Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

H.グリフィス:F.リース 交響曲全集  

未知の作曲家の探索、古典派からドイツロマン派のあたりも興味あるところで、行き着いたのがフェルディナント・リース(Ferdinand Ries 1784 - 1838)です。近年はもはや未知どころか有名になりつつあるようで、楽しみな作曲家です。 micha
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フェルディナント・リース
リースはベートーヴェンと同じボンの生れで、リース家も音楽家でした、ベートーヴェン家との関わりも当時からあったそうです。やがてベートーヴェンがウィーンに出て活躍するようになり、F.リースはベートーヴェンのもとへ弟子入りしました。師に替ってピアノを演奏したり、難聴が悪化した師の補助もしていたということです。
詳細→Wikipedia:Ferdinand Ries

リースが没後、忘れられた存在になってしまったのは、師ベートーヴェンの作風を模倣している、流行から遅れた作風だった?、弟子がいなかった、など原因が挙げられるそうですが、経緯はともかく、仮に師の模倣が多かったとしても、それなりに作品が優れていれば十分魅力であり、聴かない手はないわけです。いつも一緒にいる人とは語り口も似てきて当然、特にピアノ作品は師の技法をよく継承していて強く感じます。しかし語る中身はあくまで本人が創造したものです。
ドイツ3大Bに挙げられるほどの師ベートーヴェンですが、ときにご愛嬌で"駄作?"に入るような曲も書いている、しかしこの優秀な弟子はすっかり洗練されていて、若い世代らしく、さらにロマン派の世界へと踏み込み、その精神はシューマンへと繋がるのではないかと思います。
おそらく近年、再評価が進んだとみえ、録音物も増えています。無名の作曲家といえば、演奏も冴えない(研究の足りない)マイナー盤がたまに出ていた頃とは違い、近年はよく研究された優れた演奏で出てくるのは嬉しいです。まず取り寄せたのが、信頼のハワード・グリフィス指揮、チューリッヒ室内Oによる交響曲全集です。
F R sym
抜粋で聴いてみたところ、確かに師のよく使う主題に告示したものは出てきますが、中身はあくまで独創的、初めて聴く作曲家に思えないのは洗練度が高いせいか、ピアノ作品も集めたいところ;
感想はあらためて書いていきます^^
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