Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

C.ホグウッド:ハイドン 交響曲No.94「驚愕」(P.ザロモン編曲)  

ザロモンの室内楽編曲によるハイドン・シンフォニーを最初にレコーディングしたのはクリストファー・ホグウッドだったと思いますが、とても興味深かったです。またエンシェント室内Oによるオケ演奏も録音していて、両方が聴けるのもホグウッドだけでしょう。
久しぶりに1978年録音のLPに針を下ろしてみた、ホグウッドのfpとエンシェントCOのメンバーによる室内楽編、盤状態は良好。
hog hay sym 94a
交響曲No.94ト長調「驚愕」(室内楽編)
古楽器のSQにfp、flトラヴェルソ、さすがにしっくり溶け合う、第一楽章の主部はやや快速で、キビキビと演奏、当然ながら各パートが明確なのも心地よい大きな要素、トラヴェルソのほんのりとした響きが切り立った表現にヴェールを掛ける。
第二楽章、旋律線はややドライに聴こえるが、ここでもトラヴェルソが潤いをもたらす。
メヌエットは快調で歯切れよく演奏、ここは室内楽編のほうが好ましく聴こえる。
終楽章、耳が馴れてきて、室内楽編だというのを忘れかけてくる、それだけザロモンの編曲が上手いのだろうが、快速にきりっと決めた演奏で終わる。

次にホグウッド指揮、エンシェントCOのオケ演奏も聴いてみる、演奏設定がほぼ同じのオケ・サウンドである、
hog hay sym 94d
あらためて本物のボリューム感の愉悦に満たされる^^;これも「驚愕」のお気に入り盤だ。
ザロモンは名vn奏者で作曲もした人なので、編曲はお手のものだったろうが、編曲譜は大いに売れたそうで、購入者にはザロモンの演奏会を聴いて魅了された人達もいただろう、最小限の楽器編成でその人達も満足する編曲に力を注いだのではなかろうか、ホグウッドの両演奏を聴いてみるとそんな気がする。
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category: F.J.ハイドン

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