Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ブリュッヘンのハイドン86番  

86番という曲は古楽オケにも大いに期待を寄せてしまいます。
F.ブリュッヘン、18世紀Oは'88~'89年に88番とのカップリングで一度録音していますが、'96年にもパリ・セットを全曲録音しているので、86番だけは2つの録音があります。

bru 86

まず'88~'89年の旧盤、CDフォーマットとしては随分時間を余らせているのに凄みを感じます?、
86番は序奏はあまり遅くせず、すんなり主部にもっていく感じです、主部のテンポは急がず曲の構成を深く聴かせていきます。低弦の深み、ティンパニの程よいパンチが一段と彫りの深さ、緊張感を与えます。この曲のティンパニのリズムのとり方はスマートな足取り、そこがしっかり聴けるのもいいです。第二楽章以下も同様にしっかり内容を味わえる好演です。
次に'96年の録音ですが、演奏時間は若干速まっているものの演奏内容に大きな変更はないようです、ただ録音の響きが旧盤よりおとなしく、バランスや明瞭度はわるくないですが、旧盤のような濃厚に音が押してくる感じが乏しいようです。ここはトーンコントロールである程度補えますが、どちらを聴きたいかというと旧盤ですね。ブリュッヘン盤は録音の影響も大きいでしょうが新盤になるほど穏やかになってしまいます。'87年録音の101番&103番などは鮮烈な爆演に聴こえたのですが;
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category: F.J.ハイドン

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