Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

パッセージの演奏  

パッセージの演奏は細かい音符をレガートに繋ぐ場合、1音ずつ粒立てる場合とあります、
"粒立て"のほうは切れ味があって心地よいものです、楽器によってそれぞれ奏法があります。m
ヴァイオリン属やヴィオラ・ダ・ガンバでは弓のダウン、アップの往復で最も得意でしょう、エレキギターでもピッキングのダウンとアップで鮮やかに弾きます、強拍がダウンかな。
息を吹き込む管楽器ではどうするか、まず口の中で「tu,tu,」と発音するタンギングで音をくっきりさせます、これが速くなると追いつかないので、「tu,ku,tu,ku」と発音するダブルタンギングを使います、同音を細かく区切る(トレモロ)例として、テレマンの曲ですが、vn、リコーダー、ガンバが快速に行います、
tele con
G.P.テレマン:協奏曲イ短調 第二楽章より
3人がピタっと決まると心地よいところです。また旋律で動く場合、
tele con02
同曲
リコーダーとガンバが3度のところ、特にリコーダーはフィンガリングとダブルタンギングのタイミングがピタっと合わせるのが難しそうな気がします、上級者は軽く吹くでしょうが;
tel con05
参考 you tube:Telemann: Concerto in A minor, TWV 52:a1
(Allegroは4:05~)

リュートではルネサンスluteやヴィウェラで行うフィゲタ奏法がこれに当ります、親指のダウンと人差し指のアップの交互弾弦です、
mu tab
オレンジがフィゲタ奏法のところ、(*イタリア式タブラチュアで一番下の線が①コースになる)
参考に今村さんのヴィウェラの動画を挙げます、
y imamura vi
you tube:Luys Milan: Fantasia XI / XVIII / XII (Y.Imamura, Vihuela)
一にも二にも、フィゲタでパッセージを弾きこなすのがルネサンスの醍醐味、これも左手の押えと弾弦のタイミング(左の押えが完了してから音を出す)が合わないと音になりません;
バロック期になるとフィゲタ奏法はなくなりますが、たまに親指、人差し指の交互が有効なところでは使います。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 演奏について

tb: 0   cm: 0

アナログ機の回転速度  

m
最初に購入した簡易なレコードプレーヤーはターンテーブルの回転はアイドラー方式でした、
Idler.jpg
モーターの回転速、モーター軸やアイドラーの径、いずれかでも狂いがあると回転数も狂い、調節もできないものでした。ちょっと聴いただけで、「なんか速いんじゃ?」と思い、時計の秒針見ながら、回転を数えたら確かに速すぎる;回転速度が6%速くなると、ピッチが約半音上がってしまう、当然テンポも速くなる、まあこのクラスの製品はこんなもんでしょうが、そのまま使う気はせず、モーター軸のアイドラーに接する部分を削りました、回転させて、そこにサンドペーパーを当てて少しずつ、回転数を確かめながら繰り返した、"1分当り33+1/3回転″にほぼ等しくして聴くと自然でほっとした;(*回転が遅すぎる場合の手立ては難しい)
上級クラスになるとベルトドライヴでしたが、アーム部は優れていても、回転速度が調節できない製品が一般でした;
過去に使ったことのある↓これもわずかに速かった、
trio kp3022 1973
TRIO KP3022(1973~)
不正確な回転速度に悩んだのは、カセットデッキも同じでした、1つのテッキで録音し、別のデッキで再生すると、速度誤差が現れる;;
デジタル時代からはデータそのものに時間経過が入っているので、狂ったりしません。

現在あるターンテーブルでTechnics SL-1200シリーズはターンテーブルの縁にあるドットに光パルスを反射させて速度を検知、手動でモーター回転を調節する方式で古くからあります、
"DJ"に対応し、一般の使用にも定着した製品で、本体がデファクトスタンダード化により、他社からも同型品が出ている、
Pioneer PLX-500
同型品:Pioneer/PLX-500
高価じゃなく安心して使えるプレーヤーでしょう。
ほかにクォーツロックという水晶発振とテーブルの回転速度を常に同期させる制御方式があります(DJには使えない)。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: オーディオ

tb: 0   cm: 0

O.スウィトナー:モーツァルト 交響曲No.35「ハフナー」ほか  

O.スウィトナーの録音は旧東独のシャルプラッテンが収録し、「エテルナ」レーベルで出ていたはずだが、国内ではその音源から一部が東芝EMIや日本フォノグラム、ポリドールから出ていた。高校の頃注文した、モーツァルトのセラフィム盤2枚組は今も貴重で、のちに出た再版盤より充実している、特に「ハフナー」は最初聴いて驚いた。m
sui moz lpsui moz lp 02
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1968年録音(国内盤:東芝EMI)


交響曲No.35ニ長調K.385「ハフナー」
第一楽章 allegro con spiritoの異例な急速テンポとSKDの緻密な合奏力による心地よい切れ味、急速でもカラヤンの"レガート漬け"とはまるで違う、[58]からのような、vn1のパッセージにclとflがぴたり重なって聴こえるのも見事、
moz sym 35b
キリっとした気合いと同時に、清涼サウンドで、力の抜けた大らかさも感じる、続く楽章も同様に心地よい。
sui you tube 01
you tube:Mozart, Symphony No 35 Haffner, O.Suitner
*↑動画はLPの再生音だが、ターンテーブルの回転が速すぎ、半音近くピッチが上がっている
また、興味深いのがSKBを指揮した「ハフナー」のライヴ録音の動画があった、
sui you tube 02
you tube:Mozart Symphony No.35 "Haffner"- Suitner,SKB(Live,1981)
*↑こちらのピッチは正常v
'81年の録音だが覇気は変わっていない、完成度の点ではセッションのSKDだが、こちらはライヴの熱気が明らかでわるくないし、スウィトナーらしいサウンドも伝わってくる。
セラフィムの再版盤には入っていないが、No.31ニ長調K.297「パリ」も同様の快速でキレの心地よさこの上ない、
you tube:Mozart, Symphony No 31 , Otmar Suitner,cond
一方、No.29イ長調K.201の録音も日本フォノグラムから出ていたが、第一楽章はAllegro moderatoの指示どおり、かなりゆったり気味でまさに大らか、「ハフナー」や「パリ」での覇気との違いが面白い。
you tube:Mozart, Symphony No 29, 1st mov, Otmar Suitner, cond
重心の低い清涼サウンドも魅力で、エテルナ盤の中古LPが見つかればぜひ欲しいところ;

ご覧いただき ありがとうございました。

category: モーツァルト

tb: 0   cm: 0

K.リヒター:ハイドン交響曲No.101「時計」(再)  

昨夜はブラームスの交響曲No.2を(居眠りせず)完聴し^^、もう1枚と思って、取り出したのがK.リヒターのハイドン、こちらのブログ記事により、久々に聴きたくなった。
ハイドン探究・三次科学技術教育協会
k r haydn 101k r haydn 101b
カール・リヒター指揮
ベルリン・フィルハーモニーO.
1961年 D.グラモフォン


