Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

D.R.デイヴィス:ハイドン 交響曲No.46  

D.R.デイヴィスのハイドン交響曲全集より、疾風怒涛期作品をもう一曲、46番ロ長調。以前は44番「哀悼」のスピンオフ的な曲だと、先入観で軽く聴いていたが、魅力あふれる傑作だと最近気付いたしだい;いくつかの古楽オケで親しんできた。
デイヴィスの当録音は演奏後に拍手が入らず、残響音の豊かなことから、セッション録音と思われる、理想的な録音だが、他のライヴ録音も詳細で好録音なのに変わりはない。

hay sym46
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、シュトゥットガルト室内O

交響曲No.46 ロ長調
第一楽章、デイヴィスはあまり急がず、総奏音爽やかに始まる、ホルンの広々と響くのが美しい、第二主題が短調に変化した後の翳りが印象強い、展開部は第一主題のカノンで始まり、疑似再現を聴かせる、その後が、展開部と再現部が一体となったような劇的な内容が見事、後半も反復して十分に聴かせる。
第二楽章、疾風怒涛期らしい緩抒楽章をシチリアーノのリズムに乗せている、デイヴィスは引きずらず軽やかに演奏、この楽章は特に後半の再現部に当る42小節から、
sym 46
2nd vnのアウフタクトがシンコペーションで始まり、2つのobが2度を重ねる響き、このあたり意外な魅力を持ってくる。
メヌエットは簡潔で強い個性はなく、親しみやすいもの、トリオも簡潔だがホルンの強奏が高鳴り引き付ける。
終楽章、明るく快活だが、短調の要素も少なくない、ホルンの高音による豪奏が聴かせどころ、展開部の終りに前楽章のメヌエットが挿入される、終結がいつなのか予測できず、ハイドンの機知が効いた楽章。
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category: F.J.ハイドン

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