アシュケナージ:Brahms piano con No.1(更新) 
2020/02/29 Sat. 10:10 [edit]
時が経つとそろそろ聴きたい・・と依存症気味;
V.アシュケナージのピアノとハイティンク指揮、RCO、初期のデジタル録音だがCD、LP両方揃えた、カートリッジの特性か、LPがやや滑らかにきこえる。

ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
録音1982年 LONDON
第一楽章、4分の6拍子、マエストーソ、timp連打を伴う切り立った第一主題で始まる、一旦穏やかな主題で静め、再び始めの主題が対位法的に迫る、[76]からの踏み込みがじつにいい、

ハイティンクはややエッジを立てた感覚で引き締める、この前奏部が圧倒する内容、
弱奏となり、ピアノソロは別のノクターン風の主題で始まる、

アシュケナージのピアノは剛腕というより、端正な印象、バランス良く整った演奏で心地よい。ピアノはコンチェルトソロというよりもう一つのオーケストラみたいな活躍に感じる、複数の主題が巧みに折り重なり奥深い、展開部ではオケのパートをピアノが再現、鍵盤のオクターヴを重ねた力強い響きが多用される。Sym No.4を思わせるエネルギッシュな終結もいい。
第二楽章、アダージョ、亡くなったシューマンへの追悼の意も込められているという、宗教曲的気分の楽章、静寂ながら後半ではピアノ、オケともに盛り上がりを見せる、終結の部分だけ弱奏でtimpが入る、

終楽章、ロンド、アレグロ・ノン・トロッポ、ロンド形式で古典派協奏曲を継承する要素が大きい、ブラームスらしい渋めだが急き立てるように印象的なロンド主題、間に入る副主題も多彩だが、ロンド主題を使ったフガートも聴かせ、ここもブラームスらしく期待に答えた内容、

この頃としては古めかしく、古典派流のカデンツァも入る、終楽章ではだいぶピアニスティックな要素も聴かせる。

you tube:Brahms: Piano Concerto No.1 in D Minor, Op. 15 -
1. Maestoso - Poco più moderato
2. Adagio
3. Rondo (Allegro non troppo)
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category: ブラームス
手縫い補修 
2020/02/28 Fri. 11:39 [edit]

リュートのナットからペグが離れている弦はその間をこれで繋いでやると、伸縮しないので微妙な調弦がしやすい、

楽器のストラップも手縫いで自作しているが、少し太めで黒いのが掛け紐として具合が良く、切れる心配はない、


さて、家では思い切り安もんのジャージで過しているが、コンビニ以外に行くときはさすがに着替える;最近太ってはいないはずだが?・・
このズボン、ボタン穴が開いてズレるため、ファスナーがずり落ち気味になる、全部は落ちないけど;ダランとしてみっともない、

しかし穴を縫い詰めるとボタンが通しにくい;・・ ひらめいたのが先ほどのポリアミド紐、
輪っかにして少し手前で止まるよう内側に縫い付け、一緒にボタンを掛ける、

ちょうど良い位置で止まるようになったv

目立たない糸で縫ったが、どうせベルトで隠れる、
ストラップを作ったのがきっかけで、針と糸を使うようになった、うまくいくと気分いいv
裾直しも、もちろん自分で、

本来の裾先を出して捲り縫いしている、切ってまとめる手間なしv
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category: 手工・修理
ウイルス 
2020/02/27 Thu. 09:59 [edit]


資料:国立感染症研究所
冬に流行するのは、空気が乾燥すると、ウイルスが軽くなり浮遊しやすくなる、また人体は寒さで体力が落ち、抵抗力も下がる、といった理由らしい、高齢者や基礎疾患のある人は危ない、これら風邪のウイルスに直接対抗する薬はなく、解熱剤ほか適切な薬で症状を緩和しながら、患者自身の抵抗力で快復を待つしかない、

ウイルスが減退した後も、破壊していった細胞組織が修復されるまで日にちがかかる、
何らかの集まりが日課で楽しみな人も当面、自粛したほうがよい、症状が軽ければ病院にも行かないほうがいい。
大相撲3月場所は日程延期はできず、観客なしで行なうのも選択肢だそうで、それでもTV中継はやる?どんな雰囲気だろう;;
「ウイルス」って何なのか、あらためて考えると曖昧な知識しかない、細胞を持たず、単独では生命活動はできないので非生物ともされるが、生命体になる前の辺材のようにも見える?
遺伝子を持ち、他の生物(宿主)の体に侵入して増殖する、宿主は体の正常を失い、死に至ることもある。その宿主の体にじつに巧妙に寄生し、宿主の免疫力(抗体)から逃れる仕掛けも持っていて、次々と対抗的に型を変える。
因みに細菌に感染するウイルスをヴァクテリオファージと呼ぶが、こんな姿だそうだ、


ヴァクテリオファージ
生物というより機械?小惑星の探査着陸機にも見える、顕微鏡写真でも確かにそんな姿、


右:大腸菌にとりついたところ
スパイク付きで図の尾部が細菌の細胞壁を突破し、二十面体の頭部にある遺伝情報の核酸を細胞内に送り込み増殖する、宿主の細菌はさんざん利用され死滅、この後ウイルスは新たな宿主に出会うまで漂う、ミクロのエイリアンとでも言うべきか、こんな複雑巧妙な仕掛けが自然のミクロ世界にあるのに驚く。
PS.アルコール消毒液はウイルスの脂溶性の殻(エンベローブ)を破壊するので効果はある、

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category: 科学・自然・雑学
ハイティンク:Brahms Sym No.2 (更新) 
2020/02/26 Wed. 10:31 [edit]
さて、ブラームスSym No.2は聴いていると情緒が安定し、なおかつ味わい深い傑作。
今日はハイティンク指揮、LSOのライヴ録音、Double concertoとのカップリングで残響は少ないが音質はきめ細かく、各パートがよく聴ける、2003年の録音。

ブラームス交響曲第2番 ニ長調op.73
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン交響楽団 2003年
第1楽章、主題は滑らかで清々しい美音で始める、trbとtubは使われる箇所が少なく、[33]に出たときから特殊な存在として印象付く、

[118]からのfはぐっと切り立て引き締める、その前までtimpはfを予感させ、[118]からは沈黙する、(*timpはAとD音の一対で、ここで使える音がない)

[204]からのフーガはレガートに演奏するが、締まった感覚を保つ、

[246]でtrbとtubが異質に踏み入って展開部のクライマックスへ導く、

上述の提示部[118]で沈黙していたtimpは[386]からA音D音とも鳴らせる、

結果的に提示部に対し、再現部で力感が強調され効果的でもある。
第2楽章、この楽章もドラティックな内容を持ち、ふくよかな弦で始まる、
[91]まで弦が緊迫したパッセージを聴かせ、休符の次はffの総奏が来そうなところ、12/8拍子でじわりとcresc.なのが内的な緊張を持たせる^^

vn属それぞれの特徴で、vnの低音部で弾く音は渋く、同じ音をvcの高音部で弾くとつややかだ、ブラームスはそうした各弦楽器の響きを使い分けるのが深い味わいどころ、vaがvnより上の声部を弾くこともある。
第3楽章、3/4拍子でobが主導する始まりは大らかでスケルツォの雰囲気ではないが、[33]のPresto ma non assaiは2/4となり、ここからの3小節がそれまでの1小節に当てはまり、入れ子の関係になる、
しかし、[100]からのobやfagの休符を挟みスタカートがつき、タイで繋がっているって、どう演奏するのか楽譜だけでは困惑する^^;

終楽章、この楽章も対位法を用いた充実した内容だが、Sym No.1のときとは違い、解放されたような楽しさ、ゆとりを感じる、ライヴ録音でorchに近づいたようなサウンドは一段と肉迫してきて覇気が伝わる。
you tubeにはモノラルの状態で挙っている、

you tube:Symphony No. 2 in D Major, Op. 73:
I. Allegro non troppo II. Adagio non troppo
III. Allegretto grazioso IV. Allegro con spirito
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category: ブラームス
暗いベテルギウス:VLT撮像 
2020/02/25 Tue. 09:44 [edit]
過去記事:暗くなったベテルギウス

ベテルギウスは640光年離れているが、超巨星であるため、HSTやVLTなど分解能に優れた望遠鏡で実像を捉えることができる、ヨーロッパ南天天文台(ESO)のVLT望遠鏡が2019年1月と同年12月に捉えた比較画像を公開した、1年未満の間に大幅に暗くなっている原因らしき様子が見られる、画像の下半分が異常に暗くみえる、

2019年1月(左)と12月(右)にSPHEREで撮影されたベテルギウスの比較、暗くなり、見かけの形も変わっている(資料:ESO/M. Montargès et al.)
元々ベテルギウスには巨大な「対流セル」があり、深層から重力の弱い外縁部にまで対流して盛り上がるため、きれいな球形ではなく、過去の観測でも歪な姿を見せている、

ベテルギウス

太陽
ベルギー・ルーヴェン・カトリック大学のMiguel Montargès氏によれば、「今回の減光はベテルギウスの活動に何か例外的な乱れが生じたために暗く見えている」との見方と、「ベテルギウス表面から地球方向に大量の塵が放出され、光を遮っている」など仮説が出ている、
もし後者が原因だとすると、減光は長期間になるのかも?
いずれにせよ、晩年の非常に不安定な赤色超巨星であり興味をそそる、変動の範囲内なのだろうが、危うくなった可能性もゼロとは言い切れない;
ブラックホールを直接見られたのは人間の努力、しかし近場の超新星爆発は待つほかない、
もし見られたら、我が生涯に一片の悔いなし、なのだが^^;
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category: 宇宙・天体
甘いお菓子(ボンボン) 
2020/02/24 Mon. 09:26 [edit]

ロッテのバッカスチョコレートも初期は砂糖で固めた層があり、チョコで被ってあったが、板チョコのように繫がっていたので、割り方がまずいと、シロップが漏れてしまった、


今は1個ずつ別れ、チョコの外層に直接シロップが入っている、この製法も不思議に思うが、食感としてはザラっとした砂糖層があるほうが好みだった、
固形の砂糖の中にどうやって液体を入れるのか不思議だったが、知れば目から鱗である、要するに"鋳造"なのだ、
コーンスターチ(澱粉)を平たい箱で平坦に均し、型をあてて凹みを付ける、そこに濃い砂糖溶液を流し入れ、上からもふるいを使って、コーンスターチをかけて蓋をする、時間が経つと溶けた砂糖が外側から再結晶化してきて外殻が出来るという具合、コーンスターチは外側の水分を吸収する効果もあるだろう、

そーっとやる、とてもデリケートな作業らしい、たぶん日が経ちすぎると芯まで結晶化して、ただの砂糖玉になると思う、そうなっちゃっている製品もある;
国内産もあるが、イタリアブランドに良さそうなのがある、フルーツや花の香りつきで^^

参考画像:ミックスとローズ
洋酒でもいいし、フルーツや花のリキュールがいろいろあるので、コツがわかれば好きなのが出来るかもしれない、チェリーブランデーなど最高だろう、

参考画像:リキュール類
記憶も不確かな小さい頃、このようなリング形のボンボンを買ってもらったことがある、駄菓子屋のバラ売りで紙の袋に入れてもらう、香料なしの素朴な砂糖風味だった、

ちゃんと液体のシロップが入っていた、確かに鋳型ならリング状にも作れる。
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category: 昭和の記憶
W.サヴァリッシュ:Brahms Sym No.2 (更新) 
2020/02/23 Sun. 10:03 [edit]

一頃いろんな演奏で連続聴きをしたが、とくに好みの演奏の1つがサヴァリッシュだった、
田園的な穏やかな曲だが、カッと燃える要素も多分に秘める、サヴァリッシュは清涼で端正な構えを基調にそこを切り立ててくる、

ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ロンドン・フィルハーモニーO
1989年 EMI
第一楽章、弦の響きは爽快だが、芯の通った感覚がある、始まってすぐ、[19]からpでvn1とva(→vc)が下降音型を心地よく奏で、続く[32]から、ppのtimp連打と金管が引きつける、

vn1の[44]からのテーマは満ち足りた気分、

vcとvaの[82]からは憂いをおびた名旋律、

[118]のfに入る前、timpに思い切ったcresc.をかけ、バシっと締める、

展開部[204]からはフーガの書法が引き付ける、

[224]からtrbとB.tubが入るが、B.tubが懐深く聴き応えあり、

[246]と[259]からの2段構えのクライマックスも切り立った力感、

以降再現部、終結部も巧みな書法で味わい深い。
第二楽章も、スコアを見ながら聴くと、orch.の楽器の組み合わせ方には無数の選択肢があり、
よく決められるもんだと思う;ブラームスはorch.作品をまずピアノ連弾の形で書くそうだが、入念な推敲を重ねるのだろう。
第三楽章は始まりのAllegretto grazioso(Quasi Andantino)の1小節が、[33]からの
Presto ma non assaiの3小節分に相当し、拍節が入れ子になっている、

始めのAllegretto graziosoのテンポがPresto ma non assaiの急速感を決めるがサヴァリッシュは速めにキビキビと進める。
終楽章、普通かやや速め、楷書的で引き締まった演奏で爽快さもある、終結に向けて端正さを崩さず痛快に決めて終わる。

you tube:Johannes Brahms, Symphony Nr. 2, D-major, Op. 73, Wolfgang Sawallisch
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category: ブラームス
遊星ギア糸巻き 
2020/02/22 Sat. 10:39 [edit]

ところで、宇宙のどこかで生命の発生があったとする、気の遠くなるような低い確率で偶然、RNAのような生命の材料になる有機分子の組み合わせが生じ、最初の生命になる、それが滅びることなく複製を作り、進化してより複雑な構造を持つようになる。
これは有機分子が砂みたいなもんじゃなく、元々そういう結合をしやすい性質を持っていて、起こりやすい事なのか?生命科学による解明にかかっている。
過去に記事にした、鞭毛で動く細菌のような微生物でも人間か神様が設計したみたいな;じつに巧妙な仕掛けを持っている、

過去記事:鞭毛モーター
機械など、およそ人間が作るような工作物は既に自然界の生命体にある、
以上は前置きで、ここから本題^^;
ヴァイオリン属の糸巻きはリュートと同じく単純なペグだが、遊星ギア(遊星歯車機構)内蔵のペグが出てきた、

→ 遊星歯車機構:Wikipedia(中心より外側がゆっくり廻る)
モダンギターの機械式糸巻きと同様の機能が1本の棒の中に収まっており、従来のペグのようにペグボックスに収まる、

チェロ用
既存の楽器に取付けるにはペグ穴の修正が要るらしい、一度取り付けると元のペグには戻せないらしく、それが原因か、ヴァイオリン属奏者にも使っている話はあまり聞かない気がするが、新作楽器などに付けて普及すれば事情は変わってくるかも?
詳細情報→ ムジカアンティカ湘南ページ
この遊星ギアの仕組みを見て、ピンと思い出したのが、上述の細菌が鞭毛を廻す機構である^^理に叶った歯車の組み合わせだ。
さて、この遊星糸巻きの既製品は今のところヴァイオリン、ヴィオール属向けしか作られておらず、リュートにそのまま使えるのはないそうで、楽器に合わせオーダーメイドになるそうだ、取付け例の画像を1つ紹介する →画像

ペグ数の多いリュートにこそ救いになるのだが、本数からして相当の価格になりそうだ、
また取付け協力者の製作家に依頼する必要がある。
PS.昔はクルマの「パワーステ、ウィンドー、」なんて上級車だけだったが、今は「軽」にも付いている、こういう助かる技術は普及してほしいもの。
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category: Instruments
I.ボルトン:Haydn Sym No.102 (更新) 
2020/02/21 Fri. 09:53 [edit]

交響曲No.102 変ロ長調
アイヴァー・ボルトン指揮
ザルツブルク・モーツァルテウムO
2011年
メヌエットやロンド風の終楽章は反復でスコアのページ数が節約されるが、
第1楽章は全ページの半分近くを占める、主部は活き活きとした主題とどっしり構えた感覚が満喫できる、この[60]からは一押し楽しさを加えたようだ、vn2の右側配置が効果的、

展開部では対位法の面白さが十分、再現部以降の充実感も見事、
第2楽章は3つの変奏からなる三部形式とも言える、vcのソロが通して活躍、ミュートを付けたtrpは余韻のように響かせる、
第3楽章、このメヌエットは初めて聴いたとき、踏み込みの強い、随分武骨なテーマに思ったが、今は何とも言えぬ高貴な趣きに感じる、どっしりした貫禄としなやかな気品を持つ感じ、ボルトンは活気のあるテンポで[50]からtimpが入るところ、orch.の量感を痛快に効かせる、

トリオはレントラー風に気分を変える、
終楽章、プレストはすばしこい動物を追いかけていくようなイメージ、斬新で遊び心いっぱいの楽章でもある、ボルトンは快速かつ精緻に決めていく、

you tube:Symphony No. 102 in B-Flat Major, Hob.I:102:
I. Largo - Vivace II. Adagio
III. Menuet - Trio: Allegro IV. Finale: Presto
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category: F.J.ハイドン
昭和の容器 
2020/02/20 Thu. 09:46 [edit]

参考画像:淵が金塗り、取っ手は指を通さず、摘まむ形・・少し前まで食器棚の奥に残っていた;
先日、カレーにウスターソースをかける話を書いたが、当時は醤油やソースは一升瓶で買って、こんなガラスの醤油差しに入れていた、


参考画像:現行のレトロ商品
全部ガラスで出来ていて、蓋もねじ込み式でパッキンはなく、カタカタする、
うちにあったのはこんな感じだった、


筆者イラスト
醤油,ソースとも同じ醤油差しに入れていたので、よく間違えた;
うちではパン粉を付けたフライと天ぷらの区別なく、どっちもソースをかけていた頃があった(今はエビフライを天つゆで食べたりする;)、
うちでs30年代後半頃?から使っている骨董品がこのシュガーポット、角形デザインである、

新しいのも買ったがなんだかこれを使う、取っ手と蓋が連動するのは当時の定番型のようで、ちょっとした便利さと長い付き合いが手放せない^^;
PS.急須の注ぎ口の内側は穴あきになっているのが普通だったが、今は細かい茶こしを使うのが多い、これでは"茶柱"は立たない^^;

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category: 昭和の記憶
腱鞘炎 
2020/02/19 Wed. 09:19 [edit]
腱鞘炎は一度かかると一生付き合う事になる、痛みがおさまっても治ってはいない、悪化すると長引き、湿布など気休めにもならない; その後は「いけないな」と思ったら休むようにしている、ここ数日、調子よくないので3-4日弾くのは休むことにした。
リュートでは押弦で格闘するような事は少なくなったが、たくさーんあるペグを調弦するのに親指を酷使する; この11コースluteの場合、①コースのペグは他と離れているので、指の腹で握る形で廻せるが、

ほかのペグは間隔狭く並んでいるので、どうしても指先で摘まむ形になる、

ざっと廻すときは大したことないが、調弦がぴたりのところで止めるのに結構力を使う;

こんなペグ廻しも作ったが、あまり楽にならないし;直接ペグを持たないと微調整がし辛い;

楽器を抱えて調弦すると左手ばかり使うので、楽器を下ろし、右手も使って調弦するなどしているが、右手だけで調弦するには・・
リュートの場合楽器を立て、まず正面向けて、左手で弦を弾きながら右手で片側を調弦、
次に裏向けて反対側も右手で調弦する、

バロックギターは向きをかえず右手だけでいける、

このやり方に慣れてみようかと・・?;
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category: 演奏について
B.ヴァイル:Haydn Sym No.102 
2020/02/18 Tue. 10:08 [edit]
数日ぶりにステレオの前に座って、ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシス(古楽器)で聴いた、どんな演奏だったか憶えがなかった、

交響曲No.102 変ロ長調
録音はひじょうに繊細に各楽器の音を捉え、透明である。

第1楽章の序奏はさらりと行くが主部は意外に急がず、がっしりしている、主題は軽やかだが総奏がどっしり来る、この演奏はその対比をよく押し出す、書法的にも見事で、展開部の対位法は彫りが深く、再現部も華々しい。
第2楽章はヘ長調で涼やかに始め中間部でハ短調になり、劇的な展開になる、この楽章ではtrpとhornに"con sordino"(ミュート付き)が指示され、初めての事である、弱音よりも、音色の変化が狙いのようだ、当演奏では[56]でtrpがよく響き、印象的で近代趣向を思わせる。

メヌエットはAllegroで活気良く、金管とtimpがどっしり来たあとに軽やかなvnの対比が痛快。

終楽章、Prestoだが、アンサンブルをカチっと決めるのが聴きどころ、ヴァイルは急ぎすぎず、折り目正しく聴かせる。

you tube:Symphony No. 102 in B-Flat Major, Hob. I:102:
I. Largo-Vivace II. Adagio
III. Menuet. Allegro-Trio IV. Finale. Presto
またNo.102のお気に入りを取上げる予定。
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category: F.J.ハイドン
ライスカレー (キンケイ) 
2020/02/17 Mon. 09:30 [edit]

まあ厳密じゃなく意識して使いわける人もないと思うが、今うっかりライスカレーなんて言うと年寄り~って感じ?^^;
先般は懐かしい即席カレーについて書いたが、今日は実践編、

気になっていた明治キンケイミルクカレーの現行品だが、業務用サイズで1kg入り、
何回分あるだろうか; 袋はファスナー付きで、冷蔵しておけば保存できるだろう、

まずは説明書きどおり普通に作ってみた、最近の茶色っぽいカレーに比べて明るい黄色^^;

社員食堂、学校給食向け、とあるが、なるほど、給食で出たカレーシチューなどこんな感じだった。甘口と中辛の間くらいで程よくスパイシー、「フォンドボー」みたいにコッテリしていないが、すんなり親しめる味、好みで調味を加えてもよいが、まずはこのままがいい、
昔の食卓にタイムスリップした、「カレーあられ」も一緒に思い出すような風味である。

昔はカレーの上からウスターソースをかけるのが、普通の食べ方みたいな習慣だった、

自分流には、福神漬けを添えて、カレーの乗ってない白ご飯の部分にウスターソースをかけ、そこだけ食べたりするのが良かった^^
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category: 昭和の記憶
振動不良弦 
2020/02/16 Sun. 11:58 [edit]
ギターなどの弦に使われている原材料のナイロン等の合成繊維や金属線は楽器専用ではなく、多目的に作られている、よって太さも正確に均一ではなく、規格値より細くなければ合格、というところだろう。
ナイロン線等を工場で作る方法は、熱で溶解させた材料を穴から押し出し、冷却するそうだが、ここである程度太さにムラが生じるらしい、これを何の加工もせず弦として使えば当然、振動不良となる、研磨して太さを整えた弦もあるが、それでも良好とは限らない、
銅線を巻いた低音用の巻弦も、銅線の不均一と製造精度のムラが合わさって、どんな出来上がりになるかわからない、

Pyramidは銅線にアルミメッキ、Aquilaは透明樹脂のコーテイングがしてある、
ひどいのは開放弦がフレットに当たり、不良弦には悩まされた、
その後も様々な素材の弦が出ているが、振動不良の問題は相変わらず、


Aquila:低音用合成弦(茶色)
弦として最も精度高く作れるのはガット(羊などの小腸)、あるいはカイコが吐き出す絹繊維で、天然物のほうが均一性が高いようだ、昔作られた低音弦の製法は不明である、

不均一な弦は、
1.振動が脈動して音程がふらつき、フレットに当たってビリやすい、
2.ハイポジションに行くほど音程が狂う、
といった問題が出て、どうにか許容範囲のものを使うしかない。
楽器弾きの間で、ダメだった弦は捨てる前に逆向きに張ってみるという話を聞く、大抵は逆にしてもダメだが、稀にウソみたいに使えたりする、このジャーマンテオルボの⑥,⑦コースに張っていた低音側のフロロカーボン線だが、開放弦がビリつくほど酷かった、
⑥,⑦コースは押弦も頻繁に行なうのでこれじゃまったくダメ、期待せずに一応反対向きに張ったところ、2本とも驚くほど問題が消えた!

これをどう説明したらよいか解らないがやってみるものだ^^
因みに⑥コースは弦メーカーのもの、⑦コースは大型魚用釣糸だが、原材料としては同じものである(たぶん製造元も同じ)。

PS.生産ラインの関係か?不良弦が集団でまとまって来る傾向がある、

バロックギターの弦が揃いも揃ってダメなので、一か八か再度注文した;
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category: Instruments
昭和の防虫 
2020/02/15 Sat. 10:20 [edit]
当地市内を流れる川で堤が桜の名所になっている所、今は鯉を放し飼いにできるようになったが、環境整備でどうにか今の状態になった、

(増水して下流に流されても住んでいた辺りに戻ってくる、)
この川も昭和30~40年代前半頃はそりゃ酷い汚水路状態で悪臭が漂い、とても花見どころじゃなかった、流れ込む細かい側溝はボウフラの温床だったと思う、
その頃はハエもいっぱい、戸や縁側など開けっぴろげの生活だったのでなおさらである、それらを駆除する道具や殺虫剤もいろいろあった、寝る時は蚊帳を吊り、蚊取り線香でしのいだ、

当時は何故か?家の天井にハエがよく止まっていた、それを①ハエ取り棒とかいう、先が漏斗状でパイプが続き、下は水を入れただけの容器が付いた道具で、ハエを覆って天井を押えると逃げようとして下の水に落ちてくる、ハエ叩きでは逃げられるのに、こんな方法で取れたのが今も不思議に思う、(昆虫も睡眠するので、天井のハエも眠っていて、ハエ取り棒で捕えやすいのだろうか?そういえばセミも鳴いていない時間帯、虫取り網で覆ってもなおかつ逃げないことがあった・・)
飯台上の食物には②蝿帳という網が必須だった、殺虫剤はスプレー缶ではなく③噴霧器で薬剤を散布したが臭いがきつかった;ゴキブリ駆除はバルサンを焚いたが、すぐ代りのゴキ君達が入ってきてきりがない;
八百屋や魚屋に行くと④蝿取り紙が沢山ぶら下がり、⑤蝿取り線香が焚かれていた、業務用は太くて丸い渦巻きだったが家庭用もある、八百屋の店先では野菜など食品と蝿取り線香の混ざったような匂いがどこでも共通だった、梅の季節になると青梅の強い香りと混ざり、とくに懐かしい記憶がある。梅干しの赤紫蘇は畑の畦道にいくらでも生えていた。


自然が豊かだったせいか;夜の街路灯には虫が群がり、飛ぶのが下手なカブトムシがよく落っこちてきて捕まえたことがある。

PS.赤ちゃん用の蚊帳もあった、(蝿張と区別つかない;)

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category: 昭和の記憶
他人すき焼き 
2020/02/14 Fri. 09:41 [edit]
これが結構美味しく、家でも作ることがある、他人丼と呼ぶのは西日本で、関東では「開化丼」と呼び、文明開化に由来するとされる。

ほか、鴨肉を鶏卵でとじたのを「いとこ丼」という、
昔、うちではすき焼きを作るとき、牛肉が足りないと思ったら、冷凍の豚肉で補充することがあった、「他人すき焼き」になる、お客さんに出すわけじゃなし、何をしてもいい^^

先日、息子が帰宅して久しぶりにそんな状況になった、
漫画「ちびまる子ちゃん」の家でもこんなすき焼きが登場し、親しみをおぼえたのである、

you tube:まる子 貧乏話 下
まあ、味付けしだいで美味しくなるのだが、牛とは違う豚肉の歯応えも変化があってわるくない、どっちに当たったっていい^^
一方、めったにないことで・・
職場の宴会で貯まった会費を使い切ろうと、松茸入りすき焼きもやった、

当然、牛100%、持ち帰り松茸ご飯付き^^;
ところで、すき焼きにシュンギクを入れるかどうかで、好みが分かれるかもしれない、香りと苦味が結構強く、魚介類の鍋にはよく合うと思うが、

うちでは甘味のすき焼きに風味のアクセントになって良い、と好んで入れている。
おまけ:久しぶりに笑った第321話

you tube:「まる子、別荘へのあこがれ」
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category: 昭和の記憶
地球外生命の存在確率 
2020/02/13 Thu. 10:27 [edit]

有名なSETI(地球外知的生命体探査)のドレイク方程式、

これも希望的観測の掛け合わせに過ぎない。
NASAが探査しているハビタブル圏の系外惑星も、『もし生命が発生していたら』 生存可能かもしれない、に留まる。何かにつけ、地球に似た環境があれば、当然のように生命がいるような発想がされがちだが、一番難しいのは生命発生のプロセスである、
我々の知っている生命は地球にあるタイプが唯一だが、同タイプの生命がどの程度、知っている範囲の宇宙に存在するか、その可能性が宇宙論と生命科学を根拠に初めて検討された(2020年2月7日、→東京大学大学院理学系研究科)

DNAやRNAの基本ブロックとなるヌクレオチド(核酸塩基)4種が長く繫がり、情報保存や複製を作れる機能をもち、生命の材料となるまでが、ランダムな結合の結果、『偶然出来上がる確率』を計算したところ、可能性が生じるには、10の40乗個~10の180乗個の星が宇宙にある必要があり、我々の観測可能な宇宙、半径138億光年以内にある銀河全ての星(10の22乗個)を合わせても足りないという結果が出た、もちろん宇宙はその外にも拡がっていると考えられ、インフレーション宇宙モデルが正しければ、宇宙の大きさは少なくとも10の78乗倍以上に広がっているので、可能性は十分あり得ることになる。
PS.我々の観測可能な宇宙は光が出発したときの距離で、光路距離138億光年となるが、宇宙は膨張しているので現時点では共動距離470億光年まで遠ざかっている、生命存在の可能性を得るにはもっと遙かに外までの範囲が必要になる。


観測可能な宇宙の範囲
生命組織はまるで神様が巧妙に設計したかのように見えるが;生命科学の観点からもっと効率のよいRNA生成プロセスが見いだされればこの結果も大きく変わる。
以上はごく原始的な初期生命の発生の事だが、前述のドレイクの方程式のNにあたる知的生命が仮にいたとしても、交信可能な近くにいる可能性は極めて低いとみられる。
いつも知りたいと思っていることを集約すると、
・生命の発生プロセス ・宇宙は無限か ・空間の正体 ・宇宙は何故あるのか
などだが、わかる日は来るのだろうか;
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category: 宇宙・天体
マイカー歴 
2020/02/12 Wed. 09:07 [edit]
それまでバイクしか買えなかったが、やっと4輪の車がやってきたのは幼稚園最後の頃だった記憶、乗り継いだ車と昔の記憶も一緒になり、これも懐かしい。
父がどんな車を乗り継いだか全部憶えていないが、このコロナは憶えている、

図工の版画で車の絵を彫ったら、先生に「君ん家、コロナか」と言われた、フロントバンパーに大きな緩衝ゴムが付いているのが特徴だった。
車がブームになりだしてから、型の流行はボクシースタイルと流線スタイルを繰り返しモデルチェンジしていた、
次にボクシーな低車格のクラウンを買った、デカいだけで面白みはなかった;

乗せてもらう分には快適だが、運転者には車庫入れなど面倒だったようだ、
その次はハコスカと言われたボクシーなスカイラインGT、

父も一番クルマに凝っていた頃か?アクセルを踏むとグンと加速して危ないとか言っていた;もっと乗ればいいのに買い換えてしまい、筆者はまだ免許がない頃で運転できなかった、
免許を取った時が流線スタイルのローレルGX-6で、父と共用していた、

ツインキャブでチョークを引いてエンジンをかけ、十分暖機するまで調子良く走らないという、マニアックな?車、冬なんか早めにかけないと職場に遅刻する;「足代わり」である今の感覚にはほど遠い;
その後はあまり拘りなくコロナ、ブルーバード クラスでトルコンの楽な車を選んだ、

・・しかし、スカGだけは運転してみたかった^^;
現在はもっぱら実用的にコンパクト車が家族分3台;どの車種も室内は広くなって助かる。
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category: 昭和の記憶
楽器:弾くか、作るか 
2020/02/11 Tue. 10:04 [edit]
演奏はリアルタイムで実演し、失敗しちゃいけない、凄く苦手な事である;
作る場合はじっくり取り組み、良く出来たのだけ出せばいい、
・・とは言っても、製作には高度な技術、修練が要るし、材料、工具、工房設備など十分揃えるのも大変、とても難しいことには変わりないと思う;

楽器の製作過程を紹介した動画は多く挙っているが、バロックギターを作っていただいた田中さんは、細かく紹介していて興味深い、
このように、ニス塗装する前のボディをノックする音、弦を張ったらどんな音になるか何となくイメージできる気がする、裏板もよく響いているのがわかる、

you tube:クラシックギター製作 ブリッジ接着後の反応
これで、楽器をできるだけ体に密着させない保持法が響きを吸収せず良いのでは、と思う。
セラックニスは乾かしては重ね塗りするそうだが、塗装によって響き方も変わってくるはず、

you tube:クラシックギター製作 セラックニス塗り
タイトボンド(米、フランクリン社)というのは普通の木工ボンドより強度があり硬化する、加熱によって剥がすこともできるそうで、ニカワにせまる優れもののようだ、重要な部分ではニカワが使われる。

you tube:クラシックギター製作 裏板の接着
精密な木工に欠かせないのはよーく切れる刃物と使う技だろう、このネックを荒削りするところ、包丁でゴボウを削ぐみたいにスッスッと削れるのに驚いた、

you tube:ビウエラのネック加工
我々の身の回りにあるナイフ類じゃこうは行かない;ブログでは選び抜いた刃物や砥石の数々も紹介されている。
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category: Instruments
薬のおまけ 
2020/02/10 Mon. 10:15 [edit]
子供の頃、家の薬箱にはだいたいこんなのが入っていた、赤チン、包帯なども入れていた、

