Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話題など

トレモロ  

同音を連打するトレモロって楽器によって得意、不得意がありますね、ヴァイオリンはお手のもの、マリンバ、ツィンバロンなどは一番の奏法でしょう、笛はダブルタンギングで出来ます、やり辛いのは鍵盤かな?ギターやリュートも奏法をマスターすれば得意なほうでしょう。
ギター曲でお馴染み、フランシスコ・タレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」は昔からある奏法で、*p,a,m,i の順に指を使うのが一般的です。micha
アルハンブラ
*(p:親指、i:人差し指、m:中指、a:薬指)
ギタリストのアナ・ヴィドヴィッチはこのトレモロを p,i,m,i の指使いで弾いています、他にもいると思いますが、
a v
動画→Ana Vidovic: Recital and Interview
結果が良ければどちらの弾き方でもいいと思います。p,a,m,i が上手くいかない(音の粒が揃わず、a,m,iが塊になってしまい、音価も不均等で流れない)とき、大抵は指のストロークが大き過ぎて弦の捉えが不確実、また iを弾いた時点で aが弾く態勢になっていないと間が空く、そんなところかな?最小限の動きで指は弦に近いところにすぐ待機させるのが大事、ヴィドヴィッチは無駄のない動き、アルアイレでアポヤンド並の音を出しています。昔はアルアイレ=軽い音、と教えられましたが、実質アポヤンドに近いタッチをするべき、と早くから実践しているアマチュアもいました。

リュート曲ではこのようなトレモロはたぶん殆ど出てこないですが、ジョン・ダウランドのファンシーの一つに似たパターンがあります、トレモロというよりパッセージの一部でしょうが、これを決めて曲が終わります、
fancy.jpg
ここはギター記号で言う p,i,m,i でしょうね、これを p,i,p,i のフィゲタでやるのは余計難しいし、J.ダウランドも後期にはギターやバロックリュートと同様、親指外側の奏法に替えたと聞きましたので。
バロックリュート曲では?Dubutのシャコンヌにちょろんと、このパターンがありました、dubut chac
これも p,i,m,i がいいでしょう、「アルハンブラ」みたいに速い必要はないし。
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category: 演奏について

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コメント

こんばんは。
The Board Lute Book にトレモロの練習曲があり、指使いもかいてあります。
blog-imgs-94.fc2.com/m/y/w/mywindow/tremolo.jpg

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/06/09 21:53 | edit

奇士さん こんばんは

Margaret Boardはダウランドのお弟子さんとか、
曲集の途中から筆跡がかわって、記譜スタイルがダウランドの時代からバロック期風?になり、楽器も7コースから10コースへと移行していて興味深いです。
さすがに(| ∴ ‥ ・)は出てこないですね;

michael #xNtCea2Y | URL
2016/06/09 22:59 | edit

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