Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

リュート、調弦のコツ  

たぶん弦楽器の中で最もテンションが緩いのがリュートでしょう、そして最もペグの数も多い;この楽器でナットから最も遠いペグは23cmあります;基本形のリュートは糸倉が後方に折れている、これがナットへの弦の圧力を強めています、
11c a
当然、調弦の際はナットを滑りにくく、ゆっくりペグを廻しても弦の伸縮が起こり、ペグが遠い弦ほどなめらかに滑らない、初心者の人は苦心するでしょう、コツは狙いの音程にクッと廻して命中させる、だんだん扱いには慣れてくるでしょう^^;

一方、リュートの変種であるジャーマンテオルボの糸倉はギターと同じくらいの角度で、
gt_201601142036195ae.jpg
ナットへの圧力は低いので、滑りやすく、こうした苦労は少ないです。が、長く付き合ってみると、後方に折れた糸倉のほうが、一旦合わせた後は調弦が安定する気がします。ぐっとナットに止まっているためか?
調弦の際、ナットを境に糸倉側と指板側にテンション差が生じていると思われますが、ジャーマンテオルボはナットへの圧力が低いので、弾いている間に徐々にテンション差が解消されて、狂ってきやすいんじゃないかと?
ペグ式の19世紀ギターでも、しょっちゅう調弦を直していた記憶です。
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category: 楽器について

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コメント

こんばんは。
私は、上げる時は高めに、反対に下げる時は低目にしてから、所定の高さに合わせてます。
まあ気持ちの問題ですが、その方が後からの狂いは少ないように感じてます。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/01/14 22:42 | edit

奇士さん こんばんは

私は、上げて合わせた時、ちょっとだけ緩める(音は下がらず、糸倉内を緩める)、下げて合わせたときはその逆、という具合ですが、結局同じことかな?^^;

michael #xNtCea2Y | URL
2016/01/14 22:52 | edit

納得

お二人のやり方、私も同じです。。
以前、かきとしさんが書かれていた3Mのテープをナットに貼って試してます。
バスライダーは非常に効果があるようで、一度合わせておくと何日もあまり狂いません。
合わせる時のヒステリシスはやはり有りますが。。。
スワンネックは元々必要性が低かったのですが、エクステンション弦は温度変化などの狂いかが強調される?のか無いほうが良いように感じてます。

LUTE #- | URL
2016/01/15 06:00 | edit

LUTEさん こんばんは

>3Mのテープ
具体的にどの製品でしたでしょう?試してみたいです。

楽器の糸倉といい、弦の種類、材質も様々なので、調弦も事情に応じた対策を編み出すことになりますね、リュートをやる人は大抵小まめですから^^皆さんほんとに工夫しておられますね。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/01/15 23:31 | edit

参照元は

以下の記事を参照してみてください。
http://kakitoshilute.blogspot.jp/2015/04/teflon-sheet.html


LUTE #- | URL
2016/01/16 05:44 | edit

LUTEさん、ありがとうございます。
さっそく試してみます。
以前、記事に書いたアラミド糸、
http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-947.html
これも適宜使えば、完璧かもしれませんねv

michael #xNtCea2Y | URL
2016/01/16 11:19 | edit

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