Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.ワルター、NYP:モーツァルト交響曲No.39(COLUMBIA盤)  

今日も風が小寒かったけど、中古ショップにふらっと出かけ、すぐ帰りました。
ベームなどグラモフォンのドイツ盤LP2枚と、バーンスタインのハイドン、パリセットCD、ほかに目に入ったのが、ブルーノ・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルによるコロムビア盤、ワルター、NYPといえばCBS-SONY盤しか知らなかったけど、同音源のコロムビア盤が過去には出ていたんですね。何時ごろ出たものか、渋い紺色のレーベルって懐かしいような?

b w moz s39a
コロムビア盤 ブルーノ・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック 1953年

一方、前から持っていたCBS-SONY盤もあります、こちらはデジタル・コピー・マスター使用とあり、少し聴きやすい感じですが、やや高域のバランスが強い、コロムビア盤の方が音源そのままのような肉迫感があります。
b w moz s39b
CBS-SONY盤 ブルーノ・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック 1953年

モーツァルト 交響曲No.39変ホ長調
ワルターは意外に血の湧きたつ演奏を聴かせ、歌う交響曲とかいうヤワな感じではない。
第一楽章、序奏は力強く、主部の第一主題前半を歌わせ、fから徐々に加速してエネルギー感を増す、山場を越すとエンジンブレーキのように自然に減速、第二主題を落ち着いて進め、展開部、再現部でも同様に表現する、終結はぐっと加速してキレたように終わる。
第二楽章、無用なレガート感はなくさらりとしているが、短調となった第二主題は弦を美しくしなやかに聴かせながら、じわりと悲壮感を出すのが印象的。
メヌエット、テンポはわりと快調、リズムの活気がよく、トリオはクラリネットが柔和で心地よい。
終楽章、程よい快速で、第一楽章と同様、熱血的に畳み込み、がっちりと決める。

ちなみに1944年録音のフルトヴェングラー盤もあり、爆演ではあるが、技的にはワルターにお株を奪われたようだ^^
f moz s39
関連記事

category: モーツァルト

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは、与太です。
ソニーと米コロンビア社の合弁によるCBSソニーが出来たのが1968年ですから、それ以前のものはコロンビアレーベルで出ていましたね。私の手元にもジョン・ウィリアムス(G)の60年代の盤他、コロンビアレーベルのものが何枚かあります。盤の厚さは70年代に入ると薄くなりなり始めましたが、60年代後半まではまだ分厚い盤で、音質も帯域は広くないものの、中域が充実したものが多いかと思います。

マエストロ・与太 #- | URL
2016/02/22 22:15 | edit

与太さん こんばんは

おっしゃるとおり、コロムビア盤のほうが少し厚手ですね、音質的にも中域に量感があるほうがこの録音は好ましく聴こえます。フリッチャイのドヴォルザーク「新世界」の名演も、DGチューリップ時代の盤と、ヘリオドール盤にも同様な違いに気づきました。これは後のヘリオドールかDGスペシャル盤のHiFiになった音がいいですけどね。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/02/23 00:21 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1059-6f14016c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック