Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.ヴァイル:ハイドン 交響曲No.96《奇跡》  

B.ヴァイルのハイドンはターフェルムジーク・バロックOとSONYに録音していた頃から、その屈託のない溌剌とした演奏が好きでしたが、次のカペラ・コロニエンシスとのロンドンセットでは、加えて古楽オケの美質をより引き出し、熟した味わいを聴かせていると思います。疾風怒涛期の曲も再度録音してほしいような・・^^
今日はNo.96、95、93のアルバムより、No.96《奇跡》、
b w hay sym96
ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシス
2008年録音


交響曲No.96《奇跡》
第一楽章、序奏はさらりと爽やかであるが、柔和な美しさも十分、主部は快速ぎみに始める、しかし弦の運弓の滑らかさもあり、総奏に入ったなんとも言えぬ快活さと力感、柔と剛(喝)の絶妙な匙加減が熟した味わい、展開部から再現部に渡って連続した充実感をもった曲だ、この演奏では後半も反復される。
第二楽章、引きずらず、小ざっぱりと始めるが、十分なレガートで魅了するところも置く、短調の変奏ではぐっと迫り、程良い力感、木管、ホルンあるいはvnの二重奏が聴かせる部分も美しく申し分ない。
メヌエット、速めのテンポで、始まりのvnのパッセージがキビキビと切れ味で引き付ける、これは何度もでてくる、
sc01_201605122229360f6.jpg
R.ランドン版
きりっと引き締めたメヌエット、トリオのobも透明感があって、装飾的なパッセージも切れ味を聴かせる。
終楽章、幾分快速だが各パートをくっきり聴かせる心地よさは変わらず、flが味な装飾を入れる、強奏との対比をつけ、シンフォニックな醍醐味も十分。
全楽章、期待に応える演奏だ。
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category: F.J.ハイドン

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