Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

アンサンブル・バロッコ・イタリアーノ:R.de.ヴィゼ 組曲集  

先日はバロックギターの曲集を取り上げたロベール・ド・ヴィゼですが、こうした独奏楽器の作品を旋律楽器と通奏低音のために編曲しています。今日はアンサンブル・バロッコ・イタリアーノによる、その組曲集、随分以前に取り寄せたものですが録音は1993年、思ったほど古くはないです。
R de Visee
visee02_2016090414564226d.jpg
これは1716年発刊された、ヴィゼのテオルボやリュートのための作品から、上声とバス・パートに分け、そこに和声数字を加えた曲集です。
visee01.jpg
曲集・表紙

1.組曲ハ短調 2.組曲ト短調 3.組曲ト長調
4.組曲ニ短調 5.組曲イ短調

以上5曲がfl.トラヴェルソのソロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、クラヴサン、テオルボの通奏低音で演奏されているが、曲集は特定の曲の組み合わせになっておらず、調や舞曲ごとにまとめられていて、奏者は任意に曲を選んで演奏する。楽譜面はシンプルなものであるが、ヴェルサイユ楽派らしい憂いを帯びた気品に彩られ、これをヴェルサイユ・ピッチ(a=392)の落ち着いた響きで奏でるのが何とも味わい深いv
トラヴェルソの趣味を心得た装飾、通奏低音のリアライゼーションがシンプルな楽譜を一際華やかにする。自分としては、つい通奏低音にも引き付けられる、
visee sc
ハ短調、アルマンドより
テオルボやバロックギター等で聴き覚えのある曲が多いが、4曲目、ニ短調ではまずテオルボがソロで原曲のプレリュードを弾き、続いてアンサンブルとなるが、通奏低音楽器も全員だったり、クラヴサンのみ、ガンバとテオルボのみ、など曲によって趣きを変える。
とても楽しめる一枚でヴィゼの曲には無駄がない^^
関連記事

category: その他・バロック

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1255-647bc751
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター