Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.グッドマン:ハイドン 交響曲No.82「熊」、No.83「雌鶏」  

D.R.デイヴィスのハイドン交響曲が続いてますが、ちょっと趣きを変えます。ロイ・グッドマン指揮、ハノーヴァーバンドのNo.82「熊」とNo.83「雌鶏」です。
グッドマンのパリセット後半No.85~87は何度か聴いたけど、前半No.82~84ってあったっけ?とラックを探ったところ、ありました^^;何年も前に取り寄せて隅に埋もれていた、それというのもグッドマンの当シリーズはどれも表紙デザインがそっくりで見分けがつきにくいんです。このNo.82~84は始めて聴くような?気がします;

hay 82 83
ロイ・グッドマン指揮、ハノーヴァーバンド
1991年録音


まず、No.82ハ長調「熊」、第一楽章の始まりでびっくり、timpのド派手なこと、快速なテンポでアンサンブルは緻密に決まる、強弱の対比を深く、timpを伴った強奏の波が押しよせる、これほどソリッドで痛快な演奏は他にないだろう、展開部はぐっとエキサイトしてくる、後半も反復される。
第二楽章はアレグレットの変奏曲でややリズミカルなテーマ、涼やかに始めるが、力強い変奏も入って変化に富む、終結部が見事にまとめ、風格のある変奏楽章。
堂々としたメヌエット、ここでもtimpが大活躍、トリオでは木管が艶やかに響き心地よい。グッドマンが奏でるチェンバロも鮮明に聴こえ華を添える。
終楽章、ここも快速に演奏、ぐっと弱音で始め、強奏との対比が痛快、対位法の展開部は進行が雄大でいつもながら素晴らしい、速いテンポながら、ここも緻密にかっちり聴かせてくる、最後にはtimpのトドメの強打を入れて終わる。

No.83ト短調「雌鶏」、第一楽章、快速で第一主題を畳み込むように一気に聴かせる、第二主題で木管による雌鶏の声がしばし和ませる、展開部も第一主題がメイン、急き立てるように緊迫して引き込む。
第二楽章、アンダンテ、穏やかで気品のあるテーマ、pppのあとの強奏で驚かせるが、全体には優美である、ソナタ形式で後半での展開が聴きどころ。
メヌエットのテーマは平穏で、いたって明るい、flソロが常に主旋律を奏で、トリオでも同様に奏でるのが印象的。
終楽章でも、flやobが1st vnに重なったり、ソロになったり、木管の味わいを聴かせるのが特徴、比較的簡潔なフィナーレで、後半も反復して終わる。
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category: F.J.ハイドン

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