Micha クラシック&リュートの楽しみ

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古墳の石室  

先日取り上げた、大牧1号古墳の付近を歩いてみました。
大牧1号写真
大牧1号古墳はこのあたりで最も規模が大きく、石棺や副葬品からも、位の高い豪族の墓のようです。石室は壁面も山から運んだ堆積岩が使われ、隙間を川原石で埋めています。
大牧1号

この1号墳の周辺にも一族と思われる小規模な古墳が多数見つかっていて、これもその一つ、
1号墳から西、400mあたり、墳丘と石室になっていた石が壊れた状態で残っています、
墳丘
拡大
発掘調査は済んでいて、その後土地利用はされていないようです。でっかい天井石をどうにかするだけで大変ですね;
小規模な古墳の石室は天井のみ山石で、壁面は木曽川から運んだと思われる川原石が積まれています。まん丸な石じゃだめで、枕形の石が集められ、俵を積むように重ねてあります、こういう具合のよい石はそう転がっていないので、探すだけで大変だったでしょう。
石室
これならしっかり重なり、崩れにくいですね、古墳が作られた後、幾度も大地震があったはずだが、後世の盗掘で壊されない限り、崩れずに残っているのは大したもの。
付近の畑を見てまわると、枕形の石が多数見つかります。
川原石01
川原石02
今も畑の囲いに利用されていて、文化財保護法もなかった昔に壊された古墳のものでしょう。これ1つ運ぶだけで数人がかりの大きさです。現代、重機を使っても大がかりな仕事を古代に・・想像を絶する労力ですね。
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category: 科学・自然・雑学

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コメント

φ(..)メモメモ
岐阜県南部の平野は古墳が多いです。
特に川沿いの台地となると、住むのに色いろ都合が良かったんでしょうね。

そのうち行ってみようかな?

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/03/06 20:05 | edit

奇士さん こんばんは

見て綺麗な景色はあまりありませんけどね^^;
歴史に興味がある方にはいろいろ発見があるかもしれません。
各遺跡の出土品は埋蔵文化財調査センター
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/maibun/004359.html
に展示されています。地図には水道庁舎となっています;


michael #xNtCea2Y | URL
2016/03/06 22:22 | edit

こんなことを言ってはいけないのでしょうが、古墳はロマンでもありますし、正確な歴史、真実を追求したい考古学者も大勢いらっしゃることでしょう。

日本に残る大王家の古墳、詳細調査ってできないんでしょうかね。
調査はさせない、外から眺めるだけとは。

日本は、歴史というものに対する真実をタブーとしておきたい傾向があるようです。
これからも未来永劫、蓋をされたままなのでしょうか。日本に残る古墳などの番組や書籍などを見ていますと、いつも何かとても複雑な思いがするのです。

白クマ #BwtdbEoI | URL
2016/03/07 15:33 | edit

白クマ さん こんばんは

我々一般に伝わる情報はさしさわりのないことだけでしょうね、書籍も番組も、面白いところだけに興味を向けさせる・・半分娯楽に作ってあると思います;
こんな大掛かりな墓を作るのに、いったいどれだけの人力が駆り出されたのか?犠牲もありうる、これだけで歴史の暗黒面を感じます。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/03/07 23:27 | edit

こんばんは♪

昔の遺跡とかを見ると、どうやって作ったのか
わからないものとか、けっこうあります。

すごい努力して作る意味とかも
知りたいですよね~

吉瀬 弥恵子 #- | URL
2016/03/08 00:44 | edit

吉瀬さん こんにちは

山からどうやって巨石を運んだか、硬い石でどうやって勾玉を作った
か、謎だらけですね;すごーく時間はかかったでしょう。
大昔の人間の価値感って想像もつかない、というのを遺跡が教えて
くれるようです。
ちょっと古い雛人形を見ても時代の隔たりを感じますね^^;

michael #xNtCea2Y | URL
2016/03/08 11:46 | edit

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