Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

L.バーンスタイン:ハイドン 交響曲第102番  

バーンスタインのハイドン・シンフォニーは曲によりけりで、過去に聴いたニューヨーク・フィルとの演奏で93、94番あたりは今一つでした、VPOとの演奏も特別好きじゃない、しかし、NYPとの102、103番は効果をあげていて気に入っています。

バーンスタイン hay sym
レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック

102番は録音が1962年でやや古く、CBSソニーの古い録音にありがちだった、高域が強すぎるバランスです、アンプのトーンコントロールで高域をぐっと押さえてみたら、弦が自然に滑らかで聴きやすくなります。
トーンコントロール

第一楽章、序奏はゆっくり、透き通った響きで神聖な面持、ritをかけた開始音を管が次の小節まで少し余韻を伸ばし、2小節目の弦に重ねる、
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楽譜に指示はないが間延びせず繋がる上手いアイデア。主部は適度な快速で、NYPの量感が活かされ、なおかつ総奏のf音を武骨にしないところもいい。がっちりした曲相だが、第一主題はけっこう流麗、51小節あたりからバーンスタインは僅かに加速する感じ、1st vlの小刻みな音形を57小節から2nd vlが引き継ぎ、
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他のパートがポリフォニックに動く、このあたりのぐいぐい構築される立体感がじつにいい、バーンスタインは各パートを対等にくっきり聴かせる。同様に展開部の彫の深さ、再現部~終結まで充実感をもって進める。
第二楽章、ゆっくりレガートに行くが、バーンスタインの持ち味か、純朴感があって嫌味がない、フレーズの境にふっと休符を入れたり、fの前にぐっとpに落としたり、自然で心地よい息づかいに聴き手を引き込む。
メヌエット、テンポとしては中庸、程よくテヌートをかけて厚い響きを引き締め、心地よい。
終楽章、演奏時間4:17は今でも最速記録だろうか、NYPの厚みのある響きで、アンサンブルを緻密に決めた上でのスピード、バーンスタインはまさにパッピーエンド的に痛快に終わる。
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category: F.J.ハイドン

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