お腹をよくこわし、飲まされた「陀羅尼助」ともいう百草の塊は親の仇みたいに苦く、これこそオブラートを必要とした、(香りの抜けたインスタントコーヒーを濃くいれると似た味になる;;)
ほか、よく憶えているのがスキンケア用に「桃の花」というのがあって冬は手に塗った、今も現行品が出ている、乳液ではなく、ワセリンのような油脂タイプだった、

先日、銭湯の話でも思い出した「ケロリン」の風呂桶はお馴染みだったが、薬には何かとおまけが付いてきた、

幼い頃で細かく思い出せないが、富山の薬屋さんだったと思う、こんな引出し型の薬箱があって、定期的に訪問して補充していた、

子供がいる家では、こんな素朴な紙風船とか、プラスチックのコマをくれた、

こういうちょっとしたおまけが子供には結構楽しみだった、
棚の上にこの薬箱、壁には米屋さんでもらう薄紙のカレンダー、

丸い飯台、これが居間の雰囲気だった;
コルゲン興和のケロちゃん,コロちゃん、サトウ製薬のサトちゃん、エスエス製薬のピョンちゃんなど、動物がマスコットになっていて、そのミニチュアも薬局のおまけになっていた、

この「ピョンちゃんこけし」は何故か長年、勉強机に置いていた、

長く置いていると縁起物のようになってくる^^

どこかの歯医者さんだったと思うが、親が治療を受けている間、待っている子供にあられなどバラ菓子を一掴みくれた、ほっこりした記憶がある、ちょっとしたおまけが嬉しい^^
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category: 昭和の記憶
ヴィヴァルディ「四季」:音盤歴 
2020/02/09 Sun. 09:59 [edit]
「四季」はコロムビアのダイヤモンドシリーズにあった、近年、再び見つけて聴いてみたが、こういうのは初めての食品のように懐かしい味を耳で感じる、

ローラン・ドゥアット指揮、スイス・イタリア放送合奏団
高域が強めの録音だが爽快なサウンドで嫌味がない、演奏はレガート基調、ソロvnは「四季」のソネットに沿った描写を聴かせ、遊び心がある、バックの合奏は強弱の対比を深くし、弦楽シンフォニーといったところ、確かにヴィヴァルディは交響曲の祖かもしれない、合奏のvn1とvn2を左右に配置し、「夏」の終楽章など効果的。
次に買ったのはやはり千円盤でエラートのバロックシリーズ

クルト・レーデル:指揮
ミュンヘン・プロ・アルテ室内O
オットー・ビュヒナー:vn
ステレオで'50年代終り頃と思われるが、音響的には地味な録音で、こちらはドイツ的というか、折り目正しい感覚、当時は装飾演奏というのは皆無と言えたが、当盤は緩叙楽章でO.ビュヒナーが積極的な装飾演奏を行なっている、今の古楽奏法からすれば真っ向から聴けるものではないが退屈させない、
you tube:Vivaldi "Le quattro stagioni (The Four Seasons)" - Kurt Redel (from LP)
*イ・ムジチ盤はもっぱら知人が持っているのを借りて聴き、新鮮な演奏を求めた。
最新盤は購入した、過去記事:イ・ムジチ:ヴィヴァルディ「四季」最新盤
古楽の時代に入り、N.アーノンクール、S.クイケン、J.シュレーダーなどが先駆けて録音した、'80年代に録音された、T.ピノック,English ConcertとC.ホグウッド,AAMの2枚は過不足のない完成形として今も愛聴盤である、両盤とも、リュート、ギターが通奏低音で入った初めての録音で、ナイジェル・ノースが弾いている、

サイモン・スタンディジ(ヴァイオリン)
ナイジェル・ノース(テオルボ)
ロバート・ウーリー(オルガン)
トレヴァー・ピノック(指揮&チェンバロ)
イングリッシュ・コンサート
1981年10月 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(アルヒーフ 旧西独盤)
you tube:Vivaldi 4 Seasons. Trevor Pinnock/Simon Standage

クリストファー・ハイロンズほか(vn)
N.ノース(テオルボ、ギター)
クリストファー・ホグウッド(指揮&鍵盤)
エンシェント室内O
1980年 オワゾリール
you tube:Vivaldi: Concerto for Violin and Strings in E, Op.8, No.1, RV.269
その後も過去記事に挙げたように各々興味深く新鮮な楽しみがあった。
M.ハジェット:ヴィヴァルディ「四季」
J.ラモン&ターフェルムジーク:ヴィヴァルディ「四季」
フライブルク・バロック0:ヴィヴァルディ「四季」
アカデミア・ビザンチナ:ヴィヴァルディ「四季」
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category: ヴィヴァルディ
麺好き 
2020/02/08 Sat. 10:47 [edit]

「駅」の場合ラーメンより、うどん,蕎麦が合う気がする^^
普通の食堂の味というのが好きで、家で作るときもそんな風にしたい、日持ちのする乾麺を切らさないように買い込んでいるが、蕎麦はこれでまずまずいける、出し汁と醤油、味醂の割合は憶えたのでいつも同じ味にできる。


乾麺の二八蕎麦というのを買ってみたが、茹で方が少し違っていた、一味、充実した風味。


半生麺の十割蕎麦をいただいたが、つけ汁も付いていて、たまり醤油の風味が効いていて甘味は控えめ、この味も再現したい。

蕎麦粉の挽き方、麺の打ち方で味が変わるそうで。
蕎麦は乾麺でもいけるが、乾麺うどんというのは芯まで火が通るように、どうしても細めになる、それでもコシのある茹であがりで夏のざるうどんにはちょうどよい、

手早く作りたいので冬は茹でうどんを買ってくる、


さっと湯で温めて出し汁をかける、食堂のうどんらしくなる、コシは程々だが、それでいいv
大抵、一日に一食は麺類かな^^
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category: 時事・雑記
M.ハジェット:Corelli vn Sonatas(更新) 
2020/02/07 Fri. 11:00 [edit]
その後の作曲家達にも大きく影響し、vn音楽の聖典といったところ、

Arcangelo Corelli
コレッリはvnの超絶的な装飾演奏を行ったことが、当時の誰かが具体例を聴き書きで残していてわかる。


上が原譜、下が具体例の聴き書き
現代のバロックvn奏者はこの研究と習得が必須だろう、これが無ければ演奏価値はないと言える、比較的早い時期に名演を録音した1人が英国のvn奏者、モニカ・ハジェットだった、


