり、そういう事は苦にならない^^;
演奏はリアルタイムで実演し、失敗しちゃいけない、凄く苦手な事である;
作る場合はじっくり取り組み、良く出来たのだけ出せばいい、
・・とは言っても、製作には高度な技術、修練が要るし、材料、工具、工房設備など十分揃えるのも大変、とても難しいことには変わりないと思う;
b guitar
楽器の製作過程を紹介した動画は多く挙っているが、バロックギターを作っていただいた田中さんは、細かく紹介していて興味深い、
このように、ニス塗装する前のボディをノックする音、弦を張ったらどんな音になるか何となくイメージできる気がする、裏板もよく響いているのがわかる、
tanaka guitar01
you tube:クラシックギター製作 ブリッジ接着後の反応
これで、楽器をできるだけ体に密着させない保持法が響きを吸収せず良いのでは、と思う。

セラックニスは乾かしては重ね塗りするそうだが、塗装によって響き方も変わってくるはず、
tanaka guitar02
you tube:クラシックギター製作 セラックニス塗り

タイトボンド(米、フランクリン社)というのは普通の木工ボンドより強度があり硬化する、加熱によって剥がすこともできるそうで、ニカワにせまる優れもののようだ、重要な部分ではニカワが使われる。
tanaka guitar04
you tube:クラシックギター製作 裏板の接着

精密な木工に欠かせないのはよーく切れる刃物と使う技だろう、このネックを荒削りするところ、包丁でゴボウを削ぐみたいにスッスッと削れるのに驚いた、
tanaka guitar03
you tube:ビウエラのネック加工
我々の身の回りにあるナイフ類じゃこうは行かない;ブログでは選び抜いた刃物や砥石の数々も紹介されている。

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弦楽器:胴の形と奥行き  

リュートのボデイの形状を見ていると様々な形があって面白い、音響的な狙いもあれば、楽器を抱えやすくする、という目的もありそうだが、細身の楽器は大抵、後部から見るとほぼ円を半分に切った形、表面版の幅が広い楽器は円を浅くしてある、 
11c lute a11c lute b
これだけ違えば音の傾向も変わってくる。
弦楽器が発する音の成分は、①表面板振動の直接音、②内部を複雑に反射する音、③ボディが囲った空気の共振(主に低音補強)、④楽器全体の振動・・など考えられる、
この中で②の反射音が音色の傾向に影響が大きいと思われる、反射音は再び表面板に当たって振動を持続させているだろう、奥行きが深い円型のほうが反射角度は多方向になり、美しい余韻が出るようだ、浅いほうは音の張り出しが強い感じか・・
サイズが大きいテオルボは浅型にせざるを得ない、

古楽器のギター系の楽器も、断面は四角だが奥行きに関しては様々で、バロックギターは現役で使えるオリジナルも残っており、ほぼ例外なく細身のボディで奥行きが深い、
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こちらは和音の掻き鳴らし奏法を多用するため、深い胴から出てくる音が穏やかで気品ある響きになるようだ、胴が浅いとうるさいかも?

一方、ルネサンス期のビウエラ・・この楽器は歴史的にどのように作るのが正しいのか現存資料がなく不明で、外観が絵画からおよそわかるくらいだが、様々なようで、リュートと同じく定型はなかったかもしれない、
vihuela pic
unnamed.jpgTaxus_wood_20200202103324ccc.jpg
写真の指板はイチイ材を用いた天然のツートン、
当時のビウエラ奏者、ミゲル・デ・フェンリャーナとされる銅像があるが、何時頃作られたものか?手にしている楽器がいけない;
Miguel de Fuenllanavihuela fVihuela_928.jpg
フランスのジャクマール・アンドレ美術館にあるバスサイズの現存楽器(中央)をそのまま縮小した形で、非実用的なのが一目でわかる(ネック:細過ぎ、胴:薄過ぎ);せめて右写真のようでないと・・^^;
現代、ビウエラは模索して作られ、逆に面白くもある、バロックギターのボディを模倣した例もあるが、プロ奏者の楽器や、メーカーサイトの画像を見ると側板が浅く作られたものがよく見られる、
vihuela 004 b
ホプキンソン・スミスのリサイタルに行ったことがあるが、そんな楽器だった、
ビウエラの場合、ポリフォニックな曲を表現しやすいのが求められると思う、浅いタイプが適しているのだろうか、
動画はヴィオラ・ダ・マノ(指のヴィオラ)という楽器で、弓弦楽器の形だがビウエラの一種と見なせる、これも絵画から再現されたのだろう、
viola da manovihuela 05
you tube:Michal Gondko plays early renaissance Italian music

因みにスピーカーも箱から音を出すが、内部の反射音は邪魔で、吸音材が貼られている、箱の対面の片面(3面)に貼ればよい、
sp_20200202103323918.jpg
上述③の箱が囲った空気の共振は低音補強に活用される、

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フレット調整(本腰)  

昨年末にバロックギターのビリつき対策で、このようにブリッジ弦高を上げる仮処置をしたが、なんか異物が挟まったようで気持ちよくない^^; 
bg 03
これを取り払ってすっきりさせて、支障なくしたい・・
b guitar 07
ということで、本腰入れて調整、貼りフレットも一部削って、ハイポジションのガットフレットも細くした。
まあ、大きな原因は、「テンションが緩め、振動が良くない(弦によってビリるポジションが違う)、ガット弦じゃない、」だと思うが、今の弦で、まずまずのところに持っていきたい、ハイポジションにビリが集中ぎみだったので、この範囲のフレットを低くしたら、問題箇所が均されたようで、普通に弾く分には支障ないようだ。
b guitar 06 (2)
弦高を上げずにこれなら上々と思われる、あとは少しでも良い弦に替えていきたいが・・
なかなか良い弦に当たらず、張り替えには少々めげている;;

貼りフレット削りは本体を傷付けないよう、間にテープを貼って、角材にサンドペーパーを当てて行なった、(黒檀材とニカワがあれば、自分で貼替えもできる)
b guitar 06 (1)
貼りフレットは単純に上から削ったので、平らな面ができる、丸く削ることも可能だが、この平面は薩摩琵琶の"柱"と同じで、細い巻フレットによる、ダブルフレットにも近い効果になるようだ、微かなことだが;
b guitar 02
思えばモダンギターのときだって、パーフェクトにはできなかった;振動の悪い弦が多かったし、かといって、ブリッジのサドルはあまり高くしたくない;
一方、古くなって楽器がたわみ、弦高が上がり過ぎたとき、(ビリつきの問題は皆無になるが^^;)また調整が必要になる、フレット楽器の悩みは尽きない;;

バロックギターの概要:過去記事→ 「バロックギターの魅力」
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