Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

C.アバドのハイドン102番  

ハイドン102番特集10弾目;ここらでキリにしたいと思います。次は86番あたり、いこうかと・・
C.アバド、ヨーロッパ室内Oは最初、93番と101番のアルバムを出しましたが、秀演ながら、ところどころ型にハマったようなスラーをかけるのが妙に耳にこびりつき、神経質にも感じたのですが、その後購入した98番と100番のアルバムは、すっきり程よい感じに変わり、最後に出た102&103番など希少な名盤に思えます。

abb 102

よく聴くと弦楽の音一つ一つにソロ演奏並みのデュナーミクがあり、さすが大物指揮者の技を感じます。同じ室内オケのJ.テイトはよい意味で、さらりとした自然体でしつこさがないのがいいですが、積極的な演奏も成功すれば素晴らしいです。
アバドの102番、テンポ設定は私にとってツボです^^すべてちょうどいい、速すぎない第1楽章、遅すぎない第2楽章、快活なメヌエット、速いけどビシっと決まった終楽章。コントロールの行きわたった演奏を4D録音がくっきり捕えています。ティンパニは古楽器のようで、フェルトなしのマレットのバンとした音です。小作りながらハッキリ出る音はモダンの室内編成にも効果的ですね、存在感たっぷりです、(103番はさらに魅力的です)アバドは古楽演奏家ではないけど、ピリオド指向の良いものは取り入れるようで、ハイドン交響曲のシリーズ化を期待しましたが、中断したのが残念。

PS. 102番のまとめ・・(ムリにまとめなくてもいいですが;)
10の演奏を聴いて、特に好印象なのはクイケンとグッドマンです。バーンスタインとカラヤンは持ち前の味ですかね。強い印象はないけどスッキリ聴きやすいのはテイトとラトル。ほかもそれぞれのアプローチで102番の美味さを掬いあげています。また順繰りに聴くと楽しそう。

全集のフィッシャー盤は残念ながらミキシングの失敗か?とても聴ける音ではなく、評価のしようがありません;
R.ノリントン、LCP盤もありますが、私の期待とは90°違います、N響を振ったモーツァルトを思い出しても・・?最近、評判の高いミンコフスキ盤は保留しています、あらためて。
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/121-cdeaf346
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター