Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

モーツァルトとサリエリのコラボ  

今日はモーツァルトとサリエリが共作した作品が見つかったというニュースが飛び込んできた、重力波に続く大発見か?^^
moz sa 2
チェコ音楽博物館の所蔵からドイツの音楽学者、ティモ・ジューコ・ヘルマンが確認に至ったそうで、曲は器楽伴奏のカンタータらしい、チェンバロでの演奏が公開されている。
moz sa
動画サイト
詳しい情報付きで本来のカンタータをぜひ聴いてみたいところ。

なにかと後世のでっち上げによる話が伝わっていたが、実際のところ二人は親交をもっていて、この共作の発見もそれを裏付ける証拠といえようか。
サリエリはベートーヴェンやフンメル、F.リストの師であり、モーツァルトの遺児クサヴァーにも教えている、また貧しく有望な弟子からは謝礼を取らず教えていたと言われる。

そこで今日はアンドレアス・シュタイアーのfpソロによる、サリエリのピアノ協奏曲、コンチェルト・ケルンの引き締まったバックとシュタイアーの鮮やかなfpで聴く。
salieri staier
アントニオ・サリエリ、fp協奏曲
アンドレアス・シュタイアー:fp、 コンチェルト・ケルン


fp協奏曲 ハ長調
第一楽章、弦の重音奏法で力強く、明快で親しみやすいテーマが始まる、同テーマでピアノ・ソロに入る、ダイナミズムと細やかなソロの対比をつけながら、効果的に休符を置いて進める、モーツァルトのような溢れ湧くピアノの弁舌は控え気味で、真面目に節度よく出来上がった感じだ。
第二楽章、シチリアーノに乗せた、ピアノ・ソロがメインの楽章、やや感傷的なテーマ、もちろんイタリア趣味でここはモーツァルトに近い情緒の深さを聴かせる。
終楽章、穏やかなロンド楽章として始まるが、後半ベートヴェンを彷彿させる情熱的な力感を聴かせはっとさせる。

fp協奏曲 変ロ長調
サリエリは協奏曲は得意な分野ではなかったかもしれないが、オペラでの作風が活かされているとも聞く、この曲の第二楽章も深い情緒を湛えた聴きどころである。
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category: 古典派

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コメント

こんばんは。
モーツァルトとサリエリの共作ってのは、多分このニュースのことですね。
http://edition.cnn.com/2016/02/16/entertainment/mozart-lost-composition-found/index.html?sr=twCNN021616mozart-lost-composition-found1118PMStoryPhoto&linkId=21328987

リュート関係の楽譜も、東欧辺りにはいっぱい埋もれてそう。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/02/17 22:31 | edit

奇士さん こんばんは

>モーツァルトとサリエリの共作
こちらはやがてCD化されるかも?

>リュート関係の楽譜
こっちはニュースにはなりませんね^^;
リュート、古楽関係筋の情報に頼るしか・・

michael #xNtCea2Y | URL
2016/02/17 22:45 | edit

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