Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.ヴァイル:ハイドン 交響曲No.100「軍隊」  

1枚取り寄せてすっかり気に入ってしまったB.ヴァイル、カペラ・コロニエンシスのロンドンセット、結局全部揃えました^^今日はNo.100「軍隊」です。
b w haydn sym101
ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシス
この曲は大太鼓、シンバル、トライアングル、と鳴りものが入るので有名ですが、初演された当時、これらの楽器はどの程度に鳴らされたのか考えたりします、使われるのは第二楽章と終楽章の一部だけ、たぶん結構派手に鳴らしたんじゃないかと^^控え目にするかどうか、ここは演奏者や聴き手の好みで、どちらもありでしょうが、全楽章通じてのバランス設定がセンスの問われるところ、また「軍隊」は99番とともに主題が優美なのも特徴です。

第一楽章、ヴァイルは他と同様さらりと序奏を聴かせるが、ここで古楽オケならではの美しさを印象づける、トリルの入れ方の上品なこと、続く強奏をスパっと短めに切るのが心地よい、主部は程良い快速で、しなやかな弦にはじまり、耳心地よいダイナミズムを繰り出す。弦が止んだ後に響くflトラヴェルソの美しさが印象的、展開部から終結にかけても申し分なし。
第二楽章、アレグレットらしいテンポで主題を素朴に歌って始まる、クラリネットやホルンの味わいを聴かせ、鳴りものが突入、アーノンクール盤と同じくらいにパンチを効かす、ここはオーディオ的にも楽しめる^^やはり、ハイドンはこれくらいやっただろう・・同時に鳴るナチュラルtrpも輝きがあって痛快。
メヌエット、速めでリズムがスマート、歯切れ良い感覚にまとめる、第二楽章の余波?のようにtimpを結構パンチ強くならす、トリオの後半でもtrpと共に強烈だが納得させられる効果だ。
終楽章、思いのほか落ち着いたテンポで始め、全楽章中最もかっちりした感覚、あとで鳴りものを存分に聴かせようという目論みを感じるが・・ヴァイルは終盤で鳴りものが出る前にtimpを結構効かす、曲そのものが美しいのでこうした効果が活きる、ハイドンの絶妙なセンス。
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category: F.J.ハイドン

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