Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

多重連星(双子座:カストル)  

空に見える星々の約半分は連星だそうで、多くは2連星、3連星も珍しくないそうです。連星といっても形態は様々で、生れたときから連星だったもの、別々だった星が偶然重力で捉え合い、連星となったもの、中には白色矮星とパルサーが廻り合っている連星(死んだ星同士?)もあります。太陽系がもっと質量の多い惑星系円盤で生れていたら、木星がもう一つの恒星になっていたでしょう。太陽の8%以上の質量があれば恒星になる、それ以下だと褐色矮星(木星質量の13-75倍)、もっと小さいと惑星(木星質量の13倍まで)になります。
昨日のヴラニツキーの弦楽六重奏で思いだしたのが、双子座のα星、カストルです。micha
hutagoza.jpg
肉眼では1つに見えるカストルを17世紀にフランスの天文学者G.カッシーニが望遠鏡で2連星に見えることを発見していた、最新の観測では、2連星が3つ組み合わさった、6連星であることがわかっています、各ペアをカストルA、B、C、と呼ぶ。
カストルabc
左:カストルA、B、C、周回予想図
右:ESA、XMMニュートン撮影、"YY Gem"とあるのは別名でCにあたる、Cは強いX線が観測される
カストルAとBは質量の豊富な星雲内で同時に生れた連星で、それぞれの質量も同じくらいと見られる、参考→ 質量の等しい連星が楕円軌道を周回する動画(Wikipedia)
Cは別に生れた連星が偶然、重力で結びついたものと考えられている。今のところこの6連星というのが最多記録です。

全天で一番明るいおおいぬ座のシリウスも伴星を持つ、これも連星の一種、
シリウス
左下の小さな点が伴星で白色矮星です、シリウスと同時に生れた星であるとすると、シリウスより大きく、寿命が先にきてしまったということになる。シリウスの質量は太陽の2.14倍で、自身でⅡ型超新星爆発する大きさではない、ただ伴星の白色矮星がシリウスからガスを引き込み、遠い将来Ⅰa型の爆発をするのか?知りたいところ;
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category: 宇宙・天体

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