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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

太陽系外から来た小天体  

また、観測史上初めて、というニュースが入った。m
国際天文学連合(IAU)の小惑星センターは10月25日、太陽系外から飛来したと思われる小天体「A 2017 U1」を見つけたと発表、
これまで見つかった、太陽に近づく彗星、小惑星はどれも太陽系起源のもので、カイパーベルトやオールトの雲からやってくるものと考えられる、これらは軌道のとり方によって、周期的にやってくるもの、あるいは惑星の重力で軌道が変わってしまい、太陽に近づくのは1回きり、というものがある、木星に捕えられ衝突した彗星もあった、
cavalie_et_al.jpg
シュメーカー・レヴィ第9彗星の衝突痕
周期的なものは長い楕円軌道をとるが、1回きりのものは放物線状の軌道をとる、
しかし、2017年10月19日、ハワイのハレアカラ天文台にある「パンスターズ」システムが見つけた彗星のような小天体が異例の軌道をとることに気付き、さらにカナリア諸島テネリフェ島の欧州宇宙機関(ESA)の望遠鏡で小天体を撮影、軌道を分析したところ、離心率の非常に高い双曲線軌道をとっていて、太陽系起源の天体ではあり得ない動きをしていた、
2017 u1
方向は太陽系の惑星公転面に対し、ほぼ真上(こと座ヴェガの方角)から秒速25.5kmでやってきて、9月9日に太陽に最接近し、この時は秒速44kmで通過、10月14日に地球から2400万kmの位置(地球と月の距離の約60倍)を通り過ぎた、
2017 u1 you tube
you tube:A2017U1 animation
これは1回きりの訪問で、あとは遠ざかるだけ、10月30日の時点ではうお座の方向約8500万~9000万kmのところににあり、この天体が「星間天体」である可能性が高いそうだ。大きさは直径160~400mの間と見積もられる(天体の密度で大きさが変わってくる)。

恒星間には浮遊惑星など大きなものは見つかっていて、このような小天体も数多あると予測されていたが、それが接近により初めて見つかったことになる、小さいけど特別なお客だ。
inKind_of_Planet.jpg
浮遊惑星:想像画

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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イヤな台風  

22号は結局、列島の太平洋側にしつこく沿っていきましたね、九州に接近した後はほぼ予測どおり進み、勢力も維持したまま、21号ほどではないけど、大雨のオマケがつきました;
1722-02.jpg

過去の台風はいつも週末に接近してきたってのばかり記憶していますが、過去5年の上陸個数を曜日別に表にすると、
taihu 5
本当にその傾向だそうです;月曜が最多、次いで日曜、金,土にはまず来ない;
なんで偏るかなぁ、何か超自然的な要因かも^^;
進路を気にしながら不安な週末を迎え、休日の夜、これから寝ようって時に荒れだします、

ご存じのように太平洋から上陸したばかりで、進行方向の右側で、中心に近いほど被害が大きいんですね、こんな場合、最悪のコースです、
chizu02.jpg

一夜明けて天気図を見ると、見事な冬型気圧配置、
tennkizu03.jpg
eiseigazo.jpg
風は吹きっぱなし、小寒い一日となりそう;

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

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O.スウィトナー:ベートーヴェン 交響曲No.8(LP)  

しばらくお留守だった音盤聴き、
今日は何を食べたいか、みたいに選んだのがこのスウィトナー盤だった。
ベートーヴェンの第8は小じんまりとしながら、聴きどころが詰まっていて一番好きかもしれない、スウィトナーの演奏とDENONの録音技術は相乗効果となったように相性が良い、
be s 8 lpbe s 8 lp2
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
1983年録音 DENON

涼やかな弦楽、木管やホルンの色彩感、低音の重み、trp、timpのパンチ、これがどの音盤より見渡しよく収録されている。PCM(デジタル)録音をアナログ盤に刻んだのが、何故か良いのですね、"生麺"?みたいな味わいで^^

第一楽章の始まりから[12]にはいると、総奏の中で、vn2とvaが小刻みに内声を入れるが、
be s 8 01
これがくっきり、弦の集まりというだけでなく、個々の楽器のボディが鳴っている感じも伝わり、心地よい切れ味。始まりから爽快だが、この楽章は展開部がじつに聴き応えがある。
第二楽章は速めにさらりと聴かせる、この楽章が楽しく、長くないのがある意味良いところ^^
第三楽章、この楽章はスウィトナーの美質が際立つ、思い切ったゆったりテンポでじわじわ助走をつけるようにはじめ、
be s 8 03
[3]のアウフタクトからvn1がpで一際力を抜き、浮遊する感覚、トリオを持つので、メヌエット楽章の位置づけのようだが、あまり舞曲風ではなく、スウィトナーは清涼な緩抒楽章のように演奏、これが他に例がない魅力だ。
終楽章も内容は充実、スウィトナーは快速に、ダイナミズムも清潔サウンドでしめくくる。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: ベートーヴェン

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昭和のインスタント食品  

ひなびた街で静かに暮らしているので、懐かしむ話ばかりです^^;

昭和のインスタント食品は今のように洗練されていなかったけど、それなりに美味しかったのを思い出します、
インスタントラーメンと言えば油で揚げたフライ麺が主流で、いろんな製品が出ました。
その走りとなった日清のチキンラーメンはお馴染み、エースコックのワンタンメンも現在製造されていて、特にワンタンメンは懐かしいです。
wantan.jpg

これは創業50年となる(株)マルタイのマルタイラーメン、これも非常に懐かしい現行製品、
marutai.jpgmarutai02.jpg
印刷が見るからに"昭和"
真っ直ぐな乾麺とスープが2食分入っていて、フライ麺や乾燥ノンフライ麺とも違う、生麺風の歯応えで、スープの味が良くできている、ぜひ生の刻みネギと焼豚(又はハム)くらい乗せたい、紅しょうがを少し乗せると味が締まりそう、
marutai05.jpg
麺はザルに取って、丼に別のお湯でスープを溶かすと良いです、
フライ麺もそうするほうがいいですね。

以下はとっくになくなってしまったものですが、
"ライスカレー"の素など、好きだったのがあります、明治キンケイミルクカレーなんて憶えておられるでしょうか;
kinkei.jpg
S&Bのモナカカレーってのもありました、
S6B monaka
このまま食べるんじゃなく;カレーの素が入っていてモナカも一緒に煮て溶かすんです。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

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台風22号は、  

もう晩秋だというのに台風は勘弁してほしいですね、21号では10月、1か月分を超える雨が降ったところもあるし;
kisyocho01_20171027095723c86.jpg
今朝8時の地球の画像
次に発生した22号は沖縄には影響しそうですが、
kisyocho03_20171027100600941.jpg
北上したあと、偏西風で東へ流されるような見通しです、
kisyocho02_20171027095725931.jpg
まだ予想としては大まかでしょう、
勢力も強くはなさそうですが、一応注意はしておきたいです。

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

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金やプラチナの生れる所  

先般の記事「中性子星合体による重力波」の中で、赤外線の変化などの観測で、金など重元素が作られたらしい、ということに触れたが、さらに東北大学の研究チームがこの中性子星合体(GW 170817)の際の光の振動方向の偏りを測定していた、
press.jpg
中性子星合体のグラフィック画像(ESO:想像図)
結果、その光は振動方向の偏りが少なく、0.5%以下、ということで、この結果も中性子星合体で金やプラチナが作られたことを示唆しているそうだ。
もし、金やプラチナなどの重い元素が作られていなければ、電子の散乱が卓越して偏りが検出されるはずだが、重い元素が多量にあるとそれらの吸収によって偏りは小さくなるらしい。

報道の内容は以上だが、光の振動方向の偏りとは先日も記事にした偏光のことと思われる、
henko.jpg
特定の振動方向に絞られる
高速で自転する重い天体からは偏光の生じた光が出てくるが、重元素が多量に作られると偏光の度合が低くなり、多くの振動方向が混ざった光になる、という意味と思われる。
宇宙のどこで生まれたか謎だった貴金属の起源にまた一歩迫ったようだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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ムカゴ  

ヤマイモ(自然薯)の蔓にいっぱい付く球状のムカゴは晩秋の味覚です、
mukago.jpg
ヤマイモと同じように粘りをもち、ちょっとほろ苦い、私はこれを野菜と一緒にかき揚げにしたのが好きですが、ご飯と一緒に炊いて、むかご飯もいいです。
mukagomesi_20171025162125be9.jpg
むかご飯、ダシと塩を入れて炊き込んだところ
加熱すると粘りはなくなり、美味しい芋の食感です、今回のは大粒でした;

ところで、ヤマイモは花が咲き、種子も出来て、これも繁殖方法ですが、ムカゴも保存して翌年植えると芽を出します、
W_yamanoimo1081.jpgW_yamanoimo1091.jpg
ヤマイモの花と実(花ことば:恋の溜め息)
また地中に残ったヤマイモからも翌年、発芽するし、3つの繁殖手段を持つ!植物はどの部位にも、全体の遺伝情報を持っていて、欠損部分を作りだすことが出来るようです、
花器にさしておいた切り花から根が出たりしますが、"挿し木"もこの性質を利用したクローン技術だそうです。

樹木には寿命がありますが、1つの株が全体を支える限界が来たときかな?老木でも新しい枝を挿し木にすれば、そこから若返るんですね、そう見れば永遠の命ということに。
因みにうちの水槽の水草は15年経つかな、ただただ伸び続け、切っては間引きしていますが、新芽の部分が新しい命なのかも。
葉っぱ1枚地面に落ちれば、そこから根や芽が出てくる植物もありますね^^;

PS.春を告げる花、沈丁花は木の寿命が短く、20~30年ほどで突然枯れるそうですが、これも事前に挿し木にすれば、若返った株になるそうです、
jintyoge_201710251619380a6.jpg
沈丁花
沈丁花は短命にもかかわらず、花言葉は「不死」「不滅」なんだそうで?^^

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

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バロックギターの絵 ≪追記あり≫  

一昨日の19世紀ギターに続き、バロックギターの絵を検索してみました。m
バロックギターから19世紀ギターへの明確な境は引けませんが、概ね次のように移行していきます、「バロックギター:5コース複弦」→「ロココギター:6コース複弦」→「19世紀ギター:6コース単弦」、呼び名は現代、分類のため付けているだけです、楽器は時代に合わせて、改造されたものもあります。
絵画の人物は皆、リラックスした様子です、本気出して弾く姿は絵にならない?^^;
bg 009bg 008
しかし、画家の前でポーズするにせよ、手は自然に普段弾いているフォームになり、参考になる絵もあります、

これはラスゲアートのフォームでしょう、
bg 006
傍らにリュートもあり、現代の皆さん同様、両方楽しんでいる人でしょう^^

これもラスゲアートのようです、指板に近い位置で柔らかく響かせます、
bg 003

この手のフォームはサムアウト(親指外側)でバロックリュートと同じようです、
bg 010

この楽器は①コースをシングルにしてあるのがわかります、
bg 002

この絵はまさにポーズをとって描かれているところ、
bg 005
リボンのストラップはあえて掛けないのが絵になるみたい、

最後にこの絵の楽器、ムスタッシュ(髭飾り)がオシャレです、
bg 004
この飾りは形どおり木材を切り抜いて上貼りやインレイにする、手のかかる仕事です、

これは現代の製作、
bg photo
これも響孔周りの飾りが細くすっきりしていいです、
装飾過多は好きじゃないので、仮に持つとしたら、こんなのがいい^^
響孔にパーチメントがあると子ネコは入れません。

追記:奇士さんからの情報で、こちらにも貼っておきます、
オークションに出されたオリジナル、バロックギターで1625年のマテオ・セラスらしい
(落札済みとのこと)
b g takeuchi
you tube:Matteo Sellas, circa 1625
演奏は竹内太郎氏、状態は良さそうです、

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: Instruments

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気象庁の台風情報 ≪追記あり≫  

台風21号、22日午前8:00の可視光画像です、台風から伸びた雲が列島をすっぽり覆い、まさに超大型です、可視光なので夜は真っ暗になります、
201710220800-00.jpg
可視光画像:22日8:00
こちらは同じ時刻の赤外線画像で、昼夜関係なく雲の様子が見られます、
201710220800-00 b
気象画像:22日8:00
可視光では雲はみな白く見えますが、赤外線では濃淡が現れ、雲が2層あるのがわかります、台風本体の雲は分厚く、下層に大陸の高気圧から流れ込む筋状の雲は淡く映っています。

昨夜は当地(岐阜の南部)では午後9時頃から風雨がしばらく強かったですが、11時頃には風はさほどでもなく、普通に雨が降っているという様子になりました。情報ではまだ明け方まで暴風圏内で、「超大型で非常に強い」という表示でしたが、
1721-03.jpg
進路予想図:22日23:00
当地にとって今回は台風の中心が南東側を通ったので、大荒れを免れたかもしれません。

どうも台風の進路図天気図の表記は作成に時間がかかるのか、更新が遅く、最新の様子が把握できるのは、ひまわり8号の「気象衛星(高頻度)」の雲の画像ですね。
20171023003000-00.jpg
気象画像(高頻度:ひまわり8号)23日0:30

追記:21号はこんな経路でした、
t 21
南海上には次の熱帯低気圧が;

ご覧いただき、ありがとうございました。

category: 時事・雑記

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19世紀ギターの絵  

19世紀ギターの絵画を検索すると、興味深いものがいろいろあります。m
19c g0319c g 04

これはバロックギターから6単弦ギターへの移行期のタイプかな、響孔が随分ネック側に寄った位置にあります、
19c g 01
新しく見えるので、改造したものじゃないかも。

19世紀ギターの作曲家、ディオニシオ・アグアドの肖像、楽器は楕円の響孔が特徴のラプレヴォットというタイプ、
19c g agu
描かれている楽器の支持具はトリポディソン(Tripodison)というアグアドが考案したもので、両手がまったく自由になる。

この絵の楽器は典型的なミルクール・タイプでしょう、
19c g 02

ズバリ、これはルネ・ラコートの楽器かな、
19c g lac

これは7弦ギターのようです、
19c g 7c
19世紀にも多弦ギターは様々あったけど、あまりかっこいい姿がありません;でもこれはOK、

以上共通して言えるのはみなラクに楽器を構えている、また響板に小指を触れるリュート時代からの奏法も残っている、

弦を外しておけば、子ネコの遊び場にお役立ちv
19c g cat

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category: Instruments

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ポテトチップス  

きょうは軽~い話;
過去に自宅でポテトチップを作りましたが、揚げたては香ばしくてじつに美味しかった、
揚げ足りないとフライドポテトになっちゃいますが;薄切りにして少し乾かしてから揚げるとカリッとします。しかし、こういうのは工場で大量に作るのが効率的;
ポテトチップスを作るメーカーってそんなに多くない気がします。
今一番好きなのが、ミニストップの100円コーナーにあるこれ、
potato.jpg
スーパーにはないようです、
製造は(株)小池屋で古くからポテトチップを作っています、サクっとして香ばしく、天然の味、某大手メーカーより美味しいと思います。
新じゃがの時季はさらに風味が良いかな。

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category: 時事・雑記

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月の地下空洞  

自然の空洞のような所を見つけると、中を覗いてみたくなるのは本能で、人間も猫ちゃん達も同じようだ。月探査機「かぐや」が月の表側のマリウス丘という場所に直径、深さ、いずれも50mほどの縦孔を発見し、ただの縦孔じゃなさそうだ、というのは予測されていた。m
kaguya01.jpg
縦孔の位置を通る、やや陥没した道筋のような地形も見られる、
kaguya02.jpg
もともと地下に空洞があり、落盤でできた入口のように見える。
その後、NASAの月探査機「ルナー・リコナサンス・オービター」のカメラで縦孔の底に数十m以上の空間が広がっていることが確認された。東海大学およびJAXA宇宙科学研究所の郭哲也さんらの研究チームは「かぐや」の機器「月レーダサウンダー(LRS)」によって得られた、マリウス丘の縦孔付近の反射波データを詳しく調べた、
marius hills01
LRSは地下からの反射波も受信していたため、そのデータから月の地下構造まで調べることができた、この反射波が月面より深い位置で減少する部分(空洞を示す)、また再び強くなる部分(天井か床を示す)、といったパターンが見られ、横孔の地下空洞が予測される。
この結果はさらにNASAの月探査機「グレイル」の重力場観測で発見された、マリウス丘の縦孔を東端として、西に数十kmに及ぶ低密度地域と一致していた。
marius hills02
縦孔から西へ約50km延びる未崩壊の地下空洞の位置。T1~T4に沿って地下に同規模の未崩壊の空洞があることが示唆されている(資料:JAXA/SELENE)
この空洞は月が過去に溶岩に覆われた時代、地下の溶岩の流れが終息し、流れ道だけが残った(溶岩チューブ)と考えられる、

マリウス丘以外にも縦孔はいくつも見つかっている、
Lunar_caves_1.jpg
拡大→Lunar caves

地下空洞があれば月面基地として有力、内部の地形はどうなのか、また鉱物資源や水の存在は?考えると、すぐにでも中の詳しい様子が知りたくなる;
SELENE.jpg
探査車など送って覗いてみたいところ、縦孔の外に台座を置いて、ケーブルで降ろすとか^^

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category: 宇宙・天体

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有田正広,A.マンゼ:バッハ 管弦楽組曲No.2ほか  

寒暖差のせいか、体調を崩し、力が出ません;
気に入ったCDなど聴いて静養しています。
過去に挙げた、BRILLIANT CLASSICSのBOXでバッハ管弦楽組曲とブランデンブルクcon(*こちらは元は別レーベルだったムジカ・アムフォンの演奏)のセットは良い内容でした、
今日は組曲No.2とNo.4の再掲です。
20131218213417625_20171019134858129.jpg
アンドルー・マンゼ指揮、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン
fl.トラヴェルソ:有田正広
1994年録音


第2番、入念に練り上げたアンサンブルが聴きどころ、4曲中第2番はポピュラーゆえにあまり聴かないのですが、有田正広がfl.トラヴェルソを吹く当演奏は特筆ものですばらしい、序曲のグラーヴェから満足、トラヴェルソはソロ部分以外は1st,vlと重ねて演奏される、有田の安定した美しいトラヴェルソとマンゼの弾くvlとが緻密に同化している、お互いの音を聴きながら見事に質感を合わせている。こんな充実したグラーヴェはなかなかない、グラーヴェの終わりからふっとアレグロに入る瞬間が良い、アレグロに入ってもflとvlの一体感は維持する。
続く舞曲、特にゆったりしたサラバンドでは同様の魅力を聴かせる。各楽章、程よいテンポでじっくり聴かせる。

第4番、これはtrp、timpの無い版が使われる、しかし不足感はない、
序曲のアレグロは一番好きなところ、弾むような一貫したリズム、深く迷い込む転調、バッハならではのフランス風序曲で、不思議な力で引き付けて行く、マンゼの演奏はツボを掴んで快調。続く舞曲もこの作品は面白い、最後のレジュイサンスは傑作。

またこれらの2枚にはカンタータのシンフォニアが2曲挿入されていて、1曲はBWV29、原曲は無伴奏vlやギター、リュートでも演奏されるBWV1006のプレリュード、バッハは編曲を数々聴かせるが、ここではオルガンがソロを弾き管弦楽が加わる、trpやtimpが鳴るところはバッハのイメージを示していて、無伴奏曲の参考にもなるでしょう。
もう1つはBWV146のシンフォニア、この原曲はBWV1052、チェンバロ協奏曲No.1の第一楽章の編曲、これも元々はvl協奏曲でここではオルガンがソロを弾く、この霊感に満ちた曲に木管が加わり、ホールトーン豊かな一味違う趣きで味わえる。

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category: J.S.バッハ

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中性子星合体による重力波  

初めての重力波観測の功績にノーベル物理学賞が贈られたところだが、また初の貴重な観測結果が発表された。
これまでに観測された重力波はブラックホール同士の合体によるものだったが、今度は中性子星同士の合体によるもので、観測されたのは8月17日、米のLIGOと欧州のVirgo(ともに重力波研究所)が捉えたそうだ、
20180130.jpg
you tube:「中性子星」合体の現象 重力波で初観測(NHK)
発表されたのは10月16日、うみへび座の方向1億3000万光年の距離で起きた、2つの中性子星は太陽質量の1.1倍と1.6倍と見積もられ、互いに高速で廻り合った末、壊れながら合体したとみられる。
20171016ngravi.jpg
重力波とガンマ線バースト:想像図(資料:米カリフォルニア州立ソノマ大学)
8月17日の観測通報で、国際チームが各種の追観測を行った、日本の重力波追跡観測チーム「J-GEM」はすばる望遠鏡などを用い、重力波天体の出す光の初観測に成功した(重力波の伝播は光速と同じ)、重力波天体は「GW 170817」と名付けられている。
爆発の規模はキロノヴァ級で、鉄より重い元素を合成するrプロセスを伴うキロノヴァ放射の理論予測と一致したそうだ、(キロノヴァ:高密度の天体が融合する際に起こる大規模な爆発現象で超新星と比べると10分の1から100分の1程度の明るさ)
20171017ngra2.jpg
GW 170817の光による観測、8月18-19日は可視光が強く、24-25日は赤外線が強くなった(国立天文台)
J-GEMでは赤外線の変化などから、中性子星合体で、金、プラチナ、レアアースなどの重元素が作られたと推定、今回もこれまでの理論予測が実際の観測で確かめられたことになる。

先日のIa型超新星もそうだが、宇宙のどの方角で起きるかわからない天体現象を重力波、あるいは高性能広視野カメラ等でいち早く検知し、国際チームが各種の追観測を行う体制を作った成果でもある、発見ラッシュが続きそうな予感。

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category: 宇宙・天体

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ギターの裏面  

楽器の話が続きますが、これで一区切りとします;m

ギターのボディの断面は四角というのが、ほぼ定形ですが、昔は変化型もありました。
まずは裏板平面タイプですが、平面といっても、僅かに凸面にされたものが多いようです、裏板は複数枚の板が継ぎ合わされるが、接合面に僅かにカーブを付け、両端に隙間ができるようにする、それを圧力をかけて接着すると凸面になる。
001d_20171017110317e3c.jpgbg.jpg
裏板の継ぎ合わせ
外からの耐圧構造となり、バロックギターなど力木を施さない楽器もあるようです。
B g vob
バロックギター(ヴォボアン・モデル)
バロックギターも多くは断面が四角で、ギター属らしい音ですが、
マテオ・セラスのように裏側が一部球面になったものもあり、今もこのタイプは人気があるようで、コピー楽器が作られます、
b g02
球面は細いリブを継ぎ合わせてあります。音色もリュート属に近づいた感じです。
B G seras
バロックギター(M.セラス・モデル)

19世紀ギターには「ラプレヴォット」という楽器もあり、背面は厚手の板を彫り抜いて、ヴァイオリンのように膨らませたタイプです。
LaPrevotte.jpg
19世紀ギター(ラプレヴォット・モデル)
以上、それぞれが、響板内側の力木の付け方も随分違っていて、鳴り方も定形化されていない多様性が楽しめます。

現代のアコギにもラウンドバックと言い、これに近い楽器がありますね、
ft-flared_back_body.jpg
ラウンドバック
樹脂を型で固めて作るものもあるようです、内部での反射音がサウンドホールに集中して遠達性が出るようです。

今のクラシックギターはA.トーレス以来のスパニッシュ・タイプが標準型になっています、
オーケストラで使う楽器は標準型が必要でしょうが、ソロで弾くのが殆どの楽器は、もっと多様であれば面白いんじゃないかと思えてきます。(怪しげな楽器ではいけませんが;)

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category: Instruments

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ペグの具合  

中古のリュートを選ぶ際、ペグがあまりに反対側へ突き出ていると、気がすすみません;
リュートは緩いテンションなので、ペグはあまり強く差し込まずに済むほうですが、適切な手入れをせず使い倒されたものは随分突き出ていて具合わるいです、特にペグボックスの先の方やシャントレルライダーは幅が狭いので、ペグの弦穴が良い位置に来なくなります、
このリュートは矢印のペグが一番突き出ていますが、購入時はもっと出ていました、
peg01_2017101608413304e.jpg
穴を掃除してから、水で濡らして幾分縮められたので、それからは強引に差し込まず、コンポジションなど補充して今の状態で維持しています。
002c_20171016084208100.jpg
ペグが硬い黒壇で、ペグボックスがサクラなど柔らかい材質の場合は特に穴が広がり易いように思うので、様子を見ながら手入れが要ると思います。

このリュートは初期状態を保っています、
peg02_20171016085619aa2.jpg
ペグと2か所のペグ穴が精度高く一致しているのが廻す感触でわかります、ペグ全部の具合もムラがなく、元々の作りの良さも関係しそうです。

ペグの塗りものも、専用、転用でいろいろありますが、松ヤニなどねっちり系はやめたほうがいいですね、よく止まるけど廻し辛くてしょうがない、かといって緩めに差し込んでおくとパチンと戻ってしまう、一番厄介です^^;

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category: Instruments

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首の接合部  

リュートやバロックギターでは響板がネック部分まで延長されているのが多い、構造的な意味はなんだろう?と気になっていたのですが、
lute_20171015105931bd5.jpgb g se
ひょっとして、こういうことかな、
001c_20171015110023e9c.jpg002d_20171019161754a38.jpg
ネックは胴に面接着で、ホゾを組むような補強はしない、接着面の角度を調整するのに確認しやすく、接着によって胴とネックの直線性の確保と連結補強にもなる、ってこと?
このあと響板の厚さに合わせ指板が付けられる合理的な手順かな、間違ってたらスミマセン;

次は視覚的なことだが、
響板と指板の接合部はリュートの場合、概ね下図のようになる、
006_20171015110212953.jpg
①は最もシンプルで響板周りにもパフリング(縁飾り)がない、これは響板の明るい膨張色のため、目の錯覚で、ネックの直線ラインが下図①’のようにやや拡がった感じに見える、
007_20171015110251353.jpgalt lute
手持ちの楽器には短く張り出したのがある
②のように響板から黒っぽいパフリングを延長してあればラインが整って見える、
③のポイント(切れ込み)を設けた場合は指板材が両脇を占め、さらに直線的に見える、襟首を整えるような効果か、
また歴史的楽器で④のように指板材が響板側に延長されたもの、⑤のようにきっちりボディとの境で区切られたものもある。
004c_20171015153409e80.jpg008_20171015233813b0e.jpg

いずれも楽器が古くなって響板との明暗差がなくなれば問題ない話かもしれない;
ご覧いただき、ありがとうございました。

category: Instruments

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Ia型超新星の爆発メカニズム  

太陽の8倍以上の大質量星が一生を終えると単独で超新星爆発をおこすが、爆発の規模(明るさ)はその質量によって違ってくる、超巨星なら極超新星という規模になる。一方、太陽のような星が寿命を終えると白色矮星となるが、宇宙の大半の星は連星を成しており、先に寿命がきた白色矮星は相方の星からガスを引き寄せて質量を増していく(質量転移)、その質量がある一定量(チャンドラセカール限界:太陽の1.26倍)に達したとき爆発するのがIa型超新星で、その明るさは全てがほぼ同じになる。
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esa想像図:大きな星ほど寿命が短かいので、かつては白色矮星のほうが大きな星だった
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ケプラーの超新星(SN1604)の残骸、これもIa型だったらしい
Ia型超新星が現れるのは1つの銀河で100年に1度の確率だが、広い視野で多くの銀河を観測し続ければ短期間にいくつも発見できる、東京大学の姜継安氏らチームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ:HSCを用い、2016年4月にIa型超新星の爆発を初期時点で発見し、各地の望遠鏡も爆発の経緯を詳細に追観測した。研究チームは白色矮星の表層にあるヘリウムが核融合反応を起こした結果であると考え、超新星爆発の明るさと色の変化を天文学用スーパーコンピューター「アテルイ」でシミュレーションしたところ、すばる望遠鏡で観測された爆発最初期の急激な増光と色が説明できることが確かめられた。
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すばる望遠鏡が撮影した銀河のはずれで爆発した直後のIa型超新星(矢印)、(左)2016年4月4日、(右)2016年4月5日、(資料:東京大学/国立天文台)
ヘリウム層での核融合反応ではカルシウムやチタンが作られると予測されるが、この超新星が最大光度に達したときに観測したスペクトルにカルシウムやチタンによる吸収線が強く見られたのも、初期の増光がヘリウム核融合反応によることを裏付ける。(超新星が"Ia型"である、とわかるのも、このスペクトル分析による)
初期増光の後、この超新星はIa型超新星としては平均的な明るさの時間変化を示した。これはヘリウムの核融合反応が起爆となり衝撃波が白色矮星の中心に伝わり、中心部で炭素の核融合反応が生じて星全体が爆発したと考えて説明できる。ヘリウム層の爆発がどのように観測に現れるのかを理論で示し、観測で実証したのはこれが初めてとなる。
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白色矮星の表層にあるヘリウム層で核融合反応が起こり、中心に衝撃波が伝わって炭素の核融合反応が始まった直後を描いた想像図(資料:東京大学)

Ia型超新星は遠方天体までの距離を測定する距離梯子の重要な1つだが、爆発メカニズムの解明によって距離測定の精度が高まることが期待される。
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距離梯子:各測定法の線が重なった部分で梯子が繋がる、年周視差が全ての土台となる

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category: 宇宙・天体

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A.ドラティ:ハイドン 交響曲No.102  

ドラティ盤のハイドン交響曲全集をいくつか聴いてくると、およその予測がつき、期待ができる、今日は傑作どころの一つ102番、

同じフォルテの指定があっても、控え目にfか、本当にfか、数段に効果的な使い分けがされる、pも極めてpだったりするので、ボリューム位置を決め難いが;奥行きがある。DECCAの録音も全曲統一的というより、曲ごとに魅力をよく拾いあげる設定かもしれない。
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you tube:Symphony No 102 B♭major, Antal Dorati/PH
アンタル・ドラティ 指揮
フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969~1972年 DECCA


交響曲No.102変ロ長調
第一楽章 Largo Vivace
序奏は透明感をもった響きで、心地よい始まり、主部は快速で歯切れよい、しかし程良くしなやかでもある、先にも述べたように強弱の設定が上手く、力み過ぎることなく、量感を持たせる、この楽章は展開部が緻密で見事だが、再現部以降も引き付ける内容を維持して終わる、
第二楽章 Adagio
ヘ長調で、優美な主題のソナタ形式、vcのソロが置かれ、コンチェルト風の活躍ではないが、味わいを添える、ソロvcはやや渋い響きだがわるくない、展開部は憂いを帯びた趣き。
メヌエット Allegro
このメヌエットは活気に溢れた楽章だという印象が強かったが、ドラティのゆったりしなやかな開始は逆攻法の?魅力に聴こえて驚かされる、やはり強弱の深い設定で、
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[50],[52]のffに効果的に量感が来る、ドラティらしいメヌエット楽章を特に印象づける。
終楽章 Presto
心地よい快速でぐっとpで始める、反復後の[38]でようやくffとなる、ロンドの書法が基盤だがソナタ形式で展開部の対位法や、その後は斬新な進め方だ、ドラティは歯切れよく引き締めて痛快に終わる。

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category: F.J.ハイドン

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好きな鳥達  

恐竜の子孫と言われる鳥類ですが、国内で撮影した鳥の写真を拝見するだけで、じつに多くの種類が繁栄していて興味深いですv
鳥の羽色のファッション感覚は素晴らしいし、それぞれの生き方にあった体の形も見事です、嘴の形だけでも、本当に自然淘汰だけで、こうなったのか?「こういう形にしたい」と念じたら、それが遺伝子に反映するほどでないと、こうは進化しない気がします^^;

イスカの嘴は丸く曲がって上下が入れ違って合わさる、
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左右どっちに交差するかは個体で決まる、雛の間は普通に合わさっているが、生後1~2週間でどっちかへ交差させるそうです、針葉樹の種子をついばむのに都合よいらしい、
鳥は餌の取り方に応じて嘴だけでも様々に進化している、

オウムの仲間は他の鳥類と隔たった大陸で進化したせいか、だいぶ雰囲気が違います、動作、振る舞いがゆったりしていて人間的、長生きで知能も発達しているそうです、
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でも飛ぶ姿は普通の鳥に見えます。

前から気になっていたハシビロコウは怪しの世界の生き物みたいに見えます;
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夜行性で、動きはゆっくり、彫像のようにじっとして「動かない鳥」とも言われ、身長110~140cmだそうで、森で出くわしたらびっくりしそう;

概ね、大型の鳥は寿命が長く知能も高そうです、タカなどの猛禽類は精悍な姿ですが、真正面から見た顔は意外に可愛い^^
このヘビクイワシはかっこいい、身長100~150cmだそうで、
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膝まで黒いスパッツをはいたダンサーみたい^^後頭部の冠羽もお洒落、草原を走って小動物を捕えるが、ダチョウと違って飛翔能力は退化していない、また人間が飼育して、調教することもできるそうです。

日本でも鷹狩で調教され、人間とも共存しやすいのが猛禽類の特徴でしょうか、
この大型のソウゲンワシはロシア、モンゴル、中国など大陸に棲み、
sogenwashi_2017101219455052c.jpgsogenwashi hina
調教すると、牧場からオオカミを追い払うガードバードで活躍できるそうですが、本来は1日中なにもしない、のんびり屋だそうです、
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猫とくつろぐソウゲンワシ

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category: 科学・自然・雑学

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ナットの溝幅  

リュートの糸倉はなぜ後ろに折れているのか?諸説ありますが、楽器を構えた状態で調弦するとき、ペグが近くなるのは良い、しかしナットへの圧力が強いので調弦がやや合わせ辛い、反面、調弦が合えば、その状態で食い止めている、という効果もあるようです。ちょうど折れるカドになるのがナットで、断面のカーブや弦溝の状態など、調弦の具合に影響します。
11c lute

先般、KF弦に戻したナットの補修をしました、手持ちのリュートは元々、低音弦の溝幅は巻弦の太さに対応していました、近年はガット、KF、Loaded Nylgutなど、径の太いものを使うようになり、溝がそのままでは開放弦で異音を発することがあります、
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弦が嵌り込んでいないため、ナット上で振動して、ビーンと"サワリ"みたいな音が出ます、
ぴったりでなくてもよいので、溝が弦を食い止められるように調整します、
002a_20171011103306c73.jpg
この細ヤスリ1本でなんとかなります、拡げ過ぎもいけないので注意してやります、ブリッジの弦穴を拡げるにも重宝です。
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*径:1.2mm

追記:あとナットの断面の形状も影響しやすいと思います、
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ナットのカーブがすぐに下がっていく形なら、弦の振動はナットの端で止まりやすいですが、平坦な部分が長くなっていると端で振動が止めにくいと思います、ギターやテオルボ型のナットはどうしても下図の状態になりますね。

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category: Lute

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宇宙の氷は液体  

冷凍庫で作る氷は水分子が規則正しく並んだ結晶で、まさしく氷と言えるものだが、水を急速冷却すると、分子が並ぶ暇もなく凍り、分子がランダムに集まった非結晶氷(アモルファス氷)になるそうだ、きちんと並んだ結晶氷に対し、非結晶氷は熱の伝導性が非常に低い、彗星があれだけ太陽に接近しても溶けて無くならないのは非結晶氷で出来ているためらしい。m
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太陽に12万km(太陽直径の約10分の1)まで接近して生き残ったラブジョイ彗星

極低温の宇宙を漂う水(星間氷)もこのような非結晶氷だと考えられる、この非結晶氷は密度の違う2種類があり、高密度アモルファス氷、低密度アモルファス氷と呼ばれる。
じつはアモルファス氷は温度域によって、固体ではなく、粘性の高い液体となることがわかってきた。この性質は惑星形成の始まりである塵の集積の働きをしている可能性もある。

北海道大学の実験室では、-263℃~-258℃まで冷やした基板に水・メタノール・アンモニアの混合ガスを蒸着させ、紫外線をあてて星間氷を模擬的に作ったそうだ、いくつかのステップを踏んだ実験で、詳細は省略するが、結果として、この氷は-210℃~-120℃の間で液体が沸騰したようになり、水素ガスが放出された、これは紫外線照射により、メタノール、アンモニアの分子が分解され、発生した水素ガスと考えられる。
こうした現象から、星間氷の中で、高分子有機物や糖、アミノ酸といった生命の素が化学反応で出来る可能性を示している。これには十分な紫外線照射が必要とされる。
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低温透過型電子顕微鏡で観察された紫外線照射非晶質水氷の変形(温度上昇中、-248℃, -203℃, -177℃, -153℃で撮影)。島状に分布する非晶質氷(写真中で暗く見える部分)が変形し、液体が濡れるように基板上に広がっている(像がぼやけていく)。(下)非晶質氷の変形(濡れ)の模式図 資料:北海道大学

原始惑星系円盤が周囲の恒星から照らされるような環境では円盤中の氷が短時間に十分な紫外線照射を受け、液体状の氷が現れる可能性がある。
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オリオン大星雲に多く見つかっている原始惑星系円盤、これらも先に生れた明るい星々が星間氷に十分な紫外線を照射しているのではないか。

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楽器の装飾 2  

似たような話が続きますが、これで一区切りとします;

楽器を隅から隅まで装飾するというのもセンスが良ければわるくないですが、
a lute
リウト・アッティオルバート(セラス・モデル)
日本人の美的感覚として、無地の中の所々に気の効いた飾りがあるっていうのも好まれるところでしょう、余白の美というやつです。
リュートなどはロゼッタの透かし彫りと、指板とブリッジのコントラスト、これだけで十分、あとは飾らないほうがスッキリ心地よい、指板に飾りは無くとも、多数の弦とフレットが装飾に見えます^^指板に直線的な飾りがあり、弦と角度がズレるのは好きじゃない。
昨日載せた写真ですが、こんな感じが一番好きなところ、
20171008120317543_201710090939102c5.jpg
次は13コースluteのステューデントですが、シンプルながらセンス良く正当、
みょうな"異世界感"はない^^;
13c b lute
*左利き用なので画像を左右反転させた 製作家サイト:Buying a Lute
こんなスッキリ姿で、もし音が素晴らしければ欲しいほどです;

ギター属は形状がやや平面的なので、もう少し飾ってもいいけど、やはり最小限なのが好きですね、コストを押え、良い音に精力を注いだ楽器があれば歓迎です、これも昨日の写真で、バロックギターならこれくらいがいいかな、響孔周りなど単に丸い線飾りでもいいし、
2017100809460903f_20171009094130e61.jpg

素地の木材の美しさも重要、使われた木材を引き立て、程良く色違いで組み合わせるのもいいですが、配色がケバいと思うのもありますね;
この楽器のように良材のメープルの場合、塗装は明るめがいいでしょう、
11c b lute
暗く塗っちゃうのはもったいない;

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category: Instruments

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可能な故の難しさ  

鍵盤楽器の特徴は左から右へ音が順番に並んでいる、右手と左手の技術は同じ、人間の体は左右対称に出来ているが鍵盤の技術は対称ではなく、それぞれ独立している、常に複数声部の演奏が要求されるのは宿命で、可能であるが故の難しさが圧し掛かってくる;
難度の高い曲は星の数ほど・・;
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ヴァイオリン、ギターなど棹をもつ弦楽器は直接弦に触れて音を作る、裸の弦楽器とも言える、調弦法は様々で弦上で音を取るポジションも違う、音を出すだけで大変だったり;
ヴァイオリンは表現力の高さから、非常に多くのことが要求され、一人前の弾き手になるには筋道を踏んだ長い修練が要ると思う、難度の高い曲はこれまた無数に・・;
勝手な思い込みだが、ピアノやヴァイオリン(ほかオーケストラ楽器)は楽しむというより、お仕事的なイメージが強いような^^;

ギターは数こそ多く出回り、親しまれているが、立派に弾いて人に聴かせるレベルの人、となるとかなり絞られる、ピアノみたいに弦数はないが、出来得る限り、複数声部の演奏が求められる、音色の変化もつけられるだけにそれが難しい、
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クラシックギターなどいかに良い楽器があっても、音の美しさは弾き手の技量がそのまま反映するシビアな楽器で、そこは難しいがやり甲斐でもある、
ギターも上手ければ、お仕事?って感じか・・;

ところで、リュートや古楽器のギターには、弾き手自身が興じる要素が多いように思う、
8c lute
大きな音は出ないので、大会場で弾く楽器ではないが、奏者の技量を50とすると、楽器の持つ華やぎが、70くらいにして返してくるような、そんな効力がある、ルネサンスの易しい曲を弾くだけで雰囲気バッチリ^^ちょっとラクに楽しめてしまうところがある?
b guitar
昔もこれらを楽しむアマチュアが多くいて、プロの教師の仕事になっていただろう、
これらも深入りすればひじょうに大変だ;
プロ奏者ともなれば、ソロ演奏に通奏低音、教授活動とお仕事はいっぱいある^^;

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category: 演奏について

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格安?バロックギター  

怖いもの見たさシリーズです^^;
例のパキスタン製、格安バロックギターの演奏動画がアップされていますね、
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you tube:Baroque "Sellas" Guitar by Zachary Taylor
tou tube:Baroque guitar Folkfriends - 10 strings
ラウンド・バックらしくリュート風の音だけど、いやあ、なんとも・・
現在出ている後継器はこれでしょうか、一応外観はまともかな、
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今は10万円弱です、以前は6万円くらいでしたか、
r lute
同社のルネサンスlute

このバロックギターは中古出品だが、パーチメントと周囲飾りが何だか・・?;
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国内の中古市場にも、ちょっと信じがたいバロックギターが出ていたんですね、
本体は普通のようだけど、ブリッジは改造されたのかな?もう売れたようですが;
Rakuten市場
また楽器など機材の貸出しもあるようで、中古の6コースバロックギター?(ヴィウェラかも)が3泊4日で2万円くらいになっています;

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★ここから別世界となりますが、竹内さんの「譲る求むページ」、
例の楽器が予告から出品ページに移っていいます、
フルー作:バロックギター(ロンドン、1980年)
今作れば、数百~1千万くらいだろう(もし材料があれば)という超名品のようです!
これによる演奏を聴いてみたいものです。
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一方で、タダでも欲しくない楽器に結構な値が付くもんです^^;
ご覧いただき、ありがとうございました。

category: Instruments

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F.フリッチャイ:ハイドン 交響曲No.101「時計」  

tou tubeで見つけた、F.フリッチャイ指揮、ローザンヌ室内Oによる「時計」が意外に良かった、1951年のライヴ録音だが、SN比のよいくっきりとした音源で、フリッチャイ指揮らしい弦楽の撫でやかな特徴がよく聴ける、
f f hay 101
you tube:HAYDN Symphony No.101 | OCL, F.Fricsay | live 1951
じっくりと味わい深い第二楽章や快速なテンポの終楽章の覇気は圧巻、今からすれば前時代的な演奏ではあるが、この味わいなら大いに結構^^

ところでだいぶ前に取り寄せたステレオのLPはどうだったか聴き直してみた、こちらはベルリン放送響で1954年頃のD.G原盤をヘリオドールが疑似ステレオ化したものらしい。
f f hay 101 lp af f hay 101 lp b
フェレンツ・フリッチャイ指揮
ベルリン放送交響楽団
*発売:1965年 ヘリオドール(英)


交響曲No.101ニ長調「時計」
tou tubeの音源のような生々しさではないが、落ち着いたサウンドで、疑似ステレオ!?と知って驚いた;orch.配置のあるべき方向から各楽器が聴こえ、不自然さがない、元の音源も良好のようで、上手くできている。
第一楽章は序奏からフリッチャイのサウンドで引き付ける、主部は十分活気をもたせながら、弦楽の弓をたっぷり、しなやかに歌わせる感覚で全体が覆われるようだ、こういう音楽性が余計な要素に感じない。
第二楽章もリズムはソフトタッチに始め、短調のfに入っても豪腕な響きは控え、弦楽の歌う感覚を失わない、
メヌエット、けっして重々しくならず、前楽章と同じ美質が続く、このあたりカラヤンの演奏とは対照的だ、
終楽章、ここは快速にエネルギッシュに引き込む演奏だが、荒々しさはない、弦楽の細やかな味わいは終始絶やさない。

'50~'60年代の「時計」のレア盤としてはあとK.リステンパルト盤が手元にあるが、個人的にはフリッチャイ盤が気に入ってしまった。
昔、物の本で名盤と謳われたT.ビーチャム盤は欲しくないし、F.ライナー盤も手放した。

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category: F.J.ハイドン

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音楽系から脱線した話が続きます^^;m

人間が文明を築くのに"鉄"は不可欠で、刃物はじめ、鉄材無しに考えられない、何らかの事情で人がサバイバル生活に陥ったとき、まず欲しいのは刃物だそうだ。
丹念に研がれた刀剣の鉄光は貴金属以上に美しいと思う、
Antique_Japanes.jpg
この技で作られた鉋や小刀を選び抜いた砥石で研ぎ、スーっと木材から極薄の切り屑が出るのは見ていても気持ちが良い、
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鉄は昔は川から砂鉄を集めて得た希少なものだった、
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天然砥石
*天然砥石は堆積岩だが、切り出した断面には自然が作り出した模様で、山水画のように見えるものもあり、味わい深い。

