Micha クラシックとリュートの楽しみ

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D.R.デイヴィス:ハイドン交響曲No.103「太鼓連打」  

D.R.デイヴィスの全集は跳びとびに聴いているので、何番を聴いたか、だけメモを残しています;今日は全集の中で指折りの名演と思った103番、
録音の鮮明度、バランスの良さはいつもどおり、際立った特徴はないが、現代らしい新感覚はあり、オケのサウンドも理想的、大らかな気分で曲の魅力を過不足なく聴かせる。
d hay sym103
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、シュトゥットガルト室内O

交響曲No.103「太鼓連打」
第一楽章、timpソロは力強く轟き、瞑想的な序奏部を粘らず清涼に聴かせる、主部のテンポは快適、気負い過ぎのない範囲で快活に、よく整ったオケ・バランス、弱奏と強奏の程良い対比、聴かせどころをよく心得た絶妙な匙加減が心地よい。
第二楽章、変奏のテーマが弦で始まりレガートに繋ぐが、さらりとした感覚でセンスが良い、第1、第2変奏でも同じ基調、第3変奏はvnソロがしなやかで美しい、第4変奏、短調となるが過度に重々しくなく快調である、第5変奏は木管が活躍してダイナミックに終結。
メヌエット、テンポは中庸だが、リズミカルな心地よさと量感で聴かせる、クラリネットが入るトリオは滑らかで美しい。
終楽章、ホルンによる導入はレガートで大らか、軽快なテンポに変えてロンド・テーマを提示、ポリフォニックな手法を使った、総奏、弱奏が目まぐるしく繰り返され、各楽器の用い方といい、オーケストレーションの見事な楽章をデイヴィスはかっちり手堅くまとめる。
ライヴ録音で演奏後の会場の反応もさすがに良いようだ。
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category: F.J.ハイドン

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