Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

J.E.ガーディナー:シューマン 交響曲No.1「春」  

しかしジメジメした日が続きますね;すっぽり秋雨前線に覆われている、micha
201609181830-00.jpg 気象庁 18:30
エアコンは「除湿」のみにして過ごしています。

さて、シューマンの興味深い演奏、ほかになかったか探したところ、すっかり忘れていたのがこれ、ガーディナー指揮するオルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティクによる交響曲で、ロマン派時代に合わせたピリオド楽器による演奏です。
ガーディナーのノートによると1840年代のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団にならい、編成を50名程にして、シューマン時代の音響を再現したそうです。弦楽の響きは透明サウンドだがある程度力強さを得ています、管やtimpも良いバランスで前に出て、まさに作品の表現にぴったりの響きに思います。
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ジョン・エリオット・ガーディナー:指揮
オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク
1997年5月録音、ワトフォード ARCHIV


交響曲第1番変ロ長調「春」
第一楽章、序奏の金管のファンファーレは光沢の美しい響き、弦楽も思ったより力感に不足はない、ガーディナーは徐々に加速して、主部に入ると速いテンポでキビキビした切れ味、短い余韻のtimpが瞬発的に引き締める、展開部もこの動機リズムで占められ、
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じりじりと迫ってくる、終結ではさらに加速して引き付ける。
第二楽章、この楽章はシューマンがベートーヴェンの緩抒楽章を参考にしたと言われるが、確かにゆったり流れるテーマに各パートが変奏要素を重ねて行く、また楽器の用法も「第九」や「田園」を思わせるところがある、ガーディナーは涼やかに聴かせる。
第三楽章、スケルツォはニ短調となる、ガーディナーは快活なテンポで結構エネルギシュに開始、第一トリオのテーマは第一楽章主部に近似している、快活な第二トリオも置かれる。
終楽章、華やかな導入があり、すぐ主部に入る、ここもガーディナーは快速に切れ味よく進めて行く、オケのアンサブルも見事で総奏部の強奏が常に爽快で整っている、終結部も加速しながらも整え、痛快に決める。こんなに耳心地良い演奏はほかに聴けないかも。

第4番もカップリングされているが、こちらはあらためて。
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