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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

B.ハイティンク:Beethoven Sym No.8(LSO ライヴ)  

巨匠指揮者 B.ハイティンクも、C.アバドと同様、新時代の演奏に変わってきている、
ベートーヴェンも重厚な20世紀のスタイルから、身軽でスポーティーになり、内容を詳細に聴かせる演奏が主流になってきたようだ。 
ハイテインクはまず、'70年代にロンドン・フィルを指揮して全集を録音している、
hai be 01
'70年代 (原盤 PHILIPS)
次が'80年代にロイヤル・コンセルトヘボウOを指揮したデジタル録音の全集、
音響的にはこれが一番と思われる。
hai be 02
'80年代 (原盤 PHILIPS)
最後が2000年代に入って、LSOとのライヴ録音の全集になるが、
最も活気に溢れているというか、キレているのがこの演奏だ、
b hai be sym 8
交響曲第8番 ヘ長調
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン交響楽団 2006年 LSO

全般に過去の演奏より快速になっている、
第1楽章、きりっと張り詰めた感覚、弦楽はほどほどの量感、譜例のような管とtimpがこぞってリズムを打つところ、明確で鋭い、
sc01 12
また展開部のクライマックス[191]から、timp連打の箇所を鋭くする、古楽器タイプの響きが効いている。
sc01 191
第2楽章、軽快な印象の楽章だが、低音のトレモロがけっこう力感を出すが、強弱の対比をとりこの特徴をよく聴かせる、
第3楽章、カラヤンの演奏を例に挙げれば比較にならないほど軽快になっている、トリオでは少しテンポを緩め、hornとclの柔らかな響きが上手い、
終楽章、急速過ぎない程度に快速、やはり弱奏とダイナミズムの対比をつけ、展開部など身軽な響きの中に彫りの深い充実感を持たせる、これはアバドの演奏同様、気に入ってしまった。
どれを好むかはそれぞれだが。

'70年代の演奏としてハイティンク、RCO来日演奏の録音がyou tubeに挙っていた、
b hai be sym8 you
you tube:ベートーヴェン 交響曲第8番 ハイティンク / コウセルトヘボウ 1977東京

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category: ベートーヴェン

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C.アバド:Beethoven Sym No.8(BPO)  

ベートーヴェン、Sym No.8で、これまで取り上げたのはクーベリック、スウィトナー、カラヤン、バーンスタイン、ジンマン、ベーム、アーノンクールで、
まだ、サヴァリッシュ、アバド、ハイティンク、ラトルと、聴きどころを取り残していた;
まずはC.アバドから、 
アバドも時とともに進化していった巨匠指揮者で、VPOともDGに全集を録音しているが、後のBPO盤が最終境地に至った演奏だろう、かなりの違いを聴き取れる。つい比較してしまうのがカラヤン指揮 BPOだが、vn群の輪郭線が強すぎ、全パートが織り成す構成が味わい辛い、
録音会場のベルリン・フィルハーモニーというのはあまり響きが美しくなさそうで透明感が出ないのが惜しいが、アバドは21世紀的なじつに小気味よい演奏だ、
ab be sym 8
交響曲No.8 へ長調
クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニーO
2000年 DG

第1楽章、快速なテンポで希望どおり、vnは全般に控え気味に弾き、内声や木管がよく出る、低音とtimpのパンチも効いて理想的だ、強弱の幅を深く取り展開部の立体感もある。
[191]fffのバス部の主題も聴きやすい、
201809220905504d1_201809291141137da.jpg
20180922090551855_20180929114115859.jpg
第2楽章、歯切れ良く普通くらいのテンポか、vnは涼やかで、cbが意外に押し出して効果的、
第3楽章、ちなみにカラヤンはゆっくり重々しく聴かせるが、こちらは爽快、歯切れ良さもある、会場の響きがよいと音に色彩感が出ると思うが、トリオのclがちょっと地味に聞こえる。
終楽章も快速だ、弱奏で開始したあと、ぐっと押し出す、展開部は彫りの深さも十分あり、快進する、cbのぐっと踏み出す力感がよい。
you tubeでBPOとの演奏、2000年、ベルリン・フィルハーモニー
ab be sym 8 you
you tube:Claudio Abbado - BEETHOVEN : Symphonien 7 & 8

参考にVPOとの演奏、1987年、ウィーン、ムジーク フェライン ザール、
音響的にはこちらが好ましいけど;
ab be sym8 vpo
you tube: Symphony No. 8 in F major op. 93 / Abbado · Wiener Philharmoniker

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category: ベートーヴェン

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有田正広ほか:mozart fl & hp Con K.299  

モーツァルトのfl&hpのための協奏曲というと、昔はランパル&ラスキーヌ、パイヤールの演奏など定番どころだった、雅びではあるが、さほど聴きたい曲ではなかった。
しかし、有田正広のflトラヴェルソと長澤真澄のhpのソロで聴くK.299は格別で、特にhpはリュートの幽き音を味わうにも似た魅力があり、まさに楽器を味わう音楽だ。 
moz k 229 01
有田正広:flトラヴェルソ
長澤真澄:hp
寺神戸亮:リーダー
東京バッハ・モーツァルトO
2006年、横浜みなとみらい小ホール DENON

以前、ヘンデルのhp.Conで古楽器hpによる演奏について取り上げたが、これも同様、使われているhpは作曲当時に使われていたタイプでペダルの踏み替えが一段式、現代のものより共鳴板が薄く、細いガット弦が張られる、音量は小さめだが透明感のある音はより古楽器的だ、
harp.jpg
当然、flトラヴェルソとの相性もよい。
第1楽章ではソロが弾く部分でのorch.助奏は弦楽を1人ずつにしている、全楽章素晴らしいが、第2楽章の演奏が引き付ける、hpの小さな響きに深みを見いだす味わい、ppの音も明瞭に聴ける、有田のflもプライベートな語り合いのように奏でる。これを聴いたら、もはやモダンのflとhpでは聴く気がしない?演奏しだいでもあるが^^;
DENONの録音はこれ以上望めないほど明瞭でナチュラル、このCDがお馴染み通販から完璧な梱包で無傷で届くのである、すべてが良い意味で"日本製"という感じだ^^

楽器のデータはないが比較し得る演奏で、you tubeにはトン・コープマン指揮の演奏があった、これはオフマイクぎみの録音だ、
moz k 229 you
you tube:Mozart: flute and harp concerto, K 299.
Wilbert Hazelzet - flute, Saskia Kwast - harp, Amsterdam Baroque Orchestra on period instruments, conducted by Ton Koopman.

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category: W.A.モーツァルト

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アナログ・プレーヤー歴  

一旦は終了したアナログ盤再生を再開したのは、このブログを始める少し前だったか?
しまい込んで出してきたプレーヤーはDENONのDP-47Fというフルオートタイプで、盤を置いたら、再生はすべて手前のボタン操作で出来るというもの、発売は1985年、
denon_dp_47f-3.jpg
DP-47F 赤矢印のアルミの突起はアーム軸を隠すキャップで、接着してあるのみ
操作性のハイテクに凝ったものだが、再生音も良好だった、専用のヘッドシェルが必要だが、予備を揃えれば複数のカートリッジに簡単に交換できた。
DDの回転制御機能付きで回転は常に正確、ターンテーブルのゴムシートにスリットがあるが、これはLP盤、シングル盤の径をセンサーで見分け、アームのオートオンの位置を掴むためだ、
また自由な位置にボタンで移動できる(ここまで必要ないが;)このアームを移動させるボタン操作が一部動作しなくなったが、手で行えばいい、ちょっと余計な機能が付きすぎに思う、オートリターンは健在だし、まだ使えなくはない;
面白いのはアンチスケーティングが無接触電子式ということで、仕掛けは分からないが、電源をOFFにするとアームがゼロバランス状態になり、ONにするとコトンと針圧がかかる、ここは不思議でメカニカルな魅力^^たぶんこれほど仕掛けが込んでいると長く修理の対応が出来ないし、使い切り製品とみた方がよい;

