Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

弦→ペグへの巻き方  

リュートのペグやブリッジの弦を通す穴は低音側は大抵、巻弦を使う想定で小さな穴に製作されます、先日のキャットラインのような弦を通すには穴を拡げないと通りません。モーリス作のリュートも巻弦を想定してありました、穴を拡げるくらい自分でやりますが、モーリスの13コースリュートは普通より大型のバスライダーが付いていて、ペグボックスとの接続部分もゴツいんです;しかも11コースの低音弦だけペグボックスの外側で巻くようになっている、ここはバスライダーの付け根が出っ張り、弦の巻き幅が余計に狭い;micha
13c02

巻弦ならこのように穴を通して絡め巻きすれば狭い巻き幅で十分ですが、恐ろしく太いキャットラインはこの絡め部分だけで嵩張るんです;弦というより、ロープみたい;
ペグ01
そこで、ペグの弦穴から出たところを火であぶって玉を作り、そこを弦穴で止めることにしました、細い弦で鉢巻をして補強。
003_20160801170513602.jpg
嵩張らず十分止まって、抜けそうな様子もない、ガットは火であぶると非常に硬化しますね。
13c保守02
ついでに、バスライダーのナット溝を本体の方に寄せました、扱いに支障は出ません、このほうが張力が足元側に近くなり、偏心モーメントも少しは軽減するんじゃないかと・・
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category: リュート

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コメント

こんばんは。
太い弦は、穴に通して折り曲げておくだけで大丈夫ですけどねえ。
それで心配なら、余って穴から出ている部分の上に弦を巻いていけば完璧。
抜けないようにしてしまうと、交換(まあ、ほとんどしないと思いますが)するときに返って不便かと。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/08/01 23:33 | edit

奇士さん こんばんは

>穴に通して折り曲げておくだけで
柔らかいせいか、これだと抜けてしまうんです;
>余って穴から出ている部分の上に弦を巻いて
こうする余地もないんですね;弦を重ねた盛り上がりもバスライダーの付け根に突っかかるんです。交換のときはブリッジで外して、反対側から抜くしかないです;

michael #xNtCea2Y | URL
2016/08/02 00:15 | edit

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