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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

落語の中の夫婦  

落語に登場する夫婦っていうと、まず女房がしっかり者で、粗忽(慌てん坊)な亭主がいつも指図されている、というのが多いがほんとに可笑しい、逆に女房がやることなすこと不器用で気が利かず、小姑みたいに亭主が小言を連発する、このときはやり取りなしで亭主の一人喋りが多い、(*似たような場面で店の番頭など、仕切りを任されてる人物が頼りない連中に小言を言いまくるのもある)、また女房もけっこうお調子者で似た者夫婦というのもある、
どの夫婦も互いになくてはならない相方で、ほっこり微笑ましいのが落語の夫婦である。
 
「雛鍔」は子供が主役の話だが、本筋から外れて、亭主が女房にさんざん小言を言う場面が可笑しい・・茶菓子の羊羹を出すところ、
hinatuba shincho you
you tube:古今亭 志ん朝 雛鍔

次は女房も片棒担いで調子に乗ってしまう「掛け取り」
kaketori beicho you
you tube:桂米朝「掛け取り」

粗忽な亭主でお馴染みは「堀の内」や「粗忽の釘」であるが、
最後にしっかり女房の「芝浜」、夫婦ものの代表だろうか、この噺もTBSの「大岡越前」の中でアレンジしてドラマ化されており(芝浜で拾った財布は辻強盗が役人に捕まりそうになり、川へ投げ込んだ、それが芝浜へ流れ着いたという設定)、落語のほうは後から知ったしだい、
shibahama shincho you
you tube:古今亭志ん朝 芝浜

今思えば、落語のドラマ化というのも画期的で面白い、江戸の時代劇ゆえに自然に成り立ち、俳優陣も落語の人物さながらに演じている。
shibahama.jpg

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category: 落語

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落語:「はてな」と「茶金」  

昭和のクルマは古くなるとあちこち接合部が緩んで、エンジンの振動でビリビリ音が出だした、屋外で熱くなったり冷えたりの繰り返しなので無理もない; 
古くなった弦楽器も冬と夏の気候差で同様のことが起きる、手持ちで一番古いこのリュート、今まで随分修理を重ねている、
11c_202006020941086e4.jpg
一番困ったのが、原因不明のビリつき音が出たときだった、まず弦の端がどこかに触れていないか、というのを念入りに点検したが、それじゃない。やはり木と木の接着部が剥がれた音に思えた、そこで修理のため、MさんとOさんの工房に行ったり来たり・・
しかし送るとなぜか症状が出ず;原因が掴めなかった、3度目にようやくOさんが原因を見つけてくれて、ここだった!;(灯台下暗し)
004_20200602094522845.jpg修理前
隙間に膠を流し込んで即解決、わかるまでは「はてな?」と首をかしげるばかりだった^^;

さて、本題の落語^^
異音の出る楽器は別として;物の価値というのはどこで決まるかわからない、骨董、茶道具などは典型で、落語の話にもなりやすい、
「はてなの茶碗」と題された話、これも一旦演ずる人が途絶えた話を桂米朝が復活させたそうで、話の大筋は残っていたが、米朝が再構成した部分もあるという、まくらで「これも古い話で・・」と前置きがあると、そういう復活ものらしい、

通称「茶金さん」と呼ばれる茶道具の目利きで有名な人物が清水の茶屋で茶を飲み、その茶碗が、ヒビも無ければ針ほどの穴もない、なのに水が漏るというのを不思議がった、
本来なら不具合品だが、その不思議さに時の帝まで興味を持ち、途方もない値が付く、
動画は複数見られるが、米朝80歳を迎えての公演を挙げる、変わらずに達者な噺ぶりである、舞台は京都で油屋は大阪から出てきた者という設定、
beicho hatena
you tube:桂米朝(三代目) - はてなの茶碗

同じ話を東京では「茶金」という題で演じられる、舞台は同じく京都だが、油屋は江戸から出てきた男という設定、京都弁のはずの人物達も江戸風に話すが、そうしないと喋りのテンポが合わないだろう、そこは了解で楽しめばいい、古今亭志ん朝の噺を挙げる、
shincho chakin
you tube:古今亭志ん朝 茶金
同じ話を東西両方の風情で聞けるのは楽しい、
やんごとなき公家や帝の話す場面は誰がやっても可笑しい。

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category: 落語

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落語:粗忽 三題  

古典落語も新しい要素を加えたアレンジも上手くやれば面白い、 
nhk「落語ディーパー」でお馴染みの春風亭一之輔は原話から省略できる部分に鋏を入れ、現代の東京人らしい感覚を加えてすっきりまとめ直した噺になっている。安心して聞けて、今の感覚に合い、なおかつ可笑しい、

まず、一之輔の粗忽者の主人公を扱った二題を楽しむ、
始めに「堀の内」、よくまあこれだけ慌て者ぶりを連発したもんだという傑作v
「私はどこ行くんですか、」に加え「私は誰ですか、」・・?
なんて、まさかのダメ押しが効いている^^
ichinosuke horinouchi
you tube:春風亭一之輔「堀の内」
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妙法寺(別称:お祖師様)東京都杉並区堀ノ内

次が「粗忽の釘」、関係ない無駄話が長々入るのだが、それも聞きどころなのが落語の面白さである、
ichinosuke sokotunokugi
you tube:春風亭一之輔「粗忽の釘」

もう一つ「粗忽長屋」、これは粗忽者が一人だけじゃない、「死んだ当人を連れてくる」というあり得ない話、柳家小さんの落着きはらった持ち味がぴったりはまり、さもありそうな雰囲気で楽しませる。
kosan sokotunagaya
you tube:小さん 粗忽長屋
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落語:百年目 【更新】  

古典落語はクラシックと同じで、内容はわかっていても時が経つとまた聞きたくなる、
まず煩わしい日常とは関係ない昔話なのがよい、独特の世界観があり、聞いていればおのずと引き込む力がある、演目によって落語家の持ち味が大きく活きるところも面白い、 
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今まで面白かった噺を取上げたが、また聞いてみたいという意味で良い記録になっている^^

今日は名作で「百年目」を再び、
普段は真面目、堅物でとおっている人ほど、ときに大いにハメを外したくなるもの、人間どこかでバランスをとらんといかんように出来ているようで、話は前日と翌朝の場面に分かれる、
店でも世間でも堅物で通っている番頭が、内緒で遊興三昧しているところを店の主人にばったり出くわし見られる・・そのあとどうなるか、番頭の心理になってスリリングで面白い、

立川志の輔は枕なしで、すっと本題に入る、翌朝、番頭が主人に呼ばれた場面はじっくり溜めを置いて進める、主人は言い方は穏やかだけど、触れられたくない事をじわ~っとチクってくる上司みたいな・・;志の輔さんぴったり過ぎ^^;叱るんなら早く叱ってほしいところ、じっくりお茶を煎れる間が重い・・;
shinosuke hyakunenme
you tube:立川志の輔 百年目
話は長くちょうど1時間、動画では聞きどころをリピートしてある;

次に関西版を桂米朝で、「百年目」は元々商人の町大阪が発祥らしい、
米朝さんは大店の主人をやったら雰囲気抜群、まず、枕噺で大いに楽しませる、主人に呼ばれる前に、いっそ夜逃げしようか留まろうか、さんざん迷う場面も見どころ;
beicho hyakunenme
you tube:米朝 百年目

この話に出てくるセンダン(栴檀)の木は葉の形に見覚えがある、拙宅のすぐ北にある電車の駅には昔、桜の樹が並んでいて、1本だけ違う高木が立っていたのがセンダンだった、
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この樹液はクマゼミが好むそうで、たしかにクマゼミが並ぶようにとまっていた、駅の改修で伐採されたが、あの樹だったかと懐かしく思った。
sendan you
you tube:栴檀(センダン)の木にクマゼミが十数匹

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category: 落語

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落語:粗忽長屋  

正月は笑いが一番、この噺のオチはどなたも記憶にあるだろう、 
粗忽(そこつ)というのは、そそっかしい、忘れっぽいことを言う、落語には欠かせない人物像で・・そういう我も2階から何か取りに降りてきて、さて何を取りに来たんだろう?とか、スーパーの広い駐車場に車を止め、帰りにどのへんに止めただろう?とか、何か忘れてる気がするが、何を忘れたのか思い出せない、なんてぇことがよくあり^^歳のせいか元々なのか区別しにくい;

さて「粗忽長屋」というのは誰が作った話か、原話は寛政年間からあるという、
「シュール」とは、現実にはあり得ない事をさも現実のように描写した芸術行為のように捉えていたが、昔からこんなセンスがあったのが凄い、
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生きている当人と死んでいる当人が居る、重ね合わせの状態で展開し、謎のまま終わる;
まずはこの噺では一番といわれる柳家小さんから、
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you tube:小さん 粗忽長屋
一切の無駄がない、持ち味が効いている典型だろうか^^

関西バージョンで桂文珍、
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you tube:桂文珍 そこつ長屋
文珍の持ち味にも合っている、

粗忽長屋の改作もので「永代橋」というのがある、人物の粗忽ぶりは同じだが、謎は解決する、三遊亭圓生の一席、
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you tube:ライブラリ@名人寄席 六代目 三遊亭圓生 永代橋

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category: 落語

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圓生:唐茄子屋政談  

ハイドン、モーツァルトが活躍した頃、日本は江戸時代後期だった、我々は昔の音楽を古典(クラシック)として聴いているが、当時の欧米では現代音楽であり、初めて聴く新作が次々書かれていた、ただし様式上の約束事はあった。 
落語の世界でいう古典も江戸の昔から昭和初期まで該当するが、どれも新作だったわけで、概ね「型」を持ってはいるが、当時の人々には浮世(当世)の滑稽なドラマ?みたいな内容だったかもしれない、いずれも今の我々とは違う楽しみだったと思う。
「古典」という位置づけで今も楽しまれ続けているのは、まず現代とは距離を置いた過去の世界なのがよい、独特の風情と定まった様式がある、普遍的に楽しめる演目が残り、優れた演者に引き継がれている、という経緯かと思う、また古典には予備知識もある程度必要になるが、その奥ゆかしさも興味を抱かせる。
以前、古今亭志ん朝の「唐茄子屋政談」を取上げたが、志ん朝にぴったりな若旦那ものでもあり、名人技の味わいどころかと思う、
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you tube:古今亭志ん朝 - 唐茄子屋政談
遊びが過ぎて勘当された若旦那は行く当てもなくなり、川に身投げしようとしたところ、叔父が通りかかりひとまず救われるが、叔父は本人に一から商いを憶えさせようと、担ぎの唐茄子売りをやらせる、
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担ぎ商いいろいろ
慣れない唐茄子売りで四苦八苦する若旦那、そこへたまたま通りがかった男がいろいろ助けてくれる場面がいいところ、赤の他人でも骨折って面倒みる江戸っ子らしい見せ場である、
この若旦那も残りを売り歩き、貧乏長屋で出会ったかみさんと子供の貧窮した様子を気の毒に思い、売り溜めの銭を置いて飛び出していく、いただくわけにいかないと後を追ったかみさんは大家と出くわし、滞った家賃にと取上げられてしまう、唐茄子屋に申し訳ないと、かみさんは梁にぶら下がる・・

三遊亭圓生が挙っていたのに気付いて、こちらも見てみた、やはりこういう噺にも齢を重ねた名人の深みがでてくる、じっくりこの世界に浸りたくなる、
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you tube:圓生 唐茄子屋

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category: 落語

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古今亭志ん朝:二番煎じ  

筆者はノンアルコールな体質だが、酒の味が嫌いというわけじゃない、お馴染みところで、酒は月桂冠、ビールはキリンあたり、と好みの銘柄まで決まっている;寒い時、熱燗で最初の一杯はたしかに美味い、すぐ味がわからなくなるが;
落語にはそんな飲めない人も、一口くらいやりたくなる噺がある、
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江戸の昔は大火から街を守るのに火の番小屋というのがあって専属の番太がいたが、町内でも一軒1人ずつ出て夜回りをした、若いもんは昼間忙しいので、大抵年寄りが出向くものだったようだ、現代でも町内の役っていうと、そんなところで、気が向いてやるわけじゃないけど、やるんなら楽しみも作りましょうってんで、そのまんま通じるところがある^^;
番小屋に酒を持ち込んで、肝心の火の番が疎かになり、大火を防げなかった事があって以来、酒の持ち込みは禁止となった・・
冬こそ火事も起きやすいが、年寄りばかり、体も温めたいのである^^ 
そこへ、ちゃんとやっているか役人が見回りに来る;
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you tube:古今亭志ん朝 二番煎じ
志ん朝は何をやっても卒がなくぴしっと決まる、この飲んだり食べたりする場面の美味しそうなこと、
今晩あたり、鍋でもつついて一杯やりたい、って方にはおすすめ^^

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category: 落語

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啖呵:「大工調べ」  

江戸落語の独擅場が江戸っ子の啖呵である、いろんな噺に啖呵を切る場面がでてきて一つの山場になる、お馴染み「三方一両損」では喧嘩そのものは置いといて、その見事な啖呵に「敵ながらあっぱれ」と褒める場面すらある^^
噺家の滑舌の聞かせどころだが、あまりに喧嘩口調じゃ何を言ってんだかわからない、長々と小言を言うのにちょいと勢いとメリハリを付けたくらいがちょうどよいと言われる、
長い啖呵で有名なのが「大工調べ」だが、大工の与太郎は家賃滞納のカタに道具箱を大家に取上げられる、大工の棟梁が返してもらうため一緒に大家宅へ行くのだが、銭が少しばかり足りず、だめだと言う因業な大家に棟梁がついにキレて啖呵を切る場面、
まずは古今亭志ん朝、
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you tube:古今亭志ん朝「大工調べ」
江戸っ子喋りの手本のように絶品!悪口を言っているのに泥臭くなく、粋に聞こえる、
こちらは訴えを起こし、白州の場面まである、

次に柳家小三治
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you tube:柳家小三治【大工調べ】
こちらもさすが、これを聞いたあとには、「よくまあベラベラと口が立つもんだ、お前さんそれで食っていけるよ、」と言いたいほど^^悪口雑言のはずが、カラっとしている。

今度は三遊亭小遊三、
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you tube:三遊亭小遊三  大工調べ
大家にすれば、「よくそこまでオレのことを知っててくれた」と有り難い気もする^^

立川志らくは何とも言えぬ可笑しさに満たされている、
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you tube:大工調べ(だいくしらべ) 立川志らく
啖呵は最速記録かもしれない^^

なお、この話はTBSの大岡越前のストーリーにも数回導入されている、ここでは道具箱を取られた大工に見方した越前の父、忠高が因業大家と喧嘩する、ついに白州となり、越前は父を裁くことになる、

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category: 落語

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落語:大岡裁き 3選  

一昨日、癖になっている腰を痛めてしまい、座ったり立ったり、寝たり起きたりがゆ~っくりとしか動けない、車の運転も近くのコンビニにどうにか行けるくらい、いつも治るのに1週間~10日とお決まりである; 
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座ったままちょっと楽器を弾いてみたら、左の指がツッてしまった、ヤワな体でさんざんな状態^^;いつも冷え込んでくる頃、こうなるようだ、体を温めて静かに過すのがいい、

また落語で、立川志の輔の大岡裁き3選、
まず「三方一両損」はお馴染み、これが定番の終りを少しアレンジしてあり、大岡越前がちょっとお茶目なのがいい、
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you tube:立川志の輔「大岡裁き 3選…」

続きで入っているのが「帯久」、
不運続きのあまり意気消沈した 呉服屋の主人、与兵衛は火付けという法を犯す結果となった、善人であることが明らかな与兵衛をいかに法を踏み外さずに救うか、大岡越前の機転を効かせた裁きが見どころ、「元金の返済が済んだ」というところからの一押しである、

最後が「小間物屋政談」、亭主が死んだと思って妻が再婚してしまっていた、これも落としどころに困る話し;これが大岡裁きとなり、主人公は不幸から一転する、志の輔は前半と後半、話の区切り方がいい、観客の引きつけ方も上手い、
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落語の浄瑠璃  

現在は日本発祥の娯楽の1つ、カラオケが普及している、海外にも流出しているが、その国によって利用のしかたが違うらしい、
カラオケのなかった昭和の始め頃までは素人が浄瑠璃をやる、っていうのが流行って、熱中する人もいたらしい、浄瑠璃に人形劇が付くと文楽(人形浄瑠璃文楽)となるが、 
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素人が取り組んだのは太夫の語りである、これも好きな人同士ならいいかもしれないが、そうじゃない人が聞かされるのは苦痛だったようで、そんな様子が落語の笑いになっている、
まずは「素人浄瑠璃」、
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you tube:桂南光 素人浄瑠璃
*原題は「寝床浄瑠璃」で、桂枝雀が改題して演じ、南光が引き継いでいる。

欧米の喜劇映画の主人公などが、同じ失敗をするシーンを何度も見せる、観るほうもそろそろ来るぞと思い、その通り期待に応える、日本のお笑いでも同じボケをこまめに入れる、しょうもない事が何度もやると可笑しい、古典落語にもそんな"繰り返しのギャグ"が仕込んである、
次は「軒づけ」という、素人がよその家の軒先で義太夫節を語ろうという噺、今じゃ考えられない迷惑な所行^^;
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you tube:桂文珍 軒付け

落語家は他の様々な芸能を引用してくるのが見せどころでもあり、「掛取万歳(掛け取り)」がその典型である。

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