Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話題など

バロックリュート:右手の極意  

いつもバロックリュートで苦心していることです。右手は親指から薬指まで(記号:|・ ‥ ∴ )使いますがそれぞれ指の強さや性質が異なります、指使いの順番で、必ずしも適した指になるとは限らず、それでも目的どおりの鳴り方にする必要がある、また同時に複数弦を鳴らすとき、旋律線の主要な音をしっかり、他の音は控え目に鳴らす、というコントロールも難しいです、これはギターにも言えること。micha
d moll
(参考:バロックリュート調弦)

譜例:ヴァイスのL'infideleのミュゼットですが、旋律がバスラインで来て、最後の小節で1コースに跳躍します、
tab01_20160903165702daf.jpg
ここで1コースのF音はしっかり、2コースのD音は控え目に鳴らし、旋律ラインが繋がって聴こえないといけない、結構難しいです、逆に内声音をしっかり鳴らす場合もあります。

もう一つ譜例:バッハのフーガBWV1000の16小節目から、フーガが高域に移ったところですが、(下段のタブラチュアはバッハ時代のリュート奏者が書いた運指)
bwv1000_201609031759552ea.jpg
2声になっていて、下の声部の使用弦が1コースや2コースの開放弦を交えた使い方で、当然弾く指も弦の長さも異なり、繋がった響きにするのが難しいです;が、一方でこれはバロックリュートらしい運指でもあります。どの弦に移ろうと、どの指を使おうと、声部がきれいに流れる、というのが極意のようです;これは指の機械的コントロールより、望みの音になっているか、耳からのフィードバックで掴んでいくのが大事かと思います。
右手
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