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Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

第1主題と第2主題  

古典派時代に完成したソナタ形式、前身となる形式はバロック期からあったが、活気のある第1主題、穏やかな第2主題で構成されるのが一応、標準?とされるが、そこは様々で、第1と第2主題が近似する例もある。第1楽章(急楽章)はほぼ例外なくソナタ形式、時代が下るほど多様な書法が組み込まれていく、
ハイドンのSymだけでも、標準的なものから斬新なものまで数あり面白い、
1182502.jpg
以下、第1楽章に注目していく、

Sym No.35 変ロ長調
清々しい第1主題の最後にでてくる弾むような副主題[9]~が楽しい、 
s35 01 7
某解説本ではここを第2主題としているが、[40]からの第1主題の変形が第2主題の位置づけのようだ、
s35 01 40
C.ホグウッド指揮、AAM
hay s43 s45 you
you tube:F.J. Haydn - Hob I:35 - Symphony No. 35 in B flat major (Hogwood)
*後半も反復あり

Sym No.43 変ホ長調「マーキュリー」
ハイドンがかなり書法を充実させてきた頃だろう、第1主題が結構息が長く、どう進むのか弄るような瞑想的趣きだ、[84]から出るのが第2主題、
sc s43 01 84
流れる景色にちらりと清々しさが目に入るような趣きがある、展開部は第1主題で入る、両主題で入念に書かれ、再現部に移る前にも転調の弄りがある、
C.ホグウッド指揮、AAM
you tube:J. Haydn - Hob I:43 - Symphony No. 43 in E flat major "Mercury" (Hogwood)
*後半も反復あり

Sym No.45 嬰ヘ短調「告別」
終楽章も例外的でお馴染みだが、第1楽章は第2主題と言えるものがなく、特殊な書き方である、単一主題のみで緊迫して突き進む、
20200430102659f6d_202005011528311d5.jpg
展開部の終りにだけ出るこの主題は
s45 sc 01 102
再現部への効果的な経過句で、第2主題とは言えないだろう、再び緊張を増した再現部~終結が一番聴かせどころに思える。
C.ホグウッド指揮、AAM
you tube:J. Haydn - Hob I:45 - Symphony No. 45 in F sharp minor "Farewell" (Hogwood)
*後半も反復あり

Sym No.80 ニ短調
よく取上げる曲だが、記録が正しければ、ハイドンがJ.M.クラウスに会い、斬新な短調交響曲の献呈を受けた後くらいに書かれたことになる。ハイドンもここで誰も書いたことのない斬新なアイデアを盛り込んだのだろうか。
第1主題に対し第2主題は副産物のように似通っていたり、目立たない例もあるが、 No.80ではまったく正反対の性質をぶつけている、
s80 1st theme
第1主題
s80 2nd theme
第2主題
異質な映画キャラクターのコラボみたいな・・
いったい次はどうなるのか?という展開が引き付ける、
s80 74
最後は第2主題が主役を奪ったように終わる;
O.ダントーネの演奏は第2主題を表情豊かにしている、
O.ダントーネ指揮、アカデミア・ビザンチナ
hay s80 you
you tube:Haydn: Symphony No.80 in D Minor, Hob.I:80 - Edited H.C. Robbins Landon - 1. Allegro spiritoso

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category: F.J.ハイドン

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間取り  

今住んでいる家を建てる前、住建会社に「好きな間取りに出来るよ」と言われ、方眼紙に何枚も考案した、職場にも持って行き、皆に見せたら、やれ「こうしたほうがいい」、「風呂場の方角がわるい」等々そりゃもう、いろいろ言われた^^;
助かったのは「台所や脱衣場のコンセントは高い位置にすると良い」という助言だった、確かに壁際に小棚や洗濯機など置いても1.2mほどの高さなら隠されず具合良い。 
Outlet.jpg

南に縁側を設けた和室を1つは始めから考えていたが、ほかも考えた末、まあ不満のない間取りにできたつもりだが、今思うと奥まった所に1つだけ3畳ほどの畳部屋を設けてもよかった、
sanjoma_2020042910531328a.jpg
一人用宿直室みたいな小さな部屋は何か落ち着く、引きこもるのにちょうど良いし;・・たまに布団敷いて寝るもよし^^

しばらく後、同じ職場でほかの人も家を建てることになり、原案の間取り図など持ってきた、自分の家でもないのにそりゃもう(楽しそうに)、みんな注文つけまくり、思わず加わってしまった^^ やけに広いハーフバルコニーが原案にあって、そこに白いテーブルや椅子など置けばオシャレ?;かもしれないが、「屋根のある部屋にしたほうがいい、大雪が降ればまともに積もるし、そもそも日光の下でお茶なんか飲む?」と述べたところ、マジに納得^^

*恥ずかしながら、下記の区別がつかなかった;
balcony etc
バルコニーとベランダはマンションの場合、一体構造で共有部分となる、
ハーフバルコニーは最上階の露天居所、
テラスは1階の床面を外部に延長した露天居所、
我家の生活習慣からして、ハーフバルコニーやテラスでくつろぐ、なんてことはない^^;
和風に縁側を開ければいい、2階のベランダは物干し、布団干し場である。

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category: 時事・雑記

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BGMとは  

BGM(Background music)はその場の雰囲気を演出する、やや積極的な意味合いも含むが、職場や病院など、シーンと静かすぎるより、何か音が流れていたほうが気が紛れて、リラックスできる、テンション上がらず無難に流れている音楽(Easy listening)も多いと思う。
こんな感じの曲が小音量で流れていればいい、 
bgm you
you tube:リラックスBGM!インストゥルメンタルBGM!作業用
記憶に残る旋律も、これといったクライマックスもないように書かれ、これはこれで安心して聴かせる曲と名演が必要だろう。

中古セールでベートーヴェンの「田園」を買ったはずが、中身が間違われ、ポール・モーリアのGreatest Hit集だった、というもの^^盤状態は良く、これはこれで得した気分、
p m g hit
強弱差のあまりない演奏でまさにBGM向きである、
you tube:エーゲ海の真珠  ポール・モーリア

クラシック音楽にもBGM的に使われる曲がある、ヘンデルのハープ協奏曲、ヴィヴァルディの2つのマンドリンのための協奏曲、マルチェッロのオーボエ協奏曲など該当しそうだが、クラシック作品にBGMを目的として書かれた曲はたぶん一つもないだろう、
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」も不眠症対策のために書かれたという説は疑わしいそうだ、30もの変奏があると眠くなるかもしれないが;
bwv 988 you
you tube:Goldberg Variations Complete (J.S. Bach BWV 988), with score, Kimiko Ishizaka piano

聴き流しやすい曲想でも、深く味わえる内容があり、好きな人は曲に集中してしまい、本来の作業から集中力を削がれることも?
ヴィヴァルディの2mandolin Conの第2楽章もお馴染みだが、一昔前と違い、最近の演奏は集中させるものが多い、
vivaldi mand con you
you tube:Vivaldi Concerto for 2 Mandolines in G major
mandolinによるトリルの右手と左手の一致など憧れだが、その達演となると聴き流せない;

ヘンデルのHarp協奏曲 第2楽章はメランコリックな聴きどころで引き付けられる;
handel hp con sc
handel hp con you
you tube:G.F. Handel: Harp Concerto - Sarah Ridy - Barrocade

リラックスとは逆に、士気を高める音楽として、お馴染みのこのあたり効果あるかな^^
bgm you 02
you tube:Wagner - The Ride of the Valkyries (Die Walküre) | Gustavo Dudamel
you tube:WAGNER - 'Lohengrin' Prelude Act 3 (BBC Symphony Orchestra - Jirí Belohlávek)
you tube:The Imperial March (From "Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back")

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category: 演奏について

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終息と収束  

まだまったく先は見えないが、コロナウィルスが「しゅうそく」する日が早いこと祈りたい、完全に治まったと判断すれば「終息」が宣言されるだろうが、かなり下火になり、ほぼ治まった、という段階では「収束」と言う、少なくとも収束にならないと平常の活動は再開できない、終息は先の先になりそうだ;
4月24日、大阪府が休業要請に応じていないパチンコ店を公表した、府民が用心のため知るべき情報であり必要だが、これで"あの店はやっている"と知った依存症の面々が府外からも訪れ、営業店に行列ができているという、10万円貰ったらまた注ぎ込むだろう;
pachinko_20200427113153116.jpg
非常事態宣言下、府民に知らせるのは府としてやむを得ないが、店も休んだだけ固定経費で負債が嵩むという事情もある、その後休業した店もあるが、膠着状態、
各自の危機意識が最後の防御だが、新聞社が客の一人に聞くと「みな自己責任で来ており、問題ないのでは」とか言ったという、お前はよくても、それじゃ済まないだろ、感染したらどれだけ他人を巻き込むか。平常時なら当人がスるだけで害はないが、

世界の「死者数/人口(%)」を昨日時点でも計算してみた、
sekai shiboritu
新型コロナウイルスによる 死者数/人口(%)
中国、台湾、次いで韓国は増えていない、ただし感染者はいる、ほかは増加傾向がおさまらないが、ヨーロッパ主要国でドイツは死者の絶対数が少ないほうだ、医療が追いついているということか?アメリカ、イタリア、スペイン、イギリス、フランスはさらに厳しい状況、
日本は今の時点では比較的少ないと言えるが、増加傾向はおさまらず、ある時点で感染爆発が起こり、医療崩壊すれば、一気に桁が上がるだろう、
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一日ごとの感染者発表数は・・変動の範囲か、まったく少なくはなっていない。

PS.潮干狩り会場の駐車場も今年は閉鎖しているが、数十台が路上駐車していた所があるらしい、たぶん子供連れもあっただろう。
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category: 時事・雑記

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ドホナーニ:Brahms Sym No.4 (2007)  

クリストフ・フォン・ドホナーニのブラームスSymで、先日のフィルハーモニアO、Sym No.2とセットになったNo.4を聴いた、順番に迷うが;クリーヴランドOのほうは後で聴く予定、
2007年のライヴ録音だが、とても良好で生っぽい覇気も伝わってくる、 
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クルストフ・フォン・ドホナーニ指揮
フィルハーモニアO 2007年

第1楽章、やや速めで粘らずにさらっと入る印象だが、弦の立ち上げなどしなやかな物腰で進める、orchで奏でる室内楽、とも言える感覚、第1楽章では金管やtimpが豪快に鳴る所は少なく、弦の渋い響きで進められ、このへんはドヴォルザークと対称的、展開部のあとにエネルギーを投入してくる、じりじりとクライマックスへ運ばれるが、ここは整然と進めていく、
第2楽章、hornが結構鋭い響きで始める、木管で特にclが味わい深い、[88]から、弦は低域を使い、なおかつ多声に分けた深い響き、耳だけでは分離できない;
20191222095724c25_20200426110158f74.jpg
ドホナーニは一際渋く濃厚サウンドに仕上げる、
第3楽章、スケルツォは踏み込み鋭く、エネルギッシュな演奏、トライアングルを伴う金管がきらびやかである、
終楽章、この楽章は大きく見れば三部の劇的構成でロマン派的だが、バロックのパッサカリアの真髄も復活させているのが魅力、終結は勝利解決でもなければ、眠りに着くわけでもない、エンドレスな叫びで終わる。ドホナーニは比較的、快速に始める、中間部は穏やかに進め、[132]からのffを爆発的に聴かせる、
*その前の[128]でflソロが名残を惜しむかのようなrit.を奏でる。
20190608105234ddd_202004261101577a8_20200426214939ac8.jpg
ここから終結に向けては劇的なテンポ設定で運ぶ。
doh br sym 4 you
you tube:Symphony No. 4:
i. Allegro non troppo ii. Andante moderato
iii. Scherzo vi. Finale: Passacaglia
これでクリーヴランドOの方も楽しみとなった。

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category: ブラームス

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TV観ながら食う菓子  

夜になると結構小寒く、まだしばらくコタツは必要である; 
TVドラマをみていたら、一応ソファはあるが座らず、前に置いたコタツに入っているシーンがあって、うちと同じでほっこりした^^;
kotatu_20200425151932713_20200425200659cb3.jpg
寝る前、TVの録画やDVDを観るのは至福の時だが、小腹の空く頃でもあり、お茶と何か塩味系のスナック菓子がないと落ち着かない;スナック菓子も凝った味付けの製品が多いが、米、ジャガイモ、コーンなど、素材の風味が出て、塩味や醤油味のベーシックなのが飽きない、
いつも親しんでいるのはこんなところ、

コンビニにある100円ポテトチップス類の多くは、製造元はカルビーだが、ミニストップだけは湖池屋製である、こちらも老舗メーカーだが、このうす塩味はジャガイモの自然な風味が一番良い、ミニストップに寄ればいつも買う^^
Potato chips
スーパーには海苔塩はあるが、このうす塩が置いてない、

コーン系ではハウスのとんがりコーンがいいかな、買うのはあっさり塩、ほかの商品もそうだが別バージョンの味付けはしっくりこない;
tongari corn

バリボリ摘まむのに良いのがベビースターラーメンのチキン味、よく高校生がポケットにしのばせていた^^今はピーナッツ入りもあるが、麺だけがいい、
Baby star 01
昔、地元にもチキンラーメンと同様の即席麺を作るメーカーがあった、買ったのか貰ったのか?製造工程で出た細かい割れ片を一斗缶に詰めたのが台所にあった・・昭和の記憶、
orekuzu 02c
お湯をかければ味は同じだが、箸では摘まめず匙で、スープ代りだった、多すぎて懲りた;
この割れ片を食べやすく加工したのがベビースターラーメンで、ロングランになっている、

亀田の柿の種も好きだが、もちろん醤油味のみ、百円のコンビニ版はなぜかピーナッツの割合が多すぎ、オリジナル版の割合がちょうど良い、
kakinotane01.jpg
亀田のハッピーターン、いろんな凝った商品がしのぎを削る中、米と塩、調味料だけのシンプルな味に徹している、無性に塩味の菓子が欲しいとき、これで十分美味しい^^
Happy turn

PS.今も割れ品の一斗缶売りはあるようだ、袋入りもあるので、こっちは歓迎v
ware soka senbei
割れ草加せんべい

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category: 時事・雑記

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古楽器による Mozart:fl & harp Con K.299(更新)  

モーツァルトのfl&hpのための協奏曲 K299というと、昔はランパル&ラスキーヌ、パイヤールの演奏など人気な定番だった、雅びではあるが、さほど聴きたいという曲ではなかった。 
fl con No.2が聴きたくて買ったDENON盤だが、カップリングのfl&hp Con K299も良かった、有田正広のflトラヴェルソと当時のharpを用いた長澤真澄のソロで聴くK.299は希少で、この曲の真の聴きどころはharpの幽き美音であることがわかる、flは良き相方で曲を充実させる。
moz k 229 01
有田正広:flトラヴェルソ、長澤真澄:harp(ピリオド楽器)
寺神戸亮:リーダー、東京バッハ・モーツァルトO
2006年、横浜みなとみらい小ホール DENON

以前、ヘンデルのharp.Conで古楽器harpによる演奏について取り上げたが、これも同様、使われているharpは作曲当時に使われていたタイプでペダルの踏み替えが一段式、現代のものより共鳴板が薄く、細いガット弦が張られる、音量は小さめだが透明感のある音はより細やかで耳を集中させる、当然、flトラヴェルソとの相性もよい。
harp.jpg使われたHarp
第1楽章ではソロが弾く部分でのorch.助奏は弦楽を1人ずつにしている、全楽章素晴らしいが、第2楽章の演奏が引き付ける、harpの小さな響きに深みを見いだす味わい、ppの音も明瞭に聴ける、有田のflもプライベートな語り合いのように奏でる。
DENONの録音はこれ以上ないほど明瞭でナチュラル、このCDが有名通販から完璧な梱包で無傷で届く、すべてが"日本製"という感じだ^^

you tubeを探すと、flトラヴェルソとモダンharpの組み合わせだったり、様々な演奏が挙っているが、DENONの当盤は挙っていない、
moz fl hrp con you
you tube:Mozart Flute & Harp Concerto K299 Katja Pitelina, Victoria Davies

flトラヴェルソと古楽器harpによる演奏で、トン・コープマン指揮の演奏がある、これはオフ・マイクぎみの録音で楽器の魅力は明瞭には聴きづらいが・・
harpソロのSaskia Kwastはコンチェルト・ケルンとも録音している、
moz k 229 you
you tube:Mozart: flute and harp concerto, K 299.
Wilbert Hazelzet - flute, Saskia Kwast - harp, Amsterdam Baroque Orchestra on period instruments, conducted by Ton Koopman.