その後同社のDP-500Mに替えた、将棋盤みたいながっちりキャビネットに本格的作りのアーム部、これもDDで回転制御機能付きは同じだが、
DP-500M.jpg
DP-500M
アームはフル手動で故障の可能性は少ない、終わっても針は下りたまま回り続ける、眠ってしまいそうなときは心配で聴けない;

そこで先日書いた、オートリフトアップ付きのDENON DP-400に替えた。
ヘッドシェルが共通型なのも助かる、これが早く出ていればDP-500Mは必要なかった;;
dp 400 a
DP-400

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category: Low cost audio

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T.ピノックほか:Mozart ヴェスペレ K.339  

ヴェスペレとはカトリックの聖務日課の中で日没時に行われる祈り(晩課)。 
宗教曲となると、内容までは理解できないが、声楽含めた音楽的内容を楽しむことにしている、このヴェスペレ K.339はモーツァルトのザルツブルク期の最後の作品だそうで、こうした作品には同地宮廷で同僚であったミヒャエル・ハイドン(F.J.ハイドンの弟)との共通性が、モーツァルト晩年のレクイエムまでも見られる。
まずはT.ピノック盤でヴェスペレ K.339全曲のyou tube
51HIoiIvpAL.jpgamazon
Barbara Bonney, Catherine Wyn-Rogers, Etc.;
Trevor Pinnock: The English Concert & Chorus
 
you tube:Mozart: Vesperae Solennes De Confessore, K 339
この作品はsopソロを中心とした声楽と合唱が聴きどころだが、第4曲 Laudate pueriのフーガ合唱のテーマがyou tube:M.ハイドンのレクイエムにあるCum sanctis tuisのテーマによく似ている、(*M.ハイドンのレクイエムも過去に記事にしたが素晴らしい)
Michael Haydn - Requiem in C minorより、you tube:Cum sanctis tuis
Mozart: Vesperae K 339より、you tube:Laudate pueri

また第5曲 Laudate Dominum はモーツァルトらしい、なんとも言えぬ高貴な雰囲気を湛えた名作で、ヘンデルで言えば「オンブラ・マイフ」に匹敵しそうだ、
sc002_201809261432401f7.jpg
モーツァルト: ヴェスペレより、Laudate Dominum、ソロと通奏低音
T.ピノック盤ではBarbara Bonneyが歌う、
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you tube: Laudate Dominum
また手元にあるLP盤では、ヴェスペレのsopやaltのソロも全てテルツ.Knabenchorの団員が歌っている、同じLaudate Dominumを聴くと、団員 Hans Buchhierlのsopソロは、か細くはあるが、かけがえのない声に思う。
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Hans Buchhierl, boy soprano, Tolzer Knabenchor, sings Laudate Dominum (1974)
you tube:Laudate Dominum

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category: W.A.モーツァルト

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K.リヒター:Bach 管弦楽組曲No.3 ほか  

近年はバロックとなると古楽演奏が主流であり、20世紀半ば以降のような演奏はまず聴かれない、デジタル時代以後の若い世代には逆に珍しい演奏として聞こえるかもしれない。 
オールドファンにはお馴染みだが、当時、多くのバロック演奏団体があった中でもK.リヒターは特徴的で、バッハの管弦楽組曲など嵌められてしまい、今でも時折聴いてみたくなる。
k r bwv1068 lp
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハO
1960年 アルヒーフ
 amazon
管弦楽組曲No.3は3本のtrpとtimpが入り、第一曲、序曲はtrpの鋭い響き、どっしり打ち鳴らすtimpが力強い、グラーヴェは重厚、フーガのアレグロは今ではかなりゆっくりなテンポでリズムを踏みしめ、生命感がある、
bwv 1068 sc01
アレグロに入ったところ
弦楽の全パートが対等になる配備がされているようで明確、低音やtimpの力感が何物をも跳ね除け、一定速で前進する戦車のようだ;
二曲目のアリアも大勢の弦楽で質を揃えたきめ細かい味わい、以下、ガヴォット、ブーレー、ジーグと楽譜の音を飾りっ気も遊びっ気もなく、完全無欠に演奏していく、
組曲No.4も同じ編成で祝祭的な雰囲気をもつが、バッハらしい神秘的な趣きも持つ、序曲のアレグロは9/8拍子で弾む感覚で通される、しかしリヒターはがちっと締まった気分を与える。

ほか、弦と木管だけのNo.1やflソロの入るNo.2も他では聴けない骨太の演奏で引き付ける。
なお、CD化された音はマスター磁気テープの劣化が原因か、マスタリングのせいか?若干荒く聞こえる、過去に出たLP盤では聴き心地がよい。
k r bwv1068 tt

you tubeに全曲挙がっているが、No.3から、
k r bwv1068 you
you tube:Karl Richter, Bach Orchestral Suites BWV 1066-1069

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category: J.S.バッハ

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アーノンクール:Beethoven Sym No.8  

ベートーヴェンのSym No.8、先日はK.ベームのいささか重たいNo.8を聴いたが、今日はN.アーノンクール指揮のヨーロッパ室内O、
弦はバランス的にこれくらいの編成がよいと思う、またこの演奏ではナチュラルtrpが用いられ、その光沢を帯びた鋭い響きは効果をあげる、 
n h be sym 8
ベートーヴェン 交響曲No.8 ヘ長調
ニコラウス・アーノンクール指揮
ヨーロッパ室内O
1990年 ライヴ Teldec

第1楽章、程よく快速、姉妹作のNo.7と同様、リズム的に思い切った面白さを持つ楽章を鋭い魅力で聴かせる、編成は少なめだが、vn2やvaの内声も聴きやすい、展開部はtrp高らかにぐいぐいと迫る、
第2楽章、変ロ長調でtimpは使われない、速めのテンポで軽快ながらくっきりとリズムを刻む、この楽章でも金管が押し出してくるところがある、
第3楽章、Tenpo di Menuetto(メヌエットのテンポで)とあるが、「メヌエット」とはされていない、トリオを持つがメヌエットとしては異風に思える、vn1などがゆったり奏でる主題に変則的に打つリズム、シンコペーションが入ったりする、
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アーノンクールはあまり急速にせず、この面白さを明確に聴かせる。
終楽章、工夫を凝らされた楽章でtimpは他の楽章はFとCだが、ここではFのオクターブが使われる異例の試み、
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展開部は対位法的な聴きどころが充実、期待どおり快速なテンポで切れ味良く演奏、終楽章でもナチュラルtrpが痛快な効果を出す。
you tubeには映像付きがあった、
n a be sym 8 you
you tube:Beethoven, Sinfonia no 8 en Fa mayor, op. 93 - Harnoncourt

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category: ベートーヴェン

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秋場所 千秋楽  

昨日の14日目、白鵬は幕内勝ち星1000勝をあげ、同時に今場所優勝を決めた、33歳でこの勢い、昔より力士寿命が延びた感じだ。ただ不要な"待った"をしたことに審判長から苦言が出た、今まで「品格」の上での苦言が多い横綱でもある。
9 22 ozumo 01
you tube:[大相撲2018秋 14日目] 豪栄道 対 白鵬
稀勢の里は危ない相撲も多かったがどうにか2桁の星をあげ、進退問題はひとまず乗り切った、稀勢の里のほうは取り口のまずさについて注文は多いものの、品格云々の苦言は聞いたことがない、師匠、鳴戸親方(隆の里)の流れをくむ、辛抱の横綱、という感じだ;
9 22 ozumo 02
you tube:[大相撲2018秋 14日目] 鶴竜 対 稀勢の里
幕内勝ち星数は白鵬がダントツだが、体が長続きする相撲を取っていると言われる、稀勢の里も大鵬に次ぐ位置に来ている、今後も出場が続けば単独5位にもなれそうだが・・今場所9月22日の取組後で以下のとおり、現役期間の長さも関係するが、勝ってきた実績に変わりない。
1位 白鵬(横綱)    1000勝
2位 魁皇(大関)    879勝
3位 千代の富士(横綱) 807勝
4位 北の湖(横綱)   804勝
5位 大鵬(横綱)    746勝
6位 稀勢の里(横綱)  714勝
7位 日馬富士(横綱)  712勝
8位 武蔵丸(横綱)   706勝
9位 貴乃花・2代(横綱) 701勝
10位 旭天鵬(関脇)     697勝
*1958年、年6場所制になってから、青は現役力士
ps.稀勢の里って北の湖に似ている、とくに横顔やぶっきらぼうな感じが、も少し相撲が器用ならほんとに北の湖再来だったかも^^;
今場所、上位陣はほぼ順調な滑り出しにみえたが、大関昇進が期待された御嶽海が中盤から連敗、終盤から鶴竜が連敗で崩れた、栃ノ心は怪我を負いながらもカド番は脱出するだろうと思っていた、力と安定感のある力士は少し負けが込んでも心配にはならない、まあ阿炎ちゃんと力の差が大きいこと^^;
9 22 ozumo 03
you tube:[大相撲2018秋 14日目] 阿炎 対 栃ノ心
精彩を欠いた逸ノ城は終盤盛り返して、7勝7敗にこぎつけた、同じく14日目で7勝7敗、今日の千秋楽に勝ち越しを賭ける幕内力士が以下の通り7人もいる、
逸ノ城、魁聖、朝乃山、輝、栃煌山、琴奨菊、大栄翔
応援している人には心臓にわるい最終日だ;

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category: 時事・雑記

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K.ベーム:Beethoven Sym No.8  

そういえばK.ベーム、VPOの第九をまだ取り上げていなかったが、この2枚組LPに、No.8がカップリングされていたのに気づき、聴いてみた。
(CDではNo.7と1枚にカップリングされている) 
bohm be sym 8
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
1972年 DG 独盤

1972年の録音で典型的なDGサウンド、あまり音場の見通しのない渋い音質はO.スウィトナーのDENON盤とは対照的、しかし独特の味わい深さは伝統だろう、
bohm be sym 8 dp400
ベートーヴェンが愛着をもっていたらしいNo.8は小柄な作品だが、ベームの手にかかると大交響曲の趣きになる、
第1楽章は急がず、遅すぎずといったテンポか、常にvn1の線の太い響きが耳につく楷書的な演奏、[12]からはvn2とvaの内声が躍動感を出すが、もう少し出てほしいところ、
sc01 10
展開部はじりじり引き込んでいく、[191]fffから低音のみで第1主題を弾くが
sc01 186
sc01 194
ここもバランス的にもっと出てほしいところ、
第2楽章は洒落っ気のある楽章だが、ゆっくり着実、
第3楽章、主題のゆったりした流れにリズムのパンチが入るのが心地よいが、その力感が絶妙で気品がある。
終楽章、予想以上に落ち着いたテンポだが、この終楽章が特に良いと思う、駆け抜けることなく、地に足の着いた武骨な歩みが何とも言えぬ充実感で引き付ける、展開部などより立体的に聴かせる。
you tubeに当演奏があった、
be sym 8 you
you tube:Beethoven : Symphony No.8 / Karl Bohm & Vienna Philharmonic Orchestra

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category: ベートーヴェン

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K.リヒター:Mozart Sym No.29  

カール・リヒターと言うと、活躍当時でも今から見ても独自の演奏を確立していたと思う、何を演奏しても他の誰かさんと似たところはない。 
バッハの演奏がライフワークだったが、わずかに録音した古典派交響曲もバッハと同様の確固たる演奏が他に類を見ない、ハイドンは「驚愕」と「時計」の2曲だけ、モーツァルトも交響曲は国内盤ではNo.29、1曲しか見当たらない、幸いテレフンケンの兼価盤が手元にある。
(*J.カイルベルトのハイドン「時計」とカップリングされている)
ri moz sym 29 lp
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハO
1962年 テレフンケン

この希少なモーツァルト Sym No.29をあらためて聴いた、録音はアルヒーフへの多くの録音と同質に聞こえる、
ri moz sym 29 lp 2
ミュンヘン・バッハOはおそらく弦楽の全パートに人員を配備していて、内声のvn2やvaも厚く、対等バランスに聴かせる、vn1のみ目立ち、ホモフォニックに聞こえていた曲が充実したポリフォニー音楽に聞こえてくる、
sc 01 8
アンサンブルは緻密できめ細かく、ゴツくない、hornも前に出て効果的に響く、
第2楽章は弦は弱音器を付けるものの、たっぷり豊かに響き、線の太い味わいで、各声部が明確に出る。
メヌエット、格調高く整い、トリオが一段と充実した味わい。
終楽章、快速で覇気にみちたフィナーレとしている、各声部が明確で緻密なアンサンブル、展開部の彫りの深い感覚は格別、楽譜に示された音楽をひたすら現実化しているようだ。
you tubeに当演奏があった、
ri moz sym29 you
you tube:Mozart, Sinfonia No 29, K 201. Karl Richter
リヒターによるNo.40も挙がっているが、一番聴いてみたいのはNo.38、39、41あたりだ。

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category: W.A.モーツァルト

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スウィトナー:Beethoven "Egmont" "Coriolan"ほか  

ちょっと大相撲、今場所は役者が揃って盛り上がるはずなのに、白鵬の一人勝ち、止められる相手はいないのか、昨日の高安も一瞬で負け、立ち会いの駆け引きだけが勝負だったようでつまらない、御嶽海は萎んじゃったみたいだし、稀勢の里も負け方があっけない、 
唯一見応えがあったのは鶴竜vs栃ノ心か、横綱にもろ差しになられても、両外まわしで高々と吊って寄り切った、やはり絶対的な"力"では栃ノ心が一番だろう、
ozumo 19
you tube:[大相撲2018秋 11日目] 鶴竜 対 栃ノ心
カド番脱出など当り前として、残り4日間面白い展開にしてほしい。
      *   *    *    *   *    *    *

さて、じっくり聴いた記憶のなかった、O.スウィトナー指揮、SKB、ベートーヴェンの2つの序曲を聴いてみた、録音の素晴らしさは特筆もの、
su be sym
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
 
 amazon
「エグモント」序曲 
開始の金管の響きは輝かしいが劈くような響きではない、そのあとの低い弦楽のテーマも低域が効いた潤いのある響き、木管、特にclの音が透明で、場内に爽快に響くサウンドで纏まっている、ベームより少し速めなテンポでvn群は爽快、長調に変わる終結部、ぐっとテンポは急速に突き進み、きりっと締める。

「コリオラン」序曲
ベームのがっちり構えた演奏に対し、スウィトナーは幾分速めで行書的流れをつくる、しかし気合いの入れどころはしっかり決める、
曲中メロディアスなところは第2主題の出るところのみで、
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あとは全て角張った趣きだが、この曲もスウィトナーは適度に和らいだ感覚だ。

新しいプレーヤーでLP盤も聴きたくなる、もう1曲、交響曲No.8 ヘ長調、
be sym 8 lp
第一楽章の始まりから[12]に入ると、総奏の中で、vn2とvaが小刻みに内声を入れるが、
sc01 12
これがくっきり、弦の集まりというだけでなく、個々の楽器のボディが鳴っている感じも伝わり、心地よい切れ味。始まりから爽快だが、この楽章は展開部がじつに聴き応えがある。
第二楽章は速めにさらりと聴かせる、この楽章が楽しく、長くないのが良いところ^^
第三楽章、この楽章はスウィトナーの特質が際立つ、ひじょうにゆったりテンポでじわじわ助走をつけるように開始、[3]のアウフタクトからvn1がpですっと力を抜き、浮遊する感覚、
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トリオは大らかなhorn、透明なclの高音が魅了する、メヌエット楽章の位置づけのようだが、舞曲風ではなく、スウィトナーは清涼な緩抒楽章のように演奏、これが他に例がない魅力だ。
終楽章も内容は充実、スウィトナーは快速に、ダイナミズムも清潔サウンドでしめくくる。

PS.プレーヤーのDP-400はリフターレバーを下げると針がひじょうにゆっくり下りるのが具合よい、ここも同社の上級機より優れている。
dp 400

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category: ベートーヴェン

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A.フィッシャー:Haydn Sym No.92 "Oxford" (新録音)  

エアコンを止められるようになると、最弱音も聴きやすく 音場の見渡しが良くなる、星空も周りが暗いのが良いのと同じv 
さて、アダム・フィッシャーの再録音となるハイドンSymで、今日はNo.92 "Oxford" これもかつての全集録音のときとはかなり様相を変えて、新スタイルとなっている、ダイナミックレンジを広くとってあるので、ボリュームは上げぎみに再生、音場がよく拡がる。
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交響曲No.92 ト長調「オックスフォード」
アダム・フィッシャー指揮、ハイドン・フィルハーモニー
2004年

第1楽章、序奏の始まりはpppくらいに微かに入る、これは周りが静かでないと聴き辛い、主部は快速で、スパっと切れ味鋭い、属七で入る動機[21]からの p と、[25]からの f に大きく対比をつける、trpとtimpが強奏を叩き出す、
sc01 21
弦は終始涼やかで力を込める弾き方はなく、木管が引き立つバランス設定だ、展開部は覇気をもってぐいぐい引き込む。
第2楽章、適度に節目を置きながら涼やかに主題を奏でる、古い演奏のような粘っこさがないのが良い、短調の中間部では、やはり覇気をもって迫ってくる。
メヌエット、押しては引く適切な強弱法で重たい響きが続かないのが良い、
トリオでは[54]ほかアウフタクトから弦をソロにしているのはフィッシャーの過去からのアイデアで、ここを魅力的にしている。
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終楽章、prestoらしいテンポで、ぐっと弱奏で始め、やはりtimpの音圧十分の覇気が痛快、同時に緻密なアンサンブルで展開部など申し分なく、フッ切れたような快演だ。
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you tubeには全集に入っている演奏があった、
これなりの良さはあるが、録音当時の時代を感じさせる。
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you tube:Joseph Haydn - Symphony № 92 in G major 'Oxford' - Austro-Hungarian Haydn Orchestra, Adam Fischer

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category: F.J.ハイドン

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K.ベーム:Beethoven Sym No.7(新・旧盤)  

まずはちょっとお相撲、 
昨日の稀勢の里vs栃ノ心、解説の北の富士氏は今の体力からして栃ノ心に分がある、と言っていたが、横綱がさっと良い体勢をつくり、上手を許さず寄り切った、
ozumo 17
you tube:[大相撲2018秋 9日目] 稀勢の里 対 栃ノ心
稀勢の里が7月場所も休んだのは、稽古相撲で力自慢の栃ノ心に対し分が悪すぎたことで決断したという、その栃ノ心を制して、少しは先に希望も持てるが、また今日、平幕の遠藤に負けるってのはやめてほしい^^;なんとか2桁まで星をあげて、横綱1人くらい倒せば、ひとまず良しというところか。栃ノ心もなんとかカド番脱してほしいし、土付かずで来ている白鵬と鶴竜、誰かが勝って混戦模様になると盛り上がる。
       *   *   *   *   *   *   *   * 

さて本題、
クラシックを聴きだした頃、ベートーヴェンのSym No.7を初めて聴いたのは、岩城宏之氏指揮、N響のTV放送だった、吹っ切れたような活気に満ちた曲で、すっかり気に入り、さっそく求めたのが、兼価盤のセラフィム、A.クリュイタンス指揮、BPOだった、
clu be sym7
アンドレ・クリュイタンス指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
当時のものとしては録音も良く、演奏も良かった。
次に買ったのが、DG盤でベーム指揮、BPOだったが、こちらは兼価盤じゃなかったが踏ん張って買った;どちらかというと、しなやかな感覚も入ったクリュイタンスが好きだったが時とともに好みが変わり、骨筋張ったベームの演奏にはまっていった。
bohm be sym7 bpo
カール・ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
1958年 D.グラモフォン

BPO盤は、序奏の開始をあまり強奏にせず引き締めた開始音だ、そして[14]のcresc.でぐっと雄大にする、
sc01 13
1958年の録音としては優れていて、音場が曇らず見渡しの良いサウンド、音質も荒っぽくない。第2楽章さえ、輪郭線のくっきりした演奏だ、終楽章、落ち着いたテンポで引き締めて入るが展開部、[94]の掛合いあたりから、あまり目立たず、徐々に歩調を速めていくようだ、
sc04 89
折り目正しさを保ちながら熱気も高めていく。
bohm be 7 you 01
you tube:Beethoven - Symphony n°7 - Berlin / Bohm
また、'72年に録音されたVPOを指揮した演奏、大きく違わないが、がっちり仕上げたBPO盤に対し、いくらか柔軟性が入った気がする、
bohm be sym7 vpo
ウィーン・フィルハーモニーO
1972年 D.グラモフォン

録音はあまり量感押し出さず滑らかで、木管の響きが色彩豊かになったサウンド、ウィンナobの音色が浮き立つ、終楽章はBPO盤より、ちょっとテンション挙げた勢いがあるようだ。
bohm be 7 you 02
you tube:ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op. 92 / K.ベーム指揮 VPO 1972年

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category: ベートーヴェン

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"六角形"の謎:解明  

過去に取り上げた謎で、ドリルの面取り刃で削ると、どうしても穴が円にならず六角形になってしまう理由、ようやくわかった、 
Hexagon 01
このページ→n角の穴をあけるドリル(その22)の下のほうにある、【4】概六角の穴をあけるドリル、この動画と同じことが起きていると思われる。
Video.jpg
1つ角数の少ない五角形の刃が六角形に削っていく、
使っている面取り刃はこのとおり刃先から見ると五角であり、
pentagon.jpg
刃先は中心軸にぴたり正確より、若干なりともずれるのが自然だろう、ロータリーエンジンとも共通しそうな、人工物によってのみ作られる形と思われる。たまたま六角形だったわけで、土星の北極にある六角形の嵐とは力学的に無関係のようだ^^;
Saturn hexagon 01
土星の場合は大気(流体)そのものが動いてできる六角形である。土星の北極にできた六角形の嵐のメカニズムはこの動画でイメージが掴みやすい、
Saturn hexagon 02
you tube:The Huge Hexagon-Shaped Storm on Saturn | Out There | The New York Times

しかし、自然界が作る形として、六角形はよく見られる、雪の結晶はH2Oの分子配列が関係し、酸素原子が六角形の角になるそうだ。

ところで、18cmくらいの丸い鍋で麺を茹でると、沸騰の対流で麺も外側から内側へ回転する、写真ははっきりはしないが、何だがいつも、6つのまとまりができるように見える、
soba 01soba 03
単に推測だが、麺の集まりは糸巻きのような直線的な回転軸を作ろうとする、しかし丸い鍋に囲まれているので分割されることになる、四角形は一辺が長すぎて安定しない、八角形では一辺が短く、隣の辺との角度差も少ないので、1本に繋がってしまう、よって六角形が一番安定するのかも?大きな鍋ではどうなるのか、まだやっていない;

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category: 科学・自然・雑学

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薄氷を踏む  

このところ、"薄氷"という二文字をやたら耳にする、「石橋を叩いて渡る」という諺は元々安心なところをさらに慎重に、という意味だが、今場所の稀勢の里は勝つべき相手には一つでも星を零さないよう、慎重に取っているのかもしれない、ゆえに攻め込まれがちで後手にまわるようで、見ている側には「薄氷を踏む」ような危なっかしさに感じる^^; 
昨日の千代の国戦がまた随分と長引き、
akibasyo a
akibasyo 03
you tube:[大相撲2018秋 7日目] 稀勢の里 対 千代の国
最後は殆どの観客は千代の国が投げを打って勝ったと勘違いしたようだ、しかし行司は東に上げた、千代の国が投げを打つ前に自身の足が出ていた、稀勢の里もわかっていて、仰向けから落ち着いて起き上がった、しかし見守る関係者にとっては心臓に悪い、現在6勝1敗だが、こんな危うい相撲で6勝ってのも逆に器用かも^^;
誰でも苦境に立たされた経験はあるだろう、観客が湧くのはそんな自分と重ねて見ているのかも、御嶽海も大事な場所だけに慎重さを感じる。

さて、届いたばかりのプレーヤー:DP-400、昨夜は最後まで聴いて、アームのオートリフトアップの動作を確認しようとしたが、終りまで行ってもアームが上がらない、何度か終り部分で試したが上がらない、「不良品か!?」また箱に詰めて返送、取り替えとなると面倒、という不安が・・・しかし8秒ほど経ったらアームが上がった^^;
t a 02
昔のオートプレーヤーのようにすぐ上がるのが普通という頭があり、8秒は結構長い、説明書のどこにも待ち時間の事は書かれていない、書いといてくれなきゃ;殆どの熟年ユーザーは不良品と勘違いするだろう。
不安と安堵に振り回された^^;

PS.このプレーヤーのアームは、バランス軸の抵抗が少なく、ウエイトの僅かな動きによく反応して、精度の高い針圧調整が出来そうだ、ここは現在出ている上級機より優れものかも。
t adp 400 r
アームを通るリード線はひじょ~に細い、カートリッジとアームを繋ぐ2cm程のリード線だけ太い上質材にする意味はあるのだろうか?"接触"で繋がっているだけだし;
dosen.jpg

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category: 時事・雑記

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ザ・プレデター  

星間飛行をするには光の速度でも遅すぎる、アインシュタインの一般相対性理論によれば、時空は伸び縮みすることになっている、空間を操作して距離を縮める航法、いわゆるワープは理論上は不可能ではないそうだが、それを実現するテクノロジーが非常に難しいらしい、"負のエネルギー"とかが要るらしく、 
large_web_20180915082122a35.jpg
スターウォーズもプレデターもこれをクリアした上での話だ、
それから地球外生物てんこ盛りで・・^^

さて、9/14公開の「ザ・プレデター」、こういうの好きなのかな、米国人も日本人も、誰にも悪食趣味ってのがあってやめられない、第一作が1987年で、息子が生まれる前からやっているが、すっかりはまっている。
20c fox
極めて危険で醜いヤツだけど、どこか憎めないところもあり、ただの怪物映画とは違う、
大きな謎が、これほど高度な知性をもつ彼らが何故こんなに野蛮なのか、手先もじつにガサツだ;彼らの本性、価値観など正体不明だが、シリーズを重ねる度に少しずつ明かされるような、そこが一番の興味になる。
20c fox 02
空間から突如地球の前に現われたプレデターの宇宙船が軌道上のHSTと衝突してそのまま落下、というシーンで始まる、追っ手から逃れて飛来したプレデター"1号"は彼らの母星では反逆者のようで、地球人にある物を渡しにやってきたらしい、後から追っ手の"2号"、巨大な体の"アルティメットプレデター"がやってくる、今回は地球語とプレデター語の翻訳機まで用意してくる、凄さと滑稽さが同居して笑えてくる、
これまで単なる狩り場だった地球だが、異種交配のため特に進化した人間のDNA(主人公の息子)を奪いにきた。"プレデター犬"という猟犬にしては役に立たないのが出てくるが異種交配実験の産物か?彼らはいずれ地球を移住地に、とも企てている、
プレデターの母星でも争いが起きていて、プレデター1号は反対分子で彼らの掟?に背く行為を阻止するため、やってきたのかもしれない。
と、大方そんな内容に思えた、何しろ明確に語らない相手なので^^;

映画は吹き替え版がなく字幕版のみだったが、場面は殆ど危ないパニックの連続、
とにかく画面見てりゃいい^^
20c fox 03
you yube:映画『ザ・プレデター』予告 究極のプレデター降臨編

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category: 映画・TV・DVD

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DENON DP-400  

レコードプレーヤーを新調した、
今月、自治会役員半年の報酬も入るし、ヤケ買いに近い;
DENONの新製品DP-400で、今までのDP-500Mよりクラスは下がるが、突起物最小限のシンプルな外観が良く、希望する機能はきっちり持っている、
dp 400 a
dp 400 ft t
主な特徴は
①ベルトドライヴだが、速度センサーがターンテーブルの回転を感知し、正しい回転速度に保つ制御機能付、ベルトを廻すモーター軸のローラーは径が一段のみで、モーターの回転速度で、33 1/3、45、78に切り替える。
②再生終了後、アームがオートリフトアップして回転が止まる、昔のプレーヤーのようにアームリターンの仕掛けまではなく、アーム部の性能に影響しない設計だそうだ、
③MMカートリッジ対応フォノイコライザー内蔵、
MC昇圧トランスを通す場合、③の内蔵MMイコライザーはスルーして使うので余分だが、①の速度制御は不可欠、簡易製品には無理かもしれないが、本格製品ではこういう機能は標準にしてほしいところ、②のオートリフトアップで安心して居眠りできる←これが最大の利点^^
ベルトは交換が必要だが安いもんだし、
ヘッドシェルはガイドピンが回転して水平調節できるのがいい、微妙に違っていたのでカートリッジを固定タイプから外して、付け替えて水平調整した。
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ダストカバーは蝶つがいで取り付けず、乗せるだけ、
dp 400a 2
動作チェック:
LPとCD、両方ある音源を聴いたが確かにピッチは正確、ワウフラッターの有無は楽器が沢山のオーケストラより、松任谷由実のアルバムが確認しやすかった。
DSCN6882.jpg
聴き馴れたLPを再生したが、クウォリティが下がった感じもなく使える。

PS.ターンテーブル本体は軽くできているが、ゴムシート、レコード盤を乗せれば適度な重量になって安定するようだ、モーターは起動時はゆっくり廻りだし、停止時はすぐ止まる。

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category: Low cost audio

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休止中のリュート  

今年度は自治会の役員で、カレンダーを見ると赤囲いで予定がびっしり、それ以外にも臨時の仕事が頻繁に舞い込んでくる、早朝、午後、夜と3回出向く日もあるクソ忙しさ、老弱な体にはきつい;体が空く日は何もせずゆっくりしたい、 
これじゃ、リュートを手にしようなんて気力がない、時折、楽器の点検でケースを開けるが、ちょっと鳴らしてみるだけで、なんと美味しい音!まさに空腹状態だ;
gt_20180913144341fe1.jpg
年号が変わった頃にはまたマイペースで過ごせる予定、9月に入り、長いトンネルの半分近くまで来た、3月、あと少しって頃になれば気も楽かな^^
疲れたら寝たほうがいい、いつも寝床で聴いているマリオ・ダゴストのバッハ、リュート作品集、これもBRILLIANT CLASSICSから出ているお気に入りの1つで、あまり気張らず、ゆったりした趣きの演奏が良い、柔らかな弾き方だが、各声部の動きはくっきり聴かれる、
bach lute01
マリオ・ダゴストのサンプル音源
you tube:J.S. Bach - Complete Music for Lute Brilliant Classics 2CD 94408
BWV997など、はじめのプレリュードを聴く間にも寝付いてしまうので^^次の夜は次の楽章から聴き始める、

PS.寝付きには最適ということで、ハイドンの疾風怒濤期交響曲の緩叙楽章、これも思惑どおり、ホグウッド盤が良いv
hog hay s 43 you
you tube:J.Haydn - HobI:43-Symphony No.43 in E flat major "Mercury" (Hogwood)/2nd
寝床のCDラジオは音量の微調整がしやすい、ツマミの回転に対し、少しずつ変化する、
cdp
SANSUI SMS-800BT

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A.フィッシャー:Haydn Sym No.88(新録音)  

アダム・フィッシャーが全集完成後に再録音したハイドンの交響曲でNo.92と94は在庫で購入できたが、あと2枚(No.88&101 と No.97&102)は長く待って「入荷せず」の返事がきた。頃合いをみて、再度注文をかけてみたら、今度はすんなり届いた、
a f haycd
前にも同じことがあった記憶だが、諦めちゃいけない^^;
まずは交響曲No.88から、このSACDはダイナミックレンジを広く取っているようで、ボリュームを上げぎみにすると良い、音場感が一段と拡がる。
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アダム・フィッシャー指揮
ハイドン・フィルハーモニー
2007年 MD+G

No.88は親しみ易く気品ある主題で構成され、各楽章の充実から特によく演奏される、弦は透明な響き、楽器バランスは古楽orch.に近い感じだ。
第一楽章、序奏はすっきり軽やかで、主部も程よく快速、主部はアウフタクトで始まる2拍子だが、楽譜を見るまで、色で囲った部分が4拍子に思えてしまう;
sc01 15
この楽章ではtimpとtrpが使われず、低声部も細やかに主題を奏で、快調な趣きになっていて、密度高い仕上がり、展開部は第一主題を扱って、対位法的に見事で小気味よくまとまっている。面白いのは[179]からvnが駒の近くを弾く音が使われる、
sc01 179
ハイドンがSym No.97の第2楽章で指定した"al ponticello"だが、フィッシャーはこのアイデアを他でも用いている。
第2楽章は滑らかだが流し過ぎず、節目をつける、音量の対比をつけ[41]のffのびっくり効果を強調、[42]でmpくらいにすっと収めるのが上品。
sc02 38
メヌエット、アウフタクトが装飾の上品な主題、timp主導の強弱法の細やかな配分が心地よい、トリオは民族音楽のドローン音をそれらしく演奏、
終楽章、快速で軽やか、強弱法細やかな運びで強奏音を効果的にする、展開部のポリフォニックな書法を明確に聞かせ、終結はハッピーエンドの歌劇の終曲のようだ、引き締めて終わる。

you tubeには1988年に出た、A.フィッシャー指揮、Hungarian State Orchestraの演奏が挙がっていた(HUNGAROTON盤)、今回の新盤に対し'80年代らしいスタイルだが、これはこれで好演に思う、録音はBRILLIANT CLASSICSの全集(Nimbus原盤)より良好のようだ。
a f hay s88 you
you tube:Adam Fischer/Hungarian State Orchestra/Symphony No.88 in G Major Hob.I:88
4楽章続きで再生される、

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category: F.J.ハイドン

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秋場所  

一昨日から、恐る恐る見ているのが、台風の進路予想と大相撲の取組結果だ;
 
台風22号は猛烈な勢力になる見込みだけに、また進路がこっち向きにクルっと変わらないか、まだ遠い時点の予想なので気になる;
t22.jpg気象庁

大相撲は横綱・大関全員揃って、久ーしぶりに稀勢の里も出場、休んでいた間にも栃ノ心が大関になり、御嶽海も続こうとしている、ほか若手の進出も目立つ、時代が動こうとしている中、稀勢の里は少し過去の時間からやってきたような懐かしさも感じる?
初日の勢戦は横綱らしく寄り切った、これだけで、まずほっとさせる横綱も珍しい^^;
9 9b
you tube:[大相撲2018秋 初日] 稀勢の里 対 勢
白鵬なら初日負けても後は勝つだろうと心配しないのだが;
2日目は嫌な相手の貴景勝戦、攻め込まれ危ない場面も見せながら残して、突き落としで制した、これも体がよく動いている、とまあ良い材料ともみなせるか^^
9 10b
you tube:[大相撲2018秋 2日目] 稀勢の里 対 貴景勝

白鵬と稀勢の里の決まり手の傾向を見ると、白鵬が断然器用で、ときに非難されるほどいろんな小技も使うのに対し、稀勢の里は2つだけ、ほんとに器用ではない;
しかし昨日時点の幕内勝ち星数の順位をみると、歴代の名横綱に迫る位置につけている、怪我で休場がなければ大鵬を抜いていたかも?
kimarite.jpgmakuuchi.jpg
・・なのにいつも心配させる;
稀勢の里の人気は久々の日本人横綱ということより、白鵬さえ圧倒するような相撲で勝つときがあり、潜在的な強さと危うさ、実直さが魅力なのだと思う、
土俵上で蹲踞(そんきょ)するとき、"さがり"を左右にかき分けてしゃがむが、稀勢の里は大抵バラけ落ちる、ぶっきらぼうなのも持ち味かな、心配は続く^^;

PS.3日目も一応勝ったけど、危ないなあ^^; でもこれで単独7位ということに、
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category: 時事・雑記

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太陽系を作った超新星爆発  

放射性物質の崩壊によって別の物質に半分が変わるまでの時間、半減期という言葉はよく耳にする、半減期は宇宙の正確な時計でもある、テクネチウム(周期表の43番)なんて元素名はあまり聞かないが、じつはこの元素を探ることによって、太陽系が作られた起因として関わる超新星爆発がいつ起きたか、を知ることができるらしい。 
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(資料:量子科学技術研究開発機構リリースページ)
それがわかって、どうなる、と言われればそれまでだが^^;我々人間はそういう事を知るために居るのかもしれない。超新星爆発の爆風は恒星や原始惑星系が作られる材料の一部となり、星間ガスの凝縮にも寄与する。
量子科学技術研究開発機構の早川岳人氏、国立天文台の梶野敏貴氏らの研究チームは超新星爆発で起こる原子核反応のモデル計算から、反電子ニュートリノが放射性元素 テクネチウム98(98Tc)を生成することを導いた、98Tcは半減期が420万年ほどで、ルテニウム98(98Ru)に崩壊する、98Tcが太陽系形成時にあったとしても46億年の間には全てなくなる、しかし、太陽系形成時の情報を留めた隕石を見つけ、それに含まれる98Ruの量の計測から太陽系形成時の98Tcの量が推定できる、
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超新星ニュートリノが生成する放射性元素で測る太陽系の時間(イメージ)、特定の放射性元素の痕跡を起源の古い隕石に見つけ、太陽系の物質がいつ作られたかがわかると期待される(資料:国立天文台)
超新星爆発が太陽系形成の直前に起きた場合、この初期の隕石には測定可能な多くの98Ruが残る、この量から原始太陽系に材料を提供した超新星爆発がいつ起きたかがわかる、という壮大な研究結果だ、探る方法がわかっただけで、まだ計測はされていない。
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超新星爆発の衝撃波で吹き飛ばされたとしたらかなりの速度になり、半減期という「時計」も遅れるかもしれないが、光速(秒速約30万km)にはほど遠いので問題ないかな;
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超新星、カシオペア座Aの放射性ニッケルが爆発により拡がるシミュレーション、全ての方向に均一ではない、

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category: 宇宙・天体

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手放した全集BOX CD  

これまで、格安ということもあって集めた全集BOX CDも一応の役割を終えたと思ったものは手放した。まず、アダム・フィッシャーのハイドン交響曲全集(BRILLIANT CLASSICS) 
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最後のロンドンセットにステレオチャンネルの位相がずれた不具合があるのが残念、フィッシャーの演奏はこの全集収録を終えた後の最録音が気に入ってしまったこともある。

D.R.デイヴィスのハイドン交響曲全集(SONY)
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全般に録音は優秀だが、演奏内容によく練られたものと、にわか作り的なものと不揃いが感じられる。結局、史上初のアンタル・ドラティによる全集(DECCA)が全てにおいて集中力がある、単独にみてもトップに挙がる演奏があり、ドラティ盤を残すことにした。

コダーイ・カルテットのハイドン弦楽四重奏曲全集(NAXOS)、
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演奏、録音とも粒の揃った優秀盤だったが、フェシュテティーチSQの同じく粒揃いの全集を手にしてから重複するようになった。

ボッケリーニの室内楽&交響曲集(BRILLIANT CLASSICS)、
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全集ではないが主要な作品を集めた37枚組、演奏者が寄せ集めなのと、聴きどころの作品は別盤で良い演奏があるため。

と言いつつ、また別の全集を買ったりするかも;
BRILLIANT CLASSICSはこの手の専門レーベルのようで、"福袋"的内容の全集もあるが、1枚も無駄のない全集も少なくない、できるだけこの方針のようだ。
bri 01
bri 02
W.サヴァリッシュのベートーヴェン交響曲全集(EMI原盤)はありがたいし、バッハのブランデンブルクCon&管弦楽組曲、テレマンのターフェル・ムジーク、A.コレッリの全作品集など、ムジカ・アムフォンを中心に一級の古楽奏者でまとめてあり、これらは手放せない。
枚数の多いセットほど難しくなるかな;

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category: 時事・雑記

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ドラティ:Haydn Sym No.80  

*ブログタイトルをちょっと変更しました。

今日はキリ番の80番、数少ない短調交響曲だが、あえて性格の違い過ぎる主題を組み込んでいて、これもユーモアだろうか。ハイドンの疾風怒涛期に書かれた短調交響曲から明らかに進展していて、斬新な内容だ、ドラティ指揮、フィルハーモニア・フンガリカの厚みをもったorch.で聴いてみるのもよい。 
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交響曲No.80ニ短調
アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ

第一楽章はいきなり険しい表情の第一主題(ニ短調)に始まる、ドラティはきりっと引き締める、提示部の最後[57]で何とも呑気なレントラー風の第二主題(ヘ長調)が出る、
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展開部は第二主題で入り、次はどっちの主題が出るか?・・と予測を誘うが裏切られる;いつの間にか、おっとりした第二主題が優性になっていき、陽気に終わる。
第二楽章はソナタ形式でひじょうに優美な魅力、[24]からflが長く奏でる音は印象的で、古楽orch.の場合、flトラヴェルソの響きが一段と心地よい、この緩抒楽章は「キリストの十字架上の7つの言葉」にも属しそうな趣きで作曲時期も重なる、
メヌエット ニ短調の淡々としたメヌエット、トリオは交響曲No.26にも登場したグレゴリオ聖歌風の主題で印象づける。
終楽章 Presto この楽章は2拍子でvn1はアウフタクトから繋がるシンコペーションで書かれ、vn2はこのとおり、
sc04 1
また[110]からはこのパターン;
sc04 110
聴いていて正しく2拍子が掴み辛く惑わされる部分がある;しかしソナタ形式の充実感あるフィナーレである。

ハイドンの交響曲は全曲ドラティ盤がyou tubeに挙がっていて試聴できる、
hay sym80 you
you tube:Haydn Symphony No 80 D minor, Antal Dorati Philarmonia Hungarica

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category: F.J.ハイドン

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平成最後は大災害の年  

後で知ったのだが、nhkで北海道の地震速報が入ったのは熊本地震に関する番組の最中だった、
jisin sokuho
you tube:20180906 北海道地震 緊急地震速報
*動画:0:38から
6日午前3時8分頃、最も震度の強かった地域は震度のデータが入っていなかったのではじめは震度6強が最大で報じられたが、震度7の所もあり、明るくなって厚真町の大規模な山崩れの映像には驚いた、土砂というより、液体が流れ下ったみたいで、一帯の山は崩れていない場所が見つからない、専門家によるとこの地域は表層が火山灰を多く含むらしい、火山灰は粒子が細かく、水を長期間含んでぬかるみ、樹木が根を張っていても、根こそぎ流れ落ちるらしい。
yamakuzure.jpg
yamakuzure02.jpg
you tube:北海道地震、多くの山で土砂崩れ…厚真町
液状化現象で地盤が沈下した様子も規模が違う、北海道全域で停電というのも驚いた、よく映画に天災やテロで広域の電力がブラックダウンするシーンがあるが、もっとあっけない。
北海道では電力は50Hzだが、需要側に対し発電側の電力のバランスが崩れると周波数が狂う、需要側も電圧が下がった状態で電力を確保しようと電流を多く流すことになる(電力W=電圧V×電流A)、最大の発電所の停止により、バランスが崩れ電気機器や発電設備の故障に繋がるので、ほかの小さい発電所はインフラ保護のため、全て停止したようだ、再稼働のためには発電所、変電所、送電設備など入念な点検が必要だろう。
原子力発電所は無事だったようだが、原子力は発電所でありながら自らの安全制御のため、外部からの電力、又は自家発電を要する、これが機能したのは幸いだった。

台風21号でもそうだったが、足止めになった外国人旅行客の姿が見られた、観光が災害体験ツアーに変わり、日本は本当に危ない所となってしまわないだろうか、
今年の災害の多さと大きさときたら、悪いことは重なる。

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C.ホグウッド:Haydn Sym No.70  

偶然だがハイドンのキリ番の交響曲には面白いものがくる、今日は70番で、古楽器orch.による演奏、ホグウッド盤を取り上げる、この曲は1本入ったflトラヴェルソが魅力的に響いてくる。 
hog hay sym box
ハイドン 交響曲No.70 ニ長調
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内O

短く風変わりな曲で、何故か終楽章が突然素晴らしい、という内容でバロックの書法が多くみられる。
第1楽章、trp、timpを伴った活気のある主題で、両主題とも細切れに角張っていて流麗な要素はない、この楽章自体が導入の曲にも聞こえる。
第2楽章は「二重対位法のカノンの見本」と珍しくタイトルが記されていて、バロック的な書法も取り入れた変奏曲、ニ短調の悲歌的な主題が長調に転じ交互に出る、flが重なる短調部分の変奏が魅力だ。
メヌエット、総奏で始まる堂々とした主題、トリオ含めとくに凝ったところはない。
終楽章、ニ短調で第1の主題はppで聴力検査の信号音のように始まる、こんな始め方もある種ユーモアか、
sc04 1
導入部にフェルマータを置き、[27]から3つの主題を合わせたフーガに入る、
sc04 23
sc04 35
管楽器も主題の演奏に加わり、timpも第1のテーマに対応できる、例によって連続バスが入る[120]からがクライマックス、
sc04 119
短いながらバロック様式を見事に取り入れた楽章、この終楽章が70番を隅に置けない作品にしている。
70番は1779年の作だが、ハイドンはこれより7年ほど前、太陽弦楽四重奏曲op.20の中でも凝ったフーガ楽章を書いている。
you tubeからはC.ホグウッド指揮、AAMを挙げる、
hay sym70 hog
you tube:J. Haydn - Hob I:70 - Symphony No. 70 in D major (Hogwood)

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ほんとに台風は嫌い  

台風の進路を気にしながら過ごす数日間は落ち着かず、予想進路がこっち向きに変わったり、イヤな毎日だ;21号は当地から見るとこんな経路だった、 
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雨は大したことなかったが暴風域に入り、午後3時~4時くらいが最も風が強かった、台風の中心からは少し離れていたが、元々勢力は強かったし、進行方向の右側はかなり風は強い、接近してスタートをきったように強まった。
風は脈動的に強弱を繰り返し、ときに叩きつけるように吹く、こういうのが本当にイヤ;;
中心に近かった大阪など、こんなに暴風の被害が大きかった様子は久しぶりに見た。

自治会役員ということで、今朝から町内の公園など見てまわった、折れた枝が多量に散乱して、倒木が4箇所あった、電柱の支柱が倒れたところも見かけた。
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倒木と一緒に倒された石灯籠
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根元の土がヤワ?
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公園の木ならともかく、街路樹なんか、しっかり根が張っているのだろか、木が弱って折れやすいのもあるし、台風のたびに道路に倒れている、せいぜいツゲの木など低木にすれば良いと思うのだが、視界もよくなるし。

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シュレーディンガーの猫の目  

ブラウン管TVの頃で懐かしいが、NHKが1991年に放送した「アインシュタイン ロマン」を見てみると、多くの謎がある量子力学が取り上げられていて、現在も大して変わっていない、結構面白い演出で製作されている。 
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you tube:アインシュタインロマン 第3回 光と闇の迷宮・ミクロの世界
光は粒子なのか波なのか、ニュートンの時代から論争があった、粒子だとするニュートン、波だとするホイヘンス、両者もっともな意見だ;19世紀末にJ.マクスウェルが光が電磁波の一部だと突き止めた、が決定論は出ず、20世紀になって、アインシュタインが光の正体として光量子を考えたが、謎の解明には至らず、
やがて両方の性質を持つと考える量子力学がN.ボーアらを中心に始まった。
実際、波の干渉と同じ実験結果があり、光電効果という、粒が衝突したと見るべき結果がある、「粒が何処へ行くかの確率が波である」という捉え方で両方の性質を説明した、

整然と積み上げられてきた物理学に不確定性原理という随分と曖昧な要素が入ってきたようで、アインシュタインは違和感を覚えたようだ、量子力学は理論上一応の成功を修めているのは認めるが真実なのかどうか・・ボーアに対する反論を考えたが、皮肉にも自らの相対性理論によってその反論を覆された、しかしその後も鋭い反論を投げかけた。
人が観察して決まる、というのは一番ひっかかる非科学的に思えるところだろう、J.ホイーラーは観測という行為が過去に影響を与えると考えた、という先般も書いたような話も出ていた。

量子の振るまいは子供の遊び「だるまさんが転んだ」に例えられる、鬼が見ていない間、周りの子供達はどこにいるかわからない、見た瞬間、ある場所で決まる、こんな様子を可視化する思考実験としてまた登場するシュレーディンガーの猫だが、
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箱の扉を閉じている間、人間は見られないので、猫は生と死、両方の状態が重なりあっている・・という理屈だが、それ以前に中に居る猫が見ているじゃないか(箱内に灯りがあるとして);それとも実験の意味が理解できない猫は観察者になり得ないのか、じゃあ猫の代わりに人間が入っていたら違うのか?・・と、おバカなことを考えてしまった;

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category: 映画・TV・DVD

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サヴァリッシュ:Schumann "Manfred" 序曲   

シューマン:「マンフレッド」序曲の演奏で特に気に入っているのがサヴァリッシュがSKDを指揮したEMI盤である、LP盤を聴くと良好で弦の音質は魅力だが、全体に厚みが少し不足にも思える、CD化したほうは音質に問題なく、量感十分でエネルギッシュな感覚が伝わってくる、交響曲No.3とNo.4に加えてカップリングされて充実した1枚だ、 
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ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1972年 EMI

序奏部から主部に入った後の加速は誇張なく自然に安定飛行に入る、キビキビと引き締めて進め、極端に減速することもない、[31]からのcresc.にはゾクゾクする、
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flはじめ木管も彩りよく響く、展開部と思われるが、[130]まで弱奏で、[132]のアウフタクトからvn1がぐっと強く踏み込み、そのまま熱気を帯びて進めていく、
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先日のフルトヴェングラーは同じ箇所を柔らかく入って徐々に加熱する、指揮者によってここをどうするか興味深い。
[154]からvaとvcが同音で重なり、第2主題を下降して弾く、
sc01 153
おのずと深い響きになるがSKDの一段と滑らかな演奏は味わいどころ、trp、timpをよく響かせ引き締めるが、[203~]のtimpを徹底してスタッカートにしているのが印象強い、
sc01 203
序奏部に戻って消えるように終わる。

you tubeはLP盤から取ったもので、少し音が荒れる、
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you tube:シューマン「マンフレッド序曲」 - サヴァリシュ / ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

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category: シューマン

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S.ラトル:ハイドン Sym No.60「迂闊者」  

先日も少し書いた60番は、元となった曲が喜劇の附随音楽として書かれ、副題の「うかつ者」は主人公の性格を表しているらしい、のちに6つの楽章を拾い出した、管弦楽組曲と言うべきかもしれない、とにかく通常の作品とは様相が違い、劇の様々な場面を描写しているようだ。
やはり一番面白いのはS.ラトル、バーミンガム市響の演奏(EMI)だろう、楽譜にはない演出を行っている。 
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ハイドン交響曲No.60ハ長調「迂闊者」
サイモン・ラトル指揮
バーミンガム市交響楽団
1990年 EMI

第1楽章 荘重な序奏に始まり主部の第1主題は軽快、第2主題にはどういう意味か延々消え入るようにdim.がかかる、
sc01 70
しかし展開部、再現部合わせて充実した書法で聴きどころだ。
第2楽章、普通の緩叙楽章と思いきや、管楽器が奇妙な相の手を入れてくる、何ともコミカルな楽章、
メヌエット楽章、優雅な主題で珍しく対位法的に書かれた部分がある、
sc03 9
これも逆に可笑しく聞こえる、トリオはハ短調、民族調で風変わり、
第4楽章 Presto ハ短調で急速、いかにもフィナーレのように終わるが続きがある。
第5楽章 Adagioはヘ長調で涼やかな緩叙楽章、が、突然[29]からtrp、timpが響き、何やら軍楽調になる;終結はAllegroになる。
終楽章、主題が開始され、[17,18]の全休符でパタリと止まる、じつはvn群の最低音G線が間違ってFになっていた、という設定で[23~30]は調弦を直すところ(D線の音を聴いて5度下に合わせる)
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原譜では[16]までの間、べつにまちがった音は出さない、しかしラトルは[15,16]で調弦ミスの音を弾かせる(これは凄い)、これで調弦を直す理由がわかる、[33]からやり直しになる。
ここは"結婚式の当日、自分が新郎であることをすっかり忘れた主人公が、ネクタイを結びながら思い出す!?"という、うっかり振りの描写で;劇の終曲だそうだ。

you tubeに当盤はなかったので、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を挙げる、
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you tube:J. Haydn: Symphony No. 60 "Il Distratto" | Giovanni Antonini | Il Giardino Armonico (Haydn2032 live)

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category: F.J.ハイドン

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昭和の即席麺  

平成の年号も来年4月まで、昭和は大昔となりそう、初期のインスタント麺を知っている世代はなおさら;日清のチキンラーメンがインスタント麺の走りだったが、揚げ麺にスープも付着させてあり、お湯をかけるだけ、というのが初期の発想だったようだ、カップ麺も日清のカップヌードルが走り、
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やがて麺を茹でて別袋に入った粉末スープを溶かすのが主流になって多くの銘柄が出てきた、
いずれも出たばかりの初期のものは今のように美味しく食べやすいものではなかった、フライ麺の揚げ油の質が良くなかったせいか、その匂いが強く、日にちが経つと酸化して、さらに食べにくい、それでもインスタントはこんなもん、と慣れていき、今はなくなった好きな銘柄もいろいろあった、サッポロ一番はロングセラーの1つ、
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50年代くらい?になれば品質も改良されて食べやすい製品が普通になった。
中部地方の老舗チェーン店、スガキヤ・ラーメンは店で食べるのが本当の味で、コシのある麺に豚骨と鰹だしのこってり効いたスープが人気、袋入りのインスタントも早くから出していたが、店の味にはほど遠く、フライ麺の品質としても他のメーカーに及ばなかった記憶だ、今は食べやすくなったが、まだ店の味にはなっていない。
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前にも書いたマルタイ・ラーメン、これもロングセラーだが昔ながらの乾麺を使い、歯応えはスガキヤの"店の麺"に匹敵する、スープも洗練されて良くなった、ただ一食分が子供サイズの丼の量である。
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