Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

K.ヒュンテラー:C.P.E.バッハ fl協奏曲A-moll Wq.166 ≪追記あり≫  

今日も北西の風でカラっとした晴天、暑くもなく快適でした。micha
音楽を聴くにも気分よく、こんな日が続くとありがたいのですが・・^^
空の写真16時半
単なる空の写真、16:30頃

さて、またまたエマヌエル・バッハです、今日はコンラート・ヒュンテラーのflトラヴェルソ、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロックOによるC.P.E.バッハ fl協奏曲全集(5曲)より、先日と同じくA-moll Wq.166を聴きます。
これは廃盤になってしまった後、オークションで手に入れましたが、ヒュンテラーのトラヴェルソの上手さ、コープマンらしい活き活きとして柔軟な感覚もあるバックがすばらしく、またナチュラルな好録音でなかなかの名盤です。
c p e bach wq166
コンラート・ヒュンテラー(flトラヴェルソ)
トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロックO
1986年録音 エラート


fl協奏曲A-moll Wq.166、
第一楽章、アレグロ・アッサイは疾走する多感様式、爽快さとぐっと迫る力感(強弱対比)も十分、flらしい、味わいのあるソロで始まるが、81小節から87小節まで、原曲の鍵盤そのままの長く息をつかせぬパッセージがでてくる、ブレスなしに突き進む、もちろん難しそうなのはここだけではない。細かく聴くと、T.コープマンの通奏低音(cembalo)もすばらしい、ソロ旋律に対する、ポリフォニックなリアライゼーションが巧みで多いに楽しみを増す。
第二楽章、アンダンテ、付点のリズミカルな感覚を置き、さらりと快調に進める、味わいのあるソロパートに弦の和声が爽快。ここでもコープマンのcembaloが華を添える。
終楽章、ソロとバックが掛け合いをする書かれ方、程良くリズムを刻み、柔軟な美しさも聴かせる。当全集の他の作品も聴き応え十分で、これは多感様式を極めたfl協奏曲傑作集のようなもの、無駄な作品は一つもない。

*flトラヴェルソは構造が単純だけに複雑なクロスフィンガリング(途中の穴を開けて、下の穴を押える)を多用して音を作る、例えばG♯とA♭は違う押さえをする場合もある;
運指
参考→flトラヴェルソ運指表(トヤマ楽器) 
もちろん吹き方でも大きく変化するが、非常に難しそうだ。無段階にポルタメント可能な作音楽器であり、その微妙な表現がモダンflとは大きく趣きを異にする。

追記:参考動画、モダン楽器による新時代感覚の演奏
a jack
フルート: 吉岡次郎、アンサンブルJACK
C.P.E.Bach / Flute Concerto in a minor Wq 166; H431
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category: C.P.E.バッハ

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