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宇宙の回転構造Ⅵ:銀河中心ブラックホール  

殆どの銀河の中心には巨大ブラックホールがあり、その銀河の進化に影響していて、渦巻き銀河ではその重力がバルジの規模とも関係しているそうです。(ブラックホールとバルジの質量比は概ね1:1000)
ブラックホールCG
イメージCG
ブラックホールの廻りでガスが高速回転している降着円盤の規模と回転速度がわかれば、中心の巨大ブラックホールの質量がより詳しく計算できるそうで、今回、アルマ望遠鏡により、これまでにない精度でこの降着円盤の観測がおこなわれた。対象はエリダヌス座、7300万光年にある楕円銀河NGC1332で、降着円盤の一酸化炭素ガスの運動速度を計測した、
ngc1332.jpg
資料:A. Barth (UC Irvine), ALMA (NRAO/ESO/NAOJ);
NASA/ESA Hubble; Carnegie-Irvine Galaxy Survey

銀河はほぼ真横を向けているが、HSTの中心部の画像では円盤のやや下側を覗く角度になっている、ALMAのデータは近づく方が青、遠ざかる方が赤で表示されているので矢印のような回転向きになる。
002_20160518183903222.jpg
HST 赤外線撮影
003.jpg
ALMA データ
中心付近では秒速500km以上の速度でガスが回転していて、中心のブラックホール質量は太陽の約6億6000万倍、天の川銀河の中心ブラックホール質量の約150倍と計算された。
アルマ望遠鏡は電波の目としては史上最高、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が運用されれば、光学画像もかなりシャープになるでしょう。
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category: 宇宙・天体

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