Violin : Monica Huggett
Harpsichord / Organ : Mitzi Meyerson
Cello : Sarah Cunningham
Archlute, theorbo, guitar: Nigel North
recordings in 1988, 1989
Label : Virgin Classics
当盤の魅力はハジェットの名演に加え、ナイジェル・ノースがリュート属による見事な通奏低音を弾いているところ、通奏低音はvc、cembも入り、適宜組み合わせを変える。
ソナタNo.1ニ長調より、Adagioの楽譜とyou tube:M.ハジェットの演奏を引用すると、

you tube:Sonata No.1 in D Major op.5-1/Adagio
一見、この楽譜の演奏に思えないが、vnパートは旋律の骨格のみ、バスパートも上に和声が数字で記されているのみ、残されているのはこれだけで、vnソロはもちろん、通奏低音にも名人技が要求される。
この曲集(CD 2枚組)は全曲、you tubeに挙がっている、オーディオ評価も逸品で、じっくり味わえる。

you tube:Corelli - Violin Sonatas Op.5 / Follia Variations
冒頭にフォリアの主題と変奏があるが、通奏低音にはバロックギターを使っている、ソナタNo.1~6はvnが2声を弾いて、トリオソナタのように聴こえる。
PS.コレッリが残しているのは殆どが弦楽器と通奏低音のための作品で、管楽器では唯一trpソナタを残しているのみ(これがまた良い曲)、その他の管楽器譜は編曲ものである。

you tube:Sonata a quattro in D Major a Tromba Sola, Due Violini e Basso, WoO 4:
I. (Adagio) II. Allegro III. Grave IV. (Spirituoso) V. Allegro
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category: A.コレッリ
ハイドン:Sym No.35(4枚) 
2020/02/06 Thu. 09:53 [edit]
疾風怒濤期に入る前頃の曲でSym No.35はすんなり楽しめる、充実しているのは第1楽章だろう、清々しい第1主題の最後にでてくる弾むような副主題が楽しい、

展開部の後半が緊迫感で引き付ける、

第2楽章は弦楽のみで穏やか、まだ疾風怒濤期らしい充実は聴かれない、
全般にhornが奏でる高域が豪快だ、
ハイドン Sym全集が出ている4つの演奏から聴いてみる、
アンタル・ドラティ指揮、PH

you tube:Haydn Symphony No 35 B fllat major, Antal Dorati Philharmonia Hungarica
初の全集で'70年代の録音だが最も統一感がある出来栄え、R.ランドン盤の楽譜を用い、当時最も進んだ活気ある演奏、やや厚いorchの響きで彫りの深い対比が聴ける、
クリストファー・ホグウッド指揮、AAM

you tube:F.J. Haydn - Hob I:35 - Symphony No. 35 in B flat major (Hogwood)
ホグウッドの全集は未完に終わったが、古楽orchとして特に気に入っている、作品が書かれたエステルハージorchを再現した編成で、弦楽に程よいしなやかさがあり、活気で引き締める、録音も明瞭で耳心地よい、
手元にはないが、アダム・フィッシャー指揮、Austro-Hungarian Haydn Orchestra

you tube:Symphony No. 35 in B-Flat Major, Hob. 1/35:
I. Allegro di molto II. Andante
III. Menuet & Trio IV. Finale
全集完成までに年数を要し、その間に進歩がみられる、この録音は終り近い頃ではないだろうか、近年のフィッシャーを思わせる細やかな工夫と表現が聴かれる。
最後にトーマス・ファイ、ハイデルベルク響の全集から、

you tube:Symphony No. 35 in B-Flat Major, Hob. I:35:
I. Allegro di molto II. Andante
III. Menuet IV. Finale: Presto
このNo.35はT.ファイが事故で復帰できなくなった後、Concert masterのベンジャミン・スピルナーが率いて録音している、まさにファイを引き継いだ踏み込んだ魅力で痛快、低音部がパワフルに押し寄せる、
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category: F.J.ハイドン
ミステロン基地 
2020/02/05 Wed. 10:39 [edit]
子供の頃親しんだ特撮映画番組に「サンダーバード」でお馴染みのITC作品がある、プラモやキャラクター商品でも随分親しんだ。特に好きなのが「キャプテンスカーレット」だった、


火星に基地を置く知的存在「ミステロン」が宿敵となるが、彼らは本来は平和的存在で、遭遇時には地球人を歓迎しようとさえ言っている、地球側「スペクトラム隊員」が誤って攻撃をしてしまった不運な事件が戦いの始まりである、
第1話で見られるミステロン基地が妙に綺麗なのが印象的、


ミステロン基地
彼らは「物質逆転の秘密を発見してる」とのことで、破壊された基地はすぐに復元される、「我々はゆるやかに確実に復讐する」と宣言するところが哲学的というか^^
スペクトラムのメカニックではエンジェル機がかっこいいv

人物はすべて人形を使い、表情を作れないが、全員が冷静沈着に行動しているかのような効果があった。
「謎の円盤UFO」からは特撮の見どころは継続し、人形に代わって俳優が演じた、

ムーンベースに勤務するエリス中尉ほか女性隊員らのコスモルック(銀と紫)が不思議で華やかだった^^


追記:ここから趣きがかわるが;
特撮映画に登場する仮想生物もまた奇想天外な姿ほど面白い、アメリカはお家芸のようで、エイリアン、プレデターはもとより、SWに出てくる、ジャバザハットやヨーダには親しみすら覚える。奇士さんのブログに関連するが、日本の怪獣デザインもなかなか楽しませる、
怪獣の姿といえばゴジラは常識的で、ウルトラマンシリーズも後期になるほど、とち狂ったような姿の怪獣が出てきた、2月2日は「ツインテールの日」だそうでなぜかこの怪獣がもてはやされるらしい(右)、

手が鞭になった古代怪獣グドンが天敵らしく、解説によれば「中生代・ジュラ紀に棲息していた古代生物の一種で同時代にいたツインテールを常食としている」と、食われる方だが、何とも言えぬ傑作デザインであるv
you tebe:#ウルトラ怪獣大百科 #かいじゅうのすみか
毎年、節分の時期には恵方巻と一緒にこの怪獣ツインテールも思い出してあげよう^^
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category: 映画・TV・DVD
学校の昼食 
2020/02/04 Tue. 10:00 [edit]

食パンはパサパサだったが、小袋に入ったジャムや四角い銀紙のマーガリンが付いてきた、

チョコレートマーガリンが好みだった、
ソフト麺のときは喜んだ、ソースはこんな本格的じゃなく、汁かけみたいな状態だった記憶;

中学になり、しばしの間は弁当持参だった、こんな金属の弁当箱で、密閉できるおかず入れが付いていたのを使った、熱いお茶だけは出されたので、蓋に注ぐこともあった^^

ご飯をぎっしり詰めるとかなりの量で、軽く入れてもらい、いつもご飯が横に偏っていた;
すぐに給食に切り替わったが、中学生は食パン4枚だそうで、食べきれず持ち帰った、自分的には2枚でいい、牛乳は瓶だったが、脱脂粉乳混じり?みたいな味でまずい;
現在の学校給食はきっとレベル上がっただろうな^^;
高校になると給食はないので、弁当持参か売店のパン類を買った、今はコンビニでもあるが、この3つが人気だった、

ハムカツのハムは薄く、パン粉でかさ増ししてあったが、それでいい、
パン粉にソースがしみたのが美味しいのである^^
地元の喫茶店ではモーニングサービスというのがあり、コーヒーにこんなホットドッグ?が付いてくることがあった、あの赤いウインナー1本を縦に切り、キャベツと塩胡椒で炒めたのが挟んであるだけ、これでも美味しいと思った^^

昭和はオムライスでも卵を2個使うような贅沢はせず、1個を薄く焼いて上手に包むのが普通で、何事も質素であった。
追記:給食にはこういうハチミツもあったv

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category: 昭和の記憶
動物と音楽 
2020/02/03 Mon. 09:37 [edit]
まずルネサンスlute二重奏でお馴染みの「La Rossignol(夜うぐいす)」
*音量小さめ

you tube:La Rossignol Lute Duo: John Armato and Charles Mokotoff
ナイチンゲールの鳴き声を織り込みながら上品にまとめた作者不詳の曲だ。

リュートとビウエラの組み合わせで一度聴いてみたい^^
ドメニコ・スカルラッティの「猫のフーガ」も有名、

you tube:scarlatti sonata g minor (cat's fugue) K30 - L499
テーマは猫がたまたま鍵盤上を歩いたイメージだろう、実際は2つくらい鍵を踏むし、後ろ足で踏んだ音も出るはず、

ハイドン:弦楽四重奏曲op.50-6「蛙」より終楽章

you tube:J. Haydn - Hob III:49 - String Quartet Op. 50 No. 6 in D major
Festetics Quartet
全楽章好きな曲だが、終楽章に「蛙」を持ち込んで音楽的によくまとめている、

最後にはvcも加わり、ヒキガエル風である、
テレマンのvn協奏曲で「雨蛙」

you tube:Telemann - Violin Concerto in A Major "Die Relinge" TWV 51:A4
Musica Antiqua Koln
第1楽章で徹底して雨蛙の合唱を描写、合奏vnを3パートに分け、vcとbasも分けた凝りよう、
ハイドンを凌駕するユーモアだ、

vn属が同音異弦を交互に弾くのが「蛙」の常套表現のようだ、
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「とんぼ」

you tube:Die Libelle, Op. 204
Otmar Suitner Staatskapelle Dresden
トンボの描写というのは珍しく、羽音もたてず飛ぶので、そのイメージをvnが奏でる、空中で静止しながら瞬時に移動する感じ。
もう一つ"人間"にも登場してもらう・・鍛冶屋のポルカ、
you tube:Feuerfest, Op. 269
ほか、サンサーンスの「動物の謝肉祭」やプロコフィエフの「ピーターと狼」は子供から楽しめる描写音楽の名作である、
特にピーターと狼は映画音楽のキャラクター・イメージのようだ。
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category: 複合話題
弦楽器:胴の形と奥行き 
2020/02/02 Sun. 10:58 [edit]


これだけ違えば音の傾向も変わってくる。
弦楽器が発する音の成分は、①表面板振動の直接音、②内部を複雑に反射する音、③ボディが囲った空気の共振(主に低音補強)、④楽器全体の振動・・など考えられる、
この中で②の反射音が音色の傾向に影響が大きいと思われる、反射音は再び表面板に当たって振動を持続させているだろう、奥行きが深い円型のほうが反射角度は多方向になり、美しい余韻が出るようだ、浅いほうは音の張り出しが強い感じか・・
サイズが大きいテオルボは浅型にせざるを得ない、
古楽器のギター系の楽器も、断面は四角だが奥行きに関しては様々で、バロックギターは現役で使えるオリジナルも残っており、ほぼ例外なく細身のボディで奥行きが深い、

こちらは和音の掻き鳴らし奏法を多用するため、深い胴から出てくる音が穏やかで気品ある響きになるようだ、胴が浅いとうるさいかも?
一方、ルネサンス期のビウエラ・・この楽器は歴史的にどのように作るのが正しいのか現存資料がなく不明で、外観が絵画からおよそわかるくらいだが、様々なようで、リュートと同じく定型はなかったかもしれない、



写真の指板はイチイ材を用いた天然のツートン、
当時のビウエラ奏者、ミゲル・デ・フェンリャーナとされる銅像があるが、何時頃作られたものか?手にしている楽器がいけない;



フランスのジャクマール・アンドレ美術館にあるバスサイズの現存楽器(中央)をそのまま縮小した形で、非実用的なのが一目でわかる(ネック:細過ぎ、胴:薄過ぎ);せめて右写真のようでないと・・^^;
現代、ビウエラは模索して作られ、逆に面白くもある、バロックギターのボディを模倣した例もあるが、プロ奏者の楽器や、メーカーサイトの画像を見ると側板が浅く作られたものがよく見られる、

ホプキンソン・スミスのリサイタルに行ったことがあるが、そんな楽器だった、
ビウエラの場合、ポリフォニックな曲を表現しやすいのが求められると思う、浅いタイプが適しているのだろうか、
動画はヴィオラ・ダ・マノ(指のヴィオラ)という楽器で、弓弦楽器の形だがビウエラの一種と見なせる、これも絵画から再現されたのだろう、


you tube:Michal Gondko plays early renaissance Italian music
因みにスピーカーも箱から音を出すが、内部の反射音は邪魔で、吸音材が貼られている、箱の対面の片面(3面)に貼ればよい、

上述③の箱が囲った空気の共振は低音補強に活用される、
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category: Instruments
即席麺 
2020/02/01 Sat. 09:53 [edit]
即席麺の走りである、日清のチキンラーメンは一番手の強みだろうか、今も人気の現行品だ、お湯を注いでしばらくすると匂ってくる、いかにも即席っぽい香り、その世代には忘れられない;初期の頃は油がしつこくて食べ辛さもあったが、それも懐かしい、たぶん若い世代もオヤジに感化されて馴染んでいるだろう、日清焼きそばも初期の頃からある、


初期の袋
今はカップで作る焼きそばが多いが、この粉末ソースの味は傑作で、その後の製品も及ばない気がする、カップタイプも出たがソースはあの粉末v

しかし火にかけてできるだけ水分を飛ばすのが美味しく、好きな具材と調理できる袋入りがいいかな、、

出前一丁が長く続いているのもわかるが、もう一つ復刻してほしいのが終了品の「日清ワンタンメン」である、

ワンタン麺と言えばエースコックを思い出すが、日清のワンタンメンはスープの味が抜群に良かった。エースコックのワンタンメンは現行品だが、分量が軽食サイズでやや少なめ、大盛りも出たようだ、スープは関西仕立てであっさりしている。

もう一つ好きなのが1959年から出ている現行品のマルタイラーメン、他と違うのは乾麺を使っていて、茹でれば生麺と同じ食感になり、よくある"ノンフライ麺"とも違う、


スープは昭和の標準的なラーメンの味を思わせるのが良い、他の即席麺とは一風違う、2食入りだが、1食分は軽食サイズで丼は小さめが合う。

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category: 昭和の記憶
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