Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

昇圧トランスか、ヘッドアンプか  

昨日のアナログ盤再生の続きになりますが、出力の小さいMCカートリッジを使うにあたり、第1段の増幅に昇圧トランスを使うか、ヘッドアンプを使うかの選択肢があります。

昇圧トランスはその名のとおり、変圧器を使って増幅しますが、電気回路としては一旦遮断されており、磁気を介して二次側で再発電します、
トランス
これが短所ともなり、100%元どおりの波形に再現できず、特に超高域、超低域でロスが生じるらしい、しかし可聴帯域に大きな影響はなさそうです。長所は電源要らずで、電気的な増幅回路を持たないので、自体がノイズを発しないところです。なお微弱な電磁誘導も拾ってしまうため、トランスをこのような防磁筒で覆ったものが多いです。
オルトフォンST-80
昇圧トランス:オルトフォン ST-80 (これはMM用のパス・スイッチが付いている)

ヘッドアンプは電気的な増幅回路で電源が必要、長所は信号電流を遮断することなく、そのまま増幅するところ、しかしMCカートリッジの微弱な信号を大幅に増幅するので、徹底したノイズ対策がないとSN比の低いものとなってしまう、下手な外付け製品を使うとMCを使う意味がない程度になってしまう (以前、これを試しましたが→AT-PEQ20 まさに「ミニコンポなどでレコードが楽しめる」レベルでした;)、また、MC対応のプリアンプ、プリメインアンプにはヘッドアンプが内蔵されていると思いますが、あまりクウォリティの高いものはないと聞きます(高価なアンプでこれは勘弁してほしい;)。
Sony HA-55
ヘッドアンプ:ソニー HA-55

プリメインアンプに内蔵のMM対応フォノアンプは普及品でも良質なようなので、ここに昇圧トランス、又はヘッドアンプの良いものを繋げばMCカートリッジ本来の性能が聴こえてくるかもしれません。一長一短ですが現在どちらかというと昇圧トランス派が多いらしいです。

PS:レコード盤のカッティングは統一規格で、"RIAAカーブ"と呼ぶ、低域を押えたバランスで音溝を細く刻み、盤面スペースを稼いでいます、フォノアンプ(イコライザー)はこれを元のバランスに戻す役割もあります。
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