FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

赤色巨星表面を直接撮影  

今年も宇宙、天体に関しては、これまで理論的に想像するしかなかった様子を、観測で直接捉えたというニュースがありました。

まず最新のものでは、つる座約530光年にある赤色巨星「π(パイ)1星」の表面の様子をヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡干渉計(VLTI)を用いて、これまでで最も高解像度に捉えたこと、(π1星の質量は太陽の1.5倍らしい)この実写画像を見ると、かつて紹介されたオリオン座、ベテルギウスの想像図を思い出す、
eso1741a 02π1星
VLTIがとらえた「つる座π1星」の表面(資料:ESO)
HR_201712312314530e7.jpg
HR図では赤のあたり
ベテルギウスは20太陽質量だが、同じく晩年を迎えた赤色超巨星だ、星の表面がボコボコして見えるのは、ガスの対流セル(粒状斑)で沸騰するお湯の対流と同じ現象だ、
bet.jpg
ベテルギウス想像図
sun.jpg
太陽(左は実写画像)
因みに太陽の場合、内部の浅い層から沸き上がっているので、対流セルが細かいのに対し、赤色巨星は深層から沸き上がり、中心から離れた表面付近は重力が小さいため、対流が大きくなり、星全体がボコボコの形になる、その様子がはっきり実証された。
π1星の対流セル1つの大きさは約1億2000万kmで、太陽から金星までの距離に相当する。

今年、VLTIやアルマ望遠鏡、さらに観測衛星が明らかにしたというニュースは以下のとおり記事にした、赤色巨星の直接撮影はすでに2件あった。
・遠い天体の"直接撮影"
・アルマが捉えたベテルギウス

天文衛星:ガイアのデータでわかった恒星の動きに基づく動画
・esa動画:45万年の星の動き

・系外惑星の直接撮影と動画
201702170855573bd_20171231231458d2d.jpg

↓一大ニュースはこれだった、
・中性子星合体による重力波
20171016ngravi_20171231233043178.jpg

・太陽系外から来た小天体

また今後、報告が期待されるニュース、
・EHT:ブラックホール直接撮影に挑戦
20170615093508b9f_2017123123150105f.jpg
ブラックホール・シャドー:想像図
これも成功すれば大ニュース、

来年も新たな直接的観測が報告されるのを期待したい。
皆様、良いお年をお迎えください。

にほんブログ村

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 2

靴下ぎらい  

☆はじめに、FCカウンターが10万件超えました、ご訪問いただいた皆様に感謝いたします。
m
さて、向こう一週間は夜は氷点下、日中も10℃行かない日が続きそうです。
temp-01.jpg
気象庁:平均気温は南ほど寒い傾向
連日、朝は霜柱です、
Shimobashira_01.jpg
昔はこれをサクサク踏みながら小学校へ通い、足はシモヤケだらけでした、教室ではコークス・ストーブ、家に帰ると練炭の匂いが立ち込めていた、
renten.jpgrentanbasami.jpg
練炭挟みがあって、ガスコンロで着火して専用火鉢に入れた、下の空気取り入れ口の開きで火力を調整した、一酸化炭素が一杯出て、気密性の高い今の住宅では使えません!
隙間風だらけの昭和の記憶^^

タイルの風呂場も寒かった、今はユニットバスだけど、やはり体洗うとき寒い;天井に乾燥用の温風ヒーターがあるけど、送風が強くて逆に寒いんです;

屋外が冷えて風もあるとさすがに靴下やレッグウォーマーなど要りますが、フィットが緩いものにしています、締め付けると血行をわるくし?かえって冷える気がします。
家に居るときは裸足、これで初めてくつろげます、コタツやヒーターの赤外線をじかに感じる心地よさ、寝るときの布団に足が触れる感触も良い^^靴下履いていると封じられます、
002_20171230232933fa9.jpg
音楽聴くのも、楽器練習も裸足でゆったり、足の感覚って結構敏感で、特に草履文化の我国は足でいろいろ感じているんじゃないでしょうか。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 4

「第九」の第三楽章  

今はさっぱりだが、昔は結構、恒例行事とか歳月の節目を意識していた。大まか掃除を済ませ、年末のTV番組、ベートーヴェン「第九」の放送も見ていた。思えば第三楽章が一番引き締まる気分だった、清められるようで、

フルトヴェングラーの第九は数ある中で、EMIが録音したバイロイト盤が全体の出来栄えとしては一番良いようだが、この録音ははじめ、フルトヴェングラーから拒否されていたそうだ、
原因は当時フルトヴェングラーが忌み嫌っていたカラヤンとEMIが友好関係だったせいらしく^^;結局録音されたが、フルトヴェングラーの生前には発売されなかった。
今回はバイロイト盤(1951年7月)の半年前、1951年1月に録音された、VPOとの演奏を聴いた、録音に一部不具合があるが、音質は好ましく聴きやすい、内容はバイロイト盤に近いが、特筆はVPOらしい魅力をよく捉え、第三楽章はバイロイト盤の上をいくようだ、
fur be sym9fur be sym9 02
W.フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルハーモニーO.
ふくよかで絹の触感のようなVPOの弦楽、表情たっぷりのデュナーミクに引き込まれ、最後は長くrit.して終わる。
fu be sym9
you tube:Beethoven "Symphony No 9" Furtwangler 1951 Wien

次は新しいもので、B.ハイティンク、ロンドン響の第九のライヴ、RCOの正指揮者だった頃、すでに巨匠であったが、これは新境地ともいえる演奏か、ピリオド指向が強まっている、
hai be sym9
ベルナルト・ハイティンク指揮、ロンドン交響楽団、2006年
第一楽章からキビキビしたハイテンポだが、第三楽章もフルトヴェングラーとは別物のように速めだ、進行が速い分、変奏曲でありソナタ形式的まとまりを持つ進展が聴いていて掴みやすい、終盤で2度あるファンファーレ部分が切り立つ、
sym9 3 01
sym9 3 02b
sym9 03b
またvn2がこの余韻を奏でている、ここが何を意味しているのか、想像させられる。

最後はO.スウィトナー指揮、SKBがDENONに録音した、個人的にはベスト盤の1枚だ、いつもどおりスウィトナーのorch.は清潔な音造りで、弦は涼やか、木管の色彩、timpの弱打も埋もれずにはっきり聴ける、
su be sym9
オットマール・スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン 1982年
そんな第三楽章も神秘的で素晴らしい、スウィトナーは金管、打楽器など強奏可能な楽器には物を言わせ、ダイナミズムが効いてくる、例のファンファーレ部分もそうだ、これがDENONのLP盤に見事に収まっている。
su be sym9 02
オーディオ的にもベスト盤、手元にあるのは一般には出回らないはずの「見本盤」;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: ベートーヴェン

tb: 0   cm: 2

バッハの編曲術  

バッハは教会、世俗カンタータ合わせ、200曲を超える数を書いているが、さすがに全て新作で、というのは無理だっただろう、前作を転用するのは常、とくに器楽曲として書かれたもので、カンタータの内容にふさわしいものを冒頭のシンフォニア等に編曲しているが、これがまた面白い。

カンタータ「われ心より至高なるものを愛す」BWV174
bach00.jpg
you tube:J. S. Bach: Ich liebe den Hochsten von ganzem Gemute (BWV 174) (Koopman)
ご存じ、ブランデンブルクcon.の第3番、弦楽だけの原曲に管楽器が加わる。

カンタータ「神よ、我ら汝に感謝す」BWV29
bach01.jpg
tou tube:J.S. Bach~ Cantata BWV 29 'Wir danken dir, Gott, wir danken dir': Sinfonia
これもお馴染み、無伴奏vnパルティータ ホ長調 BWV1006のプレリュード、バッハはお気に入りだったのか、これをラウテンヴェルク用にも編曲している→(you tube:BWV1006a
 
カンタータ「我ら多くの艱難を経て」BWV146
bach02.jpg
you tube:J.S. Bach Cantata BWV 146 "Wir mussen durch viel Trubsal"
これはあのチェンバロ協奏曲No.1の第一楽章、ソロがオルガンになり、管弦楽とのコンチェルトになる。

前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539のフーガ
bach03.jpg
you tube:J.S. Bach - BWV 539 - Fuga d-moll / D minor
カンタータではないが、無伴奏vnソナタ ト短調 BWV1001のフーガをオルガン用に編曲している、いかに声部を加えたかが興味深い。
bwv1001 fuga
原曲
また、バッハ側近のリュート奏者による編曲も残っていて、BWV1000 とされている、
bwv1000_201712292020590b1.jpg
you tube:Johann Sebastian Bach: Fuge BWV 1000 / Andreas Martin, Lute

カンタータ「笑いは我らの口に満ち」BWV110
bach04.jpg
you tube:Bach - Cantate BWV 110 - Unser Mund sei von Lachens
これは管弦楽組曲第4番、序曲からの編曲、管弦楽に合唱が加わっている、どちらが先に成立したのか?あるいは、カンタータに転用することも見越して作曲していたり?^^

無伴奏vn作品のように隠されていた声部をバッハが具現化してくれているようで興味深い。
カンタータのシンフォニアはCDの空き時間によくカップリングされ、いろいろ楽しめる。

バッハ以外の後世の編曲も多くある、あのトッカータとフーガ ニ短調BWV565(偽作説あり)をストコフスキーだったか、orch.編にしている、異様な大味で、これも「好きじゃない・・」の一つだ、トッカータとは即興性をもったソロ楽器のための曲で、演奏のキレ味を聴かせるもの、それを大勢でワサワサ合奏しても、もどかしいだけ;
ムソルグスキーの「展覧会の絵」のorch.編も同様かな、ピアノのほうがいい;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 2

好きじゃない「名曲」  

自分はクラシック好きとはいっても、かなり偏食ぎみ、思い切り個人的に書きます^^;

世間では「名曲」とされている中にも、ある人にとっては肌に合わない、って曲の1つや2つはあるのではないだろうか?演奏スタイルによっても変わるが、
先日もバッハの「パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582」について書いた、調を変えずに進むこの曲は好きだが。
一方、無伴奏vnのための大作、パルティータBWV1004の「シャコンヌ」がある、神がかりな名作であることは間違いないが、個人的にはすごく好き、とはいかない、長調になる中間部含め、ちょっと内容が構えすぎで重たい、それに輪を掛けたような、19~20世紀的なあまりに気負い込んだ演奏は好みではない、
例によって古い出版の楽譜には出版時点で書き込まれた原譜にはない表情記号があり、さらに演奏者の書き込みまであるのが公開されている、
bvw1004c 2
原典譜
bwv1004a 2
これでは使い物にならない。

よく耳にする名曲で好きじゃないのは、表情的で甘過ぎるってところかな;
E.ヴォルフ=フェラーリ:間奏曲「マドンナの宝石」
p m
you tube:Paul Mauriat - The Jewels Of The Madonna 1978
↑ポール・モーリア編

ピエトロ・マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲
003_20171229130725511.jpg
you tube:Intermezzo from Cavalleria Rusticana, Pietro Mascagni

アランフェス協奏曲の第二楽章
p m2
you tube:Aranjuez Mon Amour - Paul Mauriat
↑ポール・モーリア編
以上、客観的に美しい曲であることはわかるけど、ちょっと旋律が大味(ムード音楽になるほど甘口?)で、のめり込みたくない;
こういう耳に残る曲が書けるのはある意味天才的だけど;

パガニーニ vn協奏曲第1番 行進曲風の第一主題、ちょっと脳天気すぎる感じ、

チャイコフスキーとブラームス、両者の「ピアノ協奏曲第1番」を例にあげると、誰もが知っているのはチャイコフスキーだろう、しかし、すごく好きなのはブラームスである。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

手縫い:ストラップほか  

先般、PC故障でブログが書けない間、ヒマだったので手縫いでいろいろやっていました。
楽器を掛けるストラップを新しく、できるだけシンプルで具合良いものを考えたところ、こうなりました。
bg st
st01.jpg
長さ調整はマジックテープを使う、固定力は十分です、
楽器への繋ぎは細い紐にした、これもアラミド繊維なので強度は十分、
st03.jpg
ストラップピン側でも少し長さ調整できます。

ついでにしょうもない話です、
明日からまた寒くなるそうで、外出にはズボン下がほしいけど、このタイツ着用は、なんか腹周りが窮屈なんですね、
001_20171226233304f34.jpg
また市販のレッグウォーマーは厚手でモコモコ鬱陶しいし、ずりおちてくる;
薄手で暖かい「タイツ地のレッグウォーマー」があれば一番いい、
(PS.通販でも見つけたが、これだけのモノがバカ高い amazon;)
長さはソックスの上からあればいい、そこでタイツの脚部をチョン切って、
002_20171226233306355.jpg
レッグウォーマーに作り替え^^;切ったところをまとめ、ゴムテープを縫い付けた、
軽くてずり落ちず、膝上まで快適ですv
003_20171226233307e55.jpg

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

寄せ鍋  

寄せ鍋をすると、昆布、魚、貝、野菜等いろんなダシが合わさって味が出来上がる、しかし食材を知らず、スープだけ味見しても、元がどんな食材なのか、正確には当てられないだろう、
yosenabe.jpg

木管のアンサンブルはハーモニーがきれいに響く、因みにフルートの音の波形をみると、比較的、複雑じゃなく、それだけ純音(正弦波)に近く、基音が明確なためだろう、
fl wave
フルート 波形
k 361
モーツァルト木管アンサンブル
you tube:W.A. Mozart Gran Partita K. 361, P.Herreweghe
ヴァイオリンはじめ、倍音を多く含む楽器ほど波形は複雑になっていく、
vn wave
ヴァイオリン 波形
これがオーケストラになると、vn含め、多くの楽器が同時に重なり複雑になる、その重なった音を波形にしても、何が何だかわからない状態と思う、ただの騒音と区別つかない?;
orch wave
オーケストラ
しかし人間の耳に入ると、和声があることがわかり、少なくとも弦楽、木管、金管等、とそれぞれの存在が聴き取れる、この複雑な音波をレコード盤に刻み、ちっぽけな針で拾いあげても、やはり各楽器の音が区分けして聴こえるのが不思議に思える。
denon_20171225232958438.jpg
水に溶けた物質は化学反応で変化を起こすこともあるが、音波は重なり合っているだけで、分離は可能なはず、あとは人間の聴覚(脳)が識別する能力を持っているということだろうか。
このほか、人の脳は五感情報の感度を適度に調整する働きもある。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

ギターによる、アルベニス スペイン組曲  

バロックではドメニコ・スカルラッティ、近代ではイサーク・アルベニス(1860-1909)、エンリケ・グラナドス(1867-1916)といった作曲家は、いずれも鍵盤作品でありながら、ギターに編曲され、主要なレパートリーになっている、それも一、二曲ではなく数多い、6本の弦に納めるのは難しいが、音楽の相性がよいのか曲の魅力を損なわず、ギターのほうが良い感じになる曲さえある。m
(一方、バロックリュートの作品は意外にギター編曲しにくい、どうにか編曲しても、曲本来の求める響きを再現しにくい場合が多い、同種の楽器のようでも、調弦と運指が大きく異なるためだ。)

アルベニスはスペイン国民楽派を先導したが、スペイン組曲No.1など、ギターを想定したかのような書き方である、
albe01.jpg
「Asturias」の始め
クラシックギターは同じ楽器でも、奏者の弾き方や、爪の性質(形状や厚み)で音が随分変わってくる、それぞれに理想の音を求めることになり、面白いところ、無機質でつまらない音の奏者もいるが、ジョン・ウィリアムズの音は味わいがある。
20150908205127ecd_20171224230242f1a.jpg
you tube:John Williams Albeniz(アルバム全曲)
ここでも、ジョン・ウィリアムズ自身の編曲である、
特に好きな「コルドバ」は[93]からある3連符の和音をa,m,i のラスゲアートで3回掻き鳴らすように変更しているが、
albe03.jpg
これがツボを得たように良い、アルベニスのピアノ原曲も元々そのイメージかもしれない。
albe 02
J.ウィリアムズ:「コルドバ」動画付き
you tube:John Williams | Cordoba | Isaac Albeniz

ピアノによる演奏も聴くと、ギターは遠くで鳴るピアノのようにも聴こえてくる。
albe 01
you tube:Cordoba, Albeniz, Alicia de Larrocha

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 近代・現代作品

tb: 0   cm: 2

古代の鉄器は"隕鉄製"  

以前、「鉄」について記事にしたが、人類が金属器を使い出したとき、金属が熱で溶かせることをどうやって知ったのか、というのは謎である; 火山の溶岩を見て・・とか?m
人間が鉄を積極的に使いだしたのは鉄と岩石が混じりあった鉄鉱石から、鉄だけを取り出す製錬技術が確立してからで、紀元前1200年頃とみられる、それより前(さらに2000年ほど前)は鉄より低い温度で精錬できる、青銅(錫を含む銅)を使う青銅器時代があった、しかし、この時代の遺跡からも、少ないが鉄器が見つかっている、フランス国立科学研究センターのAlbert Jambon氏は世界各地の遺跡(エジプト、トルコ、シリア、中国など)から出土した鉄製品を調べたところ、青銅器時代の鉄材は宇宙から落ちてきた隕鉄であることが確認された。
9948_gerzeh_bead.jpg
エジプト・ゲルゼ遺跡から発掘された鉄製ビーズ(資料:Open University / University of Manchester / Manchester Museum)
確認の根拠は、地球のような大きな天体が形成される際、ほとんどすべてのニッケルは溶けた鉄でできた核に向かって沈んでいくため、地表にあった鉄で作った製品にニッケルが見つかることはめったにない。一方、核にニッケルなどを含む天体が衝突で破壊され、そこから隕石が誕生した場合、隕石には多くのニッケルとコバルトと共に鉄が含まれている。
giant impact 02 (2)
よってニッケルなどが検出されれば隕石由来だとわかる。
隕鉄は鉄の塊として落ちてくるので、製錬技術は必要なく、そのまま使える、しかし天から降ってくるのを待つしかないので、大変な"貴金属"だったに違いない。
隕鉄は太陽系が生まれた頃の原始惑星同士の衝突で、そのコア付近が飛び散って多量にできたと考えられる。
giant impact 02 (1)
you tube:原始惑星の巨大衝突(非立体,VR版)
その後も惑星に落ちて行ったが、今も残ったものが、隕石、隕鉄で落ちてくる。

隕鉄の断面を酸で腐食させると、鉄に含まれたニッケルの結晶構造(ウィドマンシュテッテン構造)が現われる。
Widmanstatten_patterns_2.jpg

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 0

フルトヴェングラーのバロック  

unagiさんのブログを拝見して、G.マーラーがバッハの管弦楽組曲を編曲した楽譜があると知り、演奏するとどんな感じだろうと、ふと思いついたのがフルトヴェングラー指揮、ヘンデル:合奏協奏曲ニ短調0p.6-No.10の演奏で、過去に興味があってCDを買っていた、もしかして、同じ時代の息吹が聴けるのでは?と、
fu handel
怖いもの見たさ半分に聴くと、「問答無用!」と迫ってきて、すっかり引きずり込まれる、
ブラックホールかこれは!^^
荘重な序曲に始まり、アレグロのフーガは息の長いテーマで書かれ、全体に深みをもつ作品、
handel.jpg
you tube:Wilhelm Furtwangler "Concerto grosso Op 6 No 10" Handel
参考に古楽演奏で、A.マンゼ指揮、AAMの演奏
you tube:Handel: Concerto Grosso, Op. 6: No. 10 in D Minor, HWV 328

次はフルトヴェングラー指揮、バッハの管弦楽組曲No.3、アリアも興味あるところ、
bach.jpg
you tube:Wilhelm Furtwangler "Orchestral Suite No 3" J.S.Bach
なんと、K.リヒターがこの感覚に近いところがある、

フルトヴェングラーの古典派もちょっと聴いてみる、
まず、グルックの歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲、これはR.ワーグナー編曲によるもので、原曲の内容は変更していないが、管楽器を増強して荘重な響きを狙い、序曲から本編へ繋がるように書かれたのを単独で終わるように終結部を改編、かなり大袈裟に長引かせるのがこの時代らしいかも;
gluck.jpg
you tube:WILHELM FURTWANGLER "IPHIGENIE EN AULIDE" (Gluck), Overture
前述のヘンデル0p.6-No.10と同様、ロマンティックな時代のウケがよい曲かもしれない。

面白いのがモーツァルトの交響曲No.39、第一楽章を聴き比べると、予想イメージとして、ワルターのほうをフルトヴェングラーだ、と勘違いしそう^^
moz 39 f
you tube:BPO / Wilhelm Furtwangler live: Mozart Symphony No. 39 (1944)
moz 39 w
you tube:Mozart - Symphony n°39 - NYP / Walter

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: G.F.ヘンデル

tb: 0   cm: 2

A.セゴビアのバロック  

現代クラシックギターの父と呼ばれるアンドレス・セゴビア(1893-1987)は確かにギターの活躍の域を広げた偉人だと思う、セゴビアはフルトヴェングラーやB.ワルターと同時代で、この時代の価値観を持つ、そこは歩み寄って聴く必要がある。
seg baroque
A.セゴビア(ギター) リュートとハープシコードの音楽
当時は演奏家の腕前(味付け)を示す時代でもあり、古い旋法で書かれた過去の作品はこの時代に馴染む音に変更されるのが普通だったようだ、楽譜を選ぶときは注意が要る。
表現法も各演奏家の個性が尊重された、セゴビアは撥弦楽器のギターを声で歌うかのように弾き、盛んに編曲を行い、ギターのレパートリーを拡張した。スパニッシュのギターにナイロン弦を用いたのもセゴビアが始まりだった。

お馴染み、S.L.ヴァイスのファンタジーをセゴビアのギターとN.ノースのリュートで比べてみると時代の違いがわかる、
se weiss fa
you tube:Andres Segovia - Weiss - Fantasie
north weiss fa
you tube:Fantasia in c minor by S. L. Weiss, performed by Nigel North

もう1曲、ヴァイスのブーレ(ソナタト短調より)をセゴビアと、R.バルトのリュートで、
you tube:Andres Segovia - Weiss - Bourree Suite XIX
you tube: Weiss - Lute Sonata(Suite) No.25 in g minor / Robert Barto, baroque lute
weiss buree
じつはこの曲、セゴビアの演奏で初めて聴いて気に入った、セゴビア流に歌っている独特の味わいもまたわるくない、ヴァイスはイタリア仕込みの作風なので合うのかも。

次はC.F.シャーレ(Christian Friedrich Schale 1713-1800)という聞き慣れない人のメヌエット、ギャラント様式の易しい鍵盤曲だが、これがセゴビアの手にかかると何とも言えぬ味わいが加わる、残念ながらセゴビアの動画はないがこんな曲、これにこってり味がつく。
scha min
you tube:Minuet in C | Schale, Christian Friedrich | + Sheet Music Free
楽譜

人間は絶えず新しいものを求めるので、こういう時代があったからこそ、一度リセットして、作品が書かれた頃の奏法、響きを再現してみたくなる、そこでピリオド指向の演奏が始まったように思う。今は演奏の歴史が録音で聴けるので面白い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: その他・バロック

tb: 0   cm: 0

時間は本当にあるのか  

夜眠って、朝起きて、数時間経ったなんて実感はなく、タイムワープしていますね、(意識が)活動を休止している間は時間は無いに等しいのかも。

この世界に何らかの物質やエネルギーがあって、それが変化することから時間という概念が生じるのか、あるいは何も無くてもニュートンが言う絶対時間というのがあるのか・・
線香の煙が火元を出て昇って行く、そんな変化を見ながら、我々は流れ行く「今だ」と思う瞬間に居るが、それは1秒も経てば過去になる、我々は連続して繋がった時間の線路を進んでいるのか、繋がるには未来も決まっている必要がある?
IMGP2777(2).jpg
時間なんて存在するのか?と疑問にもされる、小さな物体でもそれが動いたり、変化すれば、その経過が時間とみなされる、時計も物体の1つで、その動く様子で他の物体の動きとの相関関係を測っているだけで、時間そのものではない。
また、時間は一定のテンポで進んでいるのか、揺らいだり止まったりしても、その世界の一部である我々は気づかない。

将来、宇宙の膨張がこのまま加速していく、ビッグリップ(いちばん右)だとする、
large_web.jpg
あくまで宇宙の一部を二次元平面に置き換えて膨張する様子を時間軸に並べたに過ぎないが、この図で見るかぎり、膨張の曲線は90°方向になっていき、時間軸方向には進まなくなる、それでも時間だけ単独に進むのか?
01_20160409221812a81c.jpg
宇宙は限りなく希薄になり、変化を起こすものがなくなる、そこに新たな宇宙が生まれ、再び時間が始まるという説もある。

