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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

作者不詳?ヴィターリのシャコンヌ(更新)  

「ヴィターリのシャコンヌ」というvnの名曲があるが、これは同時代のヤコブ・リンドナーという、ドレスデンの音楽家による手稿譜が残るのみで、vn奏者のT.A.ヴィターリ(Tomaso Antonio Vitali、1663-1745 伊)が作曲したという証拠はないらしい、参考:Wikipedia
Vitali_tomaso_antonio_20200131111412c8c.jpg
Tomaso Antonio Vitali
その大胆な和声使いからロマン派期の誰かが書いたのでは?という説まで出たが、リンドナーによるものらしい通奏低音の付いたバロック期の楽譜があるなら否定される、
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リンドナー版
リンドナーの手稿譜を元に19世紀、メンデルスゾーンと同時期のvn奏者F.ダヴィットがvnとpfのために編曲している、さらにロマン派後期の頃、L.シャルリエという人が華やかな変奏を加えたものが今日よく演奏されるらしい。H.シェリングのシャルリエ版による演奏を聴くとリンドナーの譜にはない挿入部分がかなりあり、pfパートも含め、ロマン趣味に聞こえる。
2018011210431025f_202001311104461ef.jpg
you tube:Henryk Szeryng plays Vitali's Chaconne
音楽として楽しめれば否定するつもりはないが、
リンドナー版は"オリジナル・ヴァージョン"ということで、バロックvnの先駆者、E.メルクスが最も初期に録音している、
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you tube:Vitali - Ciaccona, Chaconne ("Original" Version), part 1
vn:エドゥアルト・メルクス、 org:E.ミュラー、lute:K.シャイト
メルクスの頃は古楽奏法は模索の時期だった、その後の古楽奏者の演奏例は少ないようだ。
最後にリンドナー版による新録音でAttilio Motzo(バロックvn)による演奏、
20180112125115b6b_20200131110303785.jpg
you tube:Tomaso Antonio Vitali - Ciaccona in sol min. per Violino e Basso
謎は尽きないが、作曲が誰であれ、手を加えずとも魅力ある曲だろう。

有名作曲家の曲として長く親しまれてきた曲に、他人の作だったというのが多々ある、バッハのメヌエット(BWV Anh 114)とされてきた曲は鍵盤奏者C.ペッツォルトの作だったが、
20180112.jpg
この「Anh音楽帳」にはクープランの曲や息子達の曲も入っており、不思議はない。
ハイドンの「セレナード」でお馴染みだった弦楽四重奏曲(Op.3-5)はロマン・ホフシュテッター(Roman Hofstetter)という修道士の作だった。
また、マヌエル・ポンセがセゴビアのために書いた「ヴァイス作」とされるイ短調組曲は後にネタが明かされたが、ギター向き過ぎるので元々疑われたもしれない;
ponce.jpg
you tube:Ponce Suite in A minor in the style of S.L.Weiss
ほか、バッハのvnと鍵盤のための組曲イ長調 BWV1025の原曲が、S.L.ヴァイスのリュート曲だったという件は過去にも書いた。
桐山建志&大塚直哉:バッハ vnと鍵盤の為の作品集 vol.5

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R.de.ヴィゼ:バロックギター  

バロックギターやテオルボのレパートリーに不可欠な一人、ロベール・ド・ヴィゼ(Robert de Visée 1650?-1725)の演奏動画を集めてみた。
ヴィゼはポルトガル出身とも考えられるが、1680年にルイ14世の宮廷楽士となり、ベルサイユ楽派らしい、主旋律にに通奏低音が付いた音楽をギター、テオルボ、リュートのために書いた、これらの作品は旋律楽器と通奏低音による演奏も成り立つものが多く、常に優美な旋律が流れるのが他のリュート楽派と一線を置いた魅力である。

まずお馴染みのニ短調の組曲、
visee 01
Baroque Guitar: Lex Eisenhardt
you tube:Robert de Visée, suite D minor. Lex Eisenhardt baroque guitar
4曲目のサラバンドは映画「禁じられた遊び」の音楽としてN.イエペスが弾いており、聴き憶えのある方も多いだろう、

次にイ短調の組曲、動画の弦上のポジションと音から、この独特の調弦法の味わいが実感してもらえるかと^^
visee 02
Baroque Guitar: Polivios Issariotis
you tube:French Baroque Guitar Music - Robert de Visée - Suite no. 1 in A minor - Polivios

さて、ヴィゼの魅力はテオルボ作品にも多い、サイズといい、響きといい、ギターとは随分違うが先日も述べたように調弦に共通部分がある、
tuning_20200128113806818_20200130091319c3e.jpg
だからといって、どちらか弾ければもう一つもすぐ弾けるわけじゃない;調弦法の活かし方と技法がかなり違うのである;テオルボの「1,2弦は本来oct.高くすべきところ、弦をこれ以上細く出来ないのでoct.下げた調弦になっている」・・と聞くが、結局この実音を活かした奏法となる、響きの重なりが魅力だが、調が変わり和声外になる音は止めないといけない、

2つほどテオルボの好演を挙げる、
これは前半がヴィゼのパッサカリア、(後半にカプスベルガーの曲が続く)
vise 04 te
you tube:Miguel Rincón | Robert de Visée & Kapsberger
たくさんあるバス弦を適宜、消音するテクニックがわかる、

次にト短調の組曲、ヴィゼはリュリやルイ・クープランの曲も何曲か編曲して取り入れている。
visee 04 te
you tube:Suite selon Robert de Visée - Lukas Henning, theorbe

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冬の毎日:昔と今  

今冬はかなりの暖冬で、霜柱すらまだ見ていない、当地岐阜南部はスノータイヤが役立つのはひと冬に1-2回くらいだが、今冬はただすり減らすだけかも; 
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しかし出かける日に限って冷たい北西の風が吹く;

子供の頃の冬はこんなもんじゃなく、岐阜南部でも毎年雪が10cm以上積もる日はざらにあった、日陰に積んだ雪は春まで溶けなかった、風も冷たく耳を真っ赤にしていた、
低学年の頃、冬の間だけ通学にこんな飛行帽風のオモチャっぽいのをかぶっていた、当地だけか、全国的かわからないが?
hikobo_20200129112859016.jpg
緑や銀色のフィルムのゴーグルがゴム紐で着いていて、耳当ては使わなければ帽子のてっぺんにホックで止められる、
舗装のない朝の道は霜柱で、靴も薄地だったのですぐしもやけになった^^;
Shimobashira_01_20200129120326bb2.jpgkinkan_20200129111154d6c.jpg
各教室にはコークスストーブがあり、ストーブ当番は授業が終わる頃に燃え切るようにうまく調整した、下校時にはまた寒さが増して辛かった、
家に帰るとレンタン火鉢の匂いが立ち込めていた、気密性の高い今の住宅では使えないが、当時はすきま風が十分あった^^;正月の黒豆をこれでよく煮ていた、
renten_20200129110439f3b.jpg2morkasu_20200129122514b58.jpg
燃えかすは雪の上に捨てた、放っておけば土になる、
・・ここまで、子供の頃の冬の記憶、

平成生まれの子供も足にしもやけが出来ていた、外を歩く時間が多いせいだろうか。
以下、近頃の話・・
筆者はゆるい靴下といえど、何かが足を覆っているとくつろいだ気分になれない、外に出るときも差し支えなければ裸足でサンダルがいい・・とは言え冬の屋外はさすがに靴だが;
裸足はコタツなど暖房器具の赤外線がじかに感じられるのが心地良い、
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寝るときも足が冷えていると眠れない、筆者の場合、膝掛けサイズの電気毛布をマットの足もとに敷いて、上からシーツをかけて利用している、足もとだけで十分で全身サイズの電気毛布は使っていない。
3hizakake.jpg
設定は弱で掛け布団も暖まり、冷えた足を入れると極楽、思わずスリスリする^^
足の感覚って結構敏感で、特に草履文化の日本はそうなのかも、足の指で物を摘まんだりできるのは鼻緒ものを履いているからで、靴文化の人にはできないそうだ。
asi_2020012911043048e.jpg
足じゃんけん