宇宙の始まりの物質は殆どが水素とヘリウム、僅かなリチウムだったそうだが、最初の星が現れて以来、核融合で重い元素が作られていった、鉄は太陽の8倍以上の星で作られ、超新星爆発の際にまき散らされ、次の惑星系の材料になっていった。
地球を宇宙から見ると、オーストラリア大陸が赤茶色なのが目に付く、
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はじめ鉄は海水中に溶けていたが、光合成で酸素を作り出す植物の祖先が現れ、鉄が酸化して海底に沈殿していった、それがオーストラリア、北アメリカなどに現在ある堆積鉱床となって、厚さ数百mになるところもある、
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これが世界の鉄需要の大部分を賄っている、堆積鉱床は採取しやすく、これを環元製鉄すればよい、ここでも光合成植物の恩恵は大きい。

地球の重力はちょうど良く、この鉄の強度で多くの構造物が支えられる、重力が1.5倍を超えるスーパーアースだったら、スカイツリーや大鳴門橋は作れるだろうか?逆に重力が弱かったら大気も水も失われる、これだけ見ても、地球は人間にとって有難くできている^^

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サンプルリターン  

2016年9月にNASAが打ち上げた小惑星探査機「オシリス・レックス」は地球でのスイングバイを終え、目的の小惑星:ベンヌ(直径560m)に向け飛行中だが、
OSIRIS-REx.jpg
オシリス・レックス
その後、地球や月を振り向いて撮影した画像が公開された、
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17万kmから捉えた地球
arth moon
地球と月:これは地球から130万km、月から120万kmの位置から撮影、よってほぼ、地球と月の大きさ比較と離れ具合が実感できる実写画像となる。拡大
オシリス・レックスの計画は炭素質の小惑星であるベンヌ本体の観測とサンプルリターン、それにヤルコフスキー効果の観測が主なところだ。
関連過去記事:小惑星を塗装?
サンプルは円盤形状の装置を小惑星の表面に押し付け、窒素ガスで表面物質を吹き飛ばして採取する方法をとる。ベンヌへの到着は2018年、地球への帰還は2023年の予定。ヤルコフスキー効果は地上からの観測でも検出されているが、詳細なプロセスがわかるのを期待したい。
*小惑星ベンヌは1999年、カナダの宇宙望遠鏡:NEOSSatが捉えた動画が公開されている、
bennu.jpg
you tube:Alien Pyramid Structure found on asteroid 101955 Bennu
「Alien Pyramid」? ちょっと意外なものが映っていると、オカルト系がネタにしだすのが困りもんだ^^;まあ、この黒いものが何なのかも探査でわかるだろう、ヤルコフスキー効果のプラスになっていたり?^^

一方、JAXAが2014年12月に打ち上げた「はやぶさ2」も2018年に目的の小惑星:リュウグウ(直径700m)に到達し、サンプルを採取し、2020年末頃に帰還する予定。
hayabusa2.jpg
はやぶさ2
リュウグウも炭素質の小惑星だ、サンプル採取は先代と同じ「タッチダウン」方式だが、改良を加え、今回は事前に衝突体を撃ち込み、直径数mのクレーターを作って、深部の試料を採取する方法だ。(*衝突体は重さ2kgの純銅製衝突体を爆圧によって変形させつつ小惑星に衝突させ、クレーターを作る、この様子も撮影される予定)

このような太陽系内の探査は近未来の宇宙開発の基盤となるだけに結果は楽しみだが、どこも予算の獲得が難しいようだ、
両プロジェクトは互いのサンプルを共同利益とする協定を結んでいる、異なる採取法でトライすれば有効性を探ることにもなるだろう。

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category: 宇宙・天体

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晩年の星を囲む泡  

太陽の8倍以下の恒星は超新星爆発は起こさないが、一生の終りが近づくと赤色巨星となり、星の"中心の周囲"にあるヘリウム原子核の層が周期的に激しい核融合反応を起こすことがある、この爆発的な反応で大量の物質が放出され、星を包むガスと塵の殻のような構造が作られる。
9月21日、アルマ望遠鏡が捉えた、2700光年にある、ポンプ座U星に拡がるガスの様子が公開された、これもアルマだからこそ可能な高解像度である。m
u-pump-2017.jpg
ポンプ座U星
ガスの泡の半径は太陽-地球間の距離の1万倍だそうで、きれいな球状に拡がっているのは周囲でぶつかる星間物質が均一なためだろう。
ポンプ座U星は炭素星に分類され、HR図でいう漸近巨星分枝星になる、
h r
漸近巨星分枝:右下から左上に繋がる黒線が示す主系列星が年老いてくると、右上に向かって分枝した線の方に向かい低温で明るい赤色巨星となる。
ガスの放出を繰り返して質量を喪失し、元の質量の50~70%を失い、最後は白色矮星となる。

同じくアルマ望遠鏡が以前に捉えた、ちょうこくしつ座R星(距離1500光年)には拡がるガスに渦巻き構造が見られる、
2012sciencealma.jpg
ちょうこくしつ座R星
これは中心星を見えない惑星か褐色矮星が公転していて、放出したガスを横切って疎密の渦を作ったと考えられる。

なお、過去に取り上げたバブル星雲:NGC7635(11000光年)もよく似た形だが、
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NGC7635:HST撮影
こちらは晩年の星ではなく、まだ若い大質量星から出た恒星風が周囲に元々あったガス雲を掃き寄せて濃縮させ、泡状の構造を作っている様子。

なお人間の文明に不可欠な"鉄"は太陽の8倍以上の星で作られ、超新星爆発で次世代の惑星系に供給される。

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バロック楽器の装飾  

チェンバロとか、膝の上で弾く弦楽器でも、バロック期には豪華な装飾が一杯施された楽器が多く作られました、m
たとえばこのオリジナル バロックギター、正倉院の螺鈿紫檀五絃琵琶にも負けていません;
sellasinlay a
過去記事:螺鈿とインレイ
M.セラスだそうですが、響板以外はほぼ全面、華麗な飾りで埋められています、
sellasinlay b
背面、側面、指板にある白い蔦草飾りはたぶん象牙板をこの形に切り、木地側にもぴったりの彫り込みを入れ、嵌めていったものでしょう、手間ひまはどれだけかかってもいい、という工芸の極地のような;
素地に使われているであろう、木材の美しさを見る余地がない、ってのも惜しい気がしますが、そこは目をつぶって?
現代でも稀にこういう豪華な楽器が作られた例があります、注文主あってのことでしょう;
竹内さんの予告ページに凄いバロックギターが出ています!
パーチメントも木製に見える?

このチェンバロは現代の作で、ひじょうに美しいけど、一見、東洋の螺鈿と金箔を施した漆器を思わせます。
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黒と金の取り合わせで仏具も思いだしてしまう?^^;

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