Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.アンディア:ロベール・ド・ヴィゼ ギター作品集   

CDの整理箱にいつ買ったか憶えのないものが出てきます;たぶん中古セールで見つけたものですが、ロベール・ド・ヴィゼのバロックギター作品、「王に捧げられたギター曲集」の2枚セットがありました。ルイ14世付きの室内音楽家として召し抱えられたヴィゼは、リュリに始まるヴェルサイユ楽派の気品に満ちた音楽をギターのために数多く書いています。
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ラファエル・アンディア(バロックギター)
1985年~1986年録音 DHM

演奏しているのが、フランス生まれのスペイン人ギタリストでラファエル・アンディア、始めはフラメンコギター奏者でしたが、クラシックギターに転向、さらに古楽器も手掛けるようになった人で、エコール・ノルマールの教授をしているそうです。ちょっと経歴としては面白いですが、バロックギターの演奏はDHMに録音するほど本格的です。
ヴィゼのギター作品はどれも短いプレリュードに始まり、アルマンド、クーラント、ジーグ、パッサカリア等々、1分~2分の舞曲が組曲として続きます、CD2枚、延々と似たような曲が続きますが不思議と飽きないんですね、美しい主旋律が明確で、ほとんどの曲が旋律楽器と通奏低音で演奏しても良いスタイルになっているし、またバロックギターで演奏すれば、その独特の調弦法から得られる魅力が聴ける、近接音程の調弦は音の万華鏡といったところ。
b g
ヴィゼの演奏での調弦法
アンディアの演奏はよく演奏される聴き慣れた曲でも新鮮さを感じさせる、強弱や間の取り方など絶妙で、たった5コースのギターで、ラスゲアート奏法を交えながらも、ちゃんと主旋律とバスラインが聴こえてくるものです。録音はガット弦、楽器はヴォボアンだそうです。
動画サイトにR.アンディアの演奏がありました。(音質はイマイチ)
Robert de Visée, Rafael Andia, guitare baroque

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M.オッティガー作:ヴォボアン・モデル
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category: その他・バロック

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コメント

こんばんは。
ド・ヴィゼのギター曲集には、巻末に旋律とバスの楽譜も載せられています。
そちらを演奏する人もいるようですね。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2016/08/30 23:05 | edit

奇士さん こんばんは

たしか、ヴェルサイユ・ピッチのflトラヴェルソと通奏低音によるCDも
もっていたので、探せばあるはず、また聴いてみたいですv

michael #xNtCea2Y | URL
2016/08/31 00:57 | edit

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