Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

音を左右するフレットガット  

リュートのフレットガットは金属フレットに比べ、軟質です、フレットガットは太くなるほどクッション効果が増して、弦の振動を吸収するようで、ローポジションならさほど問題ないけど、ハイポジションにあまり太いのを使うと音が伸びなくなります、
11c f
径0.9mmまでを限度と考えています。フレット数の多いバロックリュートでは大抵ローポジションからハイポジションにかけて細くしていき、弦高の調整にも関わります。
あと大事なのは指板面に隙間なくしっかり絞めること、フレットガットが太めで硬質なタイプだと、しっかり絞めたつもりでも、指板の角付近で浮いていたりします、1コースが一番影響受けやすいですが、目視でわからないほど僅かに浮いていても音が鈍ります。
以前にも載せた交換手順ですが、
参照→フレットガット交換の手順
↑これの③の段階に付け加えたいのが下の図です、フレットガットが太くて硬質な場合はこのようにしています。
06b.jpg
*①は強調して描いてある

因みにフレットガットはメーカーによって質が異なります。
アキーラ社:しんなりしていて、太いものでも絞めやすい
ピラミッド社:硬質で弾力も強く、太いものは結び目が絞まりにくい
キルシュナー社:硬質だが、ピラミッド製よりは若干絞めやすいかも
20140424223232144_20161008114653149.jpg
結び目が絞まりにくいものは、そのあたりをしごいてヘタらせてから結んでいますが、それでも結びにくいかな;0.7mm以下の細いのならいずれも問題ないでしょう。
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category: リュート

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