Micha クラシック&リュートの楽しみ

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D.R.デイヴィス:ハイドン 交響曲No.36  

D.R.デイヴィスのハイドン交響曲全集、今日は初期に溯ってCD6より、No.36です。
「驚愕」が書かれたのが1791年、No.36が1761年頃ですから、かなり前です。
これはNAXOSのブリュール盤で初めて聴いて、とても気に入った曲で、後期のがっちりした曲にはない、流麗な魅力に溢れます。

hay sym36
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、シュトゥットガルト室内O

No.36 変ホ長調
第一楽章、両主題とも美しく流れ、内声とバスが和声とリズムを快調に刻んでいく、主題にはtrの装飾が散りばめられ、また、パート間でパッセージが受け継がれるようで、
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ヒラヒラと飾りを纏ったようなお洒落な感覚で満たされる、展開部が二部構成かのように長く充実、ここも聴きどころ、初期作品らしい作風だが、特に冴えた魅力をもつ。デイヴィスは快活さと同時にしなやかさも持たせてとても自然にきかせる、後半も反復する。
第二楽章はvnとvcの二重協奏曲、弦楽のトゥッティが同じ主題を繰り返し、間にソロが入る、バロックのコンチェルトを思わせる、この楽章は演奏しだいといったところ、コンマスとvcのソロは申し分なし。
メヌエット、特に個性はないが、トリオも含め前期古典派らしい清々しさ。
終楽章、やはり装飾的な味わいも含んだ快活な終楽章、展開部の内容は簡潔だが、爽やかなフィナーレとなって締めくくる。

過去に聴いたものでは、T.ファイが良かった、こちらはピリオド奏法を基盤に様々な作戦が込められていた^^
hay sym36 fey
デイヴィス盤と録音状態が似ていて、同じ条件下で、異なる演奏を聴くようで面白い。
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category: F.J.ハイドン

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