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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

大小マゼラン雲の星形成  

日本から見ることはできないが南半球で見られる大小マゼラン雲(銀河)、昔は正体のわからない不思議な天体だった、今は距離もわかり、天の川銀河とはかなり性質の違う小銀河だというのもわかっている、希少な宇宙の資料が観測しやすい距離にあるのかもしれない、
Magellanic Galaxies
大マゼラン雲:距離16万光年、小マゼラン雲:距離19万光年、両マゼラン雲間の距離:7万5千光年
両マゼラン雲はこれまでも様々な発見の場でもあったが、20世紀初頭まで、両マゼラン雲やアンドロメダ銀河がどれ程の距離にあるのか、銀河系の中なのか外なのかさえわからなかった。
これらの距離を知る突破口となったのが、小マゼラン雲にあるセファイド(ケフェイド)変光星の発見だった、
magellanic gala s
小マゼラン雲
過去記事:宇宙に手をのばすⅢ

星のスペクトルを調べると、星の運動や温度、化学組成、また一生のうちでどの段階にあるか等がわかる、大質量の星は寿命が数千万年程度と短く、超新星爆発して重元素を放出する、それが次世代の星の材料になっていく、新世代の星を調べると、含まれる重元素の割合で所属する銀河内でどのような歴史があったのか知ることができる。アメリカ国立光学天文台および米・モンタナ州立大学のDavid Nidever氏らの研究により、両マゼラン雲内の星形成の歴史が天の川銀河とは完全に異なることが示された、
『天の川銀河では、星形成は最初のうちは非常に活発だったが、その後は落ち着いてきた、
一方、両マゼラン雲の星形成は、最初のうちは天の川銀河の50分の1ほどと非常にゆったりだったが、20億年ほど前に急上昇へ転じたようだ』
という研究結果である、
15596_map.jpg
観測衛星ガイアのデータから作られた大マゼラン雲の画像に、今回の研究で得られた星の重元素量マップを重ね合わせたもの、紫は重元素が多く黄色は少ない【資料:David Nidever (NOAO/Montana State University) and the SDSS collaboration】
15597_history.jpg
天の川銀河(黒線)と大マゼラン雲(青線)の星形成史の比較【資料:David Nidever (NOAO/Montana State University)】
両マゼラン雲は合体や接触経験のない初期宇宙の矮小銀河の特徴を持つとも言われ、長く穏やかな状態だったが、天の川銀河への接近による重力の相互作用で、ガスが圧縮されて、星が加速的に誕生するようになったと考えられる、星形成の材料が豊富で大マゼラン雲内のタランチュラ星雲には最大級の星を含むR136という密集した星団もある、
r136_20190131100342c4e.jpg
R136
R136は散逸せず球状星団として残る可能性もあるとされる。
なお両マゼラン雲は天の川銀河の伴銀河として周回しているというのが定説だったが、その移動速度の測定から、たまたま天の川銀河の近くを通り過ぎているだけで、重力を振り切って遠ざかって行く可能性もあり、銀河のスイングバイかもしれない。

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category: 宇宙・天体

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カツ丼  

うちでは年中、この2品は欠かさない、2倍に薄める麺つゆと赤味噌のたれ、 
mentuyu.jpg
麺つゆは夏のざる蕎麦で毎日のように使うが、ほかでも重宝する、天ぷら・天丼のつゆ、野菜のおひたし、温泉卵のつゆ、助六寿司の干瓢や油揚げの煮付けにもよさそうv
昨日は麺つゆを使ってカツ丼を作ってみた、
katudon_20190131203607ea1.jpg
麺つゆを2倍強に薄め、少量を小鍋で沸かし、刻んだタマネギをあらかじめレンジで加熱して入れる、切った豚カツを入れ、溶き卵をかけてとじる、丼ご飯に乗せて出来上がり、ちょうど良い味付けになったv
次は他人丼を作りたい、干し椎茸も入れるとよさそう、
tanin don参考画像

豚カツと言えば昭和の食卓のご馳走だったが、ふつうにウスターソースをキャベツにもかけていた(このキャベツも美味しい)、いつ頃からか名古屋の影響を受けてか、味噌カツもお馴染みになった、
misokatu.jpg参考画像
調味済みの味噌だれが売られていてこれで十分、豚カツの場合少し緩めてもよさそう、ほかに味噌おでん、茹でたインゲンなど味噌和えにも使える、
麺つゆ、料理味噌はいずれも甘みが加えてあるが、素麺のつゆだけは田舎風が好きなので、煮干しだしと醤油だけで甘み抜きのを作る。
somen.jpg参考画像

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category: 時事・雑記

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古典派の短調:Vanhal Sym C minor  

短調には何か訴えかける様相があり、作曲者の私的な一面が色濃く感じられ、長調作品以上に個性が出る気がしてそこが興味深い、
短調の第1主題は簡潔で力のある素材で書かれる例が多いが、今日取り上げる、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813)は流麗で表情的な主題で始まる曲が多い、ヴァンハルはボヘミア出身でハイドンと同時期、ウィーンで活躍した人気作曲家で、特定の雇い主に仕えない最初のフリー作曲家だったとされる。 
Vanhal_20190129105319b14.jpg
Johann Baptist Vanhal
ヴァンハルは結構、短調交響曲を書いているが特に傑作と思う交響曲 C minorを取り上げる、全楽章、短調で書かれているのが特徴、なお参考スコアはなかったので割愛。
手持ちの音盤ではケヴィン・マロン指揮、トロント・カメラータが良いと思う。
k m van sym c minor 01
第1楽章から親しみやすい、trp、timpが加わっているのも特徴で力感も聴かせる、またこの曲でも第2主題らしいものがない、展開部はハイドンのようなポリフォニックな書法はあまりないが、再現部を含め味わい深い運びで結ぶ、
第2楽章、ハイドンとはタイプが違う緩叙楽章で、優美にまとめる。
メヌエットも旋律美をもった主題である、トリオもメヌエット主題の一部で書かれている、
終楽章、急速感と力感をもった楽章だが、ゴツゴツした感覚はない、展開部、再現部も魅力な聴きどころとしている。
以上、旋律美の作曲家と言えるような作風だ。

you tubeはマティアス・バーメルト指揮、London Mozart Players による演奏、全楽章続くように挙げてある、ただし楽譜は原典と違う音があるようだ、
van sym c minor you
van sym you
you tube:Johann Baptist Vanhal, Symphony in C minor, I Allegro moderato

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category: J.B.ヴァンハル

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事故回避  

12月、1月のカレンダー書き込み、私用を書く隙間がない; 
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ほとんど自治会予定;
これを見て落ち着けと言われても無理、あっちこっち出かけるが、気忙しいときほど、注意力が欠けたりするので車の運転には特に気をつけたい、

楽器をやる人がお気に入りの楽器を本人の不注意で破損した、という話は殆ど聞かない、お金を積んでも満足に代わりになるものは手に入らないだけに、用心に用心を重ねて取り扱うからだろう、車を運転するとき、少なくとも人身事故だけは避けたい・・のと同じくらいの気の配り方だ; それでも稀に手から滑り落ちそうになったり、危ない場所に置いて壊しそうになったり、ヒヤリとすることもある、それを教訓にしなければ、
ぢつはこの楽器も床のすぐ後ろ置いてあったのを忘れて、足のかかとで弦を弾いてしまったことがある^^;;
13c lute
あれこれ気を取られている最中のこと、弦だけで幸いだった、本体を踏んづけたら簡単に壊れる、接着の剥離など自然な壊れ方は修理可能だが、致命的破損をしたら立ち直れないかも;;(昔、習っていたギターの先生はちょっと使わない間もケースに入れ蓋を止めていた、こうでなければ) 家族も自分の体もそうだが、今日現在とりあえず無事・・こんな有り難いことはない、と思うこの頃。

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category: 時事・雑記

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古典派の短調:Haydn sym No.52  

自治会の事務仕事、同じ事をぶっ続けでやっていると、今日は何日だったか、日付の感覚がマヒする;一息つく時間を作ったが、長い曲はしんどい;
今日も古典派の短調ということでハイドンのSym No.52 C minorにした。
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンドの演奏で聴く、弦楽はしなやかだが、曲に相応しい力感も十分、 
20141105.jpg
交響曲No.52 ハ短調 Hob.I 52
ハイドンが疾風怒濤期に書いた短調交響曲の中で、最も高みに達した作品に思われる、新時代の短調交響曲の規範ともなるような内容。
第一楽章の劇的な第一主題をユニゾンで始める、力強くも涼やかなプティット・バンドの響きが良い、安堵感のある第2主題による対比の提示部、
sc01 33
第2主題
展開部は第2主題で始め、重要な主題、劇的な深い展開となる、[75]からが良い、
sc01 71
第二主題の展開も置き、再現部、終結部まで緊迫感を維持する。
第二楽章、例によって弱音器をつけた穏やかな弦楽の主題、この時期らしい静謐な気分で始め、それを打ち破るような強奏も置いて対比をつける、これまでの緩叙楽章と一味ちがう、ここはクイケン、プティット・バンドのしなやかなサウンドが効いてくる、
メヌエットもハ短調で典雅というより瞑想的なテーマ、カノンの手法も加わる、トリオは長調だがメヌエット主題と同形のままのテーマで短い。
終楽章の充実ぶりも魅力である、第1主題で対位法的に始まる、第2主題も快活ながら安堵感があり味わい深い。
sc04 theme 2
展開部は第2主題で劇的な味わい、[101]から疑似再現を置いた後の構成も緻密で引き付け、
sc04 93
終結もひときわ劇的である。
これほど短調の魅力を有した曲はのちには書かれなくなっているので貴重な傑作だ。
you tubeはクイケンの同録音、
hay s52 you
you tube:Joseph Haydn / Symphony No. 52 in C minor (Kuijken)

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category: F.J.ハイドン

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すぐにインク切れ  

1月もはや下旬となり、慌ただしい、年度末に慌てなくていいようにと、自治会会計の収支報告の準備、領収書のコピー、その他多数の文書の作成とプリント、やりだしたら一日中やることがある。今年はPCとプリンターがフル稼働でインクがすぐなくなる、業務用機器じゃないんだから;(黒)なんか何度買いに行ったか、
DSCN7115.jpg
インク代は自治会費から落とせるが、酷使しているPCやプリンターの寿命も縮めているとしたら割に合わない、
たぶん年度が明けても、しばらくは後任者のサポートでいろいろ使うだろう、
ということで昨日も夜遅くまで手を取られ、これといった記事は書けずじまいだった。

それでもご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 時事・雑記

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古典派の短調:Mozart sym No.25  

さっそく昨日のお題の続きを、
モーツァルトがたった2曲残したト短調のsymで今日は25番、C.ホグウッドのLP盤を取り出した、1979年、アナログ期最後の録音だ、
hog moz s25 lp 2
hog moz s25
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内O(1979年、オワゾリール)

モーツァルトがこの曲を書いた1770年代は疾風怒涛期であり、同時期の作曲家達は挙って潮流に乗った作品を書いている、この25番は1773年、17歳のモーツァルトがウィーンからザルツブルクに戻って書いたもの。
昨日のハイドン sym No.39は第2主題を持たず、駆け抜ける書き方だったが、こちらはじっくり起承転結を持たせた入念な内容である、
第1楽章、主題は跳躍の大きい動き、シンコペーションを使った切迫感で始まる(*映画「アマデウス」の始まりでサリエリが病院に運ばれる救急シーンの音楽でもあった^^)、変ロ長調となる[59]からが第2主題と思われる、
sc01 59
展開部は第1主題の変化形のように始まる、展開部最後[109]から初めて出るこのフレーズが印象的、ハイドンの「告別」にもこんな部分あり、
sc01 103
第2楽章、Andante 前楽章と対比をなす穏やかさ、ここはいつものモーツァルトらしい、静謐で夢想的な要素もある、
メヌエットはト短調に戻り、全パート、ユニゾンで主題を開始する、
sc 03 01
のちのNo.40とは一味違い、疾風怒涛らしいと言えようか、トリオは一転して明るい、
終楽章、ト短調で不安感のある主題で始まる、きっちりしたソナタ形式、短いが引き付ける展開部を持つ、コーダも備えた書き方でホグウッドは全て反復を行うので演奏は約28分になる。
moz sym 25 you
you tube:W. A. Mozart - KV 183 (173dB) - Symphony No. 25 in G minor

PS.ちょっと興味深いところで、Sym No.25をギター独奏に編曲した演奏、
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you tube:Symphony No.25, 1st mvt, W. A. Mozart (classical guitar arrangement by Emre Sabuncuoğlu)

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category: W.A.モーツァルト

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古典派の短調:Haydn sym No.39  

古典派時代、長調作品が圧倒的に多いのは長調が好まれたためと聞く、ただ6曲とか3曲をセット作品として出すときは内1曲を短調曲にする、という慣わしがあったようで、ハイドンならパリセットのNo.83「雌鶏」、モーツァルトの最後の3作品でNo.40もそうかもしれない、 
しかし疾風怒濤期と呼ばれる頃には、劇的な感覚の作品が求められる潮流でもあったらしい、ハイドンに短調作品が集中しているのもこの時期で、モーツァルトのNo.25 G minorもこれに当る、両者とも後期に書いた短調曲とは性格が異なるようだ。ハイドンの「告別」や「哀悼」に親しんだあと、印象的だったのがsym No.39 G minorだった、A.ドラティの演奏で聴き直してみた、今になって気付いたが;この曲はhornが4本入っている、
a d hay s39
交響曲No.39 G minor
アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ

第1楽章、整然と8分音符に区切られた主題がひしひしと迫って引き付ける、[5]のauftaktから早くも1小節分の休符が入り、それが集中させる、第2主題らしいものは出てこず、単一主題で追い込むのが効いている、展開部では[61]から対位法的になり、ぐっと劇的になるのが魅力で、[67]からhornが入るのも効いている、
sc01 57
第2楽章は弦楽のみ演奏、vn1とvn2が同じパートで、vaとbasもoct.で殆ど同一パートになる、実質2声であえてシンプルに書いているようだ、
sc02 01
メヌエットはg minorで悲哀的な主題、ここもvaとvcはほぼ同じ動きで主題に対し対位法的。
終楽章、vn2とvaが16分音符のトレモロを弾き切迫感のある上にvn1が跳躍のある主題を弾く、バスも力を帯びる、
sc04 01
展開部には劇的な聴かせどころがある、ドラティはあまり急速にせず、じっくり風格あるまとめ方で聴かせる、
hay sym 39 you
you tube:Haydn Symphony No 39 G minor, Antal Dorati Philarmonia Hungarica

「古典派の短調」のお題でいくつか好きな曲を拾っていく予定^^
ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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3つの「Sym 39番」:Mozart  

今日はモーツァルトのSym No.39で、思いっきり個人的に好きな演奏を、これも数ある中で、3つに絞り込んだ、
 
まずはクラウディオ・アバド指揮、モーツァルトO
録音は2011年、すっかりピリオド・スタイルに転身しての演奏、
aba moz s39 you
you tube:Mozart: Symphony No.39 In E Flat, K.543
1. Adagio - Allegro
2. Andante con moto
3. Menuetto (Allegretto)
4. Finale (Allegro)
第1楽章、付点を伸ばした序奏に続き主部は中庸のテンポだろう、例によって緻密な強弱法、しなやかさと歯切れ良さを両立している、[72]からのvnの下降パッセージは一弓でレガートにする例が多いがアバドは区切って粒立てている、
sc01 70
第2楽章はしなやかだが、節目をつける、他の楽章でもそうだが、修辞的というか言葉を語るような味わい、
メヌエット、期待どおり快調で気品がある、聴き手も気分良く乗せられて行く、
終楽章は快速、歯切れ良くたたみ込んでいく。

次はアダム・フィッシャー指揮、デンマーク・ナショナル室内O
2012-2013年の録音、これは期待して試聴もせず取り寄せた1枚だ^^
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you tube:Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543:
I. Adagio - Allegro
II. Andante con moto
III. Menuetto: Allegretto
IV. Finale: Allegro
第1楽章、序奏からじつに活きがいい、主部はしなやかなタッチに始め、[54]の f からぐっとスロットルを踏み込んで加速する、
sc01 50
ここはこうあるべき、と思わせる痛快さで妙に納得、第2主題に入ると緩める、提示部を反復し終結部でも同様に巻き込んで決める。
第2楽章、速めのテンポを取りながら、目いっぱいしなやかな美音で聴かせる、
メヌエット、timpを効かせ踏み込みの鋭さと涼やかなレガートの対比を組み込む、
終楽章、快速で歯切れの良さ、活きの良さを感じさせるが、弦楽は以外にふんわりタッチで角張らない、変幻自在な効果で楽しませる。

最後はO.スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン
sui moz s39 you
you tube:Mozart Symphony No 39 in E flat major K543
20世紀に遡るが、ここでスウィトナーの演奏を聴いても、大きな差異を感じない、清潔なvn群の響きと懐深い低域のピラミッドバランス、木管の細やかな味わいを聴かせる、耳心地良い響きの中に気合いを感じる、昔からこういう演奏を好んでいた気がする。

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category: W.A.モーツァルト

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3つの「Sym 86番」:Haydn  

ハイドンのパリセットにあるSym、86番は何がきっかけか忘れたが、指折りの好きな曲になった、82番「熊」のような凝った対位法はないが、群を抜く推進力、フル編成のオーケストレーションの見事さだろうか、音盤は何枚もあるが^^;特に良いと思う3つの盤を絞り込んだ。
 
まず、Guy van ワース指揮、Ens.レザグレマン
hay s86 w you
ピリオドorch.だが、全楽章落ち着いたテンポで遊びっ気なく、真面目な演奏が逆にじっくりと聴かせる、録音もまたorch.に近づいた感じで全パートがバランスよく克明に聴ける、不満が生じない1枚だ。
you tube:Symphonie in D Major, Hob. I:86:
I. Adagio - Allegro spiritoso
II. Capriccio (Largo)
III. Menuet (Allegretto)
IV. Finale (Allegro con spirito)

次は ロジャー・ノリントン指揮、チューリッヒ室内O
hay s86 n
モダンorch.によるピリオドであるが、音量の懐深さが効いて、洒落た感覚がいっぱい、
第1楽章、序奏は柔和なタッチで始まりぐっと雄大になる、主部は快速だが主題のしなやかな横の線とリズムの切れ味・縦の線を心地よく感じる、強弱の設定も巧みで寄せては引くように引き付ける、
第2楽章、この楽章はいつもの変奏ではなく、Capriccioである、魅力的になるか否かは演奏しだいで、ノリントンの演奏は特に良い、まさにラルゴの遅いテンポで透明な響きを作りながら引き付ける、[41]からの神秘な部分、2度の響きが一段と魅力になる、
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メヌエット、ノリントンは柔和な開始で洒落た味わい、
トリオの主題はとても気に入っている、
sc03 63
とても平穏無事な感覚で安らぐ^^この演奏ではvnも1人にして室内楽的に楽しませる、
終楽章、快速なテンポで、強弱設定など緻密な演奏を痛快に聴かせる、長くはない楽章に詰まった魅力を聴かせるのは一瞬の気も抜けない事に思えるが、洒落た感覚も十分である、この盤はyou tubeになかった。

最後はハリー・クリストファーズ指揮、Handel & Haydn Society
これは最近書いたところで、
H.クリストファーズ:Haydn Sym No.86(新盤)
前述のワースとノリントンの中間に来るような演奏でもあり、過不足がない。
hay s86 c you
you tube:Symphony No.86 in D Major, Hob.I:86:
I. Adagio - Allegro spiritoso
II. Capriccio - Largo
III. Menuet & Trio - Allegretto
IV. Finale - Allegro con spirito

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category: F.J.ハイドン

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干瓢巻き  

恵方巻きは商業戦略で広まった風習だが、何処で始まったか不明らしい、
太巻き寿司というのが前提らしいが、毎年節分の時期、消費しきれず食品廃棄の量が増えるのが問題になる、売りに出さない"試作品"も大量にあると聞いた。
寿司飯と具を分けて売る恵方手巻き寿司のほうが無駄が少ないかも、 
ehomakio.jpg
恵方ロールケーキってのも出ているが、思ったとおり恵方クレープもある^^
Roll cake

恵方はさておき、太巻きはちょっと具が多すぎで、助六寿司の海苔巻きで十分なのだが、いつも拘るのは味の要になる、干瓢の味付けである、(干瓢なしでツナやカニかまぼこなど入ったのは助六とは言えない)
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この干瓢はユウガオの実で、丸形と長型とあるようだが、ウリ科ユウガオ属だそうで、近い種に瓢箪(ひょうたん)がある、見た目、冬瓜(ウリ科トウガン属)に似て紛らわしい、
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ユウガオ
ユウガオの実を長く裂いて干したのが干瓢になる、煮ても切れにくいので昆布巻きやロールキャベツなど食べられる紐としても重宝する、
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干瓢
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歌川広重の東海道五十三次・水口に描かれた干瓢干し
干瓢自体に殆ど味はないが食感はよく、いなり寿司の油揚げと干し椎茸を一緒に煮込み、うま味と甘みをバランス良く含ませると絶品、昔は自宅でよく作り、スダレで巻くコツも憶えた、細巻きにするときは海苔を半分に切る、海苔を香りよく焙り、寿司飯は新米より古米のほうが酢がしみ込む、老舗の寿司屋さんなら、干瓢巻きで十分美味しい^^
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かんぴょう巻き
催しで配る昼食で、今の子供ちゃんは助六寿司って喜ばないそうで、ハンバーグや揚げ物が入った弁当がいいらしい、本当に美味しく出来た助六を食べれば見直すかも?

PS.端っこにある酢ショウガは不可欠、これで寿司を食ってるという実感が湧く^^;
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category: 時事・雑記

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2つの「軍隊」:Haydn  

ハイドンの交響曲No.100「軍隊」は最もポピュラーな1つで、優美な主題を用いながら派手なパーカッションが入る人気作品だが、これは気に入ったという名盤が意外に少ない(あくまで個人的に;) 
好みとしては第1楽章はがっちり溌剌と、第2楽章は小ざっぱり、メヌエットは上品に、終楽章は快活に歯切れ良く、というのが期待するところ、手持ちの中ではこの2つに絞った、
1つはブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシスの古楽orch.
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速めでスッキリとした序奏、弦楽に洒落た感覚があって早くも引き付ける、主部は優美な主題だが木管で始まるのは軍楽調を意識してか、弦楽が引き継いだあと、[39]のtuttiに入った響きが程よく対比を作る、
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ヴァイルは速すぎないテンポであくまで優美に奏で、timpのパンチを効かせ、優美さと武骨さが同居したような楽章の魅力を十分聴かせる、
第2楽章は速めのテンポ、ここでは弦の涼やかさが良い、やがてパーカッションが入るが、シンバル、大太鼓ともに痛快に飛び出してくる、共に鳴るナチュラルtrpの透明感も心地よい、キレのよい第2楽章だ、
メヌエットは楽しげに弾む感じ、ときにtimpが荒々しく締める、
終楽章は急がず、幾分柔和な感覚も持たせ、対位法的な書法を織り込んだ楽章を端正に運ぶ、ただしパーカッションは痛快に打ち出す。
hay sym weil you
you tube:Symphony No. 100 in G Major, Hob. I:100 "Military":
I. Adagio - Allegro
II. Allegretto
III. Menuet: Moderato
IV. Finale: Presto

もう一つ、はずせないのはC.アバド指揮、ヨーロッパ室内O、
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第1楽章から、orch.の絶妙のバランス、弱奏から強奏に移る心地よい対比、細やかな設定のデュナーミクで魅了する、すべてが緻密に整い、アバドとorch.の上手さが冴える。
第2楽章、clが使われるのはこの楽章だけだが味わいは効果的。パーカッションもorch.楽器の一部のようにまとめた感覚、シンバルは派手にせず、大太鼓の押し出しが効いている、ただし、軍隊ラッパはそれらしく武骨に吹いて面白い、
メヌエットがまた快調で上品、これも絶妙なセンスだ、
終楽章は快速ながら、8分音符の主題を粒立ちよく、すべて緻密に聴かせるのが心地よい、[265]~などパーカッションの響く中で、木管の掛け合いがよく聴こえるのもチェックポイントだが、音をパッと消音して切れがよい。
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さすがアバド盤は申し分ない。
hay abba you
you tube:Haydn: Symphony In G, Hob.I:100 - "Military"
1. Adagio - Allegro
2. Allegretto
3. Menuet (Moderato)
4. Finale (Presto)

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category: F.J.ハイドン

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デジタル鍵盤  

電子仕掛けの鍵盤楽器というのは古くからあったが、「電子オルガン」という独自の楽器として普及した。
アクースティック楽器を模倣した電子楽器も出てきたが、はじめは電気的に作った音源だったり、鍵盤の感触が生の楽器とは違ったり、それなりの物として使うしかなかった、
近年ではかなりハイテクな構造になってきて、まず音は生楽器からデジタル・サンプリングされ、デジピではハンマーアクションの仕掛けがしてある、
この動画ではデジピの内部構造を紹介している、
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you tube:ヤマハデジタルピアノ DUP5 
これで鍵盤の手応えを生ピアノに近づけてある、ただし生ピの鍵盤を押し込んでコツンとくる感触までは伝わってこないかな、強弱は鍵盤を打つ強さを圧電素子が受けて電圧の強弱となり、再生音の強弱を制御している、機械仕掛け部分も結構手が込んでいるが、生産数は多いだろうから、CP比は高いと言える。本体内蔵のスピーカーより、外部出力して充実した機器に繋げばもっとクリアでパワフルにできるかも、夜はヘッドフォンで練習できる。

古楽器系ではチェンバロやオルガンになるが、元々からくり的楽器なので電子楽器にしやすいかもしれない、音は生楽器からサンプリングし、鍵盤の機構もピアノほど凝る必要はなさそうだ、チェンバロの鍵盤はとても軽い。
ローランドのC-30は発売されてから結構経つが、旧来型より格段に進歩している、
cem 02
ro c 30
you tube:C-30 Digital Harpsichord & Hector Olivera (1/15)
鍵盤の奥行きはやや長めにとってある、音源はチェンバロが2種、足ペダルで音色(弦設定)が変えられる、鍵を離したときのガチャ、というダンパー音まで再現する;
あと室内オルガンが2種、それにフォルテピアノ、チェレスタが1種ずつ入っている、音色的には鮮明なサンプリング音で申し分ない、内蔵スピーカーで十分な音、ただフォルテピアノ、チェレスタにはそれぞれの鍵盤感触がないのでおまけ機能になる、
*フォルテピアノをメインとした、こういうデジタル楽器もデジピの技術でできるだろう。

生の楽器ならば目の前に"本物の弦"があり、互いに共鳴し合ったり、ちょっと調律のズレた音が出たり、それが生の音だろう、そこまでの再現はできない;
練習用のほか、ピッチも簡単に調整できるので、通奏低音など臨時の実演楽器としても役立つだろう、もちろん本物に馴染んでおいた上でのこと。
なお生のチェンバロにも振動不良の弦が一部あって音が波打つ鍵がある、C-30はそれもサンプリングしている;
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机代わりに重宝^^;

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category: Instruments

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もし太陽の距離にあったら  

何光年も離れた星の光を我々はくっきり見ることができる、地上を照らすような明るさではないが、光源は意外に遠くても見える。
もし光が波の性質だけで、何光年も離れていたら、波はひじょうに弱まり、眼を向けても瞬時に見られるような強さではないはず、でも見えるのは光が粒子という、まとまった弱まらない性質を持ち、何年もかけてやって来て、眼の感光細胞に当るからだとされる、そのように見ている星の明るさを何等級としている。
星の等級が1段階上がると明るさは2.512倍になる、6等級から1等級まで5段階なので、2.512の5乗で、1等星は6等星の100倍の明るさになるという分け方だ、さらに1等星→ 0等星→ -1等星→ -2等星・・という順にその2.512倍ずつ明るくなる。
 
先日は太陽の明るさをいろんな距離から見て比較した(と言っても明るいんだか暗いんだかピンとこないが;)、今日は、絶対等級のわかる有名な星々を太陽の位置に持ってきたらどんな明るさか?また地球に一番近い恒星、プロキシマ・ケンタウリ(4.24光年)の距離にあったらどうか?というのを計算してみた、
toukyu.jpg
参考、明るい天体の視等級
満月:-12.66v 金星:-4.7v(最大) 木星:-2.9v(最大) シリウス:-1.46v
*かに星雲(6500光年)の超新星爆発時の推定:-6.0v以上
*ベテルギウス(642光年)が超新星爆発した場合の推定:-11v以上

ph_thumb_20190118110542202.jpg
かに星雲、リング状の雲の中心に中性子星がある
Betelgeuse_2019011810332999f.jpgBetelgeuse 02
現在のベテルギウス(左)と超新星爆発した想像画(右)、爆発後は中性子星が残ると予測される
あくまで計算上のことで、実際、太陽の位置にあったら地球はおろか、木星軌道まで呑み込んでしまう超巨星もある、ピストル星は直径が太陽の306倍もあり、発見されたうちで2番目の大きさらしい、
brightstar_hst.jpg
ピストル星
さて、等級が2段階上がると(2.512の2乗)で6.31倍、3段階で15.85倍・・と対数グラフ的に大きくなる、よって-10等星と-11等星では近いようで2.5倍もの開きがあり、単に数値表では比較しづらい、満月の光を1点に集めた輝きの何倍になるか、くらいで考えてみるしかない。
因みにプロキシマ・ケンタウリは暗い赤色矮星だが、これを太陽の位置に置いた場合-15.97vで、満月(-12.66v)より約12倍明るく、太陽に対しては約1/19600と暗くなる;
上表のイータカリーナより下は恒星として存在できる上限の大きさ(エディントン限界)とされるクラスである、
Eta Carinae
イータカリーナ
r136_20190118105853e25.jpgr136a1_20190118104623836.jpg
R136a1(大マゼラン雲、タランチュラ星雲にある
ピストル星は4.24光年の位置に置いても、満月の7倍明るい!
手元の計算では、デネブの光度は太陽の約45000倍、ピストル星は太陽の約190万倍となった・・天体のスケールやエネルギーには差が大きすぎて、イメージするのが難しい^^;

PS.もし、ベテルギウスの爆発が太陽の位置で起きたら、少なくて-50等にはなる、もちろん明るさどころの騒ぎではない。
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2つのカレーヌードル  

数種のスパイスをミックスしたカレー粉は18世紀後半に英国のクロス・アンド・ブラックウェル(C&B)社が考案したそうで、各スパイスの分量バランスが違うと、あのカレーの香りにならない微妙な調合らしい、始めはC&B社が市場を独占していたそうだ。誰がどのように作り出したのか、神様に教わったような香辛料である、
カレースパイスの1つとしてターメリック(アキウコン)が含まれ、クルクミンという成分が黄色い色素をもっている、
turmeric.jpg
ターメリック
抗腫瘍作用や抗酸化作用などがあり、健康食品でもある。

さて時折、ふとカレー味のものが欲しくなるが、このカレーせんべいなど手軽なおやつ、
curry snack 02curry snack
curry senbe
特に左上のタイプは形からして昭和で、懐かしい、

手軽でもうちょっと食べ応えのあるのが日清のカレーヌードル、
curry noodle 02
これもロングラン商品で、スープに小麦粉が合わせてあり、トロリとして、カレールー仕立てなのが美味しい、
もう一つの食べ方として、普通のカップヌードルに香辛料だけのカレーパウダー(小匙に一杯弱)を入れる、ってのもわるくない、
cup noodle
醤油味のスープと味はよく馴染み、カレー風味十分で、こちらはサラリとしたスープになる、
S&Bのカレーパウダーはカレーうどん、ピラフなどで使いやすいし、ハンバーグに隠し味程度にかけても美味しい。

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category: 時事・雑記

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三つの越天楽  

このところ雅楽にハマっているが^^
越天楽でよく耳にするのが平調と呼ばれる調子で、お馴染みの旋律が聴かれるが、異なる調のヴァージョンがある、 
平調(ひょうじょう:Em)
盤渉調(ばんしきちょう:Bm)
黄鐘調(おうしきちょう:Am)

以上3つの調は西洋音階の自然短音階に対し、ラに当る音が半音高い、篳篥の狭い音域内で調が変わると旋律の形を変えることになり、別の曲に聞こえるのが面白い、
hichiriki_201901161106558a2.jpg
篳篥
これらの調に加え双調というのがあり、双調・黄鐘調・平調・盤渉調は各々「春・夏・秋・冬」の調子とされた、季語ならぬ"季調"があるようだ、
曲に入る前に音取り(ねとり)という音合わせを儀式的に行う、序奏的な意味がある。
etenraku you
you tube:平調 越殿楽
you tube:盤渉調 越殿楽
you tube:黄鐘調 越殿楽
単純な4拍子で進むのではなく、語句の区切りにも似た間(ま)が置かれる、楽琵琶などはリズムの合図をする役目もあるそうだ。
雅楽も楽器ごとに記譜法が異なり、パート譜がある、
etenraku gakuhu

多数の楽器が集まれば自然に生まれる面白さが少数の楽器と総奏の対比だろう、越天楽の場合、竜笛のソロで始まり、主題の途中[7]から総奏になる、
sc etenraku
平調・越天楽
その1拍前から笙がcresc.で光がさすように鳴り出し、バックサウンドを奏で続ける。
西洋では古くは合唱曲、器楽ではバロックのコンチェルトにソロと総奏の対比が聴かれ、やがて交響曲に発展する。
hay sym 100 sc01 24
ハイドン 交響曲No.100「軍隊」第1楽章主部
you tube:Haydn Symphony No 100 G major ' Military', Antal Dorati
管のみ、弦のみで主題を奏で、続きの[39]からtuttiになる、
いずれも、総奏に入る箇所が良いツボだと思う。

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category: 邦楽

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距離と太陽の明るさ  

金環日食のとき、晴れているとして、地上の景色はさほど暗くならない、太陽が月に隠れ切らない部分が3%強ほどあるらしく、それだけで十分明るい。 
kinkan.jpg
ということは、かなり外側の惑星でも太陽の光は結構明るいかもしれない。

太陽の視等級は-26.7vで、金環食のときは最も暗くて-22vらしい、それほど地球は太陽が強烈に眩しい位置にあり、膨大なエネルギーを受けている。
iss sun
ISSから見た太陽
一方、満月の明るさは視等級で-12.66vである、熱こそ感じないが、夜の屋外で新聞がどうにか読める明るさだ、因みに金星が最も明るいときが-4.7v、木星が-1.46vである、
そこで地球より外を廻る惑星から見た太陽の明るさはどんなものだろう、以前、恒星を任意の距離に置いたときの視等級を割り出す計算表を作った、
視等級:m=M-5+5*log10d
M:絶対等級、d:距離(光年)

これは距離の単位が光年(ly)なので、天文単位(au)を光年に換算すれば使える、
1au=(1.58125×10の-5乗)ly
太陽の絶対等級は4.82mvで、各惑星の太陽からの距離auで計算すると、
火星(1.52au)で-25.8v、これは地球での金環食(-22)よりずっと明るい、
木星(5.20au)で-23.2v、
まだ十分明るい、
土星(9.56au)で-21.85v、金環食の明るさに近い、
冥王星(39.45au)で-18.77v、だいぶ暗くなる、
準惑星エリス(67.78au)が-17.6v、
先日書いた準惑星ファーアウト(120au)では-16.4vになる、
keisan_20190115104252239.jpg
なお等級が1つ上がるごとに、明るさは約2.512倍になる、
満月(-12.66v)に対しファーアウトから見た太陽(-16.4v)との差は3.74vなので、明るさは満月の29.4倍になる、楽に本が読める明るさだろう、太陽がファーアウトを照らした反射光も漆黒の宇宙を背景にすれば十分に明るく観測可能だろう。
2018vg18.jpg
ファーアウトと太陽:想像図
どうも明るさというのを数値にしてもピンとこない;
我々は極端に明るい日中と暗い夜に瞳孔を調整して対応しているせいだろうか、

*等級:星の明るさは古代ギリシャの天文学者ヒッパルコスが決めたと伝わる、一番明るい星からぎりぎり見える星までを6段階に分けた、この度合いを現在も継承し、非常に明るい領域にはマイナスを付けて表す、等級が一段階上がると光度は約2.51倍になる。
*絶対等級:恒星の本当の明るさを表す、一律に星を地球から10パーセク(32.6光年)の距離に置いたときの視等級になる。

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左義長  

昨日は地味な左義長(どんど焼き)があり、朝から準備、午後から実施した、 
場所はこんな殺風景なところ、市の道路資材置場が空いているので毎年借りている、
朝は霜柱で寒かったが晴天で風も弱く助かった。杭を打って竹を立て、縄を張る、真っ直ぐ立てるのが難しい、
sagicho03.jpg
竹の周りを藁や竹枝で囲んで縛る、あとで餅焼きができるよう、木の廃材も置く、
この穴は前日、灰を埋めるのに掘った、砂利の多い土なので大変;一畳分で人一人収まる。
sagicho04.jpg
午後には人が集まってくる、消防署へこれから火をつけると電話して開始、
sagicho02.jpg
火をつけたあと、今年の恵方"東北東微東"に竹を倒すが、だいたいの方角になる;
hougaku.jpg
今年の恵方
正月の縁起物、去年の護符など普通に燃やせない物をくべる。
ここでも御神酒やスルメをふるまい、町内の歓談の場ともなる、自分的にはまだこういう場に屯する気分ではない、立話、長話は好きじゃなく、用が済んだらさっさと帰るし・・だから地元の情報を知らないのかもしれないが、必要のない(知りたくない)話もある。

みんな網と餅など持ってくるが、焚き火で焼くのはけっこう難しい、炎が治まって程よい炭火になった所を探し、こういう脚付きの網を置くと餅やスルメがうまく焼ける、
mochiami.jpg
真ん中の炎が強いうちは熱気でそばに寄れないので、この網に針金で釣り手を付けて長竿で置くと具合よい、
とにかく、しんどかった、また一つ用務が片付いてよかった、という気分;
来年は餅焼きくらいで来ようか^^;

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category: 時事・雑記

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弦楽器のサワリ Ⅱ  

ヴァイオリンにはフレットがない、しかし弦の振動が指板に当るような雑音は出ない、ギターやリュートと比較して弦高は高めの設定のようだが、高すぎても低すぎてもいけない、適正範囲は絞られるようだ、 
violn_20190113100147ab9.jpg
三味線の場合も弦高は微妙に調整されるらしい、リュートでは和音で隣の弦に触れずに押えるというのが重要になってきて、ハイポジションでは特に問題で、弦高は極力低くされる、しかし低すぎると、上のフレットに振動が当ってしまい、願わずしてサワリ音が出てしまう、これは雑音(ビリ音)とされるので、これが起きないように調整する。
lute01_20190113100144c24.jpg
方法の1つ、ナットを高めにしてフレットを太くし、ハイポジションに向けて細くしていく
なお薩摩琵琶の柱ほどではないが、リュートにもダブルフレットという巻き方があり、僅かなサワリ音を狙うこともある、
Double fret
sawari3_20190113100145147.jpg
穏やかな音の楽器もよいが、日常聴くことのない不思議な音には引き付けられる、平家物語など語るときの琵琶は緊張感をもたらすようだ、
ダブルリードの管楽器もリード同士が細かくぶつかる、サワリ系の音かもしれない、雅楽の篳篥(ひちりき)もかなり刺激的、清少納言はこの音をうるさいと書き残しているそうだ。
hichiriki.jpg
you tube:篳篥・平調・越殿楽
you tube:東儀秀樹 - 映画『ミッション:インポッシブル』~メイン・テーマ Mission:Impossible ? Main Theme
西洋にもそうした趣向は多々あって、ダブルリードのクルムホルンなど、篳篥といい勝負かもしれない、リードはキャップの中に収っており、直接咥えない方式である、
crumhorn.jpg
crumhorn 02
you tube:Crumhorn Consort - Tielman Susato - Allemande I-II Renaissance Music

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category: Instruments

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画素の老化  

デジタル・カメラの光学部分は昔と変わらないが、かつてフィルムが収っていた位置に沢山の画素を敷き詰めたプレートがある、画素はフォトダイオードというもので、受けた光の強さを電圧に変える、フォトダイオードは光の強さを感知するだけで、色彩の区別はできない、そこで赤青緑のフィルターを透して各色の強さをデジタル記録する、PCの液晶画面やプリンターはそのデータに基づいてカラー画像を再現している。それぞれの再現機器の特性(発色)によって色調も微妙に変わると思う、データ記録以外の部分はアナログ的である。 
ところでデジカメの写り具合(色彩の感知力)はずっと変わらないのだろうか、フォトダイオードに劣化がある、あるいは三色フィルターも紫外線などの影響で退色する、としたら新品の頃と変化してきそうだ。
この長く使っているデジカメも色の捉え方が新品の頃の鮮やかさが落ちて、落ち着いた色調になったようにも感じる、新品の頃は青が鮮やかな印象だったが?
002_20161114.jpg
coolpix950.jpg
Nikon COOLPIX950:発売1999年 電池蓋が閉まらなくなり、ナイロン糸でストラップ穴に止めている、

このリュートは2007年作だが、新品の頃からCOOLPIX950で撮っている、画像処理は行わず、同じフラッシュで条件は同じである、
13c lute hikaku
2007年、響板はまだ白っぽく、指板中央のココボロ材も赤みがくっきり、コントラストも効いて、カメラの感度もいくらか高そう? 全てが新しい;
年数が経つと天然材の物品は、白は褐色化し、色彩の鮮やかさも落ちる。と同時にカメラ側の視力も老化していれば、完全な比較ではないかもしれない。

PS.ついでに楽器本体の形状変化も見ると、響板に映った弦の影が変化しているのがわかる、
13c 2007 2019
弦のテンションで響板に歪みが生じ、影が曲がるのだが、それが進んでいる、それだけ弦高が高くなった。この楽器は指板を削り、ボウルのリブを下げる調整を受けている。
ちょうど干支を一回りした末の状態である。

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category: 時事・雑記

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太陽系最遠:探査と観測  

太陽系外縁天体で、観測および探査史上最も遠い天体が相次いで捉えられた、
まず、12月25日、観測史上最も遠い小天体2018VG18が発見された、「ファーアウト」と愛称がつけられたこの天体は米・カーネギー研究所のScott Sheppard氏らがすばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラで捉えた、距離は120au、(1auは太陽から地球までの平均距離でその120倍=180億kmになる) 
2018VG18 a
動画:すばる望遠鏡サイト
この天体の大きさは直径約500kmで準惑星サイズ、氷を含む外縁天体の特徴でピンクがかった色彩らしい、
2018VG18 b
2018 VG18 の想像図 (資料:Roberto Molar Candanosa / カーネギー研究所)
それまで最遠で知られていた準惑星エリス(96au)より遠く、太陽を廻る公転周期は1000年程と見られる、非常にゆっくりなため、正確な軌道を掴むにはまだ数年かかる、他の外縁天体のように「プラネット9」の存在を示唆する偏った軌道の一群に属するのか?注目される。
Planet 9
仮称 プラネット9の軌道予想図

もう一つ、こちらは人類が探査機で接近撮影した最も遠い小天体だ、
探査機ニューホライズンズが1月2日太陽系外縁天体2014MU69に到達、時速5万km以上でフライバイ飛行しながら3500kmまで接近して撮影した、2014MU69は太陽からの距離約65億km(43au)で直接探査を行った最遠の天体となる。
2014 MU69 a
ニューホライズンズが最接近の30分前に2万8000kmの距離から撮影した2014 MU69(資料:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute)
動画
直径約19kmほどの球体と約14kmほどの球体が緩やかに衝突し、くっついたものと思われ、雪だるま(又は落花生)形になっている接触連星である、色はやはりオレンジがかったピンクのようだ、「ウルティマ・トゥーレ」と愛称がついた。
2014 MU69 b
13万7000万kmの距離から撮影された左の色のデータを合成して作られたカラー画像

太陽の光も距離の2乗に反比例して弱くなっていく、太陽と地球の距離が1auなので、火星(1.52au)での明るさは1/2.31になる、土星(9.55au)では1/91.2、冥王星(39.44au)では1/1556、そしてファーアウト(120au)は1/14400という暗さでしかも小さな天体だ、その反射光が望遠鏡で捉えられるとは凄いと思う。

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category: 宇宙・天体

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オクターヴ跳躍 <追記あり>  

楽曲の旋律を聴いていて、オクターヴ上がる跳躍は伸びやかで心地よい、またオクターヴ下がる所は懐深く感じさせて、安定感がある、
"跳躍"という言葉は上に上がる意味なので、大きく下がるのは"急降下"になるだろうか、
 
oct.上げて高域へ跳躍するのは器楽でも声楽でも聴かせどころ、よく取り上げるトランペット作品ではそういう魅力で攻めてくる
201812081005244cb_20190110090242913.jpg
you tube:Michael Haydn - Trumpet Concerto No.2 in C-major
楽器の音域の都合で上げ下げを余儀なくされることもある、オーボエ属(ダブルリード)の楽器は広い音域を取るのが難しいようで、オクターブ移動がよく行われる、
雅楽の篳篥(ひちりき)も高い方へ行けなくて(あるいは甲高い音を避けて)、oct.下げる、寄り添って吹く龍笛(りゅうてき)は余裕なので上に昇る、ただし区切りのよいところで下がる、越天楽の主旋律を聴いているとわかる。
etenraku you
you tube:Japon | Gagaku [1987, Full Album]
これと同様のことが古典派の管弦楽でも見られる、モーツァルトのSym No.36「リンツ」メヌエットのトリオ[14]、このままvnと平行して行くとobは出せない低域に至るので、結構早い段階でoct.上げている、裏拍で上げると不自然さが減る。
moz sc03 09
you tube:Mozart - Symphony No. 36, K. 425 "Linz"

PS.そういえばハイドンのSym No.87ではメヌエットのトリオ後半でobの難しい高音を聴かせるところがあった、跳躍ではないが;
sym 87 sc03 53
you tube:Haydn Symphony No 87 A minor, Antal Dorati 3rd(trio)

バロックのバス旋律は終止の前にoct.下げる動きを語尾の決まりのように行う、
handel_20190110090246a84.jpg
ヘンデル:リコーダー・ソナタ変ロ長調 HWV377より
you tube:Handel. Recorder Sonata B flat major, HWV 377
バロックluteのバス弦が増えたのもこうした低音の大きな動きを可能にした結果と思われる。
13c lute
またバロックではバス旋律が高い方に昇っていく場面がある、そこは高揚、緊張のところで勝手にオクターブ下げたりしてはいけない。

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category: 演奏について

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宮内庁式部職楽部:雅楽  

昨日も文書の作成と自治会内の各役員長宅へ配布などやって一日つぶれた、同一文でなく、1軒ずつ補記することがあって一気に済まない;あと3か月弱だが、それが一番大変、
当分、ブログ記載も大雑把で、ご了承のほどを^^;
 
さて、昨夜は雅楽、宮内庁式部職楽部による録音はいくつかあるが、これは秀逸な内容だ、
gagaku.jpggagaku cd
ただ、ビクターの「コレゾ!BEST!」シリーズで出ているせいか、表紙デザインが安っぽく、CDの印刷面もあまりにお粗末だ;"BEST"なんだから、もっと優雅にしてほしい;
越天楽を最後に置き、充実した楽曲が収っている、調律の確認と軽い腕ならしを兼ねた「音取」にはじまり、演奏の一部となっている、
音取、あるいは曲の終りで左から箏、右から楽琵琶が明確に聞こえるが、確かに琵琶にサワリ音があったらここでは不似合いである、
宮内庁式部職楽部といえば、雅楽の総本山だろう、流石に見事、雅楽があえて不協和な響きを求めるゆえに、各々が正確な音程で奏でていないと、神秘な不協和にはならないと思う。
メトロノームでは取れないリズム、音律の揺らしなど、微妙な感覚は人から人へ直伝で伝えるしかない。

昔は結婚式場なんかでも生演奏の雅楽を聴いたことがあるが、意外なほどの音量だった、当盤は優秀録音でボリュームを上げるとそこがリアルになる、宮中でも屋外で演奏されることの多い楽器だけに、室内や教会のドームの響きを想定した西洋の音楽と音量の設定が違うようだ。
参考サイト:雅楽解説
you tube:雅楽への誘い Invitation to GAGAKU(Japanese)
gagaku you
you tube:雅楽 ~平安のオーケストラ~  宮内庁楽部

篳篥が鳴り出す前に、笙の音が光がさすように前兆的に鳴り出す、少数の音から総奏の響きへ、合奏体による音楽の面白さは最古のオーケストラだ。
もし・・雅楽の楽器をやるなら、第一希望が笙、第二が楽琵琶かな?
ちゃんとした楽器で、ゼンオンの笙が約10万円、楽琵琶はリュートなみのようだ^^;
raigyozu03_20190109182443e5f.jpgraigyozu02.jpg
zenon syou
ゼンオン:笙

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category: 邦楽

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ヴォーン・モンロー "Swing It Again"  

昨年末には自宅の大掃除はしていない、自分の部屋も居間も玄関先も、自治会関係の書類やら物品で雑然としている、これがなくならないと掃除する意味がない、
1月から3月まで休日は全て埋まるほど行事があり、平日はそれぞれの準備、また年度末に向けて後任者の選任と引き継ぎ資料のまとめもある、半年も過ぎた事は何をやったかなど憶えていない; こんなバカみたいにオーバーワークな自治会ほかにないだろう、4月以後にはきれいさっぱりしたい、
 
それでも1日の最後は一息つきたい、昨夜は取り寄せたヴォーン・モンローのLPを聴いた、
v mo 01
v mo 02
Vaughn Monroe/Swing It Again
RCA

ふっと昔の情景を呼び覚ますのに最も有力なのは嗅覚に思える、昔と変わらない特定の食品の風味とか花の匂いなど、記憶も鮮明である、次いで聴覚(音楽)かな、視覚による記憶は結構曖昧で、古い写真を見ても「こんな風だったっけ?」とズレを感じたりする;
自分の子供時代は'50年代あたりのアメリカ産音楽が包み込んでいた記憶だ、具体的な曲名は知らず耳に馴染んでいた。
このアルバムの中でヒットチャートの1位になったのが、「Riders In The Sky」「Ballerina」「Let It Snow Let It Snow Let It Snow」の3曲だったそうだ、
you tubeに挙っているのはモノラルのオリジナルVersionで、昔聞こえていた音源だろう、
v mo you
you tube:
1945 HITS ARCHIVE: There I've Said It Again - Vaughn Monroe (#1 version)
1945 Vaughn Monroe - Something Sentimental
1946 HITS ARCHIVE: Let It Snow Let It Snow Let It Snow - Vaughn Monroe (#1 version)
1948 HITS ARCHIVE: Ballerina - Vaughn Monroe (#1 version)
1949 HITS ARCHIVE: Riders In The Sky - Vaughn Monroe (#1 version)

当盤は1958年にステレオで再録音したもので、ヴォーカル、バンドともに太く聞こえるのがなんとも良い、なお、1st versionには女声コーラスが入り魅力だが、こちらも雰囲気は十分、ほんのりした気分にしてくれる、こっち方面の音盤にハマるとまた大変^^
ほんとに早く部屋も気分も大掃除したい。

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category: 歌謡・ポップス・etc

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弦楽器の半分は笛  

リコーダーのような笛は指穴を開いていくと音程が上がる、管内に囲った空気が動きやすく(軽く)なり、固有振動数が高くなっていく、 
rec.jpg
fingeringfigure1.jpg
空気を囲い、一部に開口部を持つ構造体の内部の空気は、ある一定の周波数に共振する、例としてビール瓶に息を吹きかけると、ある音程で低い笛の音がする、これがヘルムホルツ共鳴箱の原理で、管楽器はこの原理そのもので音程を作っている、
ギターのような弦楽器は弦の振動で音程が決まり、主に表の響板が振動を受け止め、スピーカーのコーン同様に音を出す、これ以外にもボディ内で反射した音も出てくるし、囲った空気が共振して音量の補強になったり、楽器特有の音色にも関わっている。
またバスレフ型のスピーカーも箱の一部に開口部があり、ダクトが設けられているが、これで中の空気を50hzあたりで共振させ、低音を補強する設計になっている、ただし超低音は弱められ犠牲になる。
内部の空気の固有振動数f0は以下のように計算される、
keisan.jpg
*容積:Vは壁面に近い所の空気は動きにくいので何割か差引き、実効容積で計算する
*ギターやヴァイオリンでいうダクト長:Lは僅かで響板の厚さになる
*また以下のような補正計算も必要、L'がダクト長の実効値である、
・ギターのように開口部を平面が囲っている場合
   L'=L+1.7a (a:開口部の半径)
・ヴァイオリンのf字孔のように開口部が円形でない場合、開口面積をSとして、
   L'=L+√S
violn_201901071239537a2.jpg
仮の数値だが、ギターの響孔を半径5cm、実効ボディ容積を4500cm3くらいで計算すると固有振動数は93hzとなった、
keisan_2019010714391496d.jpg
⑥弦の3ポジションGの95hzに近い、
以前、ミルクール・タイプの19世紀ギターの容積をおよそ測り、響孔の径と合わせ計算したところ、このあたりだった。
19c guitar
このサイズと響孔径を維持して、この楽器らしい音が作られているようだ、ピッチもA=430~442hzあたりで、その楽器の受け持ち音域を大きく外れては楽器が活きてこないと思う、
*ギターを音叉のA=440hzで調弦する際、⑤弦の開放の音は110hzで2オクターヴ低い、

しかし、リュートの響孔の透かし彫りは開口面積にどの程度影響するのか?
バロックギターなんか塞がっているに近い、
bg_201901071154134e0.jpg
元々低音域を持たない楽器だが、取っ払ったら変わるのだろうか^^;
簡単にはわからない不思議な事がいっぱいありそうだ;

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category: Instruments

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N.マギーガン:Haydn Sym No.101 "The Clock"  

今年最初のハイドンはN.マギーガン指揮の「時計」にした、はじめライヴ録音とは気付かなかったが、"臨場感がある"、とはこの事、ボリュームをやや大きめにして聴くと弦楽の1人1人の音がわかりそうなほど各パートが聴きやすい、木管やtrpが生々しく鮮やかだ、全体のサウンドも耳心地よく溶け合う。 
2018110209391522a_201901061100118b7.jpg
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロックO
2009年

第1楽章、序奏は溶け合いのよい響きで始まる、主部は音階的で小刻みな主題、あまり急がず、堅実な印象で入るが、柔軟な要素も加え、歯切れ良さが単調ではなく絶妙で、一言でいえない細やかな設定だ、trpが効果的に押し出してくる、
第2楽章、快調なテンポで弾ませ、この楽章の愛嬌を十分楽しませる、
sc02 01
他の指揮者もよく行うことだが、これが心地よく決まっている、短調に入ってからも重くなりすぎず良い響き、それにしても弦とflが美しく、味わいがある、
メヌエット、程よく快速で、これまで聴いた「時計」のメヌエットとしては最も心地よい、これも細やかな演奏設定が効いているようだ。
終楽章、速くしすぎず、かっちりと整えていく、フガート(2重フーガ)で書かれた部分もあまり弱奏にせず、充実感をもって聴かせる、
sc04 189
特徴めいた表現で気を引くところはないが、緻密に仕上げられた演奏に満足させられる。
n m hay sym 101 you
you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I:101 "Clock":
I. Adagio - Presto
II. Andante
III. Menuett: Allegro
IV. Finale: Vivace

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category: F.J.ハイドン

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弦楽器のサワリ Ⅰ  

弦楽器の弦の振動がどこかに触れていると、ビィーンと当る音がする、ただのノイズと捉えるか、効果的な音とするか、感じ方しだいで、演奏する音楽に合う、合わないもあると思う。
効果的に使う例として、三味線のサワリがある、一番低い一の糸だけナットで固定されず、遊びを持たせてある、また一の糸の下で適度な接触を調整できる三味線もある、 
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一の糸を解放で弾いたときのみ、シャーンとサビの効いた音が出る、

続いて琵琶を見てみる、リュートでいうフレットに該当する柱(じ 又は じゅう)が非常に高く、弦を張った方向に幅が広く、天板部分がある、
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左:薩摩琵琶 右:筑前琵琶
薩摩琵琶や筑前琵琶は柱と柱の間を押え込んで音程も操るが、弦の振動が柱の天板部分に触れて常にビシャンと聞こえるサワリ音を出している、
biwa sawari
これが一般に"琵琶の音"として耳に定着している、
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you tube:熊田かほり 鶴田流琵琶 「壇ノ浦」より
ただし雅楽で使う楽琵琶は柱の真上を指で押え、サワリ音は出さない、源氏物語絵巻に描かれているのはこれだろう、
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you tube:「雅楽を楽しむ」 楽器の紹介その五「琵琶」
「絃が切れやすくなった理由」という意外な展開になる;
(もしかして、酸性雨が原因でガット弦も切れやすくなったとか?、あるいは強く張りすぎとか^^;)
以上、これらの琵琶は形こそ似ているが、内容や奏法は大きく違うようだ、撥の形も様々、
新種として発展した琵琶もあれば、古来から変わらない琵琶も伝承されているところ、日本文化の面白いところだろうか。

PS.楽琵琶のナット?で絃が何故4本とも一箇所に集まっているのか、調べたがわからない;
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category: Instruments

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謄写版印刷  

三が日もはや過ぎ、帰宅していた息子も渋滞を避け、2日に戻っていった。
 
先日のコークスストーブに続いて思い出したのが、学校の謄写版印刷、あのガリ版で原紙に書いて、ワラ半紙に刷っていたやつ、これも昭和の懐かしさ?というか、あまり読む意欲の湧かない印刷物でもあった^^;自分も学校新聞の係などでガリ版で何度も書いた、
この印刷法は1893年頃、T.エジソンが発明した孔版印刷の一種とされる。
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蝋紙の原紙をヤスリ板の上に置き、鉄ペンで字を書くと蝋が落ちる、間違えたら蝋燭を塗って書き直せばいい、ボールペン原紙というヤスリ板の要らないのも出た。
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原紙(薄紙にパラフィンを塗ってある)
油性インクをローラーに付けて原紙上を転がすと下の紙に映るという原理、生徒全員に配る印刷物もこれでやっていた。
*この油性インクとローラーは図工の版画にも使っていた、
その後この転写作業をハンドルや電動モーターを廻せば紙を送ってできる器具もできた。

昭和52年から理想科学工業(株)が出したプリントゴッコは年賀状自家印刷の定番となり、同窓会の案内ハガキにも使われた、
PCプリンターの普及で、平成20年に生産終了、結構長く使った記憶だ、
Print gocco
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感熱用フラッシュ
原理は謄写版と同じだが、カーボン黒で書いた原稿の上に蝋紙を乗せ、フラッシュで感熱させて原版を作り、インクを挟んで押さえた圧力でハガキ等に印刷できた、原稿は墨汁で書いた上に蝋燭を塗っておくと、感熱後、原版からきれいに剥がれ、くっきり印刷できた。
rou.jpg

現在も多量の印刷を安く行う印刷機として、"全自動デジタル印刷機"とか呼ばれるものがある、一言でいえばプリントゴッコをハイテク化したようなもので外見は普通のコピー機みたいで、ボタン操作だけで全自動である、
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印刷の出来もくっきり申し分なし、ただ油性インクなので消しゴムで擦ったりするとインクがズレて汚れてしまうのは昔と同じだ、
小学校ではPTA役員をやったとき使った、全校生徒数(-兄弟生徒数)分の薄~い紙が用意してあった、ほか公共施設にも置いてあって、今は自治会用の印刷物を刷っている、
PTAも自治会も一年間小忙しく似たようなことをやっている;

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弦楽器のボディ  

ヴァイオリン属の楽器は表面も裏面も同じように凸面になっていて、厚手の板を丸ノミで彫り抜いてこの形にしてある、各部の厚みを確かめながらの熟練作業になる、 
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日本の琵琶はボディ裏からネックまで一体の木材を切り出し、胴の部分はノミでくり抜いて表板を貼り、間に空間を設けている、裏側は平たくリュートような球面ではない、接着部分は少ないほうだろう、
gakubiwa.jpg
楽琵琶
有棹弦楽器で接着部分が最も多いのがリュート属になる、
a lute
多くの接着部を隙間なくピッタリと接合させる技術が要る、胴(ボウル)は薄い板(リブ)を曲げて接合させ、球面を作っていく、僅かな接着面で隣のリブと隙間も段差もなく合わせないといけない、製作家によってこの工作のやり方が違うようだ、一例として、間を開けた型に合わせていく方法、
Lute body
これは接合部の裏側に手が入るが、木を一体で切り出した型を使う例もある、
これはリブに段差が生じている例;
alt lute
未熟というより、短時間に作ったという事情かもしれない。
薄い板同士の接合なので補強に内面には布や紙のテープを貼って境目を繋がれる、これは響孔から中を覗いたところ、テープは薄手の和紙のようだ。
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松尾淳 氏製作:アーチlute内面にも段差がなく精度の高い作りがわかる。
なお、リブの枚数は9枚、11枚・・33枚など殆ど奇数枚にされる(偶数の例外もあるとか;)
lutes 02
理由は上向けに置いたとき、真ん中のリブが床面と平行になる(リブが多いと関係ないが;)、また異なるリブ材でツートン構成にしたとき左右対称になる、
こんなところだろうか。
m r lute
ほか、ネック、ペグボックス、ブリッジなど強度を要する接着部がある。温度・湿度の高い場所は絶対に避ける必要がある。
この写真は元々響板が接着不良だったらしい;
theorbo.jpg
リュートの重量はルネサンスluteで0.7kg、バロックluteで1kg強といったところ、厚板の琵琶の重さ(7kg前後)とは比較にならない。

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漬け物  

おせち料理というと甘い味付けが多いので、ちょっと塩気や酸味のあるおかずもほしくなる、昔から馴染んでいる漬け物を思い出してみた、 

塩味系で好きなのが、ぬか漬けほか、高山の赤蕪漬け、高菜漬けなど、ちょっと発酵して酸味も加わる、高菜漬けはご飯に混ぜて高菜炒飯にしてもよい、
akakabu.jpgtakanazuke.jpg
菜っ葉の漬け物は火を通した料理の具にも使える。

甘味系はまず奈良漬け、子どもの頃はお土産でもらい好物だった、福神漬けはカレーの付け合わせでお馴染みだが、インドのカレー料理でも甘いピクルスを付けるのが元らしい、
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ほか好きなのが、小茄子の辛子漬け、和辛子が入るが、酒粕ベースの甘味系で香りもよい。
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あとは酸味系、まずラッキョウの酢漬けがうちは代々好物のようで、家でも大量に作った、まだ酢に漬かりきる手前の、ガリガリ生っぽい頃合いが好きだったり^^蕪を薄く切った千枚漬けも好きだが、家では少し厚めに切って、酢に黄色い和辛子を加えて漬けた。
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お茶漬けと一緒に食べる柴漬けも美味しい、梅酢にキュウリがメインで茄子とミョウガも入っているが、ミョウガが好きなのでもっと多いといい。
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漬け物はそれぞれ野菜の風味と食感が良くて、書いている間にも食べたくなってくる^^

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