量子力学では物質の最小単位の粒子があり、その振る舞いは我々が目にするサイズの物体とは常識外れで、空間的に決まった場所に存在しない、時間の前後も曖昧であるということだ、我々のマクロサイズの時間は一方向に進むが、連続して繋がったものではなく、新しい時間が粒子のように生まれ、古い時間の上に積み重なっていく、という説もある、これなら未来が決まっている必要はない。
古い時間が堆積した上に"今の瞬間"の層が重なっていくとして、この"今"の層の厚みは時間の最小単位:プランク時間かもしれない。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 0

何かに見えてしまう  

奇士さんのブログで紹介されているこちらですが、m
バロックギター・パーチメント
ニコちゃんマークがいっぱい?^^全体には良い図柄ですが、
うちのバロックギターも全体には良いですが、前々からこんなふうに見えています;
g st
イカがいっぱい?

ハープギターというのが19世紀からあったようですが、この楽器、
harpguitar01.jpg
その昔、『8時だョ!全員集合』でやっていた、加藤茶の自転車お巡りさん、
「どうも、スンズレイ(失礼)しました」のポーズに見える^^
一度そう見えると頭から離れないんですね^^;
今もモダン楽器があり、これは高音弦も付いたタイプ、
harp guitar
you tube:Silent Night (Minor Key) - Harp Guitar Cover - Jamie Dupuis

これ一瞬、キュビズムの絵のように見えたけど、
Mysterious guitar
guitar pic02
実用楽器なんですね;
you tube:Metheny & Mehldau-Jazzaldia Festival-The Sound of Water

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 2

古典派のフーガ  

大バッハの晩年近くはすでに息子達が活躍する、ギャラント様式の時代で、厳格なフーガなどすでに古い作法だった。しかし、その後も消えることなく、古典派以後になっても、作品を充実させる重要な技法となっている。

まずはハイドン(1732-1809)
ソナタの展開部など楽章の一部ではじつに多くの曲でフーガを含む対位法を用いているが、疾風怒濤期に書いた太陽四重奏曲 Op.20では6曲中3曲の終楽章で複数のテーマを持つ本格的なフーガを書いている、代表でヘ短調 op.20-5を挙げる、
hay sq
you tube:J. Haydn - Hob III:35 - String Quartet Op. 20 No. 5 in F minor
2つのテーマが織り込まれる、
20150225211130934_20171218231004ce1.jpg
フェルマータで区切りを置き、終結へと向かうがチェロが長いペダル音を奏でる。
20150225211250d83_20171218231005586.jpg
これらは、「今どきの作曲家はまともなフーガが書けない」とか言ったお歴々に対し、ハイドンが目にもの見せてくれよう、と書いたと伝わる^^

次はモーツァルト(1756-1791)
モーツァルトは援助を受けていた学識者、スヴィーテン男爵にバロック期の楽譜を紹介され、バッハ、ヘンデルなどに傾倒したらしい、「アマデウス」ではないがモーツァルトの生涯を描いたドラマで、この場面があり、「バッハは自分のために書いたんだ」というセリフが印象に残るが、本当にそう思ったかも、
ハ短調のK.546はアダージョの前奏がありフーガが続く。ピアノ連弾、弦楽四重奏でも演奏されるが、オルガンによる演奏を挙げる、
moz fuga02
you tube:W. A. Mozart - KV 546 - Adagio & fugue for organ in C minor
テーマの出だしで不協和がぶつかる不思議な味わいが聴きどころ。
sc01_20171218233244e4e.jpg

最後はモーツァルトと同年生まれのヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)
クラウスがエルフルト大学で作曲を師事した、ヨハン・クリスティアン・キッテル(1732-1809年)は大バッハの弟子だったので、クラウスはフーガの大家直系と言えるかもしれない、室内楽や交響曲など、巧みなフーガを用いている。
教会交響曲ニ短調VB147より、スコアはないが見事な内容は聴き取れる、
kraus sym
you tube:J. M. Kraus - VB 147 - Sinfonia da chiesa in D minor
テーマもバロック趣味と言える、テーマの出も緻密に入り組んでくる、終り近くになると低音のペダル音が入るのもお決まりの様式か、忠実なバロックの再現にも聴こえるが、終結が壮大な総奏ではなく、眠りに入るようで、ここが一味趣きが違う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 古典派

tb: 0   cm: 2

ヒノキの折り箱  

ヒノキを薄く削り、食品を包んだり折り箱にするものを経木(きょうぎ)と言いますが、これは単に包むだけじゃなく、香りが中身を美味しくしますね、これも昭和の味かな、m
oribako.jpgkyogi.jpg
特にご飯とヒノキって、どうしてこう相性がいいのだろう。