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category: W.A.モーツァルト

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H.ノイジトラー編:「千々の悲しみ」  

今日はルネサンス・リュートの話題をいくつか、 
ルネサンス期のドイツで有名な人に、ハンス・ノイジトラー(1508-1563)がいるが、先般も豊臣秀吉が聴いた?云々の話で書いた、ジョスカン・デ・プレ(1450?-1521)の「千々の悲しみ」という歌曲をノイジトラーもリュート曲にアレンジしていた、スペインのルイス・デ・ナルバエスは原曲のイメージ再現のような書き方をしているが、こちらはリュートらしい華麗なテクニックである、原曲が人気であったのを物語っているようだ、
たまたまyou tubeで演奏を見つけ、どこかで聴いたと思った、
20200423.jpg
you tube:Ieva Baltmiskyte - Mille Regres by Hans Newsidler
*リュートの奏法であるが、ギタリストも兼務する奏者で爪を伸ばしている、

*比較参考に、ルイス・デ・ナルバエスの「皇帝の歌(千々の悲しみ)」も、ホプキンソン・スミスのビウエラで、
20190914.jpg
you tube:Luys de Narvaez *リンクした最初の曲

もう一つ、ルネサンスlute リサイタルの収録、
若手の優れた奏者が出てくるが、Thomas Dunfordの演奏がじっくり聴ける、
録音も聴衆席で聴く雰囲気で上手く収録されている、
Thomas Dunford
you tube:Thomas Dunford Mezzo recital in Wigmore Hall
サムインサイド(親指内側奏法)テクニックはじつに見事であるが、意外に指のストローク(弦を弾いた後の動き幅)が大きい、それでも素早く指は間に合うのである、すべて暗譜なのも凄い、リュートは読譜で弾く なんて時代遅れだろうか;
ひじょうに良い楽器のようだが弦もこのような演奏環境に合わせ、PVFや巻弦を用い(くっきり鳴り、調弦も安定する)、現代的な扱いでもある、ヒストリカルなセッティングではこうしたリサイタルは無理だろう。中盤はアーチリュートに持ち替え、後期ルネサンス、G.カプスベルガーの作品、最後は再び英国作品で締めくくる。

PS.最初に戻るが、録音物でH.ノイジトラーを集めたアルバムってまず出ないので^^;知らない曲が多い、楽譜は手に入るが、ドイツ式タブラチュアで、
h n tab
ドイツ式タブラチュア
コースを表わす線はなく、各コース,各ポジションに固有の符号があり、ひじょーに憶え辛く、直には読めない;フランス式に訳すのもホネである;

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category: Lute music

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オンライン・レッスン 準備中  

今までオンライン通話なんてやったことないし必要なかったが、外出自粛のため、リュートのレッスンがオンラインになる、 
11c lute
PC内蔵のカメラもあるが画質が荒く、弦や指使いなど先生が見づらいと思う、
naizo.jpg
近くの家電店に行ったら、webカメラ、マイクとも機種にかかわらず売り切れとのこと;
通販では在庫切れにはなっていないようなので注文した、月末に届く・・予定、
マスクじゃないけどこれも品薄だろうか;
camera.jpg
マイク付きカメラで、ドライバー不要、USB端子に差し込むだけとあるが、PC内蔵カメラから自動的に切り替わるのか、
アプリはZoomを使うことになり、ひとまずインストールしたが、ちゃんと機能するだろうか;
Zoom ダウンロードセンター
zoom.jpg
恥ずかしながら、やってみるまでわからない^^;

そういえばPCの音声を電波で別機に送るこの装置、
soujushi.jpg
送信機をUSBに差し込めば、PCスピーカーの音声は自動で止まる、そのへんはうまく出来ているのか、

HDD付きDVDデッキとか、デジカメ、PCのソフト・・新しいのを導入するたび、使いたい機能の説明がどこに書いてあるのか探すのも大変、せっかく慣れてもPCのバージョンが変わると使えないソフトも出てくるし;これには死ぬまで悩まされるのか;
慣れる:経験を重ねて上手く出来るようになること。
馴れる:物事になじみ、心配がなくなること。


PS.オンライン通話はデータ変換のため、少しタイムラグが生じる、よって通話相手と対面しても二重奏はできない^^;

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category: Lute

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ドホナーニ:Brahms Sym No.1(1986)  

先日来、聴き直しているドホナーニのブラームスsym、手元には1986年録音のクリーヴランドOを指揮したTELDEC盤がある、フィルハーモニアOの方は取り寄せ中、 
今回はSym No.1を聴く、録音はドヴォルザークSymと同じく良好、低域がしっかりしたバランスで滑らかに響く弦に管の色合いがよく聴ける、
doh br sym 1 cd
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
クリーヴランドO 
1986年 TELDEC

第1楽章、序奏は滑らかでtimpは鋭い、ppは微かに聞こえるくらい、主部はややゆっくりめで弦は流麗タッチ、じわり、どっしりと緊張感が押し寄せる、木管、金管の出どころが明快、展開部の凄味も十分(フィルハーモニアOとのライヴはもっと上回る)、
第2楽章は強弱設定に幅をとり、熱気が湧き上がる、ob、cl、flのソロ部分が表情豊か、
第3楽章は速めにさらりと過ぎゆく、終楽章の前奏的位置づけのようで、終楽章のテーマをちらりと暗示している、
sc 03 04 a
sc 03 04 b
終楽章は序奏部でやはりppをかなり鎮め、加速とともにぐっと立ち上がる、
有名なAllegroテーマ[62]から全般に速めにキビキビ、気合いを込めて追い込む、端正なサウンドとパートバランスの細やかさもそのまま、

you tubeはフィルハーモニアOとのライヴが挙っていた、Sym No.1はこのライヴのほうが凄味があるようだ、
doh br s 1 you
you tube:Symphony No. 1:
I Un poco sostenuto – Allegro
II Andante sostenuto
III Un poco allegretto e grazioso
IV Adagio – Più andante – Allegro non troppo ma con brio

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category: ブラームス

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勝手な食い方のおっさん  

筆者は小食胃袋だが、食べ方には変に拘ってしまう; 
スタミナメニューでカツカレーというのがあるが、CoCo壱番屋でも定番である、自宅でもカツを少し乗っけることもあるが、カツにはカレーをかけず、ウスターソースをかける、よって「ライスカレー」「ソースカツ丼」「福神漬けご飯」と、3つを味わう^^
20200420 b

お茶漬けの具によいのが、梅干し、漬物、塩鮭、タラコ、アサリのしぐれ煮、金山寺味噌などいろいろ・・椎茸昆布もいい、
okazu 2
sjiitakekonbu_20200420101419bec.jpg
これらもご飯には乗っけず、器にいくつか並べ、ご飯にはお茶だけかけて、いろいろ味わう、好きな具をつまんではサラサラ、具の濃い味とあっさりしたお茶かけご飯が口に入ってくる、この対比がなんだか美味しい、
ochameshi.jpg
*京都の店で梅干し茶漬けを頼んだら、塩気のものは梅干し1個と漬物少々だけだった、ほかに味付けはなく、お茶だけ、
もちろん茶碗の中で美味しい味に混ざっているのも好きだが。
ochaduke.jpgnagatanien_202004200946479c9.jpg

蕎麦に抹茶を混ぜた「茶蕎麦」があるが、風味とほろ苦さが味を引き締めていたようだ、予想どおり「抹茶豆腐」というのもあった、
chasoba 01macchadouhu_2020042009544636d.jpg
蕎麦は普通の蕎麦で、汁のほうにお茶を入れたらどうなのか、
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2倍に薄める麺汁を冷ました緑茶で割ってみたことがある;
mentuyu_202004200950169fc.jpg
ほうじ茶でもいけそう、まあ好みはそれぞれで^^
(筆者個人の感想)

外出(運動量)が減った分、食事の量を減らしている、これにはわりと平気。
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category: 時事・雑記

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岩手県 ≪追記あり≫  

4月16日、新型コロナウィルスの緊急事態宣言が全国に拡大され、19日現在、国内で感染者の確認なしの岩手県も含めている、 
kansen chizu
岩手県がゼロで踏み止まっている理由は何だろうか、もちろん県下では感染防止のための取り組みは十分警戒して行なわれている、地理的な特徴を見てみると、山地に囲まれた南北に長い北上盆地に人口の7割が集中している、
iwate.jpg
太平洋側は殆どがリアス式海岸で平野の開けた場所は少なく、陸前高田市の小さな平地くらいである、陸路も海路も地理的には他県とやや隔たった地帯で、食糧自給率は106%とのこと、
また、南北に細長い盆地は西風が吹き下ろし、常に換気されているのかも、
これだけ見ると他府県よりは自然の要砦に守られている気がする、あとは人の往来がリスクとなる、隣接した県も感染者は多数ではないほうだが、東北新幹線もあるし、いつ感染者に持ち込まれてもおかしくはない。

一方、全国的な拡大は4月13日頃、「新たな感染者数」は加速的な増加ではなくなったものの、増え続けているのに変わりなはい、緊急事態宣言以降の外出人数は平均的に40%前後減ってはいる、
kansen.jpg
このグラフの毎週月曜日の発表数が減っているのは日曜日の検査件数が少ない反映か、
*毎月のluteレッスンも当分、オンラインレッスンに切り換えることになり、準備中である。

世界の推移はどうだろうか、「感染者数」は確認できた人数に差異があるかもしれない、
先日4月8日の「死亡数/人口」%を18日でも計算してみた、
shiboritu.jpg
スペイン、イタリア、フランス、英国は厳しい状況のようだ、アメリカも急増している、あまり増加していないのは韓国くらいか?

追記:書き忘れていたが、台湾はコロナに対する対応が迅速で、人口23539816人の内、感染者420人、死者6人と発表されている、死亡数/人口は、0.000025%である、
台湾は各行政府のトップがその道のプロだそうで、2003年の「SARS」依頼、必要な法整備が出来ていたのもあるらしい、
なお、関連性はわからないが、日本の医師出身の政治家、後藤新平(1857-1929)は岩手県出身だそうで、台湾が日本の統治下にあった頃、公衆衛生のインフラ整備を進めたという・・何か接点のようなものがあるのか?

もし今が台風や豪雨シーズンだったら、地域によっては避難所に人が密集して過すこともある、そうじゃないのがまだ幸い、それまでに下火になるとよいのだが;
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category: 時事・雑記

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ドホナーニ:Brahms Sym No.2 (2007)  

先日取上げた、ドホナーニのドヴォルザークSymがすっかり気に入り、ブラームスにも耳を広げたいと思った、クリーヴランドOを指揮したTELDEC盤とフィルハーモニアOとのライヴ、signum盤で全集が出ている。今回はフィルハーモニアOとの2007年録音で、第2番を聴いた、ライヴとは始め気付かなかったほど録音は良好、ドホナーニ、78歳頃、 
doh br sym2
ブラームス Sym No.2
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、フィルハーモニアO
2007年、ロイヤル・フェスティバル・ホール(ライヴ)

第1楽章から、ドヴォルザークSymのときと同じ爽快さ、バランスの良さが聴き取れる、潤いと滑らかさのある弦が流線的に運び、木管の味わいも細かに聴かせる、[156]からのflが表情豊かで印象的、提示部を反復しているのも良い、
sc01 154
展開部のダイナミズムはtimpのパンチが効き、じわり、どっしりと来る、
第2楽章も懐深く引き付ける、ドラティックな内容を持ち、ふくよかな弦で始まる、[91]まで弦が緊迫したパッセージを聴かせ、休符の次はSym No.4みたいにffの総奏が来そうなところ、12/8拍子でじわりとcresc.なのが内的な緊張を持たせる、
sc02 90
vnの低音部で弾く音は渋く、同じ音をvcの高音部で弾くとつややかだ、ブラームスはそうした各弦楽器の響きを使い分けるのが味わいどころ、vaがvnより上の声部を弾くこともある。
第3楽章は始まりのAllegretto graziosoをわりと快調に入り、[33]~Presto ma non assaiはリズムが入れ子になっていて結構活発で切れ味がでる、
sc03 33
終楽章、Allegro con spiritoも程よい快速、美音を保ちながらよく引き締めた演奏が心地よい、orchサウンドの爽快さとバランスはスウィトナー盤に近い感じか。
doh br s2 you
you tube:Symphony No. 2:
i. Andante - Allegro non troppo ii. Adagio
iii. Scherzo iv. Finale: Allegro con spirito

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category: ブラームス

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ぜんぜん良い景色じゃないけど  

いつも岐阜の大垣から三重の桑名へ続く国道258号を走っているが、運転しながら、ひっそりと風化して枯れた場所が自分にとってはツボで、脇見がちになり、ちょっと危ない;
yorocho.jpg
街中では土地を確保しにくい、幹線道路沿いはなおさら、しかし用を成せば狭い敷地でも建ててしまうのか大垣市内にも、畳一畳程の奥行きもない衝立みたいな建物がある、
ogakishi.jpg
これ程じゃないが東京に行ったとき、鋭角交差点の角にある蕎麦屋の奥行きがないのに驚いた、京都の古い街中も区割りが小さかった、この駅舎みたいな小さい空間にも惹かれる。

養老鉄道が国道258号とほぼ並走している、線路幅106.7cmという狭軌が珍しい、
yorosen_2020041711231493a.jpg
養老山地の麓の建物、高台に見えるのは南濃温泉「水晶の湯」
suisyo yu
ほか結構、小高い所にも家が建っている、ちょっとこんな家に住む気分にも興味ある、
sanpuku.jpg
古いアパートや住宅、店舗など廃屋がある、かつては賑わったであろう、ドライブイン跡は草深い「売地」、ポール看板だけが名残である、
urichi.jpg
haioku.jpg
20200417111359c46_20200417213239389.jpg
20200417111400656_20200417213026a93.jpg

これから山腹には深い常緑樹の間に初夏の新緑が清々しいコントラストを見せてくれる。
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category: 時事・雑記

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スピーカーが消える  

過去に近隣で一軒だけのオーディオ専門店をたまに覗いていた。大抵、オーディオ店に入ると共通の匂いが漂っている、これはスピーカーの箱(エンクロージャ)に使われるMDF材という合成板の匂いで、SP自作を初めてMDF材を取り寄せたところ、まさにこの匂いだった、
いつも眉唾で聞く店員のオーディオ講釈だが、一つだけいい事を教わった、
店内にいっぱい樹立しているスピーカーのどれかがオーケストラ作品を見事に再生している、
「今、どれが鳴っていると思いますか、」と聞かれ、後ろにある大型のSPかと思ったら、意外にも手前にある細身のトールボーイだった、 
DYNAUDIO.jpg
「ある音量まで上げると"スピーカーが消える"んです」との言葉に納得、見事に音場が展開していて、"SPが鳴っている"と思わせない、べつに高価なSPやアンプを要する話ではない、
onryo 03
普段、自宅で聴く場合、夜間だと音量は押えぎみ、そうするとオーケストラの各パートが左右のSPに纏わり付いたように聞こえる;