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バロックギターのファンダンゴ  

バロックギターのレパートリーで重要な一人、サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739)はマドリードの生まれで詳しい経歴はわからないが、ギターの達人で、作風はA.コレッリはじめ、イタリア、フランスの影響も受けている、A.コレッリのvnソナタをギター・ソロに編曲もしている、
corelli_2020012812115508b.jpg
you tube:Lorenzo Micheli plays Corelli/Murcia on the Baroque Guitar
また自国らしい作風も多々あり、そこが魅力、ドメニコ・スカルラッティとも時代は重なる。ムルシアもファンダンゴを書いているだろうと曲集を探ったら1曲だけあった、
しかし、楽譜は主題と変奏例がいくらか書いてあるだけで完結させず、"あとはご自由に"のように終わっている^^;2fan tab01
中略
2fan tab02
これは達者なテクニックでアレンジが出来るプロフェッショナル向けの曲だろう、いくつか動画を探ってみた、

①まずこれは、ほぼ残された楽譜の再現だ、
murcia fa 01
you tube:Santiago De Murcia Fandango

②次にパーカッションが加わった演奏、この動画の音声でバロックギターを生で聴くイメージがわかる、リズムを叩く箱の音が結構大きく、客席からステージの距離だとこんな感じだ、
*)大抵の録音では接近マイクでボリューム感を補強している、
murcia fa 02
you tube:Fandango by Murcia (1673-1739)_On Baroque Guitar & Cajon

③次はじつにギタリスティックでプロフェッショナル、
mursia fa 03
you tube:Fandango Santiago de Murcia-Stefano Maiorana Baroque Guitar

④これはカスタネットを合わせた演奏、
m fan 03
you tube:Fandango - Santiago de Murcia

⑤最後に、これは演奏も良いが、アートな画像も良い^^
murcia fa 04
you tube:Fandango "Santiago de Murcia"

リュートも生で聴けば上述の②番目のような聞こえ方になる、特に低音弦の音は遠達性がないので近くで聴くのを前提としたプライヴェートな楽器である、
なお、リュート属で音量の増大を図った楽器が大型のテオルボである、orchの中で通奏低音も行なうが、独奏曲も多く書かれている、ロベール・ド・ヴィゼの曲を1つ、
visee you
you tube:Robert de Visée Prélude et Allemande, Jonas Nordberg, theorbo
テオルボは調弦法が一部、ギターと共通した部分がある、ただしテオルボの②コースはoct.低いEになっている
tuning_20200128113806818.jpg
ヴィゼのギター曲については別に取上げたい。

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2020 初場所  

久々にお相撲の話を、 
今年の初場所は大波乱だった、両横綱は不調で早々と休場、ほか上位のベテラン勢も振るわず、貴景勝が一人、最上位として面目を保った、令和2年は世代交代の年になるのだろうか、
しかし今場所は意外過ぎる展開で面白い取り組みが多かった、失礼ながら名前すら憶えてなかった徳勝龍は幕内最下位で33歳の力士、この人が白星を重ね、千秋楽の結びで、普段なら対戦がない大関:貴景勝と真っ向勝負、寄り切って勝ち、優勝するとは、単に運や勢いだけでここまでいかないだろう、ここぞ、という一番に勝っている!
taka toku 15
you tube:[大相撲2020初場所千秋楽] 貴景勝 対 徳勝龍

ほか注目を集めたのは正代、朝乃山、炎鵬、遠藤あたりか、若手~ベテラン入り乱れていた、栃ノ心がごぼう抜きに頭角を表わし大関まで上がったのを思い出す。
正代も「何だこの強さは、」と思わせる充実ぶりだったが、14日目に徳勝龍に負けてしまったのが明暗を分けた、
toku syou
you tube:[大相撲2020初場所 14日目] 一敗同士 正代 対 徳勝龍

炎鵬はあの体(168cm 99kg)で上位と当り、勝ち越したのは大したもの、「ゼニの取れるお相撲さん」だ、凄いと思ったのは阿炎(155kg)の脚を取って持ち上げてしまった1番、
阿炎は右膝を痛めたせいか、脆い負けが続いた、
2 abi enho
you tube:[大相撲2020初場所 13日目] 炎鵬 対 阿炎
北の富士氏は決り手が単に「足取り」だけじゃ物足りないと言っていた、

朝乃山は期待に応える滑り出しだったが、実力からして取りこぼしといえる相撲があった、
終盤で盛り返し、14日目、貴景勝との1番はスケールの大きい勝ち方で上手投げ、器の大きさを感じさせる、千秋楽も勝って10勝目をあげた、9勝で終わるのとはえらい違い。
taka asa 14
you tube:[大相撲2020初場所 14日目] 貴景勝 対 朝乃山
さて、今年は両横綱がなお立ちはだかるのか、期待の力士が躍進するのか、毎回見応えのある場所になるとよいのだが。

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昭和の加工食品  

子供の頃、母親の買い物に付いて行って、TVのCMで興味もった食品をよくねだった。 
当時の食品加工の技術から独特の味であったが、加熱して乾燥してあるご飯のふりかけはちょっと苦味があったり、工場の生産ラインに乗せた結果、出来る味だ。缶詰ものには缶の金属臭が移っていたり・・そんな味に馴染んでいた、
noritama.jpg02hagoromo.jpg

魚介類を使った食品で魚ソーセージはずっと好物、ニッスイやマルハは昔からお馴染み、
nissui.jpgmaruha_2020012610451151b.jpg
現行品は材料や製法の進歩のせいか、さっぱりして食べやすくなったが、昔はメーカーごとに独特の風味で、そういう部分も含めて親しんだ、大抵おやつで食べるが、切って野菜の炒め物に入れてもいい、薄く切って電子レンジで加熱すると、ソーセージ・チップスになる、
Sausage chips
黒胡椒など振るとビールに合いそうv

お茶漬け、ふりかけの老舗、永谷園にも好きなのがあった、いろんな種類が出ていたが、初期から今も現行品であるのは「お茶づけ海苔」だけのようだ、昭和にあった「磯のふきよせ」が好きで、いかにも魚介類の磯っぽい風味が良かった、
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谷啓さんがCMをやった永谷園の「カレンダーふりかけ」というのがあったが、カレンダー風の台紙に当時発売していた各ふりかけの小袋が並んでいて、日替わりで楽しもうというアイデアだったが^^「ふきよせ」も入っていた、

「永谷園」、とくれば「桃屋」、こちらは瓶詰め物で長く親しんできた、今は「ごはんですよ」ばかり買ってくるせいか、「江戸むらさき」や「特級」は懐かしい風味だ、
edo murasakizasai menma
榨菜とメンマが出たとき、榨菜がすっかり好物になった、これら瓶詰めや、漬物、佃煮、金山寺味噌、わさび漬けなど食卓にあるとご飯が進むv

前述のように製法が今ほどの技術じゃなく、クセのある味もあったが、そこにまた気に入った味があった。即席麺も同様で、エースコックのワンタンメンは現行品だが、
終了製品の日清のワンタンメンなどひじょうに美味しかった記憶、
nissin wantanmen

PS.番外だが「ミルキーふりかけ」というのが出ているそうだ、ミルキー自体は懐かしいロングセラーだが、これは平成もので新しい!
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これがふりかけのパッケージ!?、まさかと思う、本当にミルキー味ではなく;マイルドな味のイメージだそうだ^^

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category: 時事・雑記

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音楽の帰化,継承  

身を立てるため、出身国を離れて活躍した作曲家は多いが、活躍した国の影響が出るのは当然だろう、特に活躍地の影響が強く感じるのはスペインなどイベリア半島に移ってきた人達で、イタリア人が目立つ、当時の音楽はイタリアで発祥し、その流儀に他国が影響を受けていった、という流れが強く思われる、朱に交われば赤くなるというか、その国らしく変化もしていくが、リズムや和声の趣味がスペインは色濃いのだろうか?L.ボッケリーニは何度か取上げているが、ドメニコ・スカルラッティのファンダンゴも良い曲だ、
イントロの後、ファンダンゴに入る、
d s fan
you tube:Domenico Scarlatti Fandango in re min
ジャコモ・ファッコ(1676-1753)もイタリア出身の作曲家でvn奏者だが、1705年からスペインに移り、王室に仕えた、ヴィヴァルディの様式を基盤としながら、活躍地の趣向を感じる作風となっている、
Facco vn con
you tube:Facco "Pensieri Adriarmonici" Concerto Op.1 No. 4 in C minor
イタリア出身のジャン=バティスト・リュリは少年期に見いだされフランスに移住し、やがてルイ14世付きの音楽家となり、ヴェルサイユ楽派という文化の拠点を築いた、オペラバレエのための音楽を多数書いて、序曲として置かれるフランス風序曲の様式も確立した、
(フランス風序曲→Wikipedia
lully ouv
you tube:Lully: La Grotte de Versailles, églogue en musique - Ouverture
同じくヴェルサイユ宮で活躍したテオルボ、ギター奏者のロベール・ド・ヴィゼはリュリの同曲をテオルボ・ソロに編曲している、
y i visee
you tube:La grotte de Versailles: Overture (arr. R. Visee)
このフランス風序曲はテレマン、バッハらの時代、ドイツで充実した発展があった、バッハの管弦楽組曲BWV1066-1069など代表例である、
参考曲はテレマンの作品、協奏曲とあるが、序曲の形式だ、
telemamm con
you tube:Telemann Concerto for 3 trumpets, 2 oboes, timpani, strings & b.c. in D major TWV 54:D3
一方、バッハと同時代のイタリア出身の作曲家、フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690~1768)がいるが、この人の書いたフランス風序曲はリュリの頃に遡り、ヴェルサイユ宮を彷彿させる作風で面白い、
Veracini_20200125092456287.jpg
you tube:Veracini: Ouverture No.2 in F major - 1. Largo - Allegro - Largo - Allegro
G.F.ヘンデルはドイツ出身でイタリアに学び、やがて英国に渡り、王室のために多くの作品を書いたが、合唱曲や管弦楽曲など英国王室を象徴する音楽となった、その後も英国の作曲家で、ウィリアム・ボイス(1711-1779)など古典派期に入る人だが、ヘンデルのスタイルを継承した曲を書いている、
boyce sym
you tube:W.Boyce:Symphony No.6 F major
I. Largo - Allegro 
II. Larghetto
you tube:W.Boyce:Symphony No.5 D Major
I. Allegro ma non troppo - Allegro assai

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category: その他・バロック

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フレット調整(本腰)  

昨年末にバロックギターのビリつき対策で、このようにブリッジ弦高を上げる仮処置をしたが、なんか異物が挟まったようで気持ちよくない^^; 
bg 03
これを取り払ってすっきりさせて、支障なくしたい・・
b guitar 07
ということで、本腰入れて調整、貼りフレットも一部削って、ハイポジションのガットフレットも細くした。
まあ、大きな原因は、「テンションが緩め、振動が良くない(弦によってビリるポジションが違う)、ガット弦じゃない、」だと思うが、今の弦で、まずまずのところに持っていきたい、ハイポジションにビリが集中ぎみだったので、この範囲のフレットを低くしたら、問題箇所が均されたようで、普通に弾く分には支障ないようだ。
b guitar 06 (2)
弦高を上げずにこれなら上々と思われる、あとは少しでも良い弦に替えていきたいが・・
なかなか良い弦に当たらず、張り替えには少々めげている;;

貼りフレット削りは本体を傷付けないよう、間にテープを貼って、角材にサンドペーパーを当てて行なった、(黒檀材とニカワがあれば、自分で貼替えもできる)
b guitar 06 (1)
貼りフレットは単純に上から削ったので、平らな面ができる、丸く削ることも可能だが、この平面は薩摩琵琶の"柱"と同じで、細い巻フレットによる、ダブルフレットにも近い効果になるようだ、微かなことだが;
b guitar 02
思えばモダンギターのときだって、パーフェクトにはできなかった;振動の悪い弦が多かったし、かといって、ブリッジのサドルはあまり高くしたくない;
一方、古くなって楽器がたわみ、弦高が上がり過ぎたとき、(ビリつきの問題は皆無になるが^^;)また調整が必要になる、フレット楽器の悩みは尽きない;;

バロックギターの概要:過去記事→ 「バロックギターの魅力」
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category: Instruments

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銭湯  

幼稚園児の頃、父親の仕事の関係で一時、名古屋に住んだことがあり、場所はナゴヤ球場(旧・中日球場)のすぐ向かいにある宿舎だった、 
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昭和の中日球場
子供同士の以心伝心、この近くに住む子とすぐ遊ぶようになった。
ここに住んだ間だけ、銭湯通いというのを経験した、昭和の普通の銭湯だったと思う、
sento.jpgkerorin_2020012312255770f.jpg
他の銭湯にもたまに行ったことがあるが、大抵、脱衣場の床には全面にこんな篠むしろというのが敷いてあって、(海水浴場の休憩所もこれだったような)
sino mushiro
この場にくると、どこでも共通な銭湯独特の匂いが漂っていた、あの匂いは何だろう、水道水が含む塩素、石鹸やシャンプーの匂い・・いろいろ混ざっているような?
この匂いでいつものほっとした気分になる、タイル張りの浴場に湯船が複数あり、ぬるめの湯に入った、お湯の蛇口は押すと一時お湯が出て止まる、
sento02.jpg
この頃は小袋入りの粉末シャンプーを使ったと思う、
shampoo.jpg
石鹸といえばこのCMを思い出す^^
mituwa.jpg
you tube:【懐かCM・1964年】ミツワ石鹸
あまりに古い記憶でわずかしか思い出せないが、湯から出ると体重計に乗ったり、コーヒー牛乳やラムネを買ってもらったのは間違いないと思う、
sento 03taijukei.jpg
透明で茶色のりんごジュースも好きだったv

yukemuri.jpg
湯けむり 谷内六郎 画
PS.この時はTVがなく、ラジオを聴いて過した、何の曲かも知らず聞こえてきたバロック音楽で、トランペットの晴れやかな響きが印象にあり、後々もこういう曲が懐かしく聞こえた。
you tube:Telemann: Trumpet Concerto In D, TWV 51:D7 - 2. Allegro

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category: 時事・雑記

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自然な編曲  

他の楽器に編曲された結果、イマイチという例も多いが、これは良い、面白いと思った例を思い出した範囲で拾ってみた、
クラシカルで聴き応えのあるレパートリーの少ない楽器は、適した曲を発掘し編曲して取上げる事が多いが、あまり曲芸的なテクニックで聴かせるというのも好きではない、やはり向き不向きがあり、しっくり自然に味わえるのが良い、

まず、クラシックギターのレパートリーを拡充したのがアンドレス・セゴビアだった、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)の鍵盤作品で「ラ・フレスコバルダ」と題されたアリアと変奏は古くからお馴染みだが、初期バロックの魅力をギターに移す格好の曲だった、
原曲はこのとおり、
la Frescobalda
you yube:Girolamo Frescobaldi: Aria detta la Frescobalda
次にA.セゴビアによる編曲、変奏順は入れ替えている、
segovia.jpg
you tube:Aria con variazioni detta la Frescobalda

モーリス・アンドレも同様にソロ・トランペットのための編曲、演奏に熱心だった、ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)のvn協奏曲 D.53をtrp協奏曲に編曲しているが、まず原曲はこのとおり、
Violin Concerto
you tube:Violin Concerto in E Major, D. 53:
I. Allegro II. Andante III. Allegro assai
アンドレはtrpでいけると閃いたのだろうか、主題はtrpに相応しい趣き、しかしvn的な技法もあるのは当然、
andre_202001220911054d6.jpg
you tube:Trumpet Concerto in D major :
I Allegro moderato II Andante III Allegro grazioso
アンドレ級のテクニックで演奏するので曲芸的に聞こえないのかもしれない、その後、O.E.アントンセンやR.シメオもこの曲を録音している、

最後にこれは目の付け所が良い、という編曲、原曲はG.F.テレマンの3つのvnのための協奏曲で「ターフェルムジーク」に含まれる曲だ、原曲はこのとおり、イタリア様式で書かれている、(音量注意)
TWV 53 F1
you tube:G.PH. TELEMANN: «Musique de table» [P.II] Concerto for 3 Violins in F major TWV 53:F1
独奏楽器をマンドリン、ハープ、ハンマード・ダルシマー、とすべて弦をはじく(若しくは叩く)楽器に置き換えており、編曲者はPeter Huthとあるが、これも原曲の趣きから閃いたのだろうか、レコーディングのための編曲で、いずれも当時存在した楽器だ、
TWV 53 F1 02
you tube:G.PH. TELEMANN: Concerto for Mandolin, Hammered Dulcimer and Harp in F major TWV 53:F1
3つの楽章で、始まりはマンドリンが聞こえてヴィヴァルディ風の印象、同じ音域で少しずつ音の違う、撥(&打)弦楽器が交錯する、楽器にもお国柄を感じ、マンドリンはイタリア風だが、ハンマード・ダルシマーが聞こえるとどこか東欧又は東洋風になり、多国籍な感じ、通奏低音にもチェンバロとリュートが入り、撥弦だらけで面白い^^
第2楽章はニ短調になり、撥弦同士のメランコリックな趣きが効果的で、ヘンデルのハープ協奏曲のような深みが出る、この編曲を思いついたのが素晴らしい。
20190915121132f3b_20200122093601f23.jpg
ハンマード・ダルシマー
元々、テレマンは多楽器のための曲を多く書いている、

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category: その他・バロック

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和訳:「 VARIETIE OF LUTE-lessons 」  

話題の趣向がころころ変わって恐縮; 今日の話はリュート弾きさんには有意義な情報かと、 
外国の昔の文献を和訳した出版物はよくあるが、和文であっても何の意味だか難解なところが多い、もっと噛み砕いて内容のわかる和訳がほしいところ、ジョン・ダウランドの息子、ロバート・ダウランドが書いた「VARIETIE OF LUTE-lessons」は曲集でもあるが、リュート学習者に参考となる多くの知識、情報が記載されている、
VARIETIE OF LUTE-lessons
VARIETIE OF LUTE-lessons:表紙
これをリュート奏者の中川祥治さんが、わかる和訳に注釈を加えて、ブログに連載しておられるので紹介する、リンク:中川祥治のリュートページ
*ブログに入り、「VARIETIE OF LUTE-lessons」 でブログ内検索すると、記事が連続で見られる、ページを遡ると連載は(1)から始まる。

R.ダウランドがフランスのジャン・バティスト・ブザールが残したリュートに関する諸考察も英訳して取り入れ、学習者に必要な心構えから、奏法、良い楽器の選び方、弦の選び方、不具合の対処法、フレットのセット、音律、等々、現代も有益な内容が沢山、昔の様子も覗えて、現代と共通する部分もあり興味深く、読み物としての楽しさもある、

リュートの楽譜は現代製版された出版物がほとんど無く、昔の印刷譜や手稿譜の写しを入手して弾く、これが過去の世界に直接触れるようで面白いところ。
7c lute

ジョン・ダウランドの曲を1つ、
n n lute
you tube:Lachrimae Pavan, P. 15
Lute:ナイジェル・ノース

PS.日本の古文書でさえ仮に字は読めても;昔の文章表現や文化背景も知らないとさっぱり解らない事が多い、ましてや外国の昔の著書となるとなおさら;
某B大百科事典など辞書というより、専門書を集めたみたいな内容で、注釈にも学術用語が一杯だったりして結局解らない・・;(理化学系など、どっちみち専門家同士でないと解らない分野もあるが)文化系の翻訳ものは一般人が読んで解る書物というのが望まれる、

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category: Lute

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自販機  

懐かしい昭和もので、まだ忘れていたのがあった、 
飲み物の自販機といえば、今はペットボトルや缶で出てくるが、子供の頃は紙コップでジュースを受けるのがあった、
juice_202001201103097d4.jpg
駅のキヨスクの隣とか必ずあり、上部のガラスドームにジュースの噴水があった、一杯10円なのもお決まり、オレンジ、パイン、グレープ味など用意され、パイン味が好きだったのを憶えている、紙コップをセットして10円玉を入れると注がれる、喉が渇いてこの冷えた一杯が美味しかった、
ジュースやドロップキャンディは各フルーツの合成香料があり、クエン酸で酸味が付けられ、ほぼ共通の味だった、キャンディのバター風味というのも、バターらしく思えないが、それなりに好きで標準の香料があるようだ;
20180126a.jpg
冷水で溶かす粉末ジュースやソーダも同じ、粉末ソーダはクエン酸が溶けきらず、コップの底に残り、酸っぱかった;
20180126b.jpg
これらは現行品
ガムの自販機もあちこちにあったのを思い出す、
Gum.jpg
その後は自販機もハイテク化して、コーヒー豆を選んで、その場でドリップするのが駅などにあったが、喫茶店顔負けの美味しいのが出てきた、
coffee_20200120105357f8a.jpg
うどんやラーメンの自販機も高速のサービスエリアなどにあったがこれは食べたことがない、
udon jihanki
けっこう美味しいとの話だったが。

追記.クリームソーダを再現した写真、メロンソーダとバニラアイスの相性がよい、
DSCN5510.jpg
チェリオ・メロンが昔ながらのメロンソーダで最適、濃いめに作られ、氷が溶けてちょうど良い、これは自販機(又は通販)限定品でスーパーには置かれない。

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category: 時事・雑記

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テレマン:trp協奏曲 D Major (7つ)  

バロック期から先日のL.モーツァルトのような前期古典派の頃まで、trpの名手が活躍した時代があり、そのための曲が書かれたが、古典派後期から楽曲が複雑になり、ナチュラルtrpのソロによるシンプルな音楽は成り立たなくなったかもしれない、 
20200113110820441_20200119123438da4.jpg
同時に高度な技も引き継がれなくなった、
因みにF.J.ハイドンが書いたtrp協奏曲は、新案のキーtrpのための作品である。
201812081005310e8_2020011912344031a.jpg

まずはモダンtrp編、20世紀に入り、昔の高度な作品を復活させたのがM.アンドレが登場する前のアドルフ・シェルバウムだった、
以下、テレマンのtrp協奏曲 D Major TWV 51:D7で聴き比べていく、
子供の頃からバロック期のtrpが好きで、ラジオから誰の曲とも知らずに惹かれていた、当時の奏者といえばシェルバウムくらいしかいなかったと思う。
a s tele
アドルフ・シェルバウム:trp、K.リステンパルト指揮、ザール室内O
you tube:Telemann: Trumpet Concerto In D, TWV 51:D7 -
1. Adagio 2. Allegro 3. Grave 4. Allegro

先駆者シェルバウムに触発されて登場したのがモーリス・アンドレだった、名手が吹く木管楽器みたいなあまりの上手さに、彼に匹敵する奏者は今後出ないだろうと言われた、滑らかな音、トリルの粒立ちの心地よいこと、
Andre.jpg
you tube:Maurice Andre Telemann Trumpet Concerto in D
trpが休みとなる第3楽章も好きなのだが、モダン演奏ならではの深みが聴ける。

しかし時を隔てず、アンドレの築いたハードルに迫る奏者が次々現われてきた、最初に聴いたそんな一人が、スウェーデン出身、ホーカン・ハーデンベルガーだった、
h h
you tube:Telemann: Trumpet Concerto in D -
1. Adagio 2. Allegro 3. Grave 4. Allegro

次に驚いたのが、ノルウェー出身のオーレ・エドワルド・アントンセンだった、
e a
you tube:Trumpet Concerto in D Major, TWV 51/D7:
I. Adagio II. Allegro  III. Grave IV. Allegro

M.アンドレ最後の弟子と言われる、スペイン出身のルベン・シメオがいる、16歳でtrp協奏曲の代表的な名作をアルバムにしている、you tubeにはないので、ここでは紹介できない;
20171127_2020011911481164d.jpg
いずれもこれ以上上手く吹けないだろうレベル、なぜか出身地は北欧と南欧である、

ここからバロックtrp編、
まず、先日も取上げた、ニクラス・エクルンド、
n e
you tube:Georg Philipp Telemann: Concerto for trumpet and strings in D major- Niklas Eklund

最後に真正なナチュラルtrpを使った、ジャン・フランソワ・マドゥーフ
j f m
you tube:G. P. Telemann - Concerto in D major for trumpet, 2 violins & b.c., TWV 51:D7
幾分、音程の不確かな部分がでるが、これがテレマンの時代のtrpだ、

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category: G.P.テレマン

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病院  

近年の病院の建物は外観がモダンで内装も木調を取り入れ、スペースも広くなった。 
gihu iryo
岐阜県総合医療センター
玄関を入ると吹き抜けのフロアが多い、もちろん医療機器など設備も充実している、
tokai 02
市内の病院、エスカレーターは低速に動く
また入院する病室は相部屋でも十分ゆとりがあり、昔は6人詰めてベッドを並べたくらいのスペースが今は4人分くらいだ、それぞれ距離を取った並べ方でカーテンで囲い、半ば個室のような居心地である、売店でカードを買うとベッド脇に備え付けのTVが見られる。
02byoshitu.jpg
まあ、医療機関というのは最新が一番なのは間違いないのだが、大病院は凄く混み合う、
世の中にはこんなに病人がいるのか!;近年は病状が軽くなったら早めに退院となり、通院又は地元の病院へ引き継ぎ、に切り換えるようだ。

昭和の病院の建物と言えば、白い外壁、屋内の壁もほぼ白系、床も地味なフロア材というのが多かった、病気で治療を受けに来たんだから、飾りっ気なく地味でいい、そのほうが落ち着く、診察室のドアは擦れ痕でいっぱい、それでいい。
そんな懐かしさもあるが、市内の病院も増設したばかりの病棟もあったのに、思い切って全部取り壊し、全体を建て替えた、新しい医療機器を設置するにもそのほうが良いのだろう、
建て替える前は昔ながらの病院らしかった、
tokai.jpg
建て替え前
以前、この病院の食堂に「三越」が入っていて、診察の帰りに寄ったが、昔ながらのデパ食らしいメニューで、これも何だかほっとして好きだった。

昭和の病院、注射器はこれだった、一番下は学校のツベルクリン用(なぜか、コレクション^^;)
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熱があるとき、ひとまず解熱剤を注射してもらう事が多かったが、今は「ロキソニン」など、すぐに効く飲み薬がある。
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人混みを避けるせいか、ここ6-7年、風邪だけはひいた記憶がない、病院で風邪を拾ったりするので、その時は要注意。

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category: 時事・雑記

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駅弁  

幼少の頃、熊本の親戚の家まで2度ほど行った記憶だが、夜行列車の座席で寝ながらの旅だった、当時は客車の窓が開き、停車駅では駅弁や名産品の売り子がまわってきて、窓から買い求めた、鉄道大好きだった上に西日本を縦断しながら、こんな楽しみもあった、
当時はSLに代わって、電気機関車が客車を引っ張っていた、
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今は列車の窓ははめ殺しで、目的地に速く着く、というのが鉄道だ;

駅弁は普通の幕の内が好きだったが、木の箱に入ったのを今一度味わってみたい、
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おかずのスペースはこれより小さかったが、魚の照り焼き、だし巻き卵、鶏肉や椎茸の甘煮、蓮根、昆布巻、等々が定番で美味しく調理されていた、蓋を取ると黒胡麻を振ったご飯がくっついてくる、おかずと木箱の匂いが合わさって、それだけで美味しそうだった、
駅弁のお茶は渋いのが決まりでポリ容器が多かったが、磁器も記憶にある^^
ocha01.jpgocha02.jpg

名産品では関門トンネルの手前、山口県の宇部駅で買ったこんなかまぼこがすごく美味しかったのを憶えている、
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宇部 かまぼこ
蒲鉾というと添え物的にされるが、これはメインのおかずになる、麦わらで囲って蒸してあるのが特徴、"蒲鉾"って言うくらいだから板に乗せるより正しいのかも、魚のうま味たっぷり、

列車旅の途中、ウトウト眠って目がさめると、窓の外に夢みたいな光景が広がっていた、大阪の駅だったそうで、大都会の灯りやネオンサインが視界を埋め尽くしていた、田舎の幼児が初めて見た印象は鮮烈、
osaka02.jpg
もっと賑やか、鮮やかだった記憶、
現存する写真より、イメージ・イラストにするしかないかな・・;

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category: 時事・雑記

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飛行  

ハトなど鳥を手に抱えてみると意外に重たい、これで飛べるのか?と、確かに飛ぶにはそれなりの筋肉も要るし、体にエネルギー源も十分蓄える必要があり、そんなに軽くはなれないだろう、コブハクチョウなど12kgにもなるそうだ、 
kobuhakuchou.jpg
プロペラ旅客機など見ても、これだけの巨体をこんな2発のプロペラだけで空気を掻いて飛んでいる、力学的に可能なんだろうけど、見た感じには不思議に思う;
aero lab
ボーイング747-8などジェット機とはいえ、最大離陸重量が440tだそうで、全長70m、
JAL_superresortexpress.jpg
スピードしだいで揚力は得られる理屈だが、こんなのが空中を飛ぶなんて未だ信じがたい;;

さらには大型ロケット、アポロ計画のサターンⅤの場合、全長110m、離陸重量は2890tだそうで、重量の殆どは大量の燃料である、ロケット本体が自重で壊れないかと思う大きさだ、また噴射ノズルはこの全重量と推力に耐えているのだ、
Saturn Ⅴ
大気中の飛行、重力圏外への飛行も大変な技術だと思うが、幸い地球の重力と大気がそれを可能にする、ちょうど良い範囲なのだろう、
先日TESSが発見した、ハビタブル圏の系外惑星:TOI 700 d は地球の1.2倍ほどで、重力も1.2倍強いとしたら、今の人類の技術で宇宙開発に飛び出せるだろうか?と疑問になる、
PIA23408_hires.jpg
TOI 700 d:想像画
地球の重力なら、鉄をはじめ様々な資材の強度で陸上での文明が成り立っている、鉄は太古の光合成生物が海に溶けた鉄を酸化沈殿させ、採取しやすくしている、そして生物は燃料も作っている、なんと具合の良いことか。

PS.人力飛行機では飛行距離より、どれだけ高く飛んだかに興味が湧く、地面から離れるほど「飛んだ」と言える^^・・約30mの記録があるらしい、
Daedalus_Projects_Light_Eagle.jpg
前傾姿勢のロードバイクで走行中、向かい風で宙に浮くこともあるそうで!
揚力(空気の質量)というのは想像以上に大きいのかも。

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category: 科学・自然・雑学

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人気(ひとけ)の少ない所  

地元に航空自衛隊岐阜基地があるため、毎年11月には航空祭が催される、いつも盛況のようで交通整理され、近くの駅から会場の入り口まで家族連れの行列ができている、
kokusai 02
kokusai.jpg
そしてカメラ群団!本格カメラじゃないとこの中には入りづらい;
gihukichi.jpg
ほか、場外の農道で三脚をすえて、アクロバット飛行や編隊飛行を撮る人もいる、

子供の頃から、あまり皆んながやっている事には興味が湧かない、大勢の団体行動も好きじゃない、社会性に乏しい性格に生まれてきたようだ、人嫌いというわけじゃなく、適度に距離を置いて、普段は単独なのがいい、
簡単なデジカメなら持っているが、撮るにしてもイベント会場とか、桜や紅葉の名所とかには足が向かない、皆が撮っている被写体より、ひと気のない場所にぽつんと咲いたヤマザクラ、名もしらない草木、ひっそりした駅舎や線路、
yamazakura_20200115105623bf2.jpg
廃屋と雑草の敷地、何でもない畑、水路・・そんなもんどこがいいの?と言われそうだが^^;
meitetu nagoya
気分がほっとする風情がツボで、どこかへ行く道すがら、そんな所が目に付き思わず撮っておきたくなるが、あいにくカメラを持っていないことが多い、いつも持ち歩くショルダーバッグに手軽なコンデジを入れておこうかと。

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category: 時事・雑記

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クラシックguitar:編曲作品  

クラシックギターのレパートリーは何故かオリジナル曲よりも、オーケストラや鍵盤曲からの編曲ものに好きな曲が多い;それらはギターにこそ相応しいと思える味な曲がある、 
スペインで活躍した作曲家が多いが、古くはドメニコ・スカルラッティのチェンバロ・ソナタ、もともとギター音楽を意識した書法であるらしい、
D S guitar
Edoardo Catemario ( guitar)
you tube:Domenico Scarlatti - Guitar transcription
チェンバロではできない無段階な強弱、音色切り換えで表情豊かになる、

近代になるが、マヌエル・デ・ファリャのバレエ音楽も編曲される、お馴染み「三角帽子」より~粉屋の踊り
j w guitar 01
you tube:John Williams: Miller's Dance La Danse du Meunier (Manuel de Falla)
orch版を聴くと、ギター編曲してくれ、と言う感じ、
Manuel de Falla
you tube:Manuel de Falla - El sombrero de tres picos

また、L.ボッケリーニの「ファンダンゴ」は元々ギターを含む五重奏だが、ギターの二重奏編もよく演奏される、
bo fan 01
you tube:Duo Sempre - Introduction and Fandango, L. Boccherini
こちらはオリジナルの編成、
bo fan 02
you tube:Luigi Boccherini: Guitar Quintet No. 4 in D major "Fandango", G.448

最後にイサーク・アルベニスの曲、ピアノ作品から編曲され、とくに好きなのが、「グラナダ」、「コルドバ」など、ギター奏者がそれぞれに編曲する例が多い、ジョン・ウィリアムズの「コルドバ」の編曲がいい、
20150908205127ecd_20171224230242f1a_2020011409414719a.jpg
you tube:John Williams | Córdoba | Isaac Albéniz
鍵盤ではできない音色の変化や特殊奏法が効果をあげている。
こちらは原曲のピアノ版
I A co
you tube:Córdoba, Albéniz, Alicia de Larrocha

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category: 演奏について

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N.エクルンド:L.Mozart trp Con . etc  

リュートの場合、ガット弦を使わないと真に古楽器とは言えないが、現代の公開演奏では調弦の安定性で使用困難なところがある(現代のガット弦にも歴史的製法に無いものがある)、 
また、古楽器のtrpで真にナチュラルtrpと言えるのは管の途中に何の仕掛けもない楽器だが、
N trp
ナチュラルトランペット
現代は正確な音程を得るために"補正孔(vent hole)"を施した楽器が主に使われる、
B trp
補正孔付きバロックトランペット
lute共々"現代古楽器"と言うべきものだが、楽器のオリジナル性は損なっていないので、古楽器として受け入れられている。

さて、しばらくぶりに爽快なtrpが聴きたくなった、
まず、レオポルト・モーツァルトのtrp協奏曲 ニ長調をニクラス・エクルンドの演奏で、使用楽器は補正孔付き、右手で孔を開閉する、
n e trp cd01
ニクラス・エクルンド(バロックtrp)
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル

前期古典派らしい気品ある趣きで、緩、急の2楽章、第一楽章が朗々とした美しさを聴かせる、高域へオクターヴ跳躍するところはいつ聴いても魅了する、
l moz trp
バロックtrpの名手、エクルンドの透明かつ滑らかな響きで満喫できる、
n e moz trp
you tube:Leopold Mozart - Trumpet Concerto in D-major (1762)

もう1曲好きな曲で、ミヒャエル・ハイドンのtrp協奏曲No.2 ハ長調
n e trp cd02
ザルツブルクでモーツァルト父子と仕事仲間だったM.ハイドン、形式も同じく緩、急の2楽章、共通のtrp名手のために書かれたのかもしれない、
第一楽章の高域を奏でる技巧がより高度になり、スリリングな聴きどころ、エクルンドの安定した美音が響く、
n e hay trp
you tube:Michael Haydn - Trumpet Concerto No.2 in C-major

*因みに現在、真正なナチュラルtrpでレコーディングしているのは、ジャン・フランソワ・マドゥーフである、右手で楽器を持ち、左手は腰に当てなにもしない(歴史的構え)、
楽器を演奏する姿では、これが一番かっこいいかも^^
bach bran
you tube:Bach BWV1047 3 1 La Petite Bande

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category: その他・古典派

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電線  

高圧送電線の鉄塔の下に行くと、バリバリと音を発しているのが聞こえることがある、電線と鉄塔を絶縁している碍子の部分で放電が起きる音だそうだが、これほどの音はそのエネルギー量を表わしている、 
gaishi.jpg
大電力を長距離送電するのでロスを少なくするため当然、電線も太い、
sodensen.jpg
これからすれば家庭内での電力なんでごく小さなもの、

なんだかスピーカー・ケーブルなど太く上質線材とされる、1mで1万円~10万円超えの高級品まであり、きりがないが、
Speaker cable
アンプ→SPの僅かな距離で、大電流を通すわけでもなく、150円/1mくらいのケーブルでも(電気工学上)何ら不足はない、
cable 01
高級?な線材が人の耳にわかるほど音を良質にするって科学的立証はなく、殆ど錯覚、気の持ちようのようだ; そもそもアンプなど機器内に入れば細い線の引き回しだ、
肝心なのはここ、
cable_20200112203244f9e.jpg
時が経つと銅線の裸部分が酸化して接触が悪くなり、これは音質の劣化になる(歪みや途切れが生じる)、この接触部を磨いてやればいい、マイナスドライバーでざっと擦ればいいだろう、アンプやSPのターミナルも接触の注意が必要、
カートリッジとシェルの僅か2cm程度を繋ぐリード線も微弱電流が通るだけだが、何だか高価なのがあり(8万円とか)、雑誌の試聴レポートで「良くなった」云々とあるが・・?;
どっちみちアーム内を通っている線は極細、
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シェルに付属しているリード線がしなやかで取り付け易い、接続部が緩くないことが大事、
シェルとアームはここで点接触しているだけ、
shell_2020011208393138b.jpg
ケーブルにもエイジングがある!?なんて話まであるが^^;
ユーザーが自分で交換できる所にやけに高価な製品が出てくる、
(*一部の情報やオーディオ屋の信者にならないこと---筆者の私見)

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category: Low cost audio

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TESS:ハビタブル圏惑星発見  

2018年から稼働中の系外惑星探査衛星:TESSが新たにハビタブル圏にある、地球に近いサイズの惑星を発見した、 
nasa tess
系外惑星探査衛星:TESS
(*TESSについては過去記事を書いた:ドップラー法,トランジット法

今回はかじき座、約100光年にあるM型矮星:TOI 700の周りに3つの惑星が見つかった、一番外側を廻る惑星:TOI 700d がハビタブル圏にあり、地球の1.2倍ほどの大きさらしく、37日で公転している、
PIA23407_hires_20200111114841b89.jpg
因みに一番内側のTOI 700bは地球と同じサイズの岩石惑星で10日で公転、二番目TOI 700cは地球の2.6倍のガス惑星とみられ、16日で公転。
主星は表面温度3500Kという省エネの恒星で、ハビタブル圏は太陽系の水星軌道より小さい、例のごとく、この距離を廻る惑星は主星に潮汐ロックされていて、常に同じ面を主星に向けていると思われる、これは地球と月の関係のように自転軸を安定させる利点はある、
NASAが発表したTOI 700dの想像図はこれだが、
TOI 700 d
TOI 700 d
このようなアイボールアースの姿かもしれない、
TRAPPIST-1f.jpg
TRAPPIST-1f
今回の特筆は主星:TOI 700の観測を11か月続けた間、フレア(表面爆発)現象が起きていないとの事で、この状態で安定した恒星であれば、生命にとって大きな問題を一つクリアしているかもしれない、
Flare_20200111130551b42.jpg
*フレアが激しいと、大気も水も剥ぎ取られてしまう
観測データを元にいくつかTOI 700dの環境モデルが作られており、水に覆われCO2の大気を持つ想定も含まれるそうだ、
いずれ、J.W宇宙望遠鏡などで詳細に調べられる対象となるだろう。
NASAの動画参照
TESS you
you tube:TESS Mission's First Earth-size World in Star's Habitable-zone

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category: 宇宙・天体

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重力レンズの実験  

A.アインシュタインが重力を扱う、一般相対性理論で予言した現象は当初、観測は困難とされてきたが、人間の「見たい、知りたい」執念は凄いもので、大施設によって「重力波」を検出、また地球サイズの電波望遠鏡ネットワークで「ブラックホール」の実写まで実現した、 
BH NASA
NASAが新たに作成したBHのシミュレーション画像
また強い重力によって光の進路が曲げられるという重力レンズ現象も当初は観測は望めないとされてきたが、今はHSTほか解像度の高い望遠鏡の登場で、幾つも見られるようになった、
大規模なものでは銀河団全体が、目に見える銀河とそれらを纏めているダークマターによって、大きな重力源となっている、
Abell1689_HST.jpg
銀河団Abell 1689(HST撮像)、所々に弧状に歪んだ遠方の銀河が見られる、
また個々の大質量銀河もハロ領域にあるダークマターを含めて見かけより強い重力源となって、後方ににある別の銀河の像を歪める、
Dark matter

TVでもやっていたが、重力レンズは我々が普通に使う①の凸レンズとは違い、重力の中心部ほど屈折率の高い、②のような特殊なレンズのようになる、
lens.jpg
ワイングラスの底部がよく似た形をしている、手頃なグラスがあったのでやってみた、紙に書いた黒い点を後方にある銀河とする、レンズの位置でいろいろ変わる、
000_20200110110052aa3.jpg

後方の銀河を円弧状に引き延ばしている例、
001b_20200110110053259.jpg
alma_960.jpg20200110.jpg
左:SDP.81 右:SDSS J0146 0929

後方の天体を複数に分けて見せている例、
002b_20200110110054008.jpg
005_20200110110056946.jpgMACS J1149 6_2223
左は後方の明るい銀河(クエーサー)を4つに見せている、
右は後方の銀河で起きた超新星爆発の光を4つに見せている、

広大な宇宙の現象を台所の食器で再現できる^^

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category: 宇宙・天体

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バロックlute曲の分析  

リュートで今、取り組んでいるのはエザイアス・ロイスナーのヘ長調組曲、ロイスナーはフレンチ・バロックの流れを継ぎ、内面的な趣きで、明朗なイタリア作品と対称的だが、これがd-moll調弦のバロックluteに相応しい音楽といえる。
e reusner
曲集の表紙
バロックlute曲は鍵盤曲のように多声には書かれておらず、一見して和音構成の解りづらいところがあり、音数が少ない故の難しさだ、この少ない音で豊かに聴かせないといけない;
わかりやすい作曲家もあるが、ロイスナーは転調の多い結構凝った書き方のようだ;
たまに五線譜にざっと書きだしてみることがある、
tab r
リュートの上声はギターと同じく実音で書くと結構低い音域になり、二段譜にすると上段と下段を行き来するようなラインになり、ちょっと見辛いが;構成を捉える助けになる、もし内声を加えたらどんな和音になるかわかりやすい、
前拍の音が残って次の音と重なってある和音になっているとか、和声が変わったので、前拍の音は止めないといけない・・など、このへんはタブラチュアだけでは明示しにくい、
実際、五線譜に移す際、上声なのか、分離した内声か、はたまたバスラインか?迷う部分もあるが(バスラインは結構跳躍する)、よく把握しないといけない;
11c lute
親指で弾くバスと他の指で弾く上声、それぞれ音楽的に流れるよう、独立した指のコントロールが要る、音量が小さい故に強弱表現はその前後関係をうまく図らないとといけないし、少ない音1つ1つに集中力が要る。
【技術的練習=指の機械的コントロール】に陥ってしまいそうだが、「こう弾きたい」という音楽が頭にあって、そうなるように指が自然に動かないといけない;

当曲はだれもレコーディングしていないので、代わりにロイスナーのト短調組曲を、
*接近マイクでボリューム感が増強されているが、生で聴くリュートはずっと軽やかである、
reudner you
William Waters (Lute)
you tube:Esaias Reusner - 5. Suite en Sol menor:
*低い音域で和音を鳴らす所がある、これはガット弦を用いると味わい深く響くのだが^^

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category: 演奏について

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現代ギター社:情報漏洩  

別の話の予定だったが、ちょっと緊急情報、 
クラシックギターの月刊誌として長く刊行している現代ギター社のネットショップから不正アクセスによる個人情報の漏洩があった、という英文の通知メールが昨日付けで届いた、
どうでもいい英文メールに紛れて、あやうく削除するところだったが、英文で送ったのは誤送信とか?一見偽メールみたいで削除されるかもしれない、しかし和文ではちっとも来ない;後で和文でも届いた、
同社のネットショップを開くと和文化したお詫びと説明が出ている、
GGインターネットショップ

ネットショップは昨年10月から閉鎖しており、対応に時間を取り、年明けの昨日やっと説明があったことになる、
【2019年10月6日�・2019年10月24日の期間中に「GGインターネットショップ」においてクレジットカード決済をされたお客様133名はカード情報も流出した】とある、"�"って何だ
久しく買い物はしていないので、幸い筆者は該当しないはずだが・・
該当しそうな方はすぐ警戒措置を!
ほか19328名の氏名、住所、メールアドレス等が流出したそうだが、これだけなら実害はないだろう、
以上の全員にメールが行っているはず、
現代ギター社、問い合わせTEL:03-3530-5423

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category: 時事・雑記

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絶対熱 (温度の上限)  

物質は高温になるほど分子の動きが活発になる、冷凍庫の氷も固まっているようでじつは分子は動いている、あらゆる物質の原子がまったく動かなくなった状態が熱量:ゼロで、これが宇宙の最低温、絶対零度であり、0 K=(摂氏-273.15 ℃)である、
*この絶対零度は理論上の値で、実際に物質の原子が完全に静止することはないという。
big Bang
宇宙空間は絶対零度ではなく、約-270℃と観測されている、ビッグバンの名残、宇宙マイクロ波背景放射の電磁波が放射熱となって満たしているからである、全般にこれが今の宇宙の最低温度となるが、局所的にもっと低い場所がある、
ケンタウルス座5000光年にある、原始惑星状星雲のブーメラン星雲は星雲の中心から両極に164km/sのガスを吹き出していて、膨張する際に熱を奪い、周囲の宇宙空間を下回る低温
(-272℃)にしている、ここだけ冷房が効いている^^
Boomerang_nebula_20200107091228448.jpg
ブーメラン星雲
スプレー缶から噴射を続けると、缶が冷たくなってくるが、圧縮ガスが放出されると熱を奪っていくのと同じ原理かと思われる。
blower_20200107090508bf4.jpg
関連過去記事:
絶対零度より低い温度
クマムシ (宇宙空間でも死なない)

さて、低温には下限値があるが、高温のほうはどうなのか、いつも気に掛かっていた;
単純にエネルギーを高めれば無限に温度は高くなれる・・と思っていたが、この宇宙にとっての上限値があるらしく、絶対熱(プランク熱)と呼ばれる、
zettainetu.jpg
まず、E=m*cの2乗を頭に置いて・・
超新星爆発、中性子星合体、ガンマ線バーストなど超とてつもない高温現象も知られているが、これらよりはるかに桁違いに高い、絶対熱の温度は1.4168082×10の32乗 Kと導かれている、ビッグバンから1プランク時間経ったときの宇宙温度で、宇宙の始まりにあった全エネルギーの値である、(1プランク時間は時間の最小単位で、5.39116×10の-44乗 秒)
dark-matter-big-bang_20200107091647444.jpg
よって仮に宇宙の全ての物質やエネルギーを一点に集めたとしても、絶対熱を超えることはあり得ないという・・宇宙が膨張を止め収縮に転じ、ビッグクランチが起きない限り、この温度には達し得ないのかもしれない。

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category: 宇宙・天体

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フルトヴェングラー:Brahms Sym No.3 (2枚)  

フルトヴェングラーのブラームス Sym No.3はだいぶ後になってから聴きだしたので、ちょっと新鮮な楽しみでもあった、いずれもorchはBPO、会場はティタニア・パラストで1949年と1954年のライヴ録音を聴き比べた、 
まず'49年から、
W F br s3 EMI
1949年12月18日 EMI
音質はわりと耳ざわりよく聴きやすい、
第1楽章、柔らかい響きで始め、常に流線美を描くタッチで、柔軟にエネルギーを操る、提示部を反復するが、一回目の余熱が残る感じで、単なる繰り返しではない、加速状態で展開部に入る、[77]からva, vcが第2主題を弾き、vn1, 2のシンコペーションがより躍動的、
sc01 77
例によって終結部はかなりテンションを上げ巻き込んで行く、
第2楽章、やはり柔軟なタッチ、cresc.で内声部もぐっと湧き上がり懐深い、
第3楽章、Allegrettoはやや速めのテンポで弱々しくならず、流線的に起伏を大きく持たせる、
終楽章、ゆっくり始めるが期待どおり破天荒な気合いに巻き込む、
W F br s3 49 you
you tube:Brahms, Symphony No. 3 Op, 90 - Furtwangler, live 1949 (complete)

続いて'54年、フルトヴェングラー晩年の録音、
W F br s3 DG
1954年4月27日 DG
音質はだいぶ鮮明になるが、鑑賞する分には大差ない、
第1楽章はじっくりした入り、提示部は反復しない、'49年と共通するところもあるが、端正な落着きも感じ、じりじりとクライマックスへ運ぶ、
第2楽章は弱奏で穏やかに始め、夢見心地に運ぶ、後半で深く引き込む、
第3楽章、弦のしなやかさが魅了する、ppに入るとぐっと弱奏で聴き手を引き込む、最後にテーマを熱く聴かせる、
終楽章、'49年と基盤は共通だが、いくらか落着き整えた感じ、秀演としてはこちらだろうか。
W F br s3 54 you
you tube:Brahms: Symphony No. 3, Furtwängler & BPO (1954)

PS.しかし、ブラームスはストレートに甘美だったり、大仰な旋律にしない一歩控えた感覚が飽きることなく良い、ドイツ的なのだろうか、チャイコフスキーとなるとちょっと苦手;好みの分かれるところか、
tsc sc01
チャイコフスキー Sym No.6より

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category: ブラームス

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昭和の電車Ⅲ  

鉄道好きな人の感覚というのは、皆共通なのだろうか?個人的には珍しい車両ではなく、どこにでもある街や田舎の風情の一部となったような馴染んだ外観、また乗った時の車内、また各々の駅舎の雰囲気も好きである、
電車に冷房なんてなかった頃、天井に扇風機が付いた車両があり、円を描くように首を振っていた、そして広告がたくさん吊られて揺れていた、 

旧国鉄時代から特に親しみのあるのがこの車両、115系だそうで、ヘッドライトが中段にあり、オレンジと緑のツートン塗装が多かった、
115 01
懐かしく感じるのはヘッドライトが大きいタイプ、遠方に行くときはいつも乗った記憶、
寒い日、こっちの駅では降っていない雪をかぶって到着していた、
115 02
特急のこだまは憧れの列車だったが乗ったことはない、車輪より上部は遊覧船を思わせる、
kodama.jpg
JR高山線は今も電化されておらず、SL時代のあと、走れるのはディーゼル車である、
jr takayama
そして、やけに好きなのが通勤車両のクモハ40形、この落ち着いた渋さがいい、車内には昭和の空気がそのままあるようで、
kumoha40.jpg

どなたも地元の私鉄には馴染み深いものがあるだろう、以下は当地の名鉄車両、
nagoya tokei 01
前方が丸く膨らんだこの車両、イモムシとあだ名された、特にどうと言うことはないが^^
たまに乗れる型は子供心に楽しみ、
Meitetsu-3400.jpg
車窓からの景色、古い木造家屋に貼られたホーロー看板や、田んぼの中に立ったこんな広告塔もよく目にした、
Advertising tower
名古屋本線を走る特急車両として、パノラマカーの前身にあたるこの車両(5500)、初めて冷房装置が付いた高級仕様だった、屋根上の四角いのが室外機、
5500_202001050941450f0.jpg
その後、看板車両となったパノラマカー(6000)、小田急電鉄のロマンスカーを少し角張らせたスタイル、運転室は上階にあり、最前席に座れば展望は最高^^
7000_7500.jpg
時速100kmを超える運転をして、電光掲示板で速度を表示していた、高速で走るにはレールの直線性も重要で、しっかり整備されていたのは本線くらいだったと思う、
Night city

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category: 時事・雑記

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F.リスト:Beethoven Sym No.9 (2台のピアノ編)  

今回も興味深い編曲もので、フランツ・リストが編曲したベートーヴェン「第九」の2台(4手)のピアノ編を聴いた、
これほどのスケールの曲になると、少人数の室内楽で各楽器を有効に使う・・というのは逆に難しそうで、いっそピアノ一色でorchをイメージさせたほうが幅が効きそうに思える、ピアノにはorch楽器の最高音から最低音まで備わっている。
奏者にとっては「orch原曲から→こう持ってきている」という把握が必要だろう、 
NAXOSから出ている、 Leon McCawleyと Ashley Wassによる演奏は特に良いと思う。
liszt be sym9
第1楽章、ppでの始まりはorchが鳴っているような錯覚を受ける、パッセージも粒立ちよくorch以上に明確に聴きやすい、
sc01_20200104102013724.jpg
展開部でtimpが長い連打を聴かせるイメージもある、
sc02 2
第2楽章、スケルツォはピアノにぴったりくるように聞こえるが、難技巧には変わりないだろう;トリオが快調である。
第3楽章、orchより少し速めのテンポで弾く、ピアノの響きで始まると、ノクターン風に聞こえて、浮かぶ情景も変わるのが面白いが、ピアノならではの物腰とハーモニーでこの楽章の美しさを再認識できる、
終楽章、4人の独唱、合唱、orchをpf、4手でいかに表現するかが聴きどころ、これはあくまで原曲のフル編成による演奏を憶えていて、イメージ再現するタイプの編曲と言えそうだ、逆にあらためてorchを聴けば、聴き漏らしていた声部に集中できるかもしれない。
liszt be s9 you
you tube:Beethoven - Symphony No. 9 in D Minor, S. 657/R. 376, "Choral":
I. Allegro ma non troppo, un...
II. Molto vivace
III. Adagio molto e cantabile -...
IV. Finale. Presto

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category: ベートーヴェン

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落語:粗忽長屋  

正月は笑いが一番、この噺のオチはどなたも記憶にあるだろう、 
粗忽(そこつ)というのは、そそっかしい、忘れっぽいことを言う、落語には欠かせない人物像で・・そういう我も2階から何か取りに降りてきて、さて何を取りに来たんだろう?とか、スーパーの広い駐車場に車を止め、帰りにどのへんに止めただろう?とか、何か忘れてる気がするが、何を忘れたのか思い出せない、なんてぇことがよくあり^^歳のせいか元々なのか区別しにくい;

さて「粗忽長屋」というのは誰が作った話か、原話は寛政年間からあるという、
「シュール」とは、現実にはあり得ない事をさも現実のように描写した芸術行為のように捉えていたが、昔からこんなセンスがあったのが凄い、
sokotunagaya.jpg
生きている当人と死んでいる当人が居る、重ね合わせの状態で展開し、謎のまま終わる;
まずはこの噺では一番といわれる柳家小さんから、
kosan.jpg
you tube:小さん 粗忽長屋
一切の無駄がない、持ち味が効いている典型だろうか^^

関西バージョンで桂文珍、
bunchin_202001030943555dc.jpg
you tube:桂文珍 そこつ長屋
文珍の持ち味にも合っている、

粗忽長屋の改作もので「永代橋」というのがある、人物の粗忽ぶりは同じだが、謎は解決する、三遊亭圓生の一席、
ensyo.jpg
you tube:ライブラリ@名人寄席 六代目 三遊亭圓生 永代橋

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category: 落語

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らららクラシック:BPOの「トムとジェリー」  

今の日本のアニメ番組といえば、きれいなキャラデザインとかあとは声優の演技くらいが見せどころか、動画というより「動く紙芝居」程度で、音楽は様々な場面に合わせたのを用意し、BGM的に使うだけ、アニメーションといえるのはS.ジブリ作品レベルでようやくだろう。 
昔、ディズニー映画のアニメーターらが脇に鏡を置き、その場面のキャラクターになったつもりで表情をつくり、その雰囲気で描くところが紹介されたことがある、キャラが生きたように表情豊かな秘訣、これが米のアニメ作りかと関心した。

正月1日の番組で一番よかったのが、ららら♪クラシック(nhk)で、この番組第1回の再放送だった、同世代の方はたぶんTVで何度も親しんできた短編アニメ「トムとジェリー」の音楽が紹介された。キャラクターの動きに合わせ、一作ごとに書かれた音楽である、作曲を担当したスコット・ブラッドリーの手腕の高度なこと、
Scott Bradley
Scott Bradley(1891-1977)
先に音楽が録音され、それに合わせて動画を作る手法も使われるそうだ、場面のイメージを先に設定するのか、orchもときに超ハイテンポで演奏する高度技だ、
番組の最後にS.ラトル指揮、BPOによる「トムとジェリー」の音楽が紹介された、ラトルも筆者と同世代、親しんだのかな^^聴き憶えのある音楽を交響詩的にまとめてあり、最後のほうだけyou tubeにある、さすがBPO、
S R tomjerry
you tube:Bradley: Tom and Jerry / Rattle · Berliner Philharmoniker

コマ数の細かい生きたような動画も見事で笑いのツボも絶妙なタイミング、予想どおりのギャグもちゃんと^^クラシック音楽にそのままアニメを乗せた傑作もある、
tom jerry 02
you tube:Tom and Jerry (The flying cat)
tom jerry 03
you tube:Tom and Jerry (The Cat Concerto)
tom jerry 04
you tube:Tom and Jerry (The Night Before Christmas)
tom jerry 01
you tube:Tom and Jerry (Tom and Jerry in the Hollywood Bowl)
1940~50年代の作品だが、入念な手作りの粋を集めた名作ばかり、これぞアニメのクラシックだろう、短編で十分。
ほかyou tubeにはたくさん紹介されている、

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category: 映画・TV・DVD

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