Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

プレーヤーの回転速度  

CDプレーヤーで再生中のCDは中で廻ったり止まったりしている、一定量データをメモリーに取り込んだら休み、次を取り込む、を繰り返している、データには"時間"も含まれているので再生速度が狂うことはない。
 
アナログプレーヤーの時代はターンテーブルの回転速度を正確にする必要があったが、音楽を聴く道具とは言えないテキトーな製品が多かった。初めて買ったプレーヤーは簡易なもので、アイドラー方式で回転させていた、
Idler_201806171059078b1.jpg
レコードをかけると何だがテンポが速くピッチが高い!?時計の秒針が一周する間にターンテーブルが何回廻るか数えたところ、かなり速すぎた、メーカーにすれば許容範囲?なんだろう;
アイドラー方式なら打つ手がある、モーター軸を回転させ、サンドペーパーで削り、正しい速度(毎分:33 1/3)に近づくまで少しずつ根気よくやった;
ちょっと上級機になるとベルトドライヴになる、
b d
モーター速度と軸径の正確さに頼るしかないが、けっこう上級なクラスでも速度が不正確というのが実情だった、現在出ている簡易製品もそのようだ、これもモーター軸を削る手もあるが、ベルトはターンテーブルの内側に設けたリングに掛けるタイプが多いので、この内リングに薄いテープを一周ずつ貼れば遅くする調整は大まかにできるかもしれない?大抵速すぎる方に狂っているが、遅く狂っているとどうしようもない。
you tubeにあるLPの再生音にも回転の狂ったものがある、
速すぎる例、(O.スウィトナー指揮、モーツァルト「ハフナー」)
sui moz 35 you 01
you tube:Mozart, Symphony No 35 Haffner, Otman Suitner
同録音で正しい速度
sui moz 35 you 02
you tube:モーツァルト:交響曲35,36番/オトマール・スウィトナー
元々テンポは速い演奏だが、先のはピッチが高いのがわかる;

アーム部は充実した造りだったが、回転は調節できず中途半端だった;これの上級機にストロボ調整機能があった。TRIO KP3022('70年代)
trio tt
プレーヤーである以上、回転速度を正確にできるくらい当り前にしてほしいところだが;

ストロボ調整可能な現行製品、Pioneer PLX-500-K(ダイレクト ドライヴ)
p tt
ほかにクォーツサーボ式という、時計機能が自動で調整するタイプがある。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 2

枕もとの音楽  

あまりに静かすぎるとかえって眠れなかったりする、演奏者には申し訳ないが、眠りにつくための音楽っていうのもある、有名なところでバッハの「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」は、アリアに続き30もの変奏がある、全部聴くまでに眠りそうだ。
bwv988 sc
バッハの弟子、J.G.ゴルトベルクが不眠症だったH.C.von.カイザーリンク伯爵のために演奏したという逸話が曲の副題になったらしい、二段鍵盤のチェンバロ用に書かれたそうだが、ふさわしいパイプ音を使ったオルガンによる演奏もいける、
bwv988 org
you tube:Carsten Klomp - Goldberg-Variationen (Johann Sebastian Bach)
現代ではピアノやギターでも演奏されるが、個人的にはピアノの音が一番眠りやすい感じだ^^
you tube:J.S.Bach "The Goldberg Variations" [ Glenn Gould ] (1955)

ルネサンスやバロック期のリュート、ギター属の音楽も寝付きには打って付け、バロックluteのフランス作品などほんとに眠れる^^
p m lute
you tube:Francois Dufault: Pieces pour Luth (Pascal Monteilhet)

ヴィウェラのCDをかければ、似たような曲がいくつも続く、ポリフォニックに書かれ、そこをちょっと気にかけながら聴く、
vihuela.jpg
you tube:Vihuela de Mano. Enriquez de Valderrabano. Silva de Sirenas. Book Five. Part Two
本を読むのと同じで「少し頭を集中させて」というのが他事を忘れ、眠りを誘う、

ロベール・ド・ヴィゼのバロックギター曲など、王様が眠りにつくまで、お抱え奏者のヴィゼが寝室で弾いていたそうなので、これも効果的だろう、
de visee
you tube:Prelude & Allemande, Robert de Visee

昨日書いたハイドンの疾風怒濤期交響曲の緩叙楽章、これを1枚に集めて聴くのもよさそうv
light02.jpg
ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

最近のCDラジオ  

今朝は大陸の高気圧でからりとした天気、夜は少し冷え込んだが、 
昨夜の燕の巣
tubame night
親鳥はじっとして雛を暖めている。

さて、CDラジオなんてそこそこのもんだと思っていたが、近年は音質にクセがなく、好ましいものも多い。息子が汎用に買ったこのCDラジオ、SANSUIのSMS-800BTという製品、
フルレンジスピーカーのコーンは二重の和紙だそうで、
sansui cd p
amazon
アンティークだけど、センスよくまとめ、オモチャっぽくないのが良い、
CDデッキのようにトレイは前に出て乗せるだけ、本体のスイッチやツマミは少なくしてあり、音質調整など細かい設定はリモコンで行う、
Remote controller
音も一端のオーディオ機と言える充実感がある、木製の奥行きを取った箱で、意外に量感をもって押し出してくる、取手で運ぶプラスチックボディのCDラジオより上を行くようだ、ヴォーカルもわるくない、
anri_20180613092714271.jpg
パティ・ペイジなど雰囲気合いすぎかな^^
p p 2
you tube:1957 HITS ARCHIVE: Old Cape Cod - Patti Page
クラシックは古いモノラル録音を聴くと、見た目の相性だけでなく、再生音もぴったり、
fu br 4
昔のラジオ放送用だった音源のバランスがこのサイズのフルレンジ再生機に合っている、
後部にUSBメモリを差しmp3も聴ける、イヤホン端子はない、ラジオはFMのみ、機能を絞り込んでコストを下げているようだ。
LINE入力もあって他の機器を繋いで聴けるが、アナロクプレーヤーはイコライザーが必要、(簡易なプレーヤーはイコライザー内蔵が多い)
phono.jpg
単体フォノイコライザー amazon

SMS-800BTはちょうど寝床の脇のラックに収まるサイズ、懐かしい曲などかけると、寝付きには効果あるかも、
ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 2

4ch ステレオ  

また古いオーディオの話、'70年代には一頃、4チャンネル・ステレオというオーディオ装置が一般向けに出た。
アナログ盤に4つの信号が入り、カートリッジに特別な仕掛けはなく、取り込んだ信号を4ch対応の回路が振り分ける方法だったと思う。
trio 002
TRIOの4ch対応セパレート型、チューナー・アンプ部
trio tt
上機と同型のプレーヤー部分
たった1枚、4chのLP盤(CBSソニー)を買ったが、「音場が立体的になって、素晴らしい」なんて実感はなかった、リアをOFFにしたほうがマシだったような;普及せずあっけなく消えてしまったが、原因は4chの録音方式が各社で統一されず、リアスピーカーの設置場所が必要で厄介、リスナーは前方と後方のSPの中央に釘付けになる必要があり、
4ch ste
これだけでも普及しそうにないと思うが、期待したほど満足な効果が無かった、というのも大きいと思う、結局、音源ソフトも僅かしか出なかった。
また当時購入したTRIO製はアンプ回路のトランジスタが短期間に劣化してノイズが出だした、まずリアからノイズが発生、やがてフロントにも波及した、音場が曇れば4chどころじゃない;

人間の耳は左右2つだけで、音源の左右方向はわかるが、前後方向の位置を実測的に感知するのは物理的にできないはず、できるとすれば耳が3つ必要;遠くから聴こえる音は小さく、反射した音が混じる、後ろから跳ね返る音は直接音より遅延する、また耳たぶは前方の音を優先して集音する形だ、後方からの音は高周波分が減った聞こえ方だと思う、そうした経験測を脳が憶えていて、音源の前後位置を判断しているらしい、上下方向についても飛行機は空を飛ぶと知っているので、上空から聞こえるように感じている。

フロントにある左右のSPだけでオーケストラの楽器が左右、中央まで広がっているように耳を騙せる(*音量が小さいと左と右だけに偏って聴こえる)
sp02_201806070904038d4.jpgsp01_20180607090402169.jpg
同様に後方の音もフロントSPから出せば、後方の音として錯覚させられる、そういうサラウンド方式もあるそうだ、どっちみち耳は2つなので。
たぶん下図のようにステレオマイクを設置して矢印のように音源を移動させて録音すれば、後ろに回り込んだように錯覚して聞こえると思う。
003_201806071039024b7.jpg

視覚の場合、左右の目に入る対象物との角度の違いから、脳の中で三角測量の機能が働いて、近距離の目測ならできるようだ、これも経験測が補う部分が多いかもしれない。
この立体世界や時間はすべて人間の脳が作りだす"幻"だという理論物理学者の説もある^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

レコード盤は擦りきれない  

先日も話題にした、カセットデッキを昔使ったのは大事なレコードを摩耗させないようテープにダビングして聴く、カーステレオでも聴けるようにする、というのが主な目的だった。 
レコードも針も高価な品だったので、ついケチった扱いになる;
TEAC_20180601101814448.jpg
また反りの酷いLP盤は回転させると上下に大きくうねるが、そんなとき、盤の浮き上がる部分の縁2mmくらいにテープを貼り、矯正してターンテーブルに密着させた、
003_20180601143231678.jpg
あと、音溝の大きな振幅に対し、トーンアーム+ヘッドシェル部の質量が共振関係になることがあり、目でわかるほどヘッドが干渉で揺れて再生音が波打つことがあった、10円玉をシェルの上に貼って、バランスを取り直して聴いたこともある;
毎回こんなことやるのは面倒なので、こういう盤はテープにダビングした、もちろん直接再生するよりクウォリティは下がる。

しかし、塩化ビニルのレコード盤は心配するほど摩耗したりしないようだ、室内の埃は繊維ダストが多いので、盤を痛めるほど硬質の埃ではないだろう、毎回クリーニングして聴いてきた盤はいつまでもクリア、たぶん残りの人生十分聴けるだろう^^
買ってきたばかりの中古盤には溝の底に何かへばり付いていることがあり(過去に塗られた潤滑剤のたぐいとか?)ベルベットクリーナー程度では取れない、先細ブラシでも同じ、
004_201806011150145e0.jpg
最後の頼みは"針"である^^; 1、2回再生すれば掻き出してくれる、
出荷前に水洗浄機にかけてくれるショップもあるが、
201608021.jpg
水洗浄機
掃除できるのは上っ面だけ、この写真のように針で付着物が出てきたことがある、
dust.jpg
銀河系の星々ではない;
このあとベルベットで拭き取る。
ノイズの音質で察しはつくが硬質の付着物でなければ問題ない、その後ノイズも出なくなる。

昔は運動会や盆踊りで、屋外でレコードをかけていた、硬質の砂埃も多いだろう、学校や町内の備品はクリーニングもされず、いつ針を換えたかもわからない;さすがにこれは痛んでノイズだらけだった;針先が欠損するとガラスの割れ口と同じ、盤も即、傷物になるだろう。

昨夜は荒井由実のLP、杏里のシングル盤などじっくり聴いた、潤いのヴォーカルサウンドv
lp playsp play

PS.天然水にはカルシウムや鉄分などミネラルが含まれていて、水道水にはさらに浄化剤が入る、乾くと結晶化するのでレコード盤の洗浄には好ましくない、洗浄機にかけるときも蒸留水を使うのが前提。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

Hi-Fi  

ハイファイ(High Fidelity 意味:忠実度、高再現性)なんて言葉、今は使わないと思うけど、'70年代にはアナログ再生を含むオーディオが趣味として流行った頃、よく使われた。
普通の家電店にもオーディオのコーナーがあり充実していたのを思い出す、今は手に入らないようなスゴいSPも置いてあった、一般の住宅では使い辛いが、小型高性能とされるブックシェルフ型がどう頑張ってもこれらにはかなわない^^; 
ns-1000m.jpgd77ne_main.jpg
左:YAMAHA NS-1000M  右:ONKYO D77-NE
メインSPが全帯域をバランスよく再生するのと、小型・中型SPにサブウーファーを付け加えた再生とでは現実感が違う、知人の持っていたYAMAHA NS-1000Mを聴いて実感した;

自然な音響は低域ほどエネルギーが高く、高域は低エネルギーでも遠達性は高い(*よってアナログ盤の溝を細くするため、低域の音量を押さえたバランスに彫られ、再生の際にフォノイコライザーで本来の音量に戻す、この記録法の帯域バランスをEQカーヴと言う)、
また絶対音量としても、金管や打楽器は圧倒的音圧を押し出す、これをできるだけ現実に近づけようとしたのが録音・再生ひっくるめてHi-Fiと言っていたと思う。
繁用機の場合、小型のフルレンジSPで再生するので、音源からダイナミックレンジを下げ、聴きやすい帯域バランスに変換されていた。
高音質を求めたHi-Fiオーディオとラジオカセットなど繁用機とは区別されていた。"カセットデッキ"でHi-Fi録音したテープをラジカセで再生しても帯域バランスが合わなかった。
TEAC.jpg
TEAC カセットデッキ R-565
オープンリールデッキやカセットデッキというとTEACやAKAIだった;ドルビー、クロームテープ、オートリバース、なんて用語忘れていた;現在は同じCDをどんな再生機でも普通に聴けるよう、各々に対応した増幅回路を内蔵している。

'70年代はクラシックの兼価盤も多く出ていてた。
20130927.jpg
20130819.jpg
ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」
フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン・フィルハーモニーO

お馴染みのF.フリッチャイがBPOを指揮したドヴォルザーク「新世界より」はヘリオドールから再版されたもの(上)で、金管が豪快に響くHi-Fiバランスだった。これより前に出た同録音、D.グラモフォンのチューリップ盤(下)を聴くと、金管が押さえられた繁用機向けのバランスだった、まだ一般にはHi-Fiシステムが無かった頃か。
you tube:Dvořák - Symphony No.9 "From The New World" Fricsay
英DECCAも早くからHi-Fi傾向の高いアナログ盤を出していたが、卓上ステレオみたいな簡易装置では真価が聴けなかった。
その後アナログの技術は高まり、手に入りやすい高音質のLP盤はDENONだろうか、すでにデジタル(PCM)録音の時代だったが、その音源を優れたカッティング技術でLP盤にしていた、カッティング速度をゆっくりにして行うとか。
denon_20180527125232b28.jpg
ユーザーは少ないだろうが、カートリッジも優れたものが出続けている、同じマスター音源のCDとLP両方聴くのもマニアックだが面白い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 4

スピーカーの"再着磁"  

オーディオ専門店には高級機や話題の新製品、拘りの?アイテムなど置いてあるだけの所もあれば、古い機器を長く使うメンテナンスの手助けをしているところも多い、
 
うちで長く使っているウーファーユニット FW187はやや高価な製品にも関わらず、エッジがウレタン製だった;これが音響特性には良い"純正"なのかもしれないが?やがてボロボロになり、耐久性はまったくダメ、ゴム製のエッジもいずれ硬化してヒビが入るだろう、
布(繊維)か本革なら耐久性は高い。
fw187 01
ウーファー FW187 重量 2800g
このユニットは音場の解像度が良く気に入っているが、かなり前に生産終了している。これは手慣れた専門店に鹿革エッジに換えてもらった、交換後、性能に支障は出なかった。
sikagawa.jpg
鹿革エッジに交換後
このときに、ユニットの永久磁石の"再着磁"も一緒に薦められたのだが見送った、今のところ支障はなさそうだが、もう数年経ったら頼むかもしれない。
ft38d.jpg
トゥイーター FT38D 重量910g
トゥイーター FT38Dも緻密な再生音でFW187と相性よく作られているようだ。

スピーカーユニットの後部には永久磁石とコイルがあり、音声電流でコイルが発した磁力と永久磁石との間に駆動力が生じ、コーンを振動させる、
d sp
ダイナミック型スピーカー ユニット
このユニットに組まれている永久磁石は新品の段階から磁力が不揃いらしい?そうで、経年でも弱っていくが徐々に徐々になので気づかない、
左右チャンネルの力がアンバランスになり、2つ以上のユニットを使うマルチウェイのSPでは低域から高域にかけてテスト信号を再生すると、ウーファー、スコーカー、トゥイーター、各ユニットの磁力のばらつきが原因で音の中心位置が左右に揺れることもあるという、だとすればorch.の楽器の定位も帯域によってブレてしまうことに?(最新のSPは技術向上で良くなっているかもしれないが)、こんな問題のあるSPユニットは再着磁を行って磁力をfullの状態にすると良いらしい、なお防磁型のユニットは再着磁を行うと、防磁型ではなくなってしまうそうだが、TVやPCのすぐ傍に置くのでなければ防磁型の必要はない。
まあ神経質にならず、音楽を聴くのに何か支障が出た時点でやればよいと思う^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

イヤーパッド  

ヘッドフォンは臨時に使うだけなので拘るつもりはないが、重低音が出る云々より、音質が自然、というのを優先して選んでいる。イヤーパッドと耳との間にできた空間が音作りに関わるので、イヤーパッドも重要な音響パーツになる(耳に密着せず隙間ができると低域が聴けない)、ヘッドフォンは構造にによって癖が変わりやすいようだ。
これまで、AKG、SENNHEISER、audio-technicaなど試したが、機種・タイプによってそれぞれ癖がある、耳にはめ込むイヤホン・タイプも同様だが。 
行き着いたのは高価すぎないSONYのスタジオモニター、弦楽が比較的、違和感なく聴ける、現在使っているのはこの2つ、使い初めからSPで聴く音質と差異が少ない感じだった。
mdr cd900st
SONY MDR-CD900ST
耳を覆うタイプで低域の豊かさや帯域バランスは良いようだ、聴きやすいがやや高域がおとなしい感じか?
mdr 7502
SONY MDR-7502
耳たぶに乗せるタイプ、中高域の集中度はこちらが良く、低域も不足というほどではない、普段はこれをよく使う。
なお、イヤーパッドはやがてボロボロになってくる、製品に付いていたのは薄い合革で量産風、音が透過する部分にウレタンが貼られていた、しかしこれが純正品でもある、
y p 03
交換用として取り寄せたこちらはサランネットのみ張ってあり合革も丈夫そうだ。
y p 01
Geekria Direct:MDR-7502対応
取り付けたところ音に問題はないようだ、純正より良い、とまでは行かないが;
y p 02
殆どのヘッドフォンは"フルレンジ"であり、1つのユニットに全帯域をカバーさせると、どこか荒くなる所がでるのだろうか、orch.の強奏などは分離の曖昧な音だ、2ウェイ以上のSPなら各ユニットのきれいに鳴る帯域に分担するので澄んだ音になる。
なお、テクニクスから2ウェイヘッドフォンが出ているが効果のほどは?
Technics EAH-T700 ちょっとお高い;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

手作り Audio  

自作するようになってからは、殆どプラシーボなマニアの談議には関心なくなった; 
電材店に行き、黙って必要な物を買ってすぐ帰る^^工作にのめり込む趣味もないので、さっさと作って聴くだけにする。
2018 b
sp01b_201804291116132d4.jpg
図のオレンジ色は自作部分でもう長くこの状態、メーカー品も役割を果たせば安いのでよい、ただし、SPユニットやアナログカートリッジは音を作る部分なので納得いく製品を選ぶ。
SPの箱(エンクロージャ)は作り替えしたが、ユニットはもう20年ほど使っている、ウーファーのエッジはセーム革に替えた。
SPのネットワーク回路に入れたコンデンサ(*トゥイーターに高域だけ送るフィルター)はちょっと上質と思われるFostex製に替えてみたが、
fostex etc
フィルムコンデンサ(3.3μF)左:Fostex製、右:SHIZUKI製  
普通の電材のコンデンサに戻して違いはわからない、
予想はしていたが余計な買い物をしてしまった^^;

MCカートリッジの昇圧トランスはネットに公開された回路図で作ったがとても単純、普通は降圧に使うトランスを逆向きに繋げば昇圧になる。
2013 b
主要部品は小型トランス(SANSUI ST-12a 800円前後)が2個だけ、
これでしっかり役を果たす。
2013_20180429083652451.jpg
外見はともかく、電気の通り道に支障がなければそれで良い、
ケーブル類はホームセンターにあるのを使っている、接続不良なく繋げば十分。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 2

DMMカッティングのLP  

アナログ盤時代にも音質向上のため様々な技術が開発され、振り返ってみると面白い。
その1つにDMM(ダイレクト メタル マスタリング)というのがあり、手持ち盤に2枚あった、
通常のレコード盤の製造法はざっと以下のような行程で、ラッカー盤からスタンパーまで凹面,凸面・・とメッキ加工で転写され、スタンパーでプレスしてレコード盤が出来上がる。

マスター音源(磁気テープ等)
  ↓カッティング
ラッカー盤マスター盤マザー盤スタンパーレコード

柔らかいラッカー盤から、硬い金属のスタンパーへと転写されるところ、DMMはマザー盤(銅盤)に直接カッティングする方法で、前の行程が2つ省かれ、転写の繰り返しによる情報劣化が少ないとのことだが、音質を良くする一要素だろう、総合的に良くないと意味はない。
TELDEC-DMM.jpg
テルデックのDMMカッターマシン
不思議に思うのは、よくこの旋盤加工にも似た方法でppのデリケートな音楽まで記録できるもんだ、とか、カッターマシンのカッター針が盤面を彫っていく際に多少なりとも切削音が発生する?と思うのだが、あくまで音溝に反映するのは"録音された音"のみで切削音は入らない、また再生時にも塩化ビニル盤の無音部分は本当に滑らかでノイズの支障なし、という都合の良さ^^発明が良かったのか技術が凄いのか?
重量300トン前後もの旅客機が空を飛べるってのも都合良すぎてウソみたいだが現実だ;

最近取り寄せた、ハイドンsym No.94&101のドラティ盤がDMMだった、
dmm 01dmm 02
DECCA
意外だったのはA面のNo.94「驚愕」がすいぶん細溝のカッティングで内側がだいぶ余っている、普通こういうカッティングは中低域の痩せた薄っぺらなバランスにされているが、このLPはボリュームを高めにすると、HiFiバランスで十分厚みをもった音が再生される、歪みも押さえられ、DMMならではのカッティングに思える、*クリーニングはしっかりやる必要がある;

もう1枚、過去にも記事にしたO.スウィトナーのシューベルトsym No.5 &「未完成」のLP、
dmm 03dmm 04
エテルナ(D.シャルプラッテン)
これはデジタル音源で同録音がDENONからもPCM録音のLPとしても出ているが、それをDMM方式でアナログ盤に仕上げているのが興味深い、確かに針を下ろせば最上の逸品だ。

アナログ盤は同じマスター音源からカッティングし直された盤が出ていて、その度にエンジニアの技が反映して面白い、スタンパーはプレスのたびに劣化するので、出来たてのスタンパーでプレスされたものが良い。と言っても選べないが;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: オーディオ

tb: 0   cm: 4

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック