Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

D.R.デイヴィス:ハイドン 交響曲No.101「時計」  

しばらく休止していたD.R.デイヴィスのハイドンです。
今日はCD37より、No.101「時計」、演奏、録音ともバランスの良さはいつもどおりv

d r d hay 101
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、シュトゥットガルトCO

第一楽章、序奏はゆっくりだが、rit表現が控え目でさらりと清涼に聴かせる、古い演奏とは違う、主部がまた従来の"プレスト"らしい多くの演奏に対し、意外にゆっくり、しかし、このテンポ設定には納得させられる、折り目正しく、急速な演奏では聴きそびれてしまう丹念な強弱法など味わいどころを粒立ち良く聴ける。常に心地よい響きで展開部もじっくり聴かせる。
第二楽章、大きな古時計じゃなく、壁掛け時計の振子のリズムで軽快、始まりの弦が奏でるテーマが美しい、短調に入っても重々しくならず心地よい。ちなみにハイドンの時代には小型の懐中時計を作る技術まであった。
メヌエットは近年めずらしくゆっくり、しかし響きは重くなく清涼、キッパリと歯切れよい演奏で長いメヌエットを心地よく聴かせる。
終楽章もけっこうじっくり、第一楽章同様、丹念に内容をきかせる。

オーケストラの不味い演奏ではもどかしく、耳疲れする場合があるが、それがまったくない、室内楽演奏に相当する心地よさとシンフォニックな味わいも十分に聴かせ、ありふれた「時計」とは一線を画した魅力。
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1067-840d177b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック