Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

バロックリュートの装飾音  

バロック楽器をやる魅力は様々な装飾音です、ただしやるからには技巧に振り回されてギクシャクせず、音楽の流れにさらりと溶け込まないといけない;その前に曲そのものの構成、和声進行などを理解して、ふさわしい装飾を行うのが重要・・(難し~;)

トリル:どんな楽器でもやりますが、リュートは余韻の音にかけるので、指の押えと離しの際に軽くエネルギーを補充します、力を入れ過ぎず、小さな動きで、~~~と滑らかに入れます、チェンバロみたいに鳴らす必要はありません。

モルデント:同じ弦上でトリルを1回やるのと同じですが、バロックリュート独特のやり方もあります、
sc01_20160224213304f22.jpg
②のように2本のコースを使い、先に弾いた音を残し、次の弦が同音で重なります、一時非和声音が響き、これが雅びでいい^^軽くきれいに弾きます。

ヴィブラート:バロックリュートは通常ノンヴィブラートですが、印象付けたい音を適切に揺らして装飾的にヴィブラートを使います、他の弦楽器と同様にネックと水平方向に押さえた指を揺らす方法と、
ネックと直角方向にフレット上でずらす方法
チョーキング
とあります。揺らし方もその場に適したように、
sc03_201602242118293f6.jpg
数回揺らしたり、1回(ひと山)揺らすだけが良い場合も・・一瞬の憂いのようでこれはフレンチの曲などハマると、いいなあと思います^^

あと、非和声音を先に鳴らし、スラーで和声音に落ち着くアッポジャトゥーラなども、適所で使うといいですね。
sc03_201602242214374de.jpg

ほか、簡潔な旋律に経過句を加えたり・・
やらない方が良い場合もあり、何を行うにもセンスがかかっています^^;

PS.昨日、年に一度の人間ドックでした、あちこち悪いのは毎度のことですが、聴力検査だけは今回も問題なしでした。リュートは聴力検査でやっと聴こえるくらいの弱音まで駆使して表現するので、ひとまず安心^^;
関連記事

category: 演奏について

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは。
「弦と直角方向にフレット上でずらす方法」ってのはいわゆる「チョーキング(和製英語)」ですね。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/02/24 22:44 | edit

奇士さん こんばんは

エレキGみたいに、やりまくることはないですが;
リュートは控えめに効果的に・・ですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/02/24 22:53 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1061-580ab701
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック