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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

圧力低下  

PCのキーボードなど電気機器の埃を吹き飛ばすブロアースプレーだが、これが案外役に立たない;内容量が減ってくると吹き出しが強いのは最初だけで、すぐ缶が冷たくなってきて極端に弱まってしまう、放熱穴の多いアンプも中に埃が溜るので蓋を外して掃除したかったが; 
blower.jpg
吹き出しによって熱が奪われ、内部が冷えると気体は収縮するので圧力が低下するためだろう、殺虫剤やヘアスプレーより吹き出しが強いので余計温度が下がるのではないか、熱を奪って冷やすのは冷蔵庫やエアコン冷房も同じ原理、

これと同じ事が宇宙規模でも起きているらしい、中心に超大質量BHをもつ活動銀河では膠着円盤からBHが吸い込み切れなかったガスが双極方向に高温のジェットとなって吹き出す、
nrao17 01
ほうおう座銀河団(57億光年)の活動銀河:合成画像
一方ジェットの根元付近では熱が奪われるため低温のガスが取り巻いている、低温のガスは収縮して集まってくるので星が生まれやすい場所となる。
nrao17 02
これはこのような活動銀河に予想されるより星の数が多い説明にもなる。

昔の電気掃除のように吹き出し側にホースが付けば十分な噴射力があるが;埃がたつので吹き出しは拡散させた方式になったのだろう。
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category: 宇宙・天体

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バロック楽器の工夫  

現在、古楽で用いられるピッチは結局モダンの標準ピッチに乗っかっている、
モダンピッチA=440hzに対し、
バロックピッチ415hzは半音低い、
ヴェルサイユピッチ392hzは全音低い、
ヴェネチアンピッチ466hzは全音高い、
と半音刻みである、これの一番の理由らしいのはチェンバロで、いつ頃からあるのかわからないが、鍵盤部を一鍵分横へスライドさせ、全体を半音、さらにずらして全音変えたり戻したりできる楽器があって、合わせる楽器のピッチがモダンでもバロックでも対応できるそうだ、
トランスポーズ機能あるいはピッチシフトというらしい、鍵盤部は弦を弾くジャックを撥ね上げるだけで、結合はしていないのでこれが可能、弦やジャックは必要なだけ備えられ、ずらした際の隙間に嵌める板がある。
cem_20190227105943677.jpg
you tube:CBH Transposing the harpsichord keyboards II
このチェンバロ、半音移動したとき、ひどい音だが、平均律であれば調律を変えなくて済む、現代作られる楽器ではこの機能を付けたのと無いのとあるようだ、パイプオルガンでも同じことが出来るだろう、

ほかに、バロック楽器にも様々工夫がこらされていて面白い、これはチェンバロを複数の部分に分解し、コンパクトに収納できる、バロック期のオリジナルから復元されたもの、
cem 02
you tube:Folding Harpsichord - Clavecin brisé - cembalo piegatorio
これにピッチシフトは無理かな;

リュート属にもテオルボというド長い楽器がある、これはチューニングを維持したまま竿を折り畳むアイデア、
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you tube:Foldable Theorbo
これは現代の考案だそうだ。

*最近の電子チェンバロなら、スイッチ一つでいくつかの調律法に変更でき、その調律を維持したまま自由なピッチに変更できる、木製のリコーダーなど微妙にピッチがずれた楽器があり(A=412hzとか)、それに合わせられる。

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category: Instruments

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短調の劇音楽序曲  

今日は、古典派からロマン派にかけて、好きな短調の序曲を3曲取り上げる、いずれも劇附随音楽として書かれたもので、序曲や劇中に演奏される作品だ、運命的な趣きの序奏で始まるのが共通している。 

まずは古典派、J.M.クラウスの「オリンピエ」序曲
ヨーゼフ・マルティン・クラウスは作曲家のほか劇作家、画家としても活躍したマルチな芸術家でもある、音楽作品にもどこか並の感覚とは違う深みを感じさせる。「オリンピエ」序曲は序奏を持つソナタ形式だが、劇的な序奏に主部も短調で続く、展開部は簡潔で再現部も提示部の再現であり、終りにも冒頭の序奏を再現、静かに終り、劇に繋がるという形だろう、簡潔な書き方にも関わらず、クラウスの短調交響曲の魅力が凝縮されたようだ。you tubeにひじょうに良い演奏があった、ヨハネス・シュレフリ指揮、マンハイム室内Oの演奏、
kraus Olympie you
you tube:Joseph Martin Kraus: Ouverture zu der Oper "Olympie"

次はお馴染み、ベートーヴェンの「エグモント」序曲
ゲーテの書いた戯曲「エグモント」に付けられた音楽で、序曲と合わせ10曲があるが、最後の「勝利のシンフォニア」は序曲のコーダと同一だそうだ。
これはF.フリッチャイ指揮、BPOの演奏が昔から好きで、しなやかな音作りながら、フルトヴェングラー時代を継承したような表現が圧倒する、
Fricsay Egmont
you tube:Beethoven - Egmont - Berlin / Fricsay
1958年 DG

最後にロマン派、シューマンの「マンフレッド」序曲
マンフレッドは英国の詩人、ジョージ・ゴードン・バイロンの詩劇に登場する主人公である、これにシューマンが劇音楽として独唱、合唱、orch.による音楽を付けた。力強い和音に続き、緩やかな序奏、じりじりと熱気を帯びてアレグロに入る、
演奏はW.サヴァリッシュ指揮、SKDの1972年の録音が特に素晴らしい、キビキビとした運びで引き込み、[132]アウフタクトからの踏み込みの強さが圧倒し、以降ますます引き付ける、
man o 122
sawa schum
you tube:Schumann "Manfred" Overture Sawallisch & SKD
1972年 EMI
you tubeはLP盤のようだが、これはCD化の音も良好で、滑らかなサウンドでボリューム感も不足ない。

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category: シューマン

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絶対音感とは  

CDには時間もデータとして入っており、再生速度は正確だが、回転速度が正しくないレコードプレーヤーなど絶対音感をもつ人には狂ったピッチで聴けたものではないのだろうか、
絶対音感をもつ人の身になってみないと本当にわからないが、これが音楽をやる上で有利なことも多いが弊害となることもあるそうだ。うちの長男もピアノを習った際、ある程度音高が頭に定着したようだが、べつに必要があってやってはいない。
【移調楽器や現在の基準音(A=440~442)に設定されていない楽器(古楽器等)を演奏する場合、出ている音と譜面の音が一致していないと感じて、演奏に抵抗を感じることがある、
なお現代の標準ピッチ:A=440Hzは1939年、ISA(万国規格統一協会国際会議)で決まった・・Wikipedia】
 
仮にA=440~442hzを基準に音高が脳に定着しているとして、標準ピッチ(440)、バロックピッチ(415)、ヴェルサイユピッチ(392)を比較してみる、
A= Hz
線でつないだ音高はほぼ一致する
表左の現代の標準ピッチでヘ長調で演奏すればそのとおりに聞こえる、約半音低いバロックピッチA=415hzで演奏したらホ長調に聞こえ、さらに半音低いヴェルサイユピッチA=392hzで演奏すれば変ホ長調に聞こえる・・ということか、
F E Es
ただし本人が標準ピッチでない楽器を演奏しようとすると、記された音符と出てくる音が違い、抵抗があるのかもしれない。
上記のバロックピッチやヴェルサイユピッチは現代における古楽のための便宜的な標準ピッチと言えるもので、これらは現代ピッチに対しおよそ半音単位でずれている。この半音単位からも外れる自由なピッチ(A=400とか、A=430とか)はどの音高にも該当しないピッチになる。バロック期など、国際的な標準ピッチが定まっていなかった頃は国や地方により、まちまちだったそうだ、残されたオリジナルの管楽器等から探れるだろう、

リュートのような独奏の多い弦楽器は自由なピッチで手持ちの楽器が最も鳴りやすい音高(又はテンション)に合わせるのが理に叶っており、現代でも任意のピッチを選ぶ奏者がいる、たぶん絶対音感は持たない人だろう、しかし聴き手の中に絶対音感のある人がいたら、何調にも当らない狂った音高なのだろうか。
7c lute02

orch.の総譜にはクラリネット、ホルンなど実音ではなく、演奏に都合よく移調して書かれたパートがある、またバッハの無伴奏vc組曲では変則調弦の曲があり、楽譜は実音ではなく、通常調弦だった場合の弦上のポジションを示す書き方がされている、歴史的にはそれで不都合な人はいなかったということか、
あのモーツァルトも相対音感はあったが絶対音感は持たなかったと言われる、国際標準のなかった当時、各国を演奏旅行して、そりゃ持ちようがなかったと思うが。

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category: 演奏について

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古典派の短調:Haydn Sym No.80  

ハイドンの短調交響曲は疾風怒濤期を経て、新しいタイプの作風に進展していく、今日のNo.80は斬新な内容を持つが、短調の魅力を期待すると、肩すかしを食う;ゴットフリート Von Der ゴルツ指揮、フライブルク・バロックOのきりっとした古楽orch.で聴く。
goltz hay sym 80
交響曲No.80 ニ短調 Hob.I:80
ゴットフリート Von Der ゴルツ指揮
フライブルク・バロックO
harmonia mubdi 2008年

第1楽章、迫り来るようなニ短調の第1主題で始まり、しばし引き付ける、
sc01 1
しかし提示部の最後にヘ長調のじつにおっとりした第2主題が出て締めくくる、
sc01 57
展開部も第2主題で入り、両主題のせめぎ合いの場でもあるが、さすが深い聴かせどころとなっている、いつの間にか第2主題が優勢になって終わる。
第二楽章は優美な主題で始まり、ソナタ形式の緩叙楽章として特に傑作ではないだろうか、flがvn1と重なり彩りを加えるところが多いが、[24]からflトラヴェルソが長く奏でる音は清らかで一段と引き付ける、
sc02 23
メヌエット ニ短調で3つの拍を踏みしめるメヌエットはモーツァルトのNo.25にも近い感覚、トリオは交響曲No.26にも登場したグレゴリオ聖歌風の主題で印象づける。
終楽章 Presto この楽章は2拍子でvn1はアウフタクトから繋がるシンコペーションで書かれ、vn2はこのとおり、
sc04 1
また[110]からはこのパターン
sc04 110
聴いていて、どこが小節の頭なのか錯覚で掴み辛く惑わされる、しかし展開部の聴きどころもちゃんと置かれる。
hay sym 80 you
you tube:J. Haydn - Symphony № 80 d-moll. Hob I: 80

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category: F.J.ハイドン

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便利小物:まとめ  

これまで記事にした、便利な小物についてまとめてみた、楽器、オーディオ、その他本来の用途以外のものが多い。
 
結束バンド・マジックテープ
電線を束ねるのが主な用途だが、結束バンドの大きいのは犯人を確保したときの手錠代りにもなる^^、幅広く使え、最小サイズは何かと便利、
カメラの電池蓋が閉まらなくなったとき、ストラップ穴に通して、
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ただし、電池交換のたび、切ることになる;
マジックテープなら繰り返しOK、
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リュート属には第1フレットが締めにくいタイプがあるが、結束バンドで締めやすい、
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ケースの取手が壊れたときも、布ベルトを巻いて止めた、
20160907.jpg

筆刷毛
リュートの弦を張った所は響板に埃が溜まる、弦の間から掃き掃除ができる、
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水平器
測量用の水平器だが、ターンテーブルやヘッドシェルの水平確認に、
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小型電子秤
格安の某(中)国製が結構正確で針圧確認に、
sinatu01_2018021211400129a_201902231436360db.jpgsinatu02_20190223091629223.jpg

ピンセット型ラジオペンチ
挟む部分にギザギザがなく力も入り、カートリッジのリード線の脱着に最適、
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簡易顕微鏡
レコードの音溝の状態、埃などよく見える、
microscope03_2019022309162776a.jpgmicroscope02_2019022309162642c.jpg
台座を工夫すれば針先の確認もできそう、

ヘアクリップ
普通の櫛やブラシでは髪が絡んで梳かせないとき、適度に隙間があって梳かしやすい、
20170823.jpg

竹串
リュート弦の取り外しで、絡まった弦を引き出すのに楽器に傷を付けず使える
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細丸ヤスリ
弦楽器を持っていたら弦周りの調整に必ず必要になる。
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category: 趣味のハンドメイド

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平たいウルティマ・トゥーレ  

1月に人類が探査機で接近撮影した最も遠い小天体「ウルティマ・トゥーレ」について書いた、2つの小天体がくっつき合った姿をしており、大きい方がウルティマ、小さい方がトゥーレと名付けられた、先頃までほぼ球形に近い天体がくっついた雪だるま形と見られていたが、その後探査機ニューホライズンズがフライバイで太陽が逆光に近くなる角度で捉えた画像によると、背景の星の光を遮る範囲が意外に狭いことがわかった、 
001_201902221048080b1.jpg
カイパーベルト天体2014 MU69「ウルティマ・トゥーレ」
探査機ニューホライズンズは高速で通り過ぎながら、露光時間を長く撮影するのでウルティマ・トゥーレはブレているが背景の星はブレない。
これまで14枚の画像で動画を作成したところ、ウルティマ・トゥーレは球状ではなく、平たい形をしているらしい、まだ詳細には掴めていないので、ウルティマは薄ければパンケーキ、厚くて饅頭くらい、トゥーレのほうは丸餅みたいな形とみられる、
動画:ジョンズ・ホプキンズ大学
今回新たに推定された形状、ただしウルティマ・トゥーレの全体像は観測できておらず、太陽光のあたらない部分もあるため、厚みの推定にはいくらか不確定性(水色の破線)がある。
new view
(資料:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute)
言われてみればだが、以前発表されたこの画像、球体というほどの陰影は見られず、平たい面に近いようだ、網で焼いた丸餅がくっついたようにも見える^^
UltimaThule_NewHorizonsAppere_1000.jpg
表面の赤茶色はカイパーベルト天体に多いが、雪玉に塵が積もったのだろうか、接合部分が白っぽいのが目立つ、ここだけ衝突時に塵が弾き飛ばされたとか・・?
どうして、このような平たい形状になったのか、新たな謎となった、ニューホライズンズのデータはまだ全て送信されていないので、今後詳しくわかるかもしれない。

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category: 宇宙・天体

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W.サヴァリッシュ:Schumann Sym No.1「春」  

拙宅の玄関に表札はなく、郵便受けの簡単な表示がそれを兼ねている、自治会長の表札だけご大層なのを預かったが、掛けるところがないし面倒なのでドアホンに針金でぶら下げてある、あとしばらくだが; 
jichikai_20190221090253a16.jpg
白地に黒文字でよいと思うが;自治会用表札を専門に作っている業者さんもあるのに驚いた、プレートに文字を掘り込んで耐久性の良い樹脂を流し込み、擦れても消えない、長く引き継げるというわけだ;

さて、春ももうそこまで、というところで、シューマンのSym No.1「春」をW.サヴァリッシュの指揮、SKDの演奏で聴いた、
20160505.jpg
交響曲No.1変ロ長調「春」
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン

sawa schu sym 1 lp
この曲はシューマンは初め各楽章に<春の始まり><夕べ><楽しい遊び><たけなわの春>という標題を付けたが、後に取り消しているそうだ、しかし相応しい標題で4つの楽章を持つ交響詩のようでもある。
第1楽章、序奏部は冬の終りだろうか、雪溶け水が大きな流れになるようだ、主部に入るとこの弾む動機が活気づく生き物達のように楽章を埋め尽くす、
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サヴァリッシュは心地よく快速に入リ、きりっと整った感覚で進める、自由度のあるソナタ形式、展開部では先述の動機のリズムが弱奏からじりじり盛り上げ、シューマンらしい魅力だ。
第2楽章もシューマンが付けた標題に相応しい、ベートーヴェンの緩叙楽章を手本としてると言われ、充実をはかっている。
第3楽章は続けて入り、ニ短調のスケルツォだ、2つのトリオを持ち、第1トリオは第1楽章の主題が引用される、
終楽章は序奏を持ち、<たけなわの春>の主部に入る、快活で華々しく終わる。
録音はホールの響きをよく捉え、耳心地よいサウンドが拡がる、内容も詳細に聴き取れる好録音である。
sawa schu sym 1 you
you tube:Symphony No. 1 in B Flat Major, Op.38 'Spring' (2002 Remastered Version)
you tubeは全楽章続けて再生される

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category: シューマン

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高齢化・空洞化  

またまた地元の話で恐縮、ここ数日こんなネタしか書けない;
当地でもかつて、何箇所か山を削って段々畑型の団地が作られ、名古屋方面などへ勤める人のベッドタウンになっていた、特急に乗れば早い、駅前も店舗が多かったが、住人の多くが定年世代になり、その子世代は別の地に居所を置くようで、後の住み手がない、
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こういう団地は坂道が付きもので、初期に出来た区域は区画が小さく急坂で、道路から玄関まで階段だがスロープを付ける余裕がない、高齢には住みづらく空き家となっている所もある、団地のすぐ麓にあるコンビニは生鮮食料品も置き、スーパーを兼ねる品揃えで徒歩の高齢者に対応しており、少し離れたスーパーは閉店した。車に乗れなくなるとちょっとした距離も大変になる、一律100円で乗れる市内巡回バスを市が運営していて、利用者も多い。
駅前の店舗はシャッターの下りた所が一気に増えた、長く続いているのはこのチェーン店の弁当屋さんくらい、
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揚げ物など火を通すものは注文を受けてから調理する、ご飯も上手く炊けて暖かい、こういう店は需要が続くようだ。
3月3日は町内の集会でわりご弁当を注文するが、数が多いと仕出し屋さんに頼むしかない、これは冷めたのになる、お茶も酒もヒヤで我慢してもらう^^
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数年前まで、やかんで燗酒を用意し、いちいち湯呑みで配っていたらしい、みんな腰が落着き、さっさと終われない;

ほかにもかつて繁華街だった所も岐阜の柳ヶ瀬と同じく、シャッターの下りたところが増えた、郊外に敷地の広い新しい商店街が建ち、かなり大型のスーパーもあるが、だだっ広い店内を疲れるほど歩き回っても案外、欲しい品がなく無駄足が多い;
最近は衣類や履き物さえネット通販を利用してしまう、各部の寸法が細かく表示され、手持ちの衣類の寸法と比較すればほぼ失敗なく注文できる。

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category: 時事・雑記

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セルフうどん  

今日も音楽はお休み、自治会の区長が困った様子で訪れ、「教育委員会系の少年補導委員を頼めないか」という用件、前任者が高齢で、自治会に後任の選出を頼まれたらしい、こういった役は自治会など地域の活動経験のある人が頼みやすく、"後職"として廻ってくるのが慢性化している;他の人に頼もうにも、既に別の役についていて、兼務は大変だし・・まあ月一回程度で2時間弱の軽い役らしいので受けた、もっと忙しい役もある。
 
さて昨日の話の続きになりそうだが、当地岐阜や愛知は関東と関西の中間である、食文化の境も興味あるところ。因みに自宅でうどんやそばを作るときは、鰹だしの濃口にずっと馴染んでいる、近所も同じかどうかはわからない;
地元のセルフうどんの店は自宅付近ではなくなったが、少し離れた所に残っている、
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中部のチェーン店、名古屋にはきしめんもある
面白いのはうどんとそばの汁は濃口と薄口の注ぎ口が用意されていて、好きなほうを選べる、両方をブレンドする手もあるが、やったことはない;
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関東や関西の店でも両方用意されているのだろうか?
愛知周辺では削り鰹も薬味として乗せるのでそれも用意される、また天ぷらなどトッピングするもの、丼物、ご飯やいろんなおかずもあって、セルフの和食処といった店である、お値打ちなのでまた行ってみたい。
以前も書いたが、カップうどんも両方あり、当地では濃口が普通に置かれている、これは京都で買った薄口でスープの袋の色が違う、
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地図上では赤ラインの所が一応、濃口か薄口か納品の分かれ目らしい、
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三河より東は徳川家の食文化、福井~富山は加賀の前田家が豊臣家寄りで影響を残しているとか・・そんな見方もできそうだが?地図上は山岳で三河とは隔たっている。
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幹線道路沿いなど、コンビニ一軒隔てるとカップうどんが変わるところがあるはずだが、境界付近の人々はどっちなのか気になる^^

以前は関西の落語や漫才、吉本新喜劇など大好きであったが、近頃は東京落語が好きである、子供の頃はうどんが多かったが、今は七:三でそばを食べることが多い。

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category: 時事・雑記

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方言境  

拙宅のある場所には父の代から住んでいる、父の出身は三重県の南部でたぶん職を求めてだろうが、どういう経緯でここを居所としたのかは聞かずじまい;名古屋に近い手頃な所だったというあたりか? 
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父方には親戚がいて、子供の頃は度々行っていた、父も三重訛りで喋るので半分は自分の方言でもあった、今も三重の言葉を聴くと懐かしくほっこりした気分になる。またいつも出かけている桑名は距離的には半分以下で近いが、殆ど同じ三重の言葉である、
たぶん、伊勢湾にそそぐ木曽三川が文化圏の大きな境を作っていると思われる、また濃尾平野の西には養老山地、鈴鹿山脈があるが、県境がすべてそうではなく、平地続きの部分もある、
また母方の豊橋は当然、三河系の言葉で、拙宅の岐阜の言葉はこちらに近い、豊橋から徐々に北上すると名古屋弁、犬山弁、岐阜弁へとかわっていくのかもしれない、殆ど濃尾平野の範囲だが、移動すると結構遠い。
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また木曽三川の中州の地域はどっちなのだろう、大垣市、養老町あたりは三重と岐阜が平地で繋がる所であり、気になる^^
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どこかに中間的な言葉はあるのだろうか?こればかりは自転車に乗って、数キロおきに土地の人と話してみないとわからない、ただしコンビニの店員さんは標準語なのでわからない;
今は自転車どころか自動車でこれだけの距離運転するのもきつい;;
いつも自宅裏の駅から電車を乗り継ぎ、このあたりの人はどんな言葉だろうと考えながら流れる景色を見る・・
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名鉄駅
下りた駅で方言は変わる、線路はずーっと繋がっているのに、子供の頃から不思議に思う^^
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近鉄

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category: 時事・雑記

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J.S.バッハ:suite E Minor BWV 996   

先日のバッハBWV 997に続き、今日は組曲BWV 996について、これもリュートハープシコードのためだろう、一段と鍵盤音楽的な書き方に思えるが簡素であり、バッハの本格的な鍵盤作品とも言えず、真作ではない気もする、原曲どおりには困難だが、リュートでの演奏の可能性も残したようなところもある。原調はホ短調で書かれ、これはギターには合うがバロックluteには不具合な調で、マリオ・ダゴストはト短調に移調している、 
M DA BachM DA
1曲目のPreludeはパッサジォとフーガで構成される、緊張感を帯びた自由なパッセージにフーガが続く、
bwv996 01
短いがストレッタで書かれ、ギター、リュートへの編曲に乗せやすく(とは言えかなり難しい;)、充実している、
bwv996 tab
ト短調に移調したLuteタブラチュア例
フーガはPrestoだがさほど急速にせずともよい。
アルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレ、ジーグと定番の舞曲が続くが反復での装飾を十分楽しませる、最後のジーグは結構速めに弾いているが、リュートならではの音色、音量の変化を巧みに、声部の流れを聴かせる、
bwv 996 02
Gigue
なおかつゆったり落ち着いて聴けるのは大変な技だと思う。
M Da bwv996 you
you tube:Mario D'Agosto BWV996
I. Prelude
II. Allemande
III. Courante
IV. Sarabande
V. Bourree
VI. Gigue

次にエリザベス・ファーのリュートハープシコードによる演奏、
E F BachE F
これを聴くとまさに鍵盤音楽らしく聞こえる、
E F BWV996 you
you tube:Elizabeth Farr BWV996
I. Prelude - Presto
II. Allemande
III. Courante
IV. Sarabande
V. Bourree
VI. Gigue
リュート的な語り口も聴かせるが、この楽器ならではの魅力で楽しめる。

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category: J.S.バッハ

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初めての珈琲  

拙宅の地元は日本で最初の飛行場が作られた所で地形が天然の滑走路のように平たく、縄文遺跡が多数見つかっている、周辺の山には古墳や須恵器の窯跡も多く、古代には栄えた場所らしい、しかし内陸で木曽川に阻まれているせいか、その後都会にはなっていない、今でも中途半端に田舎である。 
Gifu_airfiled.jpg
名古屋に通勤可能な距離なので、昔は父が仕事帰りに買ってくる街のお土産が楽しみだった、コーヒーもその一つ、
coffeept.jpg
自分がまだ幼稚園にも行ってない頃だったか、インスタントコーヒーなんて無かったので、挽き豆で煎れるしかなかった、どんな方法で煎れたか憶えていないが、タモ型の布袋を見た記憶がある、コンデンスミルク(加糖練乳)を入れていたのもよく憶えている、
Condensed milk
これ、随分昔からある、当時は砂糖を兼ねて入れるのが流行だったのか?
初めて飲んだとき、ひじょうに美味しかった記憶がある、幼児が飲んじゃいけないけど、こういうのを見れば興味津々だろう;コーヒーの香りは都会のイメージだった、
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今でも挽き豆のコーヒーの香りがすると、その頃の記憶が湧いてくる(インスタントじゃだめ)、コンデンスミルクなんて、その後○十年と買ってきたことがない、今は濃いコーヒーにミルク&砂糖をぶつけた味が好みだし、また試してみようかと^^

限定品かもしれないが、レトロなカップもある、これもNoritake製だそうで、昭和風に再現したデザイン、
noritake 01
noritake 03
シンプルで、すがすがしい感じがする、
レトロとアンティークは辞書を引かなくてもだいたいわかる、アンティークは古くからある美術的価値の高い工芸品等のデザインを指し、レトロは過去の特定の時代(人の一生の範囲)を彷彿させる物品デザインに使われる。

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category: 時事・雑記

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ボラ  

なんで今日はボラの話かって、根拠はなく、こんな話題しか書けない^^;
過去にハゼ釣りに出かけた折など、ボラが水面近くを泳いでいるのが目に付いた、
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河口付近の汽水域に多く、水質が結構汚染されたところにも居る、こういう場所のは臭みが強いらしいが水質の良い場所のなら臭みは少なく、雌の卵巣で作るカラスミは珍味とされる、
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雑魚のようで高級魚でもある;
よくボラの大群が押し寄せてニュースになったりする、これは隙間なくボラ!;
bora 2
you tube:船だまりにボラの大群 大洗町の涸沼川
これだけ居ると酸欠状態、水面で鼻上げ呼吸するしかない、捕って食おうなんて気もおきないかな、海鵜さえ敬遠しているように見える^^;
ボラの餌は水底の沈殿物=デトリタス (Detritus) で、生物遺体や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする有機物粒子、だそうで泥と一緒に捕食し、河口付近の掃除屋かもしれない、これが全部死んじゃったらえらいことになりそう;

昔、東京湾は江戸の住民が出した生活排水により適度に汚れ、それが植物プランクトンの肥料となり、「江戸前」の魚介類や海藻を豊かにして、江戸前寿司、浅草海苔、佃煮、深川丼、といった名物もできた、
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深川丼
江戸の街と江戸湾に上手く生態系が続いていた。
昭和20年代頃からは汚染が進み過ぎて、富津岬より南の外海に近い側が漁業の中心だった時期もある、
tokyowan.jpg
そんな時もボラは河口近くで健在だったのだろうか;排水垂れ流しだった昭和30~40年代は川も海もほんと汚かった;
現在、東京湾の水質は改善傾向にあるようだ、
東京湾環境情報センター
特に有機物の量を示す化学的酸素要求量(COD)の値で汚染度がわかる。

PS.ハゼは掛かっても暴れないので、釣れたかどうか上げるまでわからない;
haze_20190215124536234.jpg

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すぐに溜まる不要品  

いつも使う食器は限られていて、数年使ってない物はこの先も使わないに決まっている、料理の器など、よくこんなパッとしないもの買ってきたな、と思うわりに形状が手頃でよく使うのもある;コーヒーカップや湯呑みなど来客用でも4つ程あれば十分だが、無駄にたくさんあり、景品でもらったセットものなど溜まっている、処分しようと箱に詰めたところ、
syokki.jpg
カミさんが食器棚に戻したのがあった、このコーヒーカップはもったいないという、
cup 1
底をみるとNoritakeとある、どこかで聞いたような、調べたら今も現行品として出ている、良品なんだろう;
cup 3
ちょっと形状がレトロっぽく見えたが、
*因みに昭和のコーヒーカップといえばこんな感じで、うちにもあった、
cup syowaSugar Pot
すっごく懐かしい、取っ手は指を通さず摘まむタイプ、右は現役で使っているS30年代のシュガーポット、こういうのは特別?だけど、
百円ショップの普段用やこの景品ティーカップを残して、良品を処分しようとしていた;
cup 2

これはさておき、昔から町内の会合っていうと、集会所に沢山あるこんな湯呑みで役員の奥さん達がお茶を出し、
yunomi.jpg
集会所用定番湯呑み
一升瓶酒もこれに注いで回り、いちいち洗って片付けていたが、今はペットボトルのお茶や缶ビール、酒も紙コップである、
寄付された湯呑みもあるが既にいっぱいだし、まず使わない;

食器棚以外にも、自宅内にある物品や衣類、物置に溜めてある物、もう8~9割方要らないものだ、アップライトピアノも使わないので搬出したらかなりスッキリする^^;
まあ、自治会が終わったら、ぼちぼち片付けていきたい;

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J.S.バッハ:Partita C Minor BWV 997  

バッハが書いたリュートのための作品というのはおそらくリュート風の趣きを持ったリュートハープシコード(ラウテンヴェルク)のもので、鍵盤譜で残されている、その一部のみ当時のリュート奏者による本当のリュートで弾くための編曲譜(タブラチュア)も残っている。現代のリュート奏者は移調したり、技巧的な工夫をして全曲演奏も行っている。
また、G.レオンハルトもバッハの通常の鍵盤作品にはない魅力を見いだし、チェンバロを用いた録音を行っている。
今日はその一つ、パルティータ ハ短調BWV997について、 
この曲はバッハの真作か疑わしい要素もあるが、深い味わいを湛えている。
まずはマリオ・ダゴストのバロックluteの演奏、これはいつも枕元の音楽として聴いているが、リュートの音がウォームタッチで落ち着く、
あまり張り詰めず、脱力感で聴かせるのもリュートに相応しい。
M A bwv997 you
you tube:Partita in C Minor, BWV 997:
I. Prelude
II. Fugue
III. Sarabande
IV. Gigue - Double
2曲目のフーガは複数のテーマが重なって行くタイプで解析が複雑だが、五線譜なのでまだ見やすい、途中中間部が置かれるが、ダ・カーポでフーガに戻って終わる。
*プレリュードで気分を鎮め、フーガで大抵眠りにつく^^
sc bvv997
ダゴストは声部のラインを聴きやすく、またバス弦の適切な消音もきちんと行い、なおかつゆったりした感覚で聴かせる、また4曲目のGigueの反復にそのDoubleを持ってきている、効率的なアイデアである。

次にエリザベス・ファーのリュートハープシコードによる演奏、リュートとはかなり違う音だが、バス音と上声のタイミングをずらしたり、間(ま)を置いたり、リュート風の物腰を模倣しているのが面白い。使用している楽器には消音機構がなく、余韻が重なる。
E F bwv997 you
you tube:Lute Partita in C Minor, BWV 997 : (Elizabeth Farr)
I. Prelude
II. Fugue
III. Sarabande
IV. Gigue
V. Double
なお、これらの作品をリュートの音域で弾くには鍵盤譜よりオクターヴ低く取る必要があるが、E.ファーは適宜、鍵盤譜どおりの高い音域を弾いて変化をつけている。

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category: J.S.バッハ

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煎餅とあられの違い  

「煎餅」と「あられ」、さらに「おかき」という干菓子があるが、まず煎餅はうるち米で作ったもの、あられは餅米で小粒にしたもの、おかきは餅米で大きめに作ったものという分け方がある、また煎餅は薄く平たい形状という定義もある、材料も米に限らず、小麦粉ほか他の穀物類を使ったものもあり、明確な区別はしにくい、あの「かっぱえびせん」など形状はあられになりそうだが(名称はスナック菓子)、メーカーのネーミングしだいでもある。
洋風に仕上がり、煎餅とウエハースの中間的なものもある; 
9836053_3L3.jpg
古くは縄文時代、穀物や木の実をつぶして丸め、火で焼いたらしい「縄文クッキー」と言われる炭化遺物が見つかっている、

さて、地元には袋菓子や、昔駄菓子屋にあったものを含め、品数を揃えたチェーン店があり、スーパーの隣にあったりする、
moriya.jpg
日持ちする菓子だけを扱っている
休日は子供連れの客で賑わう、子供は数十円のお菓子一つにも拘りがあり、入念に選んでかごに入れていく、
また、集会や親睦旅行の菓子(おつまみ系)を数十人分買い込むにも値打ちで助かる、3月に自治会の年度末集会があるので、これを90個ほど予約した、
DSCN7150.jpg
大人用は手頃な値段で無難なもので即決め(考えない)^^;
ついでに自分がほしいものも、
DSCN7149.jpg
カレーあられはやっぱりこれだ、
品数が多く、コンビニやスーパーにはない菓子があり、ふだんもここに寄るのが良いかも。
DSCN7151.jpg

PS.牡蛎味の柿の種(亀田製菓)が瀬戸内と東北ヴァージョンがあるって、マニアック^^
kaki kakinotane

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category: 時事・雑記

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残りの町内仕事  

年度末まで、日数的にはあと少しだが、自治会の行事は3月31日まできっちりあって最後が長く感じる;締めは4月にずれ込む、神社や集会所、公園の掃除はいつもしているが、自宅の掃除は物品が散らかっていてやれない;
binder_201902111137541be.jpg
しかし年中、あちこちから届く印刷物が多すぎ、一応すべて回覧にまわすが、こんなの全部目を通す人いるだろうか、重要なお知らせ文書から上に綴るが、見る見ないは個人の責任、出す側も一応配布して義務は果たした、それの繰り返し、紙の8割方は無駄かもしれない、

町内の公園の管理もしているのだが、砂場の砂が減っている、
sunaba.jpg
ベンチが古くて壊れた所もあり、とりあえず伏せてある、ここまでボロいのが置いてあったとは気付かなかった;
koen01.jpgkoen03.jpg
こんな感じの品があれば代わりに置いてもいいけど、緊急の事でもないし・・
bench.jpg
処分するだけでもいい、公園はいつも人は見かけず、夏は"草刈場"になるだけ、まあ災害時、架設住宅の設置場所に使えるといったところ。
koen02.jpg
ほかにもいろいろ思いついて、3月までにできるだけやっておくか、次年度の人に頼むか、迷うところ;まず残りの催しをこなすのと、書類のまとめや会計報告など引き継ぎ準備を万全にするのが先決だし;そんなこんなで、やりだしたら一日つぶれる。

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クリーニング剤  

車のタイヤのような黒いゴム製品は古くなると白い粉を吹いたように表面が白化してくる、うちの電子チェンバロC-30もボリュームつまみがゴム製で白くなってしまった(長く触っていないせいもある^^;)酸素やオゾンと結合するらしい、
c-30 01
このようなゴム用のワックスもあるが、
crc.jpg
使ってよいのかわからないので、ひとまずエタノールで拭くだけにした、
c-30 02
また日が経つと白くなるかもしれない、また考えるが、ここはゴム以外の材質にしてほしい、ゴムは消耗品でスピーカーのゴム製エッジなどもいずれ劣化する。
menbou.jpg
一応無水エタノールは導電性がないので、電機製品のクリーニングには安全。

カートリッジ周りのクリーニングをしたが、見た目大して変わりない;
ATT33PTG II
ゴムじゃないみたい;

リュートのペグには回転調整剤のコンポジションを塗るが、何度も重ねて塗っているので、古いのを拭き取ったほうが良いときもある、
20170822.jpg
conposi_20190210083211db1.jpg
ペグの穴側に着いたのは綿棒にエタノールを含ませて掃除するとよく取れる、ただしエタノールはセラックニスの溶剤でもあるので、楽器の塗装面には着けないないよう注意が要る。

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category: Instruments

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宇宙の奥行き  

言葉のニュアンスというのは辞書の上では同義語でも使われ方の影響で微妙に違って捉えられる、「距離」と言うと万能語で、「隔たり」「奥行き」あるいは「distance」というと何か別格な印象、宇宙には相応しいようで、個人的には「奥行き」がピンとくる、
とりあえず、ここでは「距離」を使うが; 
Hubble_Extreme_Deep_Field_20190209100642e55.jpg
Hubble Extreme Deep Field
先日も宇宙の距離を求めるハッブル定数に触れたところだが、
重力レンズで捉えたハッブル定数
関連してくるニュースがあった、先日と同じくクエーサーを利用した研究結果であるが、こちらはクエーサーそのものの解析による。
クエーサーはその中心の超大質量BHが周囲の物質を猛烈に吸い込み、極めて明るい光を放つ活動銀河で、宇宙初期に近い遠方でも観測できる。物質を吸い込む際の摩擦で紫外線がさらにエネルギーの高いX線へと変わる、
Supermassive_black_hole_node.jpg
中心が超大質量BH、周囲を回る物質の降着円盤(オレンジ)、強い紫外線が円盤の周囲の高エネルギー電子(青)と衝突し、X線となる。【資料:ESA (artist's impression and composition); NASA/ESA/Hubble (background galaxies)】
クエーサーが放つ紫外線とX線の明るさの間には、一定の関係があることが前から知られていた、これからクエーサーの本当の明るさがわかり、観測上の明るさとの差から距離を推定できる、これもケフェイド変光星やIa型超新星のような「標準光源」となり、Ia型超新星よりずっと遠くを測定できる。
遠方のクエーサーの距離が多数わかれば、宇宙膨張の変遷もわかってくる、伊・フィレンツェ大学のGuido Risaliti氏、英・ダーラム大学のElisabeta Lusso氏らはXMMニュートンなど7000個以上のX線データを過去の観測から集め、これを地上のSDSSによる紫外線観測と組み合わせ、1600個のクエーサーの距離を求めた、この測定は宇宙の120億年前までをカバーする、一方、Ia型超新星は80億年前までをカバーするがこの80億年の範囲では宇宙膨張速度の値はほぼ一致する。しかし、もっと遠くの膨張速度は今回のクエーサー観測による結果と「標準宇宙モデル」とされてきた予測と食い違いがあるという。
15681_distance.jpg
クエーサーでしか調べることができないグラフの右の方(初期の宇宙)で、両者に食い違いが見られる【資料:Courtesy of Elisabeta Lusso & Guido Risaliti(2019)】
こうした食い違いは先日挙げた「ハッブル定数」も同様で、超新星や銀河団など近傍宇宙の観測で求めた値と、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)から求めた値に開きがある。
標準宇宙モデルに新たな要素を加える必要があると考えられている、解決策の一つが、標準モデルでは一定とされるダークエネルギーの密度が宇宙の年代の経過とともに増えていると仮定してみることだ。そこで今後、期待されるのがESAが2022年に打ち上げを予定している、宇宙望遠鏡「ユークリッド」である、
Euclid.jpg
Euclid
ユークリッドは100億年前までさかのぼって宇宙膨張の様子を観測し、ダークエネルギーの正体を調べるのが目的だ。

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category: 宇宙・天体

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E.ウォルフィッシュ:Haydn vn con No.4  

ハイドンといえば巧みな音の構造で楽しむSymやSQを聴くことが多いが、ソロ楽器が活躍するコンチェルト、その旋律も魅力な作品が多い、最近ではチェロ ConならNo.1 D major、ヴァイオリン ConならNo.4 G majorが気に入っている。
ハイドンの協奏曲には別人の作品が紛れ込み、ホーボーケン番号に含まれるものが多い、まあ作品の作風、出来栄えを聴けば見当はつく、No.4は自筆譜は残っていないがまぎれもなく真作だろう。今日はエリザベス・ウォルフィッシュのバロックvnとOrchestra of the Age of Enlightenmentによるvn Con No.4の演奏。ハイドンの古典派初期の雅やかなスタイルと、vnソロ、orch.のしなやかタッチの演奏が心地よく溶け合っている。 
20141105_201902081050538e5.jpg
ハイドン ヴァイオリン協奏曲No.4 ト長調 Hob.VIIa4
エリザベス・ウォルフィッシュ:vn
Orchestra of the Age of Enlightenment

第1楽章、Allegro moderatoは定型どおりの書き方、似たような曲は多くの人が書いているが、主題とソロパートの味わいはさすがトップクラスだ。
vnソロの[33]あたりの表情が一味加えて良いところ、
sc01 32
第2楽章、Adagio 後期のハイドンのような個性は強くないが、それだけ純粋に磨かれた美しさを味わえる。
終楽章、Allegro 急速感があり、ここはハイドンらしい快活な喜びに満ちている、C.P.E.バッハのコンチェルトのスタイルも感じさせる。ウォルフィッシュのvnソロはしなやかな美音で、切れ味も聴かせる。
hay vn con 4 you
you tube:Violin Concerto in G major Hob.VIIa: 4:
I. Allegro moderato
II. Adagio
III. Finale : Allegro

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category: F.J.ハイドン

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光アナログ録音  

昔、学校の体育館でやった映画鑑賞会は音声ワウフラッターがひどかった、映写機のフィルム送りは音響的にはレベル低かったようだ。
映画の映像と一致した音声録音が可能になったサウンドトラックは初め光学方式だった、
撮影現場で直にサウンドトラックに収録されたのか、同じ現場だが録音機は別で後からタイミングを合わせて合成したのか、残ったフィルムから推察するしかないが。 
光学式の原理は三角窓を通した電球の灯りを鏡が反射させ、その鏡の角度をマイクロフォンから来る音声電流の変化に従って振動させる、三角形の灯りの反射像が上下に揺れて、細いスリットに通すと、幅が広い、狭いの変化となって光量が振動する、この光を移動していく撮影フィルムに併設したサウンドトラック部分に感光させる、
ind080604.jpg
(TDK Techno Magazine)
フィルムに写った光の強弱振動がレコード盤の音溝に相当する光のアナログ録音である、映写機ではフィルムに記録された光の強弱信号を光電管で電気信号に戻し、SPで音声を再生する、光学フィルムの"感光"をそのまま利用した録音で上手いこと考えたものだ、ただ動画より音声が少し先行した状態に記録される、コマ送り動作している所には録音できないので、手前の定速送りの部分にずらすことになる。フィルムの複製は音声共に簡単に焼き付けられる、しかし光学式は音質を良好にできない難点があり、音楽専用にはならなかったようだ、のちにサウンドトラック部を磁気テープと同じ方式にしたフィルムが作られ音質が向上した。
cinema.jpg
コマ送りの銀塩フィルム撮影とか、盤面に溝を彫って音声を記録するとか、機械式で原始的な方法が長く続いたが、それなりにクウォリティを高めた技術の歴史には驚く。
現在は映画撮影はCGを含めデジタル方式が殆どだが、従来のフィルム映写機で上映できるよう、銀塩フィルムに転写(キネコ)されたものも配給されていた、現在は映画館の上映も3D映画が牽引してデジタル映写機が8割以上になるそうだ、実際、映画館でどの方式で上映されているか、など意識したことはないが^^;

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category: 映画・TV・DVD

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古典派の短調:J.M.Krausの作品  

ドイツ出身で、先日のボッケリーニとは逆にヨーロッパ最北のスウェーデンに移って活躍したのが、ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)である、初めて聴いた頃、こりゃ只者じゃないと思った。 
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Joseph Martin Kraus
クラウスは疾風怒濤の潮流を継承し、交響曲はマンハイム楽派のスタイルを、またJ.S.バッハ直系の対位法を習得(彼の師、J.C.キッテルは大バッハの弟子であった)、さらにC.P.E.バッハやC.W.グルックの劇的な作風の影響も受けていると言われる。
彼は早くから交響曲を手がけ、失われた作品を含むとかなりの数に昇ると推測されるらしいが残されているのは14曲である。
まず1曲目はニコラス・マギーガン指揮、Capella Savariaによるくっきり誠実な演奏で、sym嬰ハ短調 VB140
n m kraus vb140
you tube:Symphony in C sharp minor, VB 140
I. Andante di molto,Allegro
II. Andantino
III. Minuetto I, Minuetto II
IV. Allegro
このように短調Symで第1楽章に序奏を持つ曲は他に憶えがない、グルックの歌劇序曲を思わせる、(参考:C.W.グルックの歌劇「アルチェステ」序曲、you tube:Gluck Alceste Overture John Eliot Gardiner
主部の動機が鋭いトレモロで始まるのも革新的だ、序奏部や第2楽章の対位法も深みがある、作曲されたのは1782年、ハイドンがNo.78ハ短調を書いたのと同年である、音楽修行の旅でウィーンを訪れたクラウスはハイドンに献呈するため、1783年この曲をハ短調(VB142)に改作している、また同年ハイドンはNo.80ニ短調を書いている。
クラウスのSymハ短調 VB142をG.アントニーニ指揮、Kammerorchester Baselの演奏で、
g a kraus s c moll you
you tube:Kraus Symphony VB 142 | Giovanni Antonini | Kammerorchester Basel
第1楽章の主部は大幅に改作され、メロディアスな主題で始まるが白熱感は維持、メヌエットは省かれるが他の楽章は原作VB140の魅力を残し、充実させている。
最後に短調Symをもう1曲、ホ短調 VB141、P.スンドクヴィスト指揮、スウェーデン室内Oの演奏を挙げる、
p s kraus vb141
you tube:J. M.Kraus: Symphony in E minor VB141, Swedish Chamber Orchestra
I. Allegro spiritoso
II. Adagio non tanto ma con espressione
III. Presto
*リンクに不備があったので修正済み
VB140やVB142とはテクスチュアが異なるが、終楽章Prestoの緊張感といい、バロック的手法を凝らしながらも新しく、独創性がある。それゆえヴァンハルなどウィーンの人気作曲家らに比べ、馴染むのに少々時を要するかもしれない。
作品の真価が聴ける演奏法と録音技術の発達した近年になって復活してきた作曲家だ。

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category: J.M.クラウス

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食える生き物  

昨晩は寄せ鍋にしようとむきエビとカキを用意したが、煮るとダシが出てしまうので;粉をふり、ニンニク焼きにした、 
怖い物見たさはあるが、不味い物食いたさってのはない^^;今回も「美味いと不味いは紙一重」で気持ちの切り替えひとつかもしれないが、明らかに美味いものに絞った。宇宙規模でも人間ほど食い道楽な生き物はいないかも?食わなきゃ飢え死にするというとき、意外に美味しい物を発見したのか、それとも好奇心か;
ebi kaki
カキなんか同じ場所に定着し、運動しないのでヤワ、ひたすらプランクトンを吸い込んで活きている、硫黄化合物混じりの磯臭さが馴れるとやめられない;カキの養殖は紀元前の古代ローマで始まったそうで、浅瀬にカキをばらまいて増やす「地蒔き」という簡単な方法だった。
カキとは逆に活発に泳ぐ二枚貝もいる、ホタテ貝と同じく貝柱の筋肉が発達していて美味しいそうだ、
hikiougai you
you tube:踊るヒオウギガイ - Dancing shellfishs
異星生物のような節足動物、カニも好きだが、脚に身の多いズワイガニに対し、ワタリガニ(ガザミ)は胴体側、脚の付け根に筋肉が十分あってここがとても美味、
Arthropoda.jpg
卵を持った雌蟹が絶品でミソも美味しい、しかし胴体を開けた様子は"食べられる"ことを知らなければどうだろう;
watarigani 02
泥を含む砂浜で潮干狩りをすると、大抵これの小さいのが石の下に隠れていた、パッと鋏を広げて威嚇するのが面白い、
watarigani you
you tube:泳ぐワタリガニ
一番下の脚はヒレ化しており、関節は自由な角度になるよう、工夫されている、歩くときは上の3対を使う、
殻をもつ軟体動物のサザエ、父が壺焼きが好きで子供の頃から馴染んでいた、
sazae_20190205131112ca3.jpg
生きたのに醤油を入れてこんがりと焼き殺すわけだ^^この匂いがたまらない、中身は貝殻どおりの螺旋に回すと取り出しやすい、結構苦みがあるが独特の味と食感は癖になる。
二枚貝の仲間にマテ貝という長細い殻をもつのがあるが、クセがなく味は良い、中身だけ見ると蟲って感じだが、二枚貝とわかって安心する;
mategai01_20190205125554f1a.jpgmategai02_20190205131113d78.jpg

捕り方が面白く、塩分濃度に敏感で、砂に空いた巣穴に塩をかけるとピョンと飛び出してくるそうだ、

PS.東日本大震災の際、津波が土砂を海にさらった影響で仙台湾南部に広く泥が堆積し、翌年2012年からワタリガニの生息数が急増し、2015年には漁獲量が全国1位となったそうだ、この激変は災害の規模を物語っている。

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category: 時事・雑記

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古典派の短調:Haydn Sym No.78  

音楽を充実して聴かせるために様々な形式がある、日本の歌謡曲、J-POPでも概ね決まった形で起承転結を持たせたように書かれ、クライマックスを「サビ」と呼んでいる、いつ頃からか、曲の始まりにサビの部分を聴かせて引き付ける曲も出てきて「サビ始まり」と言われる、
サビ:「侘び寂び」の寂びではなく、ワサビが語源らしい。
例はこれくらいしか思い付かなかった; 
you tube:松田聖子 青い珊瑚礁
you tebe:星の砂 小柳ルミ子
you tube:埠頭を渡る風 松任谷由実
「埠頭を渡る風」は曲中にもう一つ、もっと強調される部分があるようだ、
「氷雨」はサビ始まりではなく定型どおりだが、
you tube:氷雨 佳山明生
サビの後のコード進行がじつは一番よいところだったりする^^
hisame_2019020410365927b.jpg

さてクラシック、古典派の頃にソナタ形式が完成して、最も整った形式だが、バロック期の2部形式にもその前進的要素はあった。曲の頭でいかに聴き手を掴むかも重要、簡潔な動機で力強く始めるのも手だし、pで始めfの総奏を持ってくるやり方もある、
またバロック期のパッサカリアのように起承転結がなく、1つの主題を和声進行も変えず延々変奏していく、
you tube:Johann Sebastian Bach: Passacaglia in C Minor BWV 582 (Pedal Harpsichord)
というのも違う効果で深みに誘う、のちに効果的に復活させたのがブラームスだ。

最後に古典派の短調で、ハイドンのSym No.78 C minor、
オッタヴィオ・ダントーネ指揮、アカデミア・ビザンチナのエッジの立った演奏で、
hay s78 you
you tube:Haydn: Symphony no. 78 in C minor (Dantone)
第一楽章は充実した魅力で、まず第1主題の張り詰めた動機で始まり、
sc01 01
[16]から流麗になる、ここは先日のヴァンハルのような趣き、
sc01 16
提示部最後[55]で変ホ長調で出るのが第2主題のようだ、音形は「運命の動機」を思わせる、
sc01 55
展開部では2つの主題が重なって対位法的な魅力で迫ってくる、
sc01 87
再現部はもう一つの展開部のように聴きどころが続く、これもハイドンが最も高みに達した短調楽章に思う。

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category: F.J.ハイドン

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細長いと長細いは同じ意味か  

変にこまかいことが気になるのが癖、
一般に、「細長い」と「長細い」の使い分けはされているのでしょうか、そもそもまったく同義語だとすれば使い分ける意味はありません、
しかしある解説によると「細長い」と言う場合、細いことが先に注目され、なおかつ長い状態を表すのに使われる、たとえば紐、その細さは一目でわかるところ、何かに巻き付けてあると長さはほどくまで判別できない、あるいは路地の入り口の細いことはすぐわかる、しかしどこまで奥へ入り組んでいるかは入ってみないとわからない、その結果、「細長い紐」「細長い路地」と表現するのが適切で、逆に最初に長いことが注目され、それが細い場合は「長細い」を使うのがよい、ということになります、ヘビやウナギは長いのがまず目を引くので、長細いになるでしょう、
ところで、巻き寿司の鉄火巻きやカッパ巻きは半分に切った焼き海苔で、最初から細く作られます、これは細長いというべきか、もちろん包丁で切る前の状態を指します。
恵方巻きはどうなのか、やたら具を沢山巻いて太くなるのは明らか、海苔を継ぎ足して巻くことも可能です、巻き寿司の概念から、切っていなければ長い状態になる、この場合「太長い」と言うのでしょうか、ただ単に大きい、デカいと言えばよいように思えますが。
ehomaki.jpg
また、こんな場合、
「あの職人さんは大酒飲みだが腕は良い」
「あの職人さんは腕は良いが大酒飲みだ」
事実は同じですが、あとに持ってきたほうが強調され、良い意味にも悪い意味にも変わる;

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category: 時事・雑記

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重力レンズで捉えたハッブル定数  

当ブログでたびたび取り上げる、宇宙のものさし、「ハッブル定数」について、新しいニュースがあった、
ハッブル定数:H0(km/s/Mpc)とは宇宙膨張により、1メガパーセク(3.26156光年)の距離間で毎秒何km遠ざかっているかを示す定数である、遠い天体の赤方偏移を調べ、ハッブル定数を用いて計算すれば天体までの距離(光路距離)を容易に求めることができる、遠い天体ほど相対的に赤方偏移は大きくなる。 
hasigo_20190202115327e08.jpg
問題はハッブル定数の数値をいかに正確に求めるかであり、1929年にエドウィン・ハッブルが測定して以来ずっと続けられている。
2001年5月、HSTの測定で72±8km/s/Mpcと求められ、チャンドラX線観測衛星、WMAPやプランクミッション(宇宙マイクロ波背景放射)、Ia型超新星に基づく測定、アルマ望遠鏡(サブミリ波)、ガイア計画など、光学や電波を用いた測定に加え、LIGOを使った重力波による測定結果も出ている、
参考:ハッブル定数の公表値の変遷(Wikipedia)
概ね平均して70km/s/Mpc前後を大きく外れる結果は出ていないが、最小値と最大値の間には開きがある、仮にH0を70km/s/Mpcとして、M104銀河(赤方偏移0.003642)の距離を計算すると約5000万光年となる、
M104 GM104
m104_2019020211322364c.jpg

さて、このほど米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校のSimon Birrer氏らは、これまでにハッブル定数の距離計算に利用されていない光源として、クエーサーを用いた研究を行った。
宇宙の遠方にあっても明るい活動銀河であるクエーサーの姿が、同方向の手前にある銀河の重力レンズ効果で複数に見えているものがある、このクエーサーが変光を起こした際、複数の経路を通ってきた光は経路の長さの違いから時間差を置いて変光の様子が見える、
002_20190202113224999.jpg
この時間差でクエーサーまでの距離を推定できるそうだ、研究チームは二重クエーサー「SDSS J1206+4332」の観測により、ハッブル定数を「72.5km/s/Mpc」と導きだした。
15601_quasar.jpg
HSTが撮影した二重クエーサーSDSS J1206+4332(資料:NASA Hubble Space Telescope, Tommaso Treu/UCLA, and Birrer et al.)
これは過去にHSTなど光学観測で出た結果と一致する、ただ宇宙マイクロ波背景放射に基づく数値とは依然開きがある。これをどう見るか?それぞれの測定精度は良いが宇宙にはまだ知られていない要因があって、測定法の違いで差が生じるのか、あるいは各々の測定に誤差があるのか、今のところはっきりしない。
過去記事:複数のハッブル定数
過去記事:最新:宇宙の「ものさし」
そんな行けるはずもない遠い場所の事を知って何になる、との考えもあろうが人間にとって「知る」というのは「得た」に等しい価値がある。

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category: 宇宙・天体

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古典派の短調:L.Boccheriniの作品  

バロック期も古典派期もそうだったが、当時はヨーロッパ全土が公式な音楽は同じ文化圏のように共通様式で書かれていた、特にイタリアは流行の発進地でもあったようだ。
ルイジ・ボッケリーニ(1756-1805)は名前はよく聞くが、作品はあまり知られていない、自国に居た頃は当然イタリア流儀で作品を書いていた、 
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Ridolfo Luigi Boccherini
一つ興味深いところで、「悪魔の館」の副題を持つ交響曲がある、3つの楽章の終楽章がまさに悪魔の館を思わせる、序奏部がある、
l bo sym you
you tube:Boccherini: Symphony No.4 in D Minor, Op.12 No.4, G.506 - 3. Andante sostenuto - Allegro con molto
さてボッケリーニは1769年からスペインに移り、王室の皇子付き奏者兼作曲家となった、スペインだけは国際色に染まらず、自国の音楽趣味を好んでいたのか、ボッケリーニも古典派期の技法を活かしながらも、スペイン風の曲を書くようになった、特にその短調作品はハイドンらの趣きとかなり違う、
一例で弦楽五重奏曲イ短調op.25-6を挙げる、エウロパ・ガランテの演奏、
bo fan you
you tube:Boccherini / String Quintet in A minor, Op. 25 No. 6 (G. 300)
表情豊かな主題が用いられ、室内楽としても充実した書法を聴かせる。
第1楽章ではチェロが弓を弾ませる奏法(リコシェ)で、ギターのラスゲアート奏法を模した効果を出す。
またフラメンコの舞曲の一つである"ファンダンゴ"も彼の有名曲の一つ、ギター五重奏曲No.4 G.448の終楽章である、
b fan
you tube:Quintetto IV "Fandango"
エウロパ・ガランテは弦楽もギターも古楽器で良い響き、タンバリン、カスタネットも後半で加わる、こういうのも日本人好きかな^^

因みにボッケリーニの先輩的存在がバロック期にもいる、ドメニコ・スカルラッティもイタリア出身だが、スペイン王室に移り、ご当地の音楽に染まったようだ、これはギター音楽風のファンダンゴを鍵盤に書いている、まずイントロがある、
d s fan you
you tube:Domenico Scarlatti Fandango in re min
国民楽派の走りはD.スカルラッティかもしれない、

Fandango-chasselat.jpg
*ファンダンゴ:聴くのは好きだが、筆者自身はこういう曲をやる柄ではない;

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: L.ボッケリーニ

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