一方、リュートなど小音量の楽器をリアルに録音するのも難しい、大抵マイクを近づけるので、楽器に耳をそばだてたような、肥大感のある音になる、良く言えば豊かな響きだが、音量を絞っても現実的な音にならない;
あえてリュートを生っぽく録音したのがアルヒーフで、N.イエペスがバロックluteを弾いたバッハのリュート作品集だった。
bwv 995 n y
you tube:J.S. Bach: Suite In G Minor For Lute, BWV 995 - 1. Prélude
奏法の違いもあるが、SEONのO.M.ドンボア盤とはだいぶ趣きが違う。
僅かだが上手い録音もある、BISレーベルでヤコブ・リンドベルイが録音した、J.ダウランド:リュート曲全集だが、その後BRILLANT CLASSICSから出ている、
j lindberg(you tubeには挙っていない)
音量を実際のリュートくらいに絞って聴くと、演奏会場で2~3m前に奏者が実在するような音場になる、どのような録音機材とセッティングなのか知りたいところ、
DYNAUDIO 02
音場感はSPの分解能にもかかってくる、

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category: Low cost audio

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アサリの紋様  

昭和30年代になるが;;幼児の頃、豊橋市の親戚に行き、三河湾の砂浜で潮干狩りをよくやった、今は埋め立てなど環境破壊でサッパリだろう、 
toyohashi 04
当時ここで採れたのは大半がハマグリでアサリは少数派だった、ハマグリで有名なのは桑名だが、広域的に見れば似た環境で生息しやすい場所だったようだ、
hamaguri.jpgハマグリ
当時はその気になれば天然ものがタライに一杯でも採れた、味噌汁にして、お椀じゃ小さいので丼にてんこ盛りにして食べたと思う、ハマグリの隙間に汁があるような、
misoshiru.jpg
少ないアサリを寄りだして食べるのが楽しみだった、味の違いは殆どわからないが^^
残ったのでしぐれ煮も作った。
こんなカニ(ガザミの仲間)も転がった石をどかすと隠れていた、これも茹でて食べるv
gazami.jpg
その後も潮干狩りというのは子供にとって楽しいもの、中学校の遠足では「貸し切り電車」で行ったことがある、名鉄駅には三河方面に潮干狩りに行く客のために干潮の日時を知らせる表があったと思う、

アサリの貝殻には見ていて飽きない紋様がある(ハマグリにはあまり見られない)、
子供ながら、山水画のような風流な絵が好きだったが、アサリの貝殻にはそれを思わせる紋様もあって、気に入った殻は取っておいたものだ、殻は成長とともに拡がっていくので、おのずと"山"や"家屋の屋根"を思わせる模様になりやすい、
asari syugoアサリ
山を背景にした森と峠茶屋、とか、あるいは織物のエンドレス模様とか・・何かに見える紋様がよくできる、何かに見えなくても、焼き物の釉薬のような味わいがある、
yuyaku_2020041522355487b.jpg
色合いもモノクロ系ばかりじゃなく、紺やオレンジ系の鮮やかなのもあったりする、成長の途中でパターンが変わったり、
なぜこのような紋様が現われるのか、研究報告もいろいろあるが、よくわからないようだ。
ある海岸に居たアサリを別の海岸に移すと、以後、紋様のパターンは変わるのか・・とか?

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category: 昭和の記憶

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ドホナーニ:Dvořák Sym No.8 (更新)  

ドヴォルザークのsym No.8は民族音楽的な屈託のない旋法を用い、orch.を魅力的に鳴らす、曲の進行も快調とあって、これも人気の要素だ、アメリカに渡ってからのNo.9「新世界より」に対し、チェコ時代に書かれた重要な作品になる、書法的にはSym No.9を凌ぐと言われる。
ブラームスが弦楽の中低音域の渋い響きを好んで使うのに対し、ドヴォルザークのオーケストレーションは高域をよく使い華やかで、
sc01 103
ブラスの輝き、木管の色使いも効果的だ。
スウィトナー、クーベリックと取上げたが、C.von.ドホナーニとクリーブランドOの録音も好みで音響的にも満足、潤いのある弦楽と各木管の色合い、ブラスの豪快さ、弱音で陰のように叩くtimpもくっきり聞こえる解像度、DECCAの名録音でもある、No.8を聴きたいとき、最も親しんだ音盤である。
dvo sym 8 doh
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、クリーヴランドO
1984年 DECCA

全般に程よく快調で、あまり粘るところなく、自然の慣性に乗ったような颯爽とした進め方がよい、まず第1楽章がそんな印象で切れ味よい、
第2楽章は色彩感豊かで、pppまで弱奏を聴かせスケール感もある、
第3楽章は洒落た大人のムードというべきか、潤いのある再生音で弦が味わい深い、
興味深いのは終楽章の変奏形式で、輝かしいtrpソロで始まる、この録音の澄んだ響きが良い、
ブラームスのsym No.4 を参考にしたと言われ、あくまで初めの主題に基づいて変奏されるのだが、[123]からトルコの軍楽調に変化するなど、多彩に様変わりしていくのが面白い、
sc04 123 b
dvo sym 8 you
you tube:Antonin Dvořák, Symphony No. 8 in G major, Op. 88

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category: ドヴォルザーク

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ひょっこりひょうたん島:再演版DVD  

今日も昭和の話、NHKは総合TVも夕方はお子様タイムがあって、連続話の人形劇が平日の毎日放送されていた、代表的なのは井上ひさし台本の「ひょっこりひょうたん島」(1964~1969年)、この頃、前回の東京オリンピックに合わせ、我家もカラーTVを導入、ひょうたん島も【カラー】放送になり、その記憶が強い、 
hyotanjima.jpg
セリフを先に録音し、人形をそれに合わせて動かして収録するという手法だったそうだ、いつも場面に合わせた歌が作曲され、ミュージカル形式だったのも手がかかっている、
当時は撮影用のビテオテープが高価で、前の収録を消去して次の収録に使ったということで、オリジナルの録画は一部しか残っていない、台本も多くが保存されていなかったそうだ、
当時、番組のファンだった人が各場面のスケッチやセリフを書き残していて、これらをもとに再演版が制作された、声優陣は殆ど当時の人達で調子はそのまま、ひとみ座の人形、音楽とも、徹底した再演で、雰囲気もそのまま、
hyoutanjima DVD 02
非常にマニアックで手をかけている、よくぞ制作したと思う、この再演シリーズも特番ながら1991年~1996年まで、期間としてけっこう長く続いた、懐かしむ大人と、その子供が楽しめたようだ。

ひととおりTVでの放送をVHS録画して見たが、平成生まれの息子も今はないギャグのパターンや思い切りトボけた話の設定など、ずいぶん面白がっていた、今風にツッコミ入れるなら、「(問題は)そこじゃないだろ!」みたいな^^
ガバチョとトラヒゲは名コンビ、いつもコント風になる、ハカセの中山千夏さん、サンデー先生の楠トシエさん、海賊ガラクータの若山弦蔵さんの声など懐かしい、4人の海賊で好きなキャラがトウヘンボク(柳沢真一さん)だった、人形のデザイン、仕掛けも各々個性的で面白い、
孤島のひょうたん島にあるトラヒゲデパートにいつの間に物資が補給されるのか?などこんなトボけた謎も可笑しい、

特に記憶に残って面白かったのが初期の「海賊の巻」、4人の海賊のドジっぷりが最高、
3人の魔女が登場する「グレート・マジョリタンの巻」では海賊4人も加わって面白い、
当時のガバチョ(藤村有弘さん)と魔女ペラ(黒柳徹子さん)の早口対決が見事だった、
hyoutanjima DVD 01
随分前にこれらのDVDを取り寄せ、まだ開封していない;これは寝かせておいて、昔のおもちゃ箱をもう一度開けてみるような楽しみがあるv そろそろ見てもよいかな^^

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category: 映画・TV・DVD

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歯:神経抜く;  

コロナも驚異だが、急な歯痛も驚異である; 
数日前から歯が痛みだしたが、実際どの歯が悪いのか、自覚症状では別の歯が痛いような錯覚が起きて、わかりづらい、歯の神経は複雑のようで、上の歯が悪いのに下の歯が痛いように感じることもある、昨年も奥歯を2本抜歯したがわかりづらかった、
shika.jpg
今回は意外にも左の犬歯の根元が化膿していた、歯科に行き、「神経抜きましょう」ということで、穴を開けた、溜まっていた膿が抜けてスっと楽になった、ひとまずやれやれ;
原因が除去できたというのはほっとする、*犬歯の場合、内側の側面から穴を開ける、
Drill.jpg
しかし、いつもながらこの後がちょっと怖い (治療前の事を思えばなんてことないのだが;)、数日穴を開けたまま放置して、歯根の神経管の掃除が始まる、リーマー・ファイルというヤスリ状のワイヤーみたいなのを突っ込んでゴリゴリと汚れを掻き出す、奥に入ると痛かったりする^^;
003_202004121130217bd.jpg
できる限り掃除して、消毒も念入りにやって最後に蓋をする、けっこう通うことになる、
今のような歯科治療がなかった昔は抜くしかなかっただろう、怖くともこうして治療が受けられるのは有り難い、歯医者さんがカミサマに思えてくる^^;
20181023.jpg

これまで、風邪をひいている上に歯痛になったりとか多重罹患にならなかったのは運がよかった、災害も多重に起きることもありうるが、大抵1つずつずれてきた、せめてコロナが下火になるまで、大地震など起きないのを祈るばかり;

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category: 時事・雑記

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納豆と豆腐  

今日はとても素朴な食品の話、 
食品には一見、知らなければとても食べられそうにないものがある、納豆は単に豆が腐ったもの、と始め思うだろう、これを誰かが食べてみた・・大豆のタンパク質を納豆菌がグルタミン酸に変え、うま味が増していた、
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大豆は縄文時代に伝来したらしいが、納豆という食品がいつ作られたのか諸説あり、よく聞くのが稲作が始まった弥生時代、当時の住居には稲藁が敷き詰められ、そこに茹でた大豆が落ちて、納豆になったのが始まり・・という推測もあるが?、稲藁に含まれる納豆菌と大豆の偶然の出会いがあったのは間違いないだろう、
筆者が小児の頃は八百屋に稲藁でくるんだ納豆が売られていた、ずっと昔からの製法だろう、
natto.jpg
幼児の頃からこの藁っぽい匂いと粘りに興味半分で馴染んでいったと思う、
*稲でも麦でも、ワラが敷きつめててあると、なんだかほっこりして寝ころびたくなる、ワラ山に潜って遊んだり^^
納豆菌さえ移植すれば稲藁は必要ない、大量生産が始まって、すぐに紙を折って包んだ形に変わり、現在のような一食分サイズのパックになった、
20200411115235549_20200411202933465.jpg
昔の納豆は普通の大豆で、今のように小粒ではなかった、大豆を茹でて、市販の納豆から菌を移して自家製で作ったことがあるが、美味しくできた、
eda kuro
えだ豆納豆、黒豆納豆、
普通、豆を腐らせた方を豆腐といい、型に納めた方を納豆と呼ぶべきと言われるが、呼び名は入れ替わっておらず、歴史的に正しい、

豆腐はまさしくタンパクな味、よくこんなヤワで薄味な食品を考えついたもんだと思う、しかし醤油などちょっと調味料をかけると、薄味な中に何とも言えぬ植物的な?風味とコクがある、豆腐が食べられない・・となればすごく物足りないだろう、無性に冷や奴など欲しくなる、
hiyayakko.jpgatuage.jpg
豆乳の分子を「にがり」という凝固剤で結合させプリン状にする、にがりは海水から塩を作る際の副産物で塩化マグネシウムが主成分だそうだが、誰がこの製法を見つけたのか?
同じ大豆から、味付けする側の醤油や味噌ができる、大豆がらみの食品は不思議に面白い、
syoyu.jpg

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category: 昭和の記憶

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死亡数/感染確認数 ≪追記あり≫  

昨日時点のデータで、新型コロナウイルスによる死亡者を累計の感染者数で割ってみたところ、随分差がある、これは分母である感染者数をどれだけ確認できているか、にかかるので単純比較はできないと思う、パーセンテージ高い国の感染者はもっと多いのかもしれない、
ドイツで感染者が10万3千人超えと、イタリア、スペインに次ぐのに驚いた、しかし死亡者の率は桁違いに低い、
PS. 「死亡数/人口」も加えた↓やはりイタリア、スペインは大変な事態、
死亡数/感染確認数     死亡数/人口
アメリカ  2.9%       0.0045%
ドイツ    1.8%      0.0025%
イタリア  12.6%       0.029%
スペイン  9.8%        0.031%
イギリス 11.4%       0.011%
フランス 13.3%       0.017%
スイス    2.9%       0.009%
中国      4.1%      0.00024%
韓国     1.9%       0.0004%
日本    2.0%      0.000094%

001_20200410081405feb.jpg
NHKデータ:世界の感染者数
日本でも感染者の「1日ごとの発表数」が、衰えるどころか加速している緊急事態だ。

余談:いつも使っている楽器の弦はイタリア製が多いが、メーカーは現在、どこも停止状態だろう、郵便物も止められているし、
補充したかった弦はドイツのショップにあった在庫でどうにか確保した・・
aquila_2020041008140622f.jpg
vihuela_20200410083427110.jpg
しかしイタリアはじめ大変な状況を思うと、今は弦どころじゃない、パンデミックが終息するまで、どんなことも我慢して、乗り切るのが第一、という思いである。

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category: 時事・雑記

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R.クーベリック:Dvořák Sym No.8 (更新)  

手持ちのターンテーブルは時折、水平を確認している、 
suihei 02
ヘッドシェルは首が固定のものが多いが、回転して調整できるほうが望ましい、
Head shell
アームとの取付け部分も角度にアソビがあるので、締め付けのとき水平に注意、
suihei_20200409144619f5b.jpg
概ね水平ならOK、

さて、とても良かったという憶えはあるが、久しく聴いていなかったクーベリックのDvořák、Sym No.8、No.9「新世界」と2枚組になったLPを中古ショップで何気なく購入したが、なかなかの名盤で、1966年録音のNo.8が特に気に入った、D.Gramophonのバランス・エンジニアはG.ヘルマンスだが、カラヤン盤とは違った感じに聞こえる、弦楽の押し出し感は強く各パートが集中的に響き、東のD.Schallplattenとは対称的なサウンド仕上げと言えようか?
r k dvo s8 02
ラファエル・クーベリック指揮
ベルリン・フィルハーモニーO

r k dvo s8 01

ドヴォルザークはvnの高域を多用したハーモニーが爽快。
sc01 103
ハイドンの時代からの交響曲の形式を引き継いでいるものの、ドヴォルザークはさすがに各楽章が多様な要素で交響詩的内容になってくる、第一楽章展開部も何段かで構成され、対位法的な部分も聴きどころ、アイデア満載のところはハイドンに通ずる感がある。
クーベリックは抒情的な部分の柔軟でデリケートな表現の一方、活発な部分では思い切り切れ味よく、第一楽章の中で存分に聴かせる。ドヴォルザークは一つの楽章の中でテンポの変化を指定しているが、それをどう実感的に捉えるかはやはり指揮者の音楽性になるが、クーベリックも自然に設定していく。
第二楽章は三部形式でドラマティックな展開、弦楽は厚く深々と始め、スケール大きく描いていく、
第三楽章のお馴染みの美しい主題、BPOの味わいは申し分ない、
終楽章は快速ぎみ、開始のtrpがじつにブリリアント、トルコ行進曲風の部分も速めの歩調で一段と引き締める。
sc04 123
r k dvo s8 you
you tube:Dvorák: Symphony No.8 In G, Op.88, B. 163 -
1. Allegro con brio 2. Adagio
3. Allegretto grazioso - Molto vivace
4. Allegro ma non troppo

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category: ドヴォルザーク

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景色として一望できないけど  

鉄道の入った風景写真が好きだけど、観光地的な絵になる景色から外れたほうがいい、
線路沿いに普通の畑や草深い場所があり廃屋が残っているとか、街でも田舎でもないフツーの駅周辺の落ち着いた佇まいとか^^
写真を掲載するブログの方々はよく載せてもらえるので楽しみ。
takayama.jpg
街中の鉄道や道路が立体交差して、ガード下に古い店舗があったり、人の生活感が漂う雰囲気も好きである、街の中心部に結構近くても、線路沿いに古い家屋が何軒も鉄錆色に染まっている所があるが、つい目を向ける、
meitetu 02
ここだけ昭和の時間が残っているような、
街中は構造物が多く、一枚の写真に一望で撮れないところが多いが、この場所の向こうはどうなっているか?想像するのも楽しい、
meitetu_202004081103275d4.jpg
さらに地下鉄や地下街、これこそ地下なので一望などできない、
chikatetu_20200408110320421.jpg
路線が交差する駅は地下2階構造、一方はアンダーパスでもっと深いところにホームがある、
hushimi.jpg
そこへ降りる長ーいエスカレーターがあり、深さを実感する、
chika 01
「ここはこうなっているんだ」と地下に埋まった構造を頭に描くことになるが、
そんな場所も好奇心だろうか、なんか楽しいのである;

PS.昨日はスーパーの駐車場の車はいつもの1/3くらい、一応警戒意識はあるようだ、電車で出かける予定も当分延期したい、毎月通っている病院は十分警戒しないと・・

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category: 昭和の記憶

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Schlafmusik  

アドレナリンが湧いてくる音楽ではいけないが、ルネサンスのリュートやビウエラなど小音量で旋律を追う、単純な事に集中するとよく寝付ける、 
このCDラジオ(SANSUI)の音質はナチュラルで気に入っているが、残念にもCDによって?、プレーヤー部の駆動音が目立ち、枕元では支障がある、
sansui.jpg
そこで買ってきたのが小型のDVDプレーヤー(SONY、4700円)、CDプレーヤー代わりにして外部入力で繋いだ、軽量で大きさもちょうど良い、
sony dvd p
ポータブルCDプレーヤーも考えたが、このほうが据え置きで操作性もよい、電光表示部が省略されているが、見ないので必要ない、一応リモコンで先送りや頭出しはできる、
しかしこれも僅かに駆動音がするので、ベッドの耳元より低いラックの下段に置いた、横向きに置けばCDの出し入れもしやすい、
light02_20180626090446a5d_20200407092912f1d.jpg
これで完璧、就寝の音楽(Schlafmusik)はデリケートである^^;

試しにこのプレーヤー、システムに繋いでCDを再生してみたところ、ちゃんとした再生音で、正式なCDプレーヤーからこっそり差し替えられても、音で気付く自信はない^^;
耳の老化もあるだろうか?
dvd p
CDプレーヤーも数十万円とかあるようだが、それで区別つかなかったら、いったい何なのか・・;この手のAV機器は故障が多いかもしれないが、安いのでまた買えばいい。

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category: Low cost audio

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スウィトナー:Dvořák Sym No.8 (更新)  

O.スウィトナー指揮、ドヴォルザークのSym No.8、以前はN響とのライヴ録音を取上げたが、シュターツカペレ・ベルリンとのセッションのほうを聴いた、
D.シャルプラッテンの録音だが、これぞHiFiと言える好録音、音場に奥行きがあり、各楽器の発する音のエネルギー差(低音ほどエネルギーが高い)に実在感がある、低域に深みがあり、高域(vn群)は常に力を抜き清涼、ブラスは厚みを帯びて押し出す。 
sui dvo sym 8
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
1977年、ベルリン キリスト教会

第1楽章、滑らかに情感深い強弱で開始、この歌い出しを大事にしているようだ、主部はひじょうに快速で活気を持った演奏、先に述べたとおりのサウンドが心地よい、展開部は見事だが、このブラスがテーマを力強く奏で、弦が半音階で上下するクライマックスが圧巻、
sc 01 1
ここでも耳に爽快な演奏だ、終結はキレたように加速し熱気あふれる。
第2楽章はドラマティックな構成、弦楽による始まりは涼やかな風、鳥が鳴く森、湧き出る泉、大渓谷?・・何かいろいろ情景が浮かんで楽しませる楽章、vnソロが一際美しい、スウィトナーは聴力検査ギリギリのpppまで使い、ffで突然ステージが変わったような劇的スケールで聴かせ、奥行きや色彩感も豊かである。
第3楽章、スウィトナーはゆったりと、いかにも優雅なワルツ風に聴かせる、
sc dvo
弦の一弓のデュナーミクにも気品を持たせる、サヴァリッシュのきりっとした演奏も良かったが、こちらもまたハマる、
このfzでの量感の入れ方も絶妙で期待どおり、
sc 03 2
弦楽の爽快さと、obソロを助奏するvcが味わい深い。
終楽章はわりと落ち着いたテンポ、trpの澄んだ響きで開始、この楽章もppをpppくらいに押えて奥行きを付ける、flソロのバックでtrpが弱奏する、この澄んだ響きも良い、トルコ行進曲風になる変奏でちょっと武骨になった後がスマートに決まる。
スウィトナーのサウンド作りとDvořák Sym No.8はとても相性よく思える。
sui dvo s8 you
you tube:スイトナー指揮 ドヴォルザーク 交響曲第8番

*ほか、C.フォン.ドホナーニ、R.クーベリックの演奏も良かったのであらためて。
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category: ドヴォルザーク

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春~初夏の風味  

春から新緑の時季にかけて出てくる、山野菜の季節感と独特の風味が楽しみである、 
親と山菜採りにも行った、ワラビなど草っぽくアクがあり"良い香り"でもないが、子供の頃から親しんだなんともいえぬ季節の香味である、
栽培ものはアクが少なく食べやすいが、畑の隅などに雑草化しているフキ、ミツバなど摘んだのを貰うと、より香味が楽しめる、
fuki_2020040512325780b.jpgフキ
ウドやタラの芽も自生しているやつがより香りも高い、
udo.jpgtara.jpgウド、タラの芽
セリというと水の豊富な沢に生えているが、土が湿った竹藪にも生えていた(同種のヤブニンジンではない)、水浸しじゃない場所に生えていたためか香りが強く、おひたしにして食べた風味が格別だった、これは買えない味;
seri.jpgセリ
今年もタケノコ掘りに誘われているが、ほんのりした風味を味わえる薄い味付けがいい、
takenoko_20200405122751567.jpg
去年の写真
初夏になると好きなのがソラマメ、豆自体に十分うま味があって塩茹でいい、食べ出すと止まらない;
soramame_20200405111413b89.jpgソラマメ
ほか、実エンドウを入れた豆ご飯も子供時分からずっと親しんでいる味、旬の鞘つきじゃないと風味が足りない、塩味を効かせて焚く、
あと、夏になるが、ミョウガも竹藪の日陰に自生していることがある、
myoga_20200405123259612.jpgミョウガ
柴漬けにも入っているが買ってくるものはキュウリが殆どでミョウガは僅かである、梅酢を用意してミョウガたっぷりの柴漬けを作ってみたいv

PS.以前住んでいた家では庭に茶の木を植え、自家製の緑茶を作ったが、素人作りの新茶の風味が格別、これも買えない味だった。
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category: 昭和の記憶

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バーンスタイン:Schumann Sym No.1≪春≫ (更新)  

毎年こんな時季、聴きたいのがシューマンのSym No.1「春」、ブラームスのSym No.2はもう少し経った新緑の頃が合うだろうか^^
「春」はサヴァリッシュやハイティンクなどの堅実な演奏も好きだが、バーンスタインのまさに"Spring" 跳ねるような活き活きとした演奏は格別に楽しい、VPOとの演奏はライヴ録音でホールの響きはあまりないが、各パートが明確に聴き取れる。 
201801171034061b6_20190412103229ccb.jpg
R.シューマン交響曲No.1変ロ長調
レナード・バーンスタイン指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
1984年 ライヴ DG

シューマンは第1楽章の動機が印象的でこのリズムが全体の基本因子になっている、またスコアも第1楽章が全ページの半分近くを占める、
バーンスタインは序奏から十分粘り腰で引き付ける、主部は快速、切れ味十分に活気づく、曲が求める自然な加速、減速、終結前のAnimato Poco a poco stringendoは・・
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文字通り、活き活きと徐々に速く、誰よりも思い切りよくやっている、
第2楽章、変奏的要素もある楽章で、シューマンはベートーヴェンの緩叙楽章を参考にしていると言われるが、特に「第九」の第3楽章を思わせる、細やかで深い内容、この演奏はVPOの弦の各パートがソロ演奏のような表情を聴かせる、
第3楽章、スケルツォのテーマはニ短調で深々とした弦で始まる、第1トリオは第1楽章の主題に基づくようだ。
終楽章、華々しい序奏があり、主部はまさに飛び跳ねるようである、主題には第1楽章との関連性がある、バーンスタインは第1楽章同様、活き活きとした魅力、終結部では序奏部が回想され、華々しく終わる。
ber sch sym 1 you
you tube:Lenard Bernstein Schumann Symphony No.1&4 CD4

余談:岐阜県内で新型コロナウイルスに感染が確認されている会社員らしい1人が、マスクもせずにパチンコ店へ行き、3時間程で咳など症状が酷くなって帰ったという、同店内にいた他の客に感染した可能性がある、
県ではパチンコ店名を公表し、注意喚起したいが、当該店が公表を拒否していて説得中とのこと、パチンコ店も被害者ではあるが、他の店では一斉に「当店ではない」の張り紙をしているらしい、元々リスクの高い場所だがそれでも行きたいって人は兎も角、危機意識のある人は個々に警戒するしかない、

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category: シューマン

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新着ビウエラの調整  

新入荷のビウエラ、一週間ほどコツコツ調整しながら様子をみた、
弦長590mm、GチューニングでA=415に設定、 
vihuela 01 s
vihuela 02
事前に用意した弦は均一のテンションで選んだが、やはりコースごとに適した張りが違う、
強く張れば鳴るとは限らない、2、4、5コースはこのままで、ほかを一段強いのに替えたところバランスがよくなった、ブリッジの弦高は低く、ビリつかず、最適。
vihuela 04
①~④:NG、⑤:PVF、⑥ローデドNG
【*ここで巻弦も試しに張ってみたが、あらためて使い辛さがわかった、振幅が大きく余韻が長いのでビリつく、絶対的に弦高を高くしないと使えない;】
リュートでは①コースは鳴るが、ほかが引っ込んで表現し辛い場合があるが、このビウエラは①コースの音が心地よく、程よく鳴る、和音もよい感じだ。
リュートは言わば凹面鏡が一点に光を反射するような音の出方だが、ビウエラほかギター属は平面を何度も跳ね返って出てくる音で本質的違いを感じる、

ついでにナットの溝位置を調整、3~6コースのダブル間隔を少し詰めたい、ナットは1フレットに対し高さがあったので、上から削って、溝が消える少し手前で止め、図の要領で少しずらして彫り直した、0.2mmほどの修正だが、ナット弦高も下がり一石二鳥、
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ビウエラは参考となるオリジナル楽器が殆ど現存しておらず、どのように作るのが正しいのか不明な楽器でもある、ギターに似た構造であろう、くらいしか見当がつかない、あとはオリジナル曲が表現しやすい、という狙いで探っていくしかないだろう。
今回の楽器、ボディは奥行きの浅いタイプにしてもらった、バロックギターとの比較、
bg vih
変な例えだが、雰囲気は深い缶と浅い缶を叩いた違いと言えようか;
kan 02
ビウエラに関してはこの浅い缶みたいな響きが好みでもある^^内容積がちょうどよく、19世紀ギターのような空気共振による低音補強の効果がでている。

余談:一息いれてお茶菓子を食べた、
よもぎ柏餅っていうのがよくあるが、昔からあった記憶がない、たんに草餅でよいのだが;
全国的にあるのだろうか?
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category: Instruments

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信長、秀吉も聴いた?クラシック ≪続≫  

現代、音楽を聴く我々は、大昔に書かれたクラシック曲でも、普遍的価値を認めた曲は繰り返し聴いているし、最新研究に基づく演奏となると、新曲が出たかのように興味をもって聴く、また録音物で50年以上前にヒットした懐メロも聴ける;
録音がなかった昔は誰かが生演奏する曲こそが音楽だった、という違いがある、モーツァルトやハイドンが書いたのも最新流行の現代曲だったはず。古い音楽で演奏されるのは教会の儀式音楽や各地に伝承される民謡くらいだったかも。

以前、豊臣秀吉が聴いたかもしれない?西洋音楽について書いたが、
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よく言われる、ジョスカン・デ・プレの「千々の悲しみ(Mille regrets)」という有名な歌曲が演奏された、という可能性は低いようだ、
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天正遣欧使節がヨーロッパに到着したのは1585年、帰国したのは1590年、一方ジョスカン・デ・プレが生きたのは1440~1521年なので、この曲はたぶん80~100年ほど前に流行った過去の曲になる、この曲をビウエラに編曲したルイス・デ・ナルバエスも1500頃~1555頃の人である。かつてR大学の名誉教授が唱えた「千々の悲しみ」説は軽く空想を楽しんだ程度のものかもしれないが、それがいつの間にか可能性のある話として定着してしまった感がある、特に興味深い話はそうなりがち、nhkのららら♪クラシック「戦国武将を癒やした音色」の話題にもこの影響が出ていた。
参考:ホプキンソン・スミスの演奏でルイス・デ・ナルバエス「皇帝の歌」
原曲:ジョスカン・デ・プレの「千々の悲しみ」
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h s vihuela you*画像は録音に使われた楽器ではない
you tube:Luys de Narvaez
*リンクした最初の曲が「千々の悲しみ」

天正遣欧使節が帰国後、秀吉の前で演奏したのは1591年とされる、この時期はイタリアでモノディ様式が始まった頃で、ジュリオ・カッチーニ(1545?-1618)が有名である、C.モンテヴェルディ(1567-1643)も既に活躍しており、初期バロックが芽吹こうとする頃だろうか、「千々の悲しみ」は懐メロすぎて忘れられていたかもしれない、
カッチーニの「アマリッリ麗し」もお馴染みだが、天正遣欧使節の頃にはまだ書かれていなかったと思われる;?
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参考you tube:Caccini: Amarilli mia bella
我々が昔の名曲として知っている曲を、天下人も聴いたかもしれないと想像するのもまあ一興ではあるが。

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category: ルネサンス・バロック

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J.B.ヴァンハル:Sym C minor (更新)  

短調には何か訴えかける様相があり、古典派でも作曲者の私的な一面が色濃く感じられるようで、個性が出る気がしてそこが興味深い、 
今日取り上げる、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813)はボヘミア出身でハイドンと同時期、ウィーンで活躍した人気作曲家で、特定の雇い主に仕えない最初のフリー作曲家だったとされる。 
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Johann Baptist Vanhal
ヴァンハルは結構、短調交響曲を書いているが特に傑作と思う交響曲 C minorを取り上げる、全楽章、短調で書かれている、
ハイドン、モーツァルトともに短調交響曲では緊迫感を持つ簡潔な主題を用いているが、
hay sym45 b
*ハイドン Sym No.45「告別」より
moz s25
*モーツァルト Sym No.25より
ヴァンハルはメロディアスな流れを持つのも特徴、
なお当曲の参考スコアはなかったので割愛。
手持ちの音盤ではNAXOS盤のケヴィン・マロン指揮、トロント・カメラータが良いと思う。
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第1楽章から親しみやすい、trp、timpが加わっているのも特徴で力感も聴かせる、またこの曲でも第2主題らしいものがない、展開部はハイドンのようなポリフォニックな書法はあまりないが、再現部を含め味わい深い運びで結ぶ、
第2楽章、ハイドンとはタイプが違う緩叙楽章で、優美にまとめる。
メヌエットも旋律美をもった主題である、トリオもメヌエット主題の一部で書かれている、
終楽章、急速感と力感をもった楽章だが、ゴツゴツした感覚はない、展開部、再現部も魅力な聴きどころとしている。
ウィーンで人気だったであろう、旋律美の作曲家と言える作風だ。

you tubeはとりあえず、マティアス・バーメルト指揮、London Mozart Players による演奏(全楽章続くように挙げてある)、ただし楽譜は原典と違う音があるようだ、
van sym you
you tube:Johann Baptist Vanhal, Symphony in C minor, I Allegro moderato

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category: J.B.ヴァンハル

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