Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

K.ザンデルリンク:ハイドン 交響曲No.104「ロンドン」  

これは過去にも簡略に取り上げたことがあるので、再掲となりますが、久しぶりに針を下ろした、クルト・ザンデルリンク指揮、SKDによるハイドン・シンフォニーのLPです。この緑のジャケットのヘリオドール盤はDGを原盤とする国内の兼価シリーズで、F.フリッチャイの名盤が多かったのが印象深いですが、当盤も買って良かったと喜んだ1枚でした。
B面の104番は内周いっぱいまでカッティングされ、豊かなサウンドだが、マイクロリニア針で最後まで聴いてみたくなった次第。
sa hay sym104
クルト・ザンデルリンク指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1967年 (*録音:VEB シャルプラッテン)


No.104ニ長調「ロンドン」
timpや低音を伴う強奏はずっしり轟かせるが、全般には清涼な音づくりが基調、どこかO.スウィトナーにも共通したオケ・バランスを思わせる。各楽章ともじっくりとしたテンポで、SKDの渋くきめ細かい弦の響きを味わってしまう、ザンデルリンクは甘美な表情付けも小細工もなく、さらりとして、これが時代を経ても古さを感じさせない。
第一楽章、序奏の開始の堂々たる強奏、そして弦の弱奏の涼やかさの対比で引き付ける。主部はじっくり、ダイナミズムはスパっと切るように響かせ、会場の豊かな残響が効いてくる、充実の展開部もじわっとたっぷり味わえる。
第二楽章、良い意味で淡々として、清流の流れのようだ、弦の味わい、木管やホルンの柔らかさが心地よく、自然体で進める。
快活なメヌエットは力み過ぎず、清涼な響きとリズム、程良い力感でまとめ、心地よい。
終楽章、緩抒楽章とかわらないような、落ち着いた音作り、あまりテンションを上げず、清潔にじっくり聴かせる終楽章だ、始めて歪み音なく最後まで味わった^^

PS.ところで、レコードプレーヤーに埃が積もってくると掃除が厄介です、ターンテーブルはいいとして、トーンアームの台座付近はごちゃごちゃしててやりにくい、ダスト・ブロアーのスプレーを使えば楽に掃除できますね。
ブロワー
TV専用?とありますが、支障ないでしょう。
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category: F.J.ハイドン

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コメント

こんばんは♪

さすがにこれは、104って聞いただけで
最初のアレが思い出せます!!

シンプルな曲は、すっごく難しいです。

勉強すると、たくさん発見があって
いつまでも終わらないです(笑)

吉瀬 弥恵子 #- | URL
2016/02/09 00:40 | edit

吉瀬さん こんばんは

104番一つとっても、指揮者や演奏者によって随分違いがでてきますね。
聴く側としては多様で楽しみなのですが、

演奏される側としてのハイドンってどんな音楽か、また折を見てお聞か
せいただけると嬉しいです^^

michael #xNtCea2Y | URL
2016/02/09 20:36 | edit

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