昔、駅弁といえば経木の折り箱でした、普通の幕の内弁当とか、ご飯がくっ付くけどすごく美味しかった、持ち帰りの寿司とかも、
makunouchi.jpg
老舗の幕の内弁当
たこ焼きは木船でした、お好み焼きも薄い経木でで包んでいました、いずれもヒノキの香りはセットでしたね、
takoyaki.jpg
↑このたこ焼き、木の匂いがしないと思ったら、そっくりの樹脂材;

それから経木じゃないけど、樽酒もしっかりヒノキの香りが酒に移っています、アルコールはだめだけどこれは少し味わってみたくなる;樽酒を瓶に入れたのもありますね。
p_tarudume.jpg
ウヰスキーの風味も樽材で決まるそうで。

今時、経木入りってめったにないので、自分で経木を取り寄せて、おにぎりなど包んで味わうしかないかな; あと、スーパーでたまに「駅弁まつり」をやるので、経木入りを探してみたいです・・でも今は樹脂材かな;;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 0

くしゃみ、あくび、背伸び  

くしゃみ
一回ないし数回けいれん状の吸気を行った後に強い呼気をすることで、随意には止められない、そのメカニズムは正確にはわかっていないそうで、鼻粘膜に何らかの刺激があったときに起こる、人間以外の哺乳類にもよく見られます。
you tube:くしゃみを連発する猫 - cat sneeze

*光くしゃみ反射
人間の場合、4人に1人の割合で、急に眩しい光を見ると、くしゃみが出る体質だそうで、私もくしゃみが出そうで出ないとき、太陽や室内の照明に目を向けて、出し切るときがあります^^
kusyami.jpg
ネコを対象とした研究では、中脳に存在する対光反射の中枢から出た神経突起が、虹彩の瞳孔括約筋(瞳を小さくする筋肉)を調節する神経細胞だけではなく、鼻汁分泌を調節する神経細胞にも到達しているそうで、その刺激がくしゃみを起こすらしい、この体質は遺伝性でネコの場合、約10%らしい。
この体質じゃない人には、『眩しいとくしゃみが出る?・・何それ、』ってなもんらしい;

あくび
無意識に出るが押さえることもできる、哺乳類のほか鳥類や爬虫類も出るらしい、
Akubi_dog.jpg
人間とまったく同じで親しみを感じる^^
体が要求するストレッチにも感じるが医学的に原因はよくわかっていない、
neko akubi
you tube:「あ゛~」声を出しながらあくびするネコ

背伸び
これはあくびに伴うこともあるが、思わずやってしまう、同じ姿勢を長く続けた後など、筋肉をほぐし、血流を良くする、自然な体の要求と思われる、
neko senobi
you tube:散歩に出たときの猫の背伸び
いつも"猫背"なせいか、すごく気持ち良さそうです^^

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 0

道楽のリュート  

当ブログも年が明けたら6年目になろうとしています、長々と飽きもせず、進歩のない話を書き散らかしています^^;
自分が初めてリュートを手にして37年、バロックluteまで手を広げて32年と、恐ろしく年月が経ち;一番長続きしている道楽です。

クラシックに興味持ったのは中学あたり、音楽の教科書に載っていたリュートの絵はどこか古雅な姿で惹かれたが、どんな音か聴いたことはなかった。
lute pic
一旦歴史が途絶えた楽器だが、古楽復興の動きの中で先駆者となる奏者(研究者)が現れた。
その音がラジオなどで聴かれるようになり、イメージにふさわしい古雅な音色に魅了された。
この雰囲気はギターでは表現できなかった、
11c lute
リュートをどうにか手にした頃、日本はまだ黎明期で、楽譜も交換弦も簡単には買えなかったが、徐々に環境が整い、さほど不自由はしなくなった。
バロックlute作品の楽譜は今も印刷出版されるものは少なく、手稿譜の写しを使っているが、誤植が生じない点は逆に助かる。
リュート譜(タブラチュア)は決められた調弦で、どの弦のどのポジションを弾くのかを明記する記譜法で、左手、右手の指使い符号まで書き込まれた譜もあって、作曲者がどんな響きを求めているかが直にわかり、効率的な運指法の参考にもなる、
tab01_20171215232152db2.jpg
五線譜以上に具現化しているようで、大昔の作曲者(日本では江戸時代)と譜を通して共感するような近しさを覚え、そこが面白い。
取り扱いは面倒だけど、それも楽しく思えるのが道楽^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: Lute

tb: 0   cm: 4

G線上じゃないアリア  

ご存じのとおり、「G線上の・・」とはバッハの管弦楽組曲No.3ニ長調(BWV1068)のアリアを19世紀のヴァイオリニスト、アウグスト・ウィルヘルミがvnとpfのために編曲、ハ長調にしてG線のみで弾くようにしたもので、それ以来、通称となっている。
原曲に弦の指定はなく、跳躍のあるバスの上で、vn1とvn2の掛合いと和声の響きが魅了する、
BWV1068.jpg
G線だけで弾いて、何か良くなるとも思えないが、現在でもご丁寧にウィルヘルミ編が弾かれるようだ、バックがorch.でも・・
you tube:Air On The G String, J. S. Bach - Anastasiya Petryshak

さて、このアリアの真に美しい演奏はどんなものか、いろいろ探ってみた、古いところで、カール・リヒター盤、同時期のバロック演奏家達とは一線を引いたような存在感で、ミュンヘン・バッハOの緻密な合奏はひと味、上質に感じた。
bwv1068 k ric
you yube:Karl Richter J.S.Bach - Orchestral Suite No.3 D-dur

次はカール・リステンパルト指揮、ザール室内Oの演奏、じつは初めて耳にした音盤がこれだった、当時としてはオーソドックスな演奏だろう。
bwv1068 k ris
you tube:J. S. Bach Orchestral Suite No.3, Karl Ristenpart

以上は20世紀的演奏だが、古楽演奏が盛んになった頃の代表として、C.ホグウッド指揮、エンシェント室内O、この頃からこのアリアは"弦楽合奏"と"各パート一人ずつ"の演奏例があり、ホグウッドは合奏、T.ピノックの初盤は一人ずつだった、さすがに響きが透明で美しい和声が聴けるようになった。
bwv1068 hog
you tube:J.S. Bach Orchestral Suite BWV 1066-1069, Christopher Hogwood

最後はラインハルト・ゲーベル指揮、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、これももう30年前の録音になるが、今も特筆したい演奏だ。
bwv1068 mak
you tube:Bach Orchestral Suite no.3 BWV 1068, Musica Antiqua Koln
各一人ずつで、さすがに小音量だが、vn1とvn2がデリケートな弓使いでそれぞれ心地よい装飾を行い、和声の色合いには耳をそばだてたくなる。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 2

かけそばの丼  

ここ2、3日、やたら寒いです、この衛星画像を見れば当然ですが;m
kisyocho.jpg

お昼は温かい蕎麦がいいと思ったけど、そば向きの丼がないので買いにいきました、いまいち気に入ったのがなかったので軽い漆器にしました、これなら天丼も盛れるしv
kakesoba.jpg
普通のかけそばで、つゆはかつおだしと濃い口醤油が好みです、寒い日は少し甘みをつけるとおいしいかな。

うちは日持ちのする乾麺をよく買い込むのですが、この製粉メーカーの麺は特に美味しいと思います、
soba somen
高尾製粉製麺(株)
本社は姫路市のようですが、普通のスーパーでは見かけず、業務用食品を扱う店に置いてあるようです。素麺も良い食感で、夏はこの素麺かざるそばです、タイマーで最適な茹で時間にするのがコツですね。

PS.通販ならあります、amazon(蕎麦) amazon(素麺)
ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: 時事・雑記

tb: 0   cm: 2

"ペダル チェンバロ"による バッハ:オルガン曲  

PCの故障とネット回線の引き換え工事がちょうど重なり、更新を休んでいました、今日より再開します。
------------------------------------------------------------------------------------

ネット通販もなかった頃、アメリカのアウトレット・ショップから定期的にCDカタログが送られてきて、"レーベル、曲目、演奏者"のみ記してあるリストから選び、注文票をFAXして取り寄せていた、暗中模索に近いが;結構良い希少盤が手に入った。
今日取り上げるのもその1枚で「Pedal harpsichord」という文字が目に付き、それだけで思わず注文した;

bach pe cemb02bach pe cemb01
オルガン曲はオルガンで聴くのが一番、かもしれないが、足鍵盤のあるペダル・チェンバロはオルガン奏者の練習用だけでなく、立派なコンサート楽器でもあると感じたしだい、当盤の奏者、ダグラス・アムリン(Douglas Amrine)はアメリカ生れのオルガン奏者、アムステルダムでG.レオンハルトにオルガン、チェンバロを師事している。
アムリンはチェンバロ的な技法、装飾を行いながら、楽器の魅力を活かしているのが素晴らしい、録音も良好。
収録曲
d a bach pe cemb
特に好きなのは、足鍵盤でテーマが始まるパッサカリアとフーガ ハ短調BWV582で、ゴトゴトと機構音が伴い、打楽器的な補助効果にも聴こえる、手鍵盤の変奏が始まると華麗に魅了する、それにしてもこの曲は変奏が進むにつれて引き込む傑作だ、オルガンに対し、少しも物足りなさを感じない充実感で聴ける、
音が持続して重なるオルガンより、減衰するチェンバロは次に重なる声部の出だしが分離して聴き易い、後半にフーガが続くが、このように低音がジグザグ進行するのは足鍵盤に都合よく、切迫感がでて、一挙両得だ、
bwv582 a
ただ、このような長い持続音はどうするのだろう?
リュート音楽なら小節の頭くらいで再度弾くが、
bwv541.jpg

以前にはyou tubeに良い参考動画がなかったが、今回、D.アムリンの演奏が挙がっていた、
d a you tube
you tube:J.S.Bach: Passacaglia in C Minor BWV 582
プレリュードとフーガ ト長調 BWV 541も良い曲だ
you tube:J.S.Bach: Prelude and Fugue in G Major BWV 541
今でもこれに勝る良い録音は他に見つからない。

huigo.jpg
オルガンに空気を送るフイゴ職人

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 4

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック