Micha クラシックとリュートの楽しみ

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W.サヴァリッシュ:シューマン 交響曲第4番(LP)  

だいぶ秋めいてきて、エアコンなしで過ごせる時間が増えてきました、最近のエアコンは送風音も静かになって助かるのですが、やはり止めて無音になると、音場の見晴らしがよくなり、涼しい日は好録音盤をじっくり聴こうと思います。
今日はLP盤でW.サヴァリッシュ指揮、SKDのシューマン 交響曲第4番、手持ちのEMIのLPでは最も好録音に挙げたい。SKDの弦楽のきゅっと締まった滑らかな音、爽快なブラス、ルーカス教会・ドレスデンに響く音場感は聴き甲斐があり、D.グラモフォンの渋めの仕上がりとは違った解放感があります。
lp
ウォルフガング・サヴァリッシュ:指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1972年録音 EMI


シューマン交響曲第4番ニ短調の特徴は一応ソナタ形式だが、第一楽章主部に再現部がなく、展開部はほぼ繰り返す形をとり、盛大な終結部に移るという書法で、スコアの第一楽章分はかなりの長さになる。この名主題の動機が全楽章通して引き付ける効果的な構成、
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4場面をもつ単一楽章にも取れる。

ザヴァリッシュは第一楽章、序奏の第一打から引き締まり、あまり粘らず緊迫感をだす、主部は快速なテンポで、キビキビとした心地よさ、いかにも壮年期のザヴァリッシュらしい印象、弦がトレモロを奏でるところ、ピシっと粒立つ、
第二楽章ロマンツェは悲歌的な主題に始まり、すぐに序奏部が再現される、続いてvnソロの入るテーマはロマンツェらしい、
休まずに第三楽章スケルツォに入るが、サヴァリッシュはぐっと力感を込めて始める、
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拍の頭を打つ木管、細かく動く弦、ともにスタッカートぎみにキビキビと切り立てる、穏やかなトリオは最後にも現れ、終楽章に繋ぐ、
終楽章の導入部はニ短調で、弱奏であの名主題が現れる、主部はニ長調となり、快活でエネルギッシュ、第一楽章同様、サヴァリッシュはかちっと引き締め、爽快に閉じる。
マニアックな曲と違い、さすがに名曲の名演というのは聴きやすい^^
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category: シューマン

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コメント

サバリッシュのシューマン

このジャケ絵を見ただけで、サバリッシュのシューマンであることが判りました。
何故かと云うと、私が所有する3枚組のシューマン交響曲全集のレコードと同じだからです。
1972年の録音ですが、この3枚組セットは当時の芸術祭参加作品とかです。
私も確かに良い音のレコードだと思います。
私はこのシリーズの、ラインが好きなのですが、春も良いですね。
今は、シュターツカペレ・ドレスデンですが、当時は東独のオーケストラとして、ドレスデン国立管弦楽団と呼ばれておりましたね。

MK #c5NzTaeA | URL
2016/09/12 12:12 | edit

MKさん こんにちは

このサヴァリッシュの録音、CDなら全曲あるんですが、中古で見つけたこのLPの音がすっかり気に入りました。ラインの入ったLPも見つかればほしいです。何枚かあるシューマンの交響曲ではトップにあがりますね。

michael #xNtCea2Y | URL
2016/09/12 13:17 | edit

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