交響曲No.101 ニ長調「時計」
K.リヒターはバッハ演奏家として20世紀中頃から多くの録音を残しているが、同時代の指揮者達と似たり寄ったりではない孤高の演奏スタイルで、今聴いても古いと感じさせない。唯一と思われるハイドンの録音、「驚愕」&「時計」もあらためてそう思う。
録音はリヒターのバッハの管弦楽曲と同じく、全パートが骨太でくまなく聴こえ、BPOの弦、管の上手さも味わえる。
第一楽章の主部は提示部の反復はない、弱奏部は緻密で、強奏のtuttiサウンドも引き締まり、良い意味でフル編成的な豪快さが聴ける、
第二楽章、変奏形式でト長調、静かに始まるリズムは、弦のピチカート音が控え目で、
sc hay 101 d
fago.が柔らか気味のスタカートなのが好印象、チックタックと強調しない穏やかな入りは他には聴けない。[36]からト短調の変奏でtuttiサウンドを思い切りよく聴かせる、一旦変ロ長調となり、[53]から再びト短調のsf、
sc hay 101 a
[54]ffで金管とともにtimpが分離してドシっと聴けるのが効いている、[64]から低音楽器はfago.のみになって、静かに閉じ、[99]を全休符として、変ホ長調で変奏を再開、[114]から6連符の形になるが、切れぎれにならず、弓をたっぷり使い味わい深い、
sc hay 101 b
特に[119]からの同音が続くところで際立つ。
メヌエット、終楽章も刃金の通ったように整い、豪快に決めた演奏で、これも他にはなかなか聴けない。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

Lute:タブラチュアについて  

一応、リュートのこと、書いているブログですが、よく引用するリュート譜(Tablature)はリュート弾きにしか馴染みがなく、意味不明で申し訳ないので、あらためて概略を書かせていただこうと思います。

タブラチュアは横線が弦を表し、線上にアルファベットで押える位置を示します、aは開放弦で、b,c(r),d,e・・と順に記号が決まっています。
(*ceと見間違いやすいので、代りにrを使うことが多いです、jiと間違えやすいので、とばしてkにします。)
各コースの開放弦と実音を対照すると以下のとおり、
tab01_20170626100228584.jpg
B lute tu02
①~⑥コースまではバロックlute調弦で譜例のとおり六本線上に書かれ、⑦コース以下は音階で下がっていく調弦で、基本的に開放弦のみ弾きます、よって線を引く必要はなく、下の線外に弦を示す記号があればいい、⑦~⑩コースまでは a~///a のように書きますが、それ以下は4、5、6、(つまり斜線の本数のみ)、数字で書きます。開放で弾く低音は曲の調に応じ、♭や♯に調弦を変えます。
以下は指板上の音を示した図と楽器を同じ向きに置いた写真です。
b lute fb
13c lute f b
指板上は図のように、同音が別の弦でも出せるところがあり、どの弦を使うか(どう運指を取るか)は迷うところですが、リュート作品は作曲者がそれも決めて書くことになります、どう運指をとるかで響き方が変わり、そこは作曲者の意図が反映しているので、変更せずタブラチュアどおりに弾くのが原則、というか鉄則に近いです^^;

参考:バッハBWV998のアレグロ、下のタブラチュアは現代書かれたもので原調の変ホ長調にしてある、タブラチュアの上に音価を示す旗が最小単位で記される。
bwv998 sc
bwv998 tab
赤囲いの音は⑦コースを押えるところ、⑧コースを押えるときは"/b"のように書きます。
PS.この曲の動画(Lute:今村泰典)
you tube: Prelude, fugue and allegro in E flat major BWV 998, III Allegro

五線譜じゃないのがリュートを入門し辛くしているかもしれませんが、馴れればとても助かる記譜法です、現代のギターでも「タブ譜」ってのが一部使われますが、同じことです。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: リュート

tb: 0   cm: 2

今村泰典:バッハ Lute作品 BWV1006aほか ≪追記あり≫  

今村氏のバッハ、リュート作品集を久々に聴いた。

これらの作品はまず、無伴奏vnやvcなどの原曲があり、鍵盤譜に編曲されたものが多い、これらをバロックluteで弾くとなると、適正な移調や、曲によって変則調弦(スコルダトゥーラ)を用い、様々な工夫が必要だ。
imamura bach
今村泰典:バロックリュート
1991年 ETCETERA


BWV1006aは無伴奏vnパルティータホ長調(BWV1006)が原曲で、同じ調で鍵盤譜への編曲が残されているが、
bwv1006a 01
原調譜(ホ長調)
バロックluteではヘ長調が適している、
bwv1006a tab01
移調Tablature(ヘ長調)
前半の[9]あたりから[28]まで、原調でvnのE線開放を延々使う部分があるが、luteではヘ長調に移調するので①コースFの開放で同様の効果が得られる、
ただ後半の[60]あたりから、同じく原調でvnのA線開放を同様に用いた部分が続く、
bwv1006a 02
しかし、バロックluteにはこれに該当する開放弦がないので、③コースを通常調弦のAから半音上げて、B♭に変則調弦して対応する場合が多い、
B lute tu
変則調弦
bwv1006a tab02
今村氏の起こしたTablatureもそのようだ。

今村氏の演奏は完璧な技法、プレリュードは快速なインテンポで覇気があり、粒立ち明快で強弱の推移がぐっと引き付ける、
続く各舞曲も、やはりバスラインもくっきり歌っていて心地よい。
you tube imamura
you tube:Prelude in E Major BWV 1006a J.S.BACH(Y.Imamura)
またフーガBWV1000も各声部のテーマがきっちり整っている、これほどの技術の演奏は他にないと思われる;
you tube:Fuga in G minor BWV 1000(Y.Imamura)

追記:①、②コースを半音下げて、ホ長調で弾く手段もあるそうです。
いずれも12ポジションまで使うことになります、ここは響板上のフレットで、大抵の楽器は音がペシャりますが、この楽器は内側に補強板があるようで、くっきり鳴ります、
13c lute
そういう意味では取り組んでいい曲かなと・・(笑;)

ご覧いただき ありがとうございました。

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 8

歌謡,ポップス:タイムワープ 3  

さて、楽しい歌謡,ポップスです、m
思いつくままにまた聴きたい曲を取り上げています^^

春日八郎 「山の吊橋」 (1959)
伴奏も凝っていて印象深い曲だったせいか、幼少の記憶に焼き付いている。

m nakasone
仲宗根美樹 「川は流れる」1961
この曲の情緒が印象強い、

島倉千代子・守屋浩 「星空に両手を」(1963)
いかにもこの頃の世相を感じるようだ、

ダークダックス 「早春賦」
ダーク・ダックスと言えばロシア民謡だが、充実ハーモニーで聴かせる唱歌の数々も良い。

tig aoi tori
ザ・タイガース 「青い鳥」 (1968)
作詞作曲はメンバーの森本太郎だが、タイガースらしいイメージの曲を作っている、

tempt.jpg
ザ・テンプターズ 「エメラルドの伝説」 (1968)
ザ・タイガースと人気を二分したグループ、特にこれはヒットした、

BC_2017062410375297b.jpg
ベッツィ&クリス 「白い色は恋人の色」 (1969)
良い曲をとても上手い二人が唄った、ヒットは当然だろう、

ryusenkei.jpg
"埠頭を渡る風 松任谷由実(1978)"
荒井由美では「海を見ていた午後」が一番好きな曲だが、「埠頭を渡る風」はLPで親しんだ。

h isikawa02
石川ひとみ 「まちぶせ」 (1981)
荒井由美の名作を石川ひとみが唄ったのが大ヒットのコンビネーション。当レコーディングで最後の「胸の奥でずぅっとー」が少し掠れるのがいい、と巷の声、たしかに!
石川ひとみ 「まちぶせ」 (2015年7月)
B型肝炎を乗り越えて復帰、近年の録画でも昔と変わらない歌声が良い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 歌謡・ポップス・etc

tb: 0   cm: 2

ナット溝の位置調整  

今やっている、S.L.ヴァイスのフーガの始まりで、いきなり押え辛いところがあります;m
tab01_20170623084357506.jpg
赤丸は③コースを小指4で押えるけど、この楽器は2本とも掴みづらく、音がビリやすい、
11c lute00
さらに0.2mmほどナットで間隔を寄せました、写真では変わりなく見えますが;これだけで押えやすくなります。
11c lute01a
11c lute01b
11c lute02
調整はこれで2回目です;弦1本の幅もない調整なので、円面の鑢で今までの溝をキャンセルして、浅く彫り直しました、
nut_201706230846494a2.jpg
ナット面は綺麗じゃなくなるけど、まあ目立ちませんね^^;
しかし、ハイポジションほど間隔は開いていきます、運指上可能であれば、ローポジションで触れておき(押えず)ずらすという手もあります。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: リュート

tb: 0   cm: 0

銀河系の立体地図作り  

地球の平均公転直径は0.00003162光年(1.496億km)である、一方、リギル・ケンタウルスの距離は4.39光年、地球の公転直径を底辺として二等辺三角形を描いたら、m
001_20170622020653216.jpg
(*二等辺三角形になるとは限らないが、わかりやすくこうした)
A-C-Bの角度は0.0004127°になる、A点とB点の観測角度は半分ずつの0.0002063°の傾きとなる。最も近い星でたったこれだけ^^;
しかし、先日話題にした天文衛星「ガイア」は角度を36億分の1°まで測れると聞いた。
とは言っても「36億分の1°」なんてピンとくる数字じゃない;
gaia_20170622020905c55.jpg
天文衛星「ガイア」 
ガイアと同じ精度の測量機があるとして、地上の距離の測定に縮小して置き換えてみる、例として東京都心から富士山頂上まで約100kmだが、これを測るとする、
fuji map
限界精度にして、三角測量の底辺は最低どれだけあれば測定可能か、計算してみる、
半径100kmの円を描いたとして、円周は628km、
円弧の角度1°分は、÷360°で、1744mである、
さらに1°の36億分の1なので、
1744m÷3600000000=0.000000484444m
で、0.00048444mm となる、
測定場所は2点あるので、これの2倍取って、0.0009688889mmで、
東京都心から富士山頂までの距離を三角測量するのに、底辺は約0.001mmあれば測定可能ということになる!?
002b 04
地球の公転直径なんて、地上の測量に置き換えればこんなもん!ちょっと信じがたいが、3万光年まで測れるとは、こういうことで天文学的測量か・・
計算法や捉え方間違ってないかな^^;

なお、日本でもJasmine計画で、天文衛星を打ち上げる、初号機として、小型のnano-jasmineを2017年12月に打ち上げ予定、
Nano-JASMINE.jpg
天文衛星「nano-jasmine」
精度は過去のヒッパルコス衛星並みだが、ガイアは機能上明るい星は観測できないらしいので、nano-jasmineがこれを観測、星の立体地図作りを補い合うそうだ。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 2

経年変化:June 2017  

10年一昔と言えど、西暦2000年以後は大して年数は経っていないような錯覚を受けます(自分的には)、2007年なんてつい此間のようで・・;m
この13コースluteは間もなく10歳を迎えます。
13c hikaku 2017
期間を置いて、新品の頃の写真と比べていますが(同じデジカメを使用)、また鼈甲飴色が濃くなった感じです、柾目に沿った濃淡も目立つ。しかも、この楽器より古い楽器を追い抜いて変色が進んでいる;指板の中央のココボロ材も褪せてきた、

これは響板に使われたスプルースそのものの個体的性質か、それとも表面に薄~く塗られた塗料が関わるのか?
リュートの響板は無塗装に近いもので、薄いセラックニスを塗って研磨仕上げしてあったり、亜麻仁油等でオイル仕上げしてあるだけ、と聞きます。この13コースluteは薄いセラックニスだと思います。

しかし・・新品の清々しさも良いですね^^;→拡大
ご覧いただき ありがとうございました。

category: リュート

tb: 0   cm: 2

リュートで弾くフーガ  

フーガの演奏に際しては、始まりのテーマに適切な締まりのある表情を付け、その後出てくるテーマも同様に統一しなければならない、のが基本です、
お馴染みバッハのBWV1000を例に、音を繋いだり、切り気味にしたり、(適切な強弱もあるが、長さだけに絞る)
bwv1000_20170620144508f88.jpg
(*譜例は一部、オクターヴ上げた編曲になっている)
仮にオレンジ線のように弾くとして(""は「切り気味」の意)、鍵盤の場合、鍵を離せば音は止まるけど、リュートの場合、バス開放弦は止まらない、
bwv1000 tab
赤丸のi)ii)も弾いた直後に右親指の背を当てて止められます、次は1つ上の弦なので簡単です。この曲は[6]などストレッタの部分もある。

今取り組んでいるヴァイスのフーガd-mollは、テーマにoct.跳躍があって、そこが魅力ですが、難しさも生じる;
weiss fuga
テーマの歌い方はオレンジ線のようにしました、特にoct.跳躍前の音は止めないと締まりがなくなる;赤丸のi)を止めるには右親指の背を使うにも次が跳躍するので難しい、ここは左手の指で触れて止める、次が開放弦なので左手はOK、しかしii)で困っている、右親指は次で跳躍するし、左手も次に押弦があるのでヒマはない;

一部だけ示したが、難しい箇所は多々でてきます;
しかしやる以上、聴く人は「フーガ」として聴いているので、楽器のハンディは認められない;きっちり、作戦たてて入念にやらないと・・^^;

PS.因みに今村泰典氏は両曲とも鍵盤か?と思えるほど完璧に弾いている^^;
imamura lute bachy imamura weiss

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 演奏について

tb: 0   cm: 0

esa動画:45万年の星の動き  

1718年、英国の天文学者エドモンド・ハレーは恒星も長い間に位置が変わる、固有運動を発見した、これは古代ギリシャの天文学者ピッパルコスが約1850年前に残した正確な星の位置表とハレーの時代の位置と比較してわかった。m
固有運動:あくまで地球から見た、相対的な天球上の位置変化)

1838年、ドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルは固有運動が大きい星は距離が近いと予測して、はくちょう座61番星の距離を年周視差により初めて測定した。ただ地上からの測定は大気の影響で角度に誤差が生じやすい。
年周視差:地球の公転直径を底辺とし、対象の星との間にできる三角形の角度)

こうした先人の観測手法を高精度に集約した観測衛星が、銀河系の立体地図を作りつつある、
1989年、esaが打ち上げた、天文衛星「ピッパルコス」に続いて、2013年、同じくesa打ち上げの天文衛星「ガイア」が恒星の距離、等級および固有運動の計測を行っている、
gaia.jpg
年周視差による距離測定イメージ
イメージ図に対し、実際の角度は極めて僅かだが、ガイアは36億分の1度まで計測できる。
20等級以下の10億個以上の恒星の測定を行う、半径約3万光年の範囲、銀河系の中心まで測定できる。ただし、個々の星の固有運動を含めた計測結果を得るために恒星1つに対し、平均70回の計測を要する、途方もないデータ量だ。

さて、今回、ガイアの観測成果の一部として、固有運動に基づき、現在から45万年後までの、オリオン座付近の星々の動きを表す動画が公開された。
you tube esa
you tube:The future of the Orion constellation
シアターモードで見ると、画面内の小さな星まで全て動いているのがわかる、遠い星はゆっくりで、手前を高速で横切っていく星も見られる。なお、この動画には星の"誕生と死"は表されていない、ベテルギウスは画面の外に出て行くが、その前に超新星爆発で消えるだろう。
今までも、こうしたシミュレーション動画はあったが、画面内の小さな星まで全てが観測に基づいた動きであるのは凄い。

PS:銀河系最大の球状星団、ω星団(ケンタウルス座)の星達の動きをHSTを用いた8年間の観測で捉え、この先1万年をシミュレーションしたもの、動画になるのは最後のほうである、
Omega Centauri
you tube:Zooming in on Omega Centauri Stellar Motion
固有運動が真っ直ぐ持続する動きだが、実際は星同士で重力が影響し合い、進路は複雑に変化すると思われる。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

弦楽器:テンションの不思議  

手持ちの2つの11コースluteの弦長は66cmと67cmです、弦のゲージは同じのを張ってあるので、テンションは66cmのほうが僅かに緩いはず、しかし手にすると、弦を押えた感触だけで66cmのほうが張りが強く感じます?弾けば右手にも力を要するようです、ギターでも同様な経験はありました、いったい何故なのか?楽器の形状はかなり違う。m

まず66cmのほうは重量が1.02kgでこのサイズとしては重いほうだと思う、指板の黒壇が厚く(7㎜程)、ボウルもバランスを取った重さ、ただし響板は薄い、
11c 66
11c 66b11c toshi 02
ブリッジは楽器の縁に近く、6.5cmの位置にある、内部のブリッジから縁までの力木は垣根状で全体に強固な作り?、という特徴がある、振動系である弦や響板以外の"台座"部分ががっちりしているように思われる、重くて強固なエンクロージャのスピーカーみたいに音像がくっきりするタイプ・・のような印象?

もう一つの67cmの重量は0.88kgで普通くらいかと思う、
11c 67
11c 67b11c chikaraki
ボディはスリム型で、指板は薄かった、ブリッジは縁から7.5cmの位置、力木はズバリ修理時の写真があるが;シンプルな配置で、痕跡から初期状態と変わっているかも?弦の感触は幾分ヤワい感じで、楽器全体の"しなり"がそうさせるのか、ほんのりした鳴りで、右手もおのずとヤワい弾き方になる、箱の"鳴き"を利用したスピーカーのような印象か?最低音(⑪コース:C)はこの67cmのほうがゆったり深みが出ます。

PS.弦長が大幅に短い楽器(ソプラノサイズのリュート、マンドリンなど)がとても張りが強く感じるのは弦が短く、伸縮の余地が少ないからで、また別の話になります。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 楽器について

tb: 0   cm: 0

昭和のお菓子 3  

こちらの地方ではカラリとした天気が続き、夜は小寒いほどです、
やがて暑くなるのが怖いような^^;m

今日は駄菓子の類でローカルものも含みます^^
製造元のある地方しかないお菓子もありますが、お土産で貰った、という方もあるかも?
キャラメルみたいな箱の「ボンタンアメ」はメーカーは鹿児島だが全国的にあるようです、
bontaname01.jpg
餅とアメの中間のような食感で、ほんのりした柑橘の香りが懐かしい、
もう一つ姉妹品で「兵六餅」というのがあって箱を見た瞬間思い出した、今もあるとは!
hyorokumochi01.jpg
どういう発案なのか?^^海苔、抹茶、きな粉、白あんが入ったマニアックな味、一部のスーパーでは全国で置いているそうで。
これらの製法の元になったのは熊本名物の「朝鮮飴」だそうです、
chosename01.jpg
もち米と水アメ、砂糖だけを練ったシンプルな味、カタクリ粉をまぶしてある、柔らかいけど粘る食感がいいです。

「粟おこし」も土産物にありました、大阪名物だそうですが、中部にもありました。
awaokosi01.jpg
「落花生飴」もよく見かけました、
rakkaseiame.jpg
板状のでっかいままのが土産物でした。
「巻き煎餅」というのは全国的にあるようですが、地元の豊川稲荷の名物にもなっています、
makisenbei03.jpg collon.jpg
一見、グリコのクリームコロンに似ているけど、これは硬い煎餅の中にクリームじゃなく、硬い白アメが入っています;

駄菓子屋ではお菓子がバラ売りの頃もありました、
この「ゼリー・ビンズ」はどこでもあったでしょう、
jelly Beans
風味が凄く懐かしい、

最後にチェリオの「日本のサイダー」
saida.jpg
ペットボトルなのが残念だが、昔の標準的なサイダーの風味、自販機で100円v

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

ギターとリュートの両立期  

過去、ギターとリュート両方を弾いていた時期が結構ありました、時期を分けてどちらかに重点は置いていましたが。最後に手にしたクラシックギターは河野ギターでしたが、河野賢さん最後期の作だったと思います、
kono guitar
それまでの河野ギターとは一味違う、くっきり鋭敏な音で色香もあり、気に入っていたので、これも弾きたいと思い、一時期、右爪の形をこんなふうにしていました、
(お薦めはできません^^;)
yubi01.jpgyubi02.jpg
青線が爪のラインです、この頃、リュートはルネサンス、バロックとも*サム・インサイドで爪を掛けずに弾いていました、
thumb inside
(*Thumb inside:親指pが他の指の内側で、i,m,aは指先の小指寄りの側で弦を弾く)
一方、ギターは*サム・アウトサイドで、爪が掛かる角度で弾いていました;理想的ではないが、それぞれ結構狙いどおりに音が出た記憶です。
しかし、その後バロックリュートは技法的にサム・アウトサイドが良いとわかり、爪が掛かってしまうので、全部切って、リュートに専念することにしました。
thumb outsideギターの場合、もう少し親指を立てて爪を掛ける
(*Thumb outside:親指pが外に出て、i,m,aは指先の中央~やや親指寄りで弾く)

両楽器には基本的な音の出し方(パワー)や技法、音楽の性格に開きがあるので、個人的には両立は難しいと考えました。
河野ギターは即、引き取って下さる方がいました^^

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 楽器について

tb: 0   cm: 4

EHT:ブラックホール直接撮影に挑戦  

一昨日の続きです。m
数年前から計画されていたことだが、2017年4月4日から10日間でブラックホールの直接撮影の試みが国際チームにより実施された、結果がわかるのは数か月後になるそうだ;
できれば可視光で見たいところだが、途中にガスや塵など視界を遮るものが多くて無理、そこで障害物を掻い潜ってくる電波で見る、しかし、電波は波長が長いので、解像度を上げるには極めて大きな電波望遠鏡を必要とする、そこで考えられたのが、離れた場所の既存の電波望遠鏡を干渉計として連動させ、データを合成すると、超大口径に匹敵する解像度を得られるという方法だ。これを地球サイズに展開したのが、超長基線干渉計:VLBI(Very Long Baseline Interferometry)である、
vlbi2.jpg
VLBI説明資料:国立天文台
VLBIはリアルタイムでの合成処理が出来ないので、各地のデータをレコーダーで持ち寄って合成作業がされる、この方法で行ったのが今回の事象の地平線望遠鏡:EHT(Event Horizon Telescope)計画だ。
EHT map
事象の地平線望遠鏡:EHT(Event Horizon Telescope)map
alma.jpg
EHTの一員、アルマ望遠鏡
使われる電波はサブミリ波で、水蒸気の妨げを受けるため、全地点の天候が良いことが条件で観測上の難点、また各地から持ち寄ったレコーダーのデータが膨大で、観測時刻を正確に相関させて合成しないと画像にならないので、あとの作業が大変なようだ。数か月後、合成により価値ある結果が出なければネットワークを拡大して再観測も予定されている。観測対象は以前から狙っていた、銀河系中心のいて座Aスターと活動銀河M87の超大質量BHである、
X-RayFlare-BlackHole-MilkyWay.jpg
いて座Aスター(銀河系中心 27100光年)
M87.jpg
M87(おとめ座 6000万光年)
いずれも実視径が大きく観測しやすいと見込まれる。はたして今回、満足のいく結果が得られるだろうか?理論に基づいた多くの想像図があるが、
BH06.jpgBH05.jpg
想像図:(左)国立天文台ほか
これらのどれに近いだろうか、あるいはまったく予想外?^^;自転に対する見る角度でも違うと思われるが、どの図も高速自転等によるドップラー効果は共通のようだ。
BH 02
一般相対性理論によれば、上図中央のように円形に見える予測だが、左のように縦に引き伸ばされて見えたり、右のように横長に見えるかもしれない、この見え方でBHの物理法則がわかるかもしれない。BHは高速で自転しているらしいが、それは銀河の自転軸と一致するのか?そうであれば銀河系のいて座Aスターは自転の側面(赤道)から見ることになる、M87はジェットの噴き出すところが自転軸だろう。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

T.ピノック:J.S.バッハ チェンバロ 協奏曲No.1  

ある期間が経つと無性に聴きたくなる曲があり、バッハのチェンバロ協奏曲No.1がその一つ、久しぶりにLPを廻した。
t p bwv1052
トレヴァー・ピノック(指揮、チェンバロ)
イングリッシュ・コンサート 1979年


協奏曲No.1ニ短調BWV1052
いろいろ揃えたが、T.ピノックの指さばき鮮やかな演奏は手放せない、程良い快速でほぼインテンポ、整然と聴かせ、純度高く聴ける感じだ。
第一楽章、BWV1052は、はじめは刃金の筋が通ったような曲相に魅了されたが、原曲のvnの技法をそのまま鍵盤に移したところが引き付ける、譜例のような部分が20小節続く、
bwv1052 sc01
まずvnのA線の開放を弾きながら、同音異弦を響かせる、次はE線で出てくる、ピノックは二段鍵盤の上下を活用して響きを重ねて聴かせる、
またこの部分はD線を延々と弾く、
bwv 1052 sc02
同音が継続する上で転調する効果はこの曲に限らずバッハには多く聴かれる。
【*無伴奏vnパルティータBWV1006のプレリュードなども同様、このプレリュードもカンタータBWV29のシンフォニアに転用されるが、オルガン・ソロの上にvn的な技法を移している、これは変更してしまうと、つまらないだろう】
一方この部分、
bwv1052 sc03
もしかしたら、鍵盤的なアルペッジョに加筆しているかもしれないが、これは効果的。
第二楽章も短調なのが一味違う(ト短調)、バスが同じテーマを繰り返し、ソロの即興性を帯びた妙技が乗る。
終楽章、エネルギッシュな楽章で内容も充実する、原曲vnの多様な技法が推察され、ソロのクライマックスというべき部分が素晴らしい。
bwv 1052 sc04

ご覧いただき ありがとうございました。

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 2

BH「事象の地平線」を検証  

様々な観測でブラックホールの存在は確実と見られるが、BHには光が逃げ出す速度と引き込まれる速度が釣り合う面があり、そこを「事象の地平線(地平面)」という、
BH tokei
地平面はシュヴァルツシルト半径とも呼ばれ、BHの質量で大きさは変わる。
よく落下物が落ち込むと、離れた場所の観測者には、地平面に貼り付いて止まったように見えると言われる、これはシミュレーション等で可視化した場合で、実際は真っ暗で見えない。
BH-swallow_2017061309421569a.jpg
事象の地平線を横切る星(Mark A. Garlick/CfA)
事象の地平線はA.アインシュタインの一般相対性理論から導かれるが、今のところ理論上のもので、実在は確認されていない、そこで、米・テキサス大学オースティン校のPawan Kumar氏らのチームは、銀河の中心にあるのが大質量BHではなく、大質量だが硬い表面を持った天体であると仮定、もしそうなら、そこに星が引き寄せられれば、消滅ではなく、衝突の様子が観測されるはず、ぶつかった星は破壊され、大質量天体を取り巻くガスとして、数ヵ月~数年くらい輝くはず、と推測できる。そんな様子を捉える観測をパンスターズ望遠鏡によるサーベイ観測(空の広い範囲の観測)で行った、
PS1dome.jpg
パンスターズ望遠鏡
しかし「硬い表面」を示す観測結果は一つもなかった、これが事象の地平線の実在を示す、逆説的な証拠になる、とのことだ。

ところで、今までの観測はBHを示す間接証拠だったが、直接、実写画像で見ようとする挑戦が続いている、見るとは言っても本体は真っ暗と思われるので、周囲の光の中央に事象の地平面が暗く浮かぶ「ブラックホール・シャドウ」を見ることになる、ズバリ見えれば、検証もへったくれもなくなる!^^ 過去記事:ブラックホール・シャドウ
世界の電波望遠鏡のネットワークで地球サイズ口径の解像度で見ようというものだ、アルマ望遠鏡も参加して、一応4月に観測は済んでいる
BH04.jpg
見える様子の予想図
≪続く≫

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

歌謡,ポップス:タイムワープ 2  

それまで知られなかった歌手が突然ヒットを出したり、一旦活躍をひそめた歌手が復活を見せたり、また、過去にB面として出した曲をA面で再び出したら、これが大ヒット、ということもあった。今日は8曲、また時代は跳ぶ;m

k matuo
you tube:「誰よりも君を愛す」 松尾和子・和田弘とマヒナスターズ(1959)
楽しい曲、ではなかったが;松尾和子の唄と、スチール・ギターの入るマヒナスターズの気だるいムードは強く印象に残っている。

sherry.jpg
you tube:「シェリー」ダニー飯田とパラダイス・キング(1963)
始まりのコーラスが印象深い、女性歌手とコーラス・グループが組むことが多かったが、九重佑三子はここではパラダイス・キングのメンバーだった。原曲はThe Four Seasonsでアメリカで大ヒット、you tube:The Four Seasons - Sherry (1962)

i araki
you tube:「今夜は踊ろう」 荒木一郎(1966)
2コーラスでは3度上でハモるのが良かった。

tigers.jpg
you tube:「花の首飾り」ザ・タイガース(1968)
この曲も「銀河のロマンス」のB面で一度出ていたが1968年にA面として出された、GS時代、流行に乗っただけじゃなく、真っ当な詞と曲であれば時が経ってもカバーされる。

s nisida
you tube:「女の意地」西田佐知子(1970)
「女の意地」は1965年「赤坂の夜は更けて」のB面だった、1970年に再録音、A面でだしたところこれがヒット、ノンヴィヴラートの独特の声、ふっと弱めるいつもの唄い方が魅了する

you tube:白い「蝶のサンバ」森山加代子(1970)
この曲がヒットした時点で懐かしい歌声に思えた、早口調の歌詞と軽快さが耳に残る。

you tube:「氷雨」 佳山明生(1981)
「氷雨」複数の歌手が唄ったが佳山明生の力の抜けたさらりとした歌唱が功を奏した、以前にも書いたが、サビが終った次、
hisame.jpg
このコードの移りがいい、

g takayama
you tube:「心凍らせて」高山厳(1992)
ポップス演歌に入ると思うが、詞と曲、歌手がぴたり融合した傑作と思う、伴奏、イントロの良さ、バックコーラスの良さが引き立てている。テレサ・テンもカバーしているが、動画は今はないようだ。

どんな曲を拾うかで迷ってしまう^^; ≪続く≫
ご覧いただき ありがとうございました。

category: 歌謡・ポップス・etc

tb: 0   cm: 2

ローデドNGを半分に切る  

昨日の続きです、この7c.luteは弦長58.5cmですが、⑥、⑦コースを替えました。
120cmあるローデド・ナイルガットをちょうど真ん中で切り、⑥コースのユニゾン2本分にできましたv 事前に伸び度合を調べたところ、とどくと判明。
7c lute01
アラミド糸を繋いで、ペグを巻く前、繋ぎ目は指板上にあります、調弦を合わせると伸びてちょうどナットを越えます、越えるときにちょいと摘み上げればOK、
7c lute02
(ローデドNGは連結結びもしやすい)
糸倉内はほとんどアラミド糸なので、調弦のレスポンスも良く、一石二鳥!
20170610.jpg
短い楽器なので、ローデドNGの太さも具合良い、⑤コースはKFだが音質は繋がる感じ。
調弦対策は何とかなりそう、湿度も関係ないだろうし、冬の寒暖差の影響が少なければ最も具合良い弦と言えます。

PS.長さが足りない弦の連結はよくやりますが、以下の点に注意しています、
string.jpg
結ぶ作業で、bのあたりを手に持ち、aの端を引っ張ると部分的に張力がかかり、弦全体の伸びが不均一になり、振動不良の原因になりそうで、2本のラジペンを使って、aの付近だけを引っ張るようにしています、元からダメな弦は仕方ありませんが;

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: リュート

tb: 0   cm: 0

ローデドNG & アラミド糸  

ローデドナイルガットは注文した内のあと1本が入荷せず、発送できないようで揃いません;m
20170531.jpg
ひとまず11c.luteの⑩、⑪コースだけ替えてみました、今までのKF弦はちょっと太すぎたけど、これはちょうど良い、柔らかいのでブリッジにも楽に結べるv
11c 01
パッと見、バロック絵画に出てくる弦みたい^^
Kunstalle.jpg
振動の様子も良好で、低音の鳴り方としても良い。ただ一つ難点は弦の伸縮が大きく、ペグの回転に対し調弦のレスポンスが低い、特に下げるとき、スッと下がらないです。⑩、⑪コースはナットとペグが近いので、まだいいですが、⑥~⑧コースあたりは難儀しそう;
ここは伸縮性のないKevlar line(アラミド繊維)で繋いで解決しようと思っています、伸びを見越して、ナットの手前から繋いでもよいかと思います。(⑥~⑧はKFでも良さそう;)
kevlar line
今まで使っていたアラミド糸(左)はケバい黄色で好きじゃなかったけど、やや落ち着いた黄色(中央)と黒(右)がありました、これなら少しは見栄えが良くなるかと?
弦が揃ったらやってみます。

いつもamazonさんから送ってもらうと、梱包過剰なことが多いです;今回もこれ1つ送るのにこの箱でした;
kev 03
一方、ドイツから弦を送ってもらうとこんな封筒です、
huto.jpg
内袋との間にヒダをつけた紙を緩衝材に挟んであります、さすが無駄がないですね。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: リュート

tb: 0   cm: 0

B.ハイティンク:ブラームス 交響曲No.3  

ブラームスのオーケストラ作品は室内楽のように緊密だとよく言われるが、交響曲No.3など聴くと本当にそう思う、多くのパートが一人の奏者のように息を繋げたアンサンブルのようだ。
今日はB.ハイティンク指揮、ロンドン響のライヴCD、ホールの響きはあまりないが、弦楽の表情がよく聴き取れる。
hai bra sym3
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン交響楽団 2003年


交響曲第3番ヘ長調op.90
誇張した所なく、端正な演奏、弦楽が味わい深い、複雑な構成の内声もよく聴ける、
第一楽章 アレグロ・コン・ブリオ、4分の6拍子、勇壮な始まりだが、穏やかで繊細な部分が多い、内声の弦などはシンコペーションで和声を入れることが多く、
sc01_20170609104035f68.jpg
3連符系の変拍子となったり、パッセージが別パートに受け渡される所が多い、
[36]からは4分の9拍子となり、klar.が第二主題を奏で、va、vc2が和声を弾くが、
sc09.jpg
vaは拍の頭を避けた絡みになる、[49]で6拍子にもどる。
展開部の[77]からはvaとvcが6拍子型になった第二主題を深く奏で、
sc03_20170609104137913.jpg
vn1,2はリズムの頭から生じた波紋のように聴こえる、リズム上も単純ではない音の織り込みが何とも深い味わいとなる。
[187]から、f marcatoとなり、ここで加速気味に畳み込む演奏もあるが、ハイティンクはテンポは維持し、じりじりと白熱させる。
第二楽章 アンダンテらしく、あまり引っ張らず素朴な雰囲気で始める、やはりスコアをみるとそれまで気づかなかったような、ppの微かな音まで各パートの複雑な織り込みがされている、[80]から、管が引き付け、弦パートはppであまり耳に飛び込まないが細かな受け継ぎなどで深みを作っている。[40]からの主題は終楽章にも出てくる。
sc07.jpg
第三楽章 ポコ アレグレット、有名な主題をvcが弾き、vn1,2とvaは、pp leggieroで目立たない細やかな声部を絡ませている、
sc05_20170609105627098.jpg
じつに襞の細かい味わい。
終楽章 アレグロ、ヘ短調の不安な動機で始まる、最も熱気を持つ楽章、 [19]で第二楽章で予告された動機がppで出る、
sc08.jpg
ハイティンクは比較的落ち着いたテンポで引き締め、[167]のffに向けても、じりじり、整然と歩を進める、作品そのものをしっかり聴かせる正統な演奏だと思う。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: ブラームス

tb: 0   cm: 2

動物の「利き手」  

ネコは手(前足)を結構、器用に使い、その仕草には親しみを感じる、
人と同じように、「利き手」があるのでは?と思い、検索すると、ネコの雄は左利き雌は右利きだ、というのを目にする。確率はどれ程かわからないが、数十匹のネコで実験したところ、ほとんどそうだったという報告もある。m
cat kikite
you tube:利き手とねこ-Dominant hand and Maru&Hana.-

うちで3匹、雄ネコを飼っていた時期があり、餌台はこんなのを共用していた。手前に餌を寄せると奥から落ちてくる、ネコはそれを憶えて自分で掻き出す、
cat food
右側はペットボトルを逆さに立てる給水器
キジトラが餌台を占拠していると、いつも茶トラは、横からCatフードを右手で床に掻き出して食べていた、またトイレしたあと、ソレに触れないよう;いかにも注意深く砂をかけていたが、それも右手でやっていた、こういう慎重な作業はやはり"利き手"だろう^^;茶トラは珍しい右利きの雄だったことに?

利き手(足)は、ネコ以外も多くの動物にあるという、
オウムは鳥類の中で寿命が長く(50年以上とか)、知能が高いことで知られるが、片足で立ち、もう片足を手のように使い、嘴や舌と合わせて器用な作業ができる、
oumu.jpg
you tube:「オウムは他のグレーと食事を共有」小さいオウムにも食べさせてやる
ほとんど人間みたい^^オウムやインコの場合は雌雄問わず、左利きが多いそうだ。
(バランスを取って立っている右足が利き足、と言えるかもしれない?)
何故なのか解剖学的に見た情報もあるようだが、動物を飼っている人は確かめてみるのも面白いだろう^^

ところで、人間は右利きが多い、ヴァイオリンやギターは弦を押えるテクニカルな作業を左手でやるのが不思議にも思うが、音をコントロールする繊細で注意深い動きは、上述の茶トラと同様?^^利き手の右でやるのが自然なようだ。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 0

「極移動」が起きた エンケラドゥス  

AstroArtsからの情報によると、「米・コーネル大学のRadwan Tajeddineさんたちの研究チームはカッシーニの観測から、エンケラドスの地表に帯状に連なる低地を発見し、この地形がかつての赤道と両極の名残りだと考えた。そして、タイガーストライプは過去にはもっと赤道近くに位置していたが、何らかの理由によって衛星の自転軸が元の状態から55度以上ずれてしまったらしいことを示した。」m
Enceladuss_20170607134521ce3.jpg
土星の衛星 エンケラドゥス: 探査機カッシーニ撮影
とあるが、上記の下線の記述がどこなのか説明不足でよくわからない、元の情報もこの程度しか書いていないようだ。しかし、4月14日のNASAの「重大発表」よりは興味深いv
Enceladuss05.jpg
もし、エンケラドゥスの誕生時から現在まで自転軸が変わっていないとすれば、その自転の影響を今に留め、北極と南極の地形は似ているはず、しかし現状はタイガーストライプという領域が南極側に来ている、元は赤道付近にあったのが、小天体の衝突で極移動が起きてしまった、とすれば現状を説明できる、ということだ。言われてみれば・・という感じだが、
タイガーストライプの領域にはくっきり境界が見えるようだ、この範囲で1つの流動域になっているようにも見える、
Enceladuss02.jpgEnceladus_and_shadows_20170607131114c43.jpg
ここの内部は他の所より氷の層が深く、潮汐力の摩擦で液体となった水があり、ストライプ状の亀裂から噴き出していると思われる、小さな衛星(直径:約504km)で重力は弱いので、内部の岩石部分は滑らかな球体にならず、高低差が大きいようだ、岩石層の窪んだ領域に海が重なるだろう、逆に北半球にはクレーターが残る領域があり、変動が少ないことがわかるが、亀裂のような筋もいくらか見られる。タイガーストライプが何時の時点であったのか、元々の地形か、天体衝突に起因するのか、まではわかりそうにない。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

超新星爆発なしで"BH"  

先日も取り上げたケフェウス座の銀河NGC6946は超新星爆発が頻発していると書いたが、何故頻発するのか、一見普通の銀河で活動銀河らしい姿ではないが?しかしこれまで、なにか活動的な様子を見せている。m
NGC6946-Subaru-Gen.jpg
NGC6946(2000万光年 すばる望遠鏡撮影)

5月31日NASA JPLによると、同じNGC6946銀河にあったN6946-BH1という大質量星(太陽の25倍)が超新星爆発を起こさず、直接BHになったらしい、と発表された。2009年にN6946-BH1が輝き始め、数か月、太陽の100万倍も明るく光り続け、(超新星爆発は起こさず)2015年には消えてしまった。確認のため、HSTとスピッツァーSTによる赤外線観測もされたが、存在は見られなかった、
ngc6946-bh1.jpg
N6946-BH1 消滅前と後
BHのでき方には理論上いくつかの道筋があり、中性子星が合体してもBHになるとか、宇宙初期には大量のガスが集まって、あまりに大質量のため星になることなく、いきなりBHになる場合とか、また恒星にはなったが、大質量のためその中心部にBHができ、自らを呑み込んでいく、という場合もあるらしい、ただこの中心部からは光速に近いジェットが噴き出し、超高エネルギーのガンマ線バーストが観測される。
今回のN6946-BH1はまた違う事例だろうか、数か月明るく光り続けたという記述しかない?
7566_illustration.jpg
経緯の想像図(NASA/ESA/P.)
拡大画像
このように超新星に至らず、真っ当な生涯をおくれない星が全体の1~3割だと推定され、超新星爆発の件数が予想されるより少ないという根拠にもなるそうだ。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

歌謡,ポップス:タイムワープ 1  

何がきっかけか?こちらの方向にはまってきた・・
ときに気分でクラシックより、良かったりする^^;m
歌謡曲の世界も曲と歌い手、つまり作詞・作曲と演奏、両方が良くないとヒットしない、この組み合わせは狙い通りだったり、意外だったりすることも? ということで、記憶に残る曲を随時拾っていきたい、今日は以下の9曲、時代はすごく跳ぶ;

jonetunohana_20170605123637e0c.jpg
you tube:ザ・ピーナッツ「情熱の花」(1959)
記憶に残る一番古いあたり、原曲はベートーヴェンだから、いきなり意外;声質同じの双子ならではのハーモニーを当たり前のように聴いていた。

you tube:橋幸夫・吉永小百合「いつでも夢を」(1962)
誰の耳にも残る昭和の名曲、吉永小百合さん独特の高い声が印象的。

you tube:ザ・ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」(1968)
ドビュッシーではない^^;GS時代、何かと派手な曲が多い中、甘いヴォーカルで正統派の歌が逆に珍しかった、
良い曲は後にリメイクされるが、島谷ひとみによるカバーヴァージョンが2002年にでた。
you tube:島谷ひとみ 「亜麻色の髪の乙女」(2002)

itosino makkusu
you tube:荒木一郎「いとしのマックス」(1967)
力の抜けた唄い方、大人の味が引き付けた。

shadow city
you tube:寺尾聡 「シャドー・シティ」(1981)
「ルビーの指輪」が最もヒットしたが、個人的にはこの曲が良かったv

pusanko.jpg
you tube:渥美二郎 「釜山港へ帰れ」(1983)
韓国産の曲で渥美二郎が唄った、伴奏をロック調にしたのが新鮮で成功だったのでは、

oginome.jpg
you tube:荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」(1985) 
Angie Gold原曲の日本バージョン、荻野目洋子のボーイッシュで切れの良い唄と振付がかっこ良かった。もう一つこれは30周年、元気なのに感動、
you tube:荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」 (2014年9月)

m m
you tube:モーニング娘「サマーナイトタウン」(2004)
近年のアイドル系ユニット、SP**Dなどは小喧しくて聴けなかったが、たまに良いのもある、"作詞,作曲:つんく"なのが良い、ハーモニーの聴きどころもある。
≪続く≫

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 歌謡・ポップス・etc

tb: 0   cm: 2

B.ヴァイル:ハイドン 交響曲No.97  

脱線が多く、「どこがクラシックとリュートじゃ、」と言われそう;
久々の音盤聴きで、ハイドンです。
ヴァイル指揮による演奏は聴かせどころをよく掴み、しかしあまり几帳面に仕上げた、という印象なく爽快だ。
20160509.jpg
ブルーノ・ヴァイル指揮
カペラ・コロニエンシス


交響曲No.97ハ長調
第一期ロンドン交響曲の中でも特に斬新で充実した内容をもつ、
第一楽章、序奏はtimp入りの開始だが、flとvn1が重なる雅びな響き(この旋律は主部にも現れる)、ヴァイルは速めにさらりと行き、快活に主部Vivaceへ繋げる、程良く快速で、パンチの聴いた心地よいfで始まる、[63]~[74]にかけての全パート、ユニゾンは意表を突く、
sc01_201706041144352d1.jpg
その後涼やかな第二主題が続く、展開部は[123]から木管のポリフォニックな三重奏が魅力だ、そこに各弦が第一主題動機を掛けてくる、
sc02_20170604114504907.jpg
再現部では[193]から劇的な変化を見せ、入念な内容を盛り込み、終結まで結構長い。
第二楽章 Adagio ma non troppoはヘ長調で変奏形式、変奏手法としては典型的だが楽しませる、第一変奏は3連符型、第二変奏はヘ短調となり、強奏でtrp、timpが驚かす、[84]からの第三変奏はvnにal ponticelloの指示があり、駒の近くを弾く音だ。
メヌエット Allegretto 祝祭的なテーマでtimpの打音が目立ち活気がある、トリオはレントラー風か?平穏になる。
終楽章 Presto assai ロンドの要素が強いが斬新で充実している、同音連打が印象的、ヴァイルは速くしすぎず、ガチっとした構えで聴かせる、展開部のポリフォニックな書法が見事、102番の終楽章も予期する感じ、終結に向かって痛快だ。
97番の演奏としてはT.ファイ盤とともに気に入っている。

ご覧いただき ありがとうございました。

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 2

昭和のCMソング ほか  

今日あたり、ハイドンのsymphonyの事でも書こうかと思ったけど、つい勢いで懐かしものを、一部の方、限定ネタです^^;

*TVから聴こえたCMはたくさん記憶に残っていますが、これなど代表格です、
昨日のリボンちゃんと同じくらい前かな;
mituwa02_2017060311011899a.jpg
動画:①ミツワ ②(CM)ミツワ石鹸 三種
人形アニメが上手く音楽と合い、振付も良い感じ、キャラ・デザインも良い、オリジナルどおりのフィギュアがあれば欲しいくらいです^^

CMソングといえば、楠トシエさんでした、どれも耳から離れません、
kagome_201706031522164b0.jpg
動画:とんとんトマト 楠トシエ

これも随分聴いた、
動画:丸愛 花かつをの歌 CM

オリエンタルカレーは愛知県に本社があるけど、全国展開しているので、どなたもご存じかと?
oriental car
動画:オリエンタルカレーの唄

*ここからちょっとローカルCM、名古屋周辺の方には懐かしいでしょう、やはりCMソングの女王、楠トシエさんです、
meieki sun roadnagoya chika
動画:ナゴヤ地下街の歌

名古屋名物、ういろうの二大老舗は「青柳ういろう」と「大須ういろ」ですが、CMは何だか"大須"に郷愁を感じます。
oosu uiro
動画:大須ういろ

*最後にレナウン、ワンサカ娘、
これもやたら記憶に強く、日本の歌手は弘田三枝子が印象深い、
renown.jpg
動画:シルヴィ・バルタン ワンサカ娘 レナウン
-----------------------------------------------------
*CMじゃないけど、フランス歌手が出たところで、ダニエル・ビダル、
Daniele Vidal
動画:オー・シャンゼリゼ(日本語)/ダニエル・ビダル
ビダルは確かに日本語上手だったけど、少しフランス訛りの日本語って、不思議と自然に聴こえるんですね、日本人がフランス語発音するのはすごく難しいのに?同時期活躍した欧陽菲菲はおもいきり台湾訛りでした;

ご覧いただき ありがとうございました。

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 2

昭和のお菓子・あれこれ 2  

子供の頃、近くのお菓子屋で買った、馴染みのお菓子で今も買えるものはいくつかあります。
不二家のパラソルチョコレート、よく買いました、先細で大抵折れちゃうんです;m
fujiya pa02
明治のマーブルチョコは今どこでもあります、昔は「アトム」のシールが楽しみでした、
meiji ma
同社のキャラメル、あまり見かけませんが、今もあります、このパッケージはどちらもしっかり憶えています、
meiji c c
前田のクリケットも健在、通販しか買えないかな、特別好きではなかったけど、何気なく食べていた風味は懐かしいでしょう、
maeda ku
残念なのが明治のカルミン、けっこう好きだったけど、近年、生産終了したそうです。
meiji ca

以下は近所では買えない、都会のお土産だった、まずウイスキーボンボンが好きで、名古屋に通勤していた父にねだった、メーカーは不特定、今はチョコレートの殻に直接シロップを入れる製法が多いが、昔はまずシロップを砂糖の殻に封じ込め(これがボンボンだが)それにチョコレートコーティングしてあった、この砂糖の殻をザクッと噛むと口に零れ出すのが良いv
brand4_prod2.jpg
現在のサンプル(大抵、ボトル型で箱に一列だった) 
また味わいたいのが、アメリカのロングセラーで、CHARMSのサワーボール、これも濃縮したようなフルーツの香料が何ともいえず、普通のフルーツドロップが物足りなくなります;
charms.jpg

以下、飲み物編、いつも冷蔵庫にカルピスと冷やした水がありました、8倍くらいに薄めて飲んだものです^^
calpis.jpg
粉末ソーダでお馴染みだった、春日井シトロンソーダ、冷水に溶かしても、クエン酸がコップの底に残り、最後が酸っぱかった、これのキャンディーが最近まであったようです;
kasugai si
「リボンちゃん、リボンジュースよ」って懐かし過ぎです;
ribon01.jpg
動画:サッポロのリボンちゃんTVCM集
しかし、一番好きだったのは紙コップで飲む、自販機のジュースでした^^

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 8

星の絶対等級  

一昨日は宇宙の距離単位について書いたが、絶対等級というのにも興味が湧く、m
ある恒星がちょうど1.0等の明るさに見えるとする、それが20光年の距離にあるとして、その星を、絶対等級を決める基準距離:10パーセク(約32.6光年)に持ってくれば、2.06等になる、また同じ1.0等に見えて1000光年の距離にある星なら、絶対等級は-6.3等と、極めて明るくなる(マイナスが付くと明るさを増す)・・同じ基準距離に置くことで、恒星の本来の明るさ(エネルギー)を知ることができる。
こんな計算が下の式でできる。べつに計算せずとも、データはいくらでも検索できるが、面白い^^観測衛星ヒッパルコス、ガイアによって、星の視等級と距離は正確にわかってきたので、この計算をするだけだ。
① M=m+5-5*log10d (*視等級と距離から計算)
② M=m+5+5*log10p (*視等級と年周視差から計算)
 M:絶対等級、d:距離pc、p:年周視差"、m:視等級(見かけの明るさ)

excel.計算表

太陽を除いて、全天で一番明るい恒星、シリウスは②の式で以下のとおり、
keisan 00
絶対等級Mは1.43となった、明るいのは近いためで、巨星というわけではない、

一番近い恒星、プロキシマ・ケンタウリは視等級m:11.13、年周視差p:0.768秒、②の式で絶対等級Mは15.56となった、暗い赤色矮星だ。
Proxima_Centauri_20170601100327395.jpg
プロキシマ・ケンタウリ(HST)

年老いた巨星アンタレスは視等級m:0.91、距離d:553.48光年で、絶対等級Mは-5.23となった、32.6光年の距離にあれば、すごく明るい。

はくちょう座のデネブも一等星に入る明るい星だが、①の式で以下のとおり、
keisan02.jpg sankou.jpg
距離dが非常に遠く、絶対等級Mは-6.93にもなる白色超巨星である。
因みに金星の視等級の最大が-4.7だが、アンタレスやデネブは32.6光年の距離にあってもそれを大きく上回る!
*絶対等級がわかっていれば、この計算で星を任意の距離に持ってきた視等級が出る、
③m=M-5+5*log10d
"1光年"くらいに近づけてみると面白い^^

絶対等級で概ね星の実際の明るさとエネルギーは掴めるが、以上は可視光の範囲での比較である、紫外線、X線など可視光以外のエネルギーも含めた、輻射絶対等級というのがあり、本当の恒星のエネルギーを表す。大マゼラン雲にある観測史上最大の質量を持つ恒星、R136a1は輻射絶対等級が-11.9になるそうだ、可視光より紫外線のエネルギーが高いらしい、
R136a1 b
R136a1.jpg
手前から、赤色矮星、太陽、B型主系列星、R136a1
R136a1は極めて大質量なため、寿命は短く、極超新星となって最後を迎えるとされる、

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 2

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック