Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

リュート弦の悩み(5、6コース問題)  

ギターもそうでしたが、リュートの場合も高音弦から低音弦にかけてブリッジ(サドル)が徐々に高くしてあります。低音弦ほど振幅が大きく、フレットに当り、ビリやすいからです。ギターでは⑤弦が特に問題が多かったように思います。④弦に対し⑤、⑥弦は緩めのせいか。
バロックリュートでも5、6コースに太い弦を張り、押弦が頻繁なため、問題が起きやすい、このあたりは巻弦にしろ、ナイルガットやPVFの単線にしろ、振動精度の良い弦がなかなかないのが悩みです。今回、調整で弦高が低くなった13コースluteは良好な弦を張らないとビリます、まず5コースは手持ちのナイルガットは全滅で、次にPVF線を張りましたが、リールから5本分切ってようやく使える部分に当りました;micha
s ace 20

6コース用に良好なPVFは採れなかったので、最後の頼みがガット弦です、1.12㎜の単線を張りました、ガット弦は太い単線が優秀なんですね、振動精度が良いうえに、余韻が短いのでビリにくい、さらに低音弦に行くとガットの単線は太くなるので、ガットに金属線を巻くなど加工したものを使う場合がありますが、これも良好なものが少なくなってきます、ただし7コース以下の太さではPVFは意外に良好なので、ここからは使いやすいです。
13c lute
写真の5コースがPVF(シーガーエース:20号)、6コースがガット(キルシュナー)、そして7コース以下がPVF(シーガー:万鮪)です。6、7コースは見た目似ていますが違うんです;また弦を注文したので、5コースもガットにしてみようかと思います。

PS.低音コースをすべてガットで揃えるなら、今のところGamutのPistoyが一番のようです、太くてもしなやかに出来ているのが良く、ニス・コーティングされている、音も振動状態も良好です。ただ、非常に高価です;AquilaのVeniceも同様にしなやかで、値段はPistoyの半額以下、オイル仕上げのみですが、今まで使ったものは振動は良かったです。
関連記事

category: リュート

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1175-fb91473b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック