Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

太陽系外縁天体  

太陽系は今でこそ最も近い星が4.37光年という周囲は閑散とした状態ですが、かつてはこのような星雲の中で多くの星と一緒に生れたと考えられます。micha
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NGC602
太陽系誕生直後の夜空は近傍の恒星が犇めいてひじょうに明るく見えたでしょう。それぞれの恒星は固有に運動していて、重力が強く及ぼし合うところまで接近することもあり、それぞれが従えていた惑星や小天体で特に外縁部のものは影響を受け易く、軌道が大きく変わったり、弾き飛ばされたり、また互いの持っていた惑星を相手のほうに捉えられる、ということもあり得るとシミュレーションされるそうです。
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今の太陽系を見てみると、海王星までは公転面がほぼ同一面で、太陽系が出来た当時の惑星系円盤で生れたと考えられます。ただ冥王星は17度傾いていて、離心率も大きい。
カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン博士らによって発見された、外縁天体セドナは近日点と遠日点が極端に離れた楕円軌道でした、さらに外縁部に同様の天体が合わせて6個発見された。これらの太陽を中心とする軌道の取り方が一方向に偏っていて、これらと釣り合うような質量の天体が存在すると仮定してコンピュータ・シミュレーションしたところ、1万年から2万年の周期で公転する大きな楕円軌道をもつ地球の10倍の質量の惑星の存在が示された。
外縁02
セドナを含む6つの天体は図の左側に偏っている、Planet Nineは未発見
仮称プラネット・ナインとされ、発見に向けた観測が続いています。地球の10倍というサイズの惑星が惑星系円盤の外縁で誕生するには材料物質がまったく足りない、よって太陽系内部で誕生した惑星が、木星や土星の重力で外縁に弾き出されたか、又は先に述べたように、過去に接近した恒星の惑星を太陽系が奪い取ったという可能性もあるようです。
外縁01
プラネット・ナイン 想像図
外縁部の天体の公転面が不揃いなのは、生れた場所がどちらであるにせよ、過去に接近した別の恒星の影響、というのもありそうな気がします。
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