Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

カラヤン:ハイドン 交響曲No.96「奇跡」  

近年のハイドン・シンフォニー演奏に耳馴染んでいると、先日のワルターといい、今日のカラヤンのようないささか古風?な演奏も、たまにはいいかな・・と。
しかし、さすがに用いている楽譜はR.ランドン版である、今日はロンドンセットからNo.96ニ長調「奇跡」を聴く。

カラヤン hay 96 102
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
1982年録音


カラヤンは録音にも深く関わっていたそうで、これもベートーヴェンのときと同じく、すべてが渋い同系色に収まった響き、弦楽は厚く整ったアンサンブルでBPOならではの味わい。木管はやや後方に控えた感じ、弦楽だけで十分なダイナミズムが得られ、金管やtimpも総奏音の中で一体となり、突き抜けては来ない、各楽章のテンポは適切なところ。
第一楽章は総奏部での押し出しはこの編成ならではで効いている、ただ、木管も等卒された隊員の一人のようにきちんとこなすが、控え目な存在に聴こえる。
第二楽章、timpの入るランドン版のシンフォニックな響きで甘ったるさはなく整然と行く。
メヌエット、壮大に開始、トリオのobソロはやはり、奥へ下がったバランス、きっちり演奏するが、ソロの微妙な味わいが聴けるほどではない。
終楽章、あまり速くせず、手堅くまとめる。
統率されたスーパー・オケらしい演奏だが、わるく言えばやはりゴツくさい。
各パートが明瞭で、ほんのりした楽器の余韻、美しさを求めるにはD.R.デイヴィス盤など、近年の録音になる。
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category: F.J.ハイドン

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