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アルマ新発見 "渦巻き円盤に原始星3つ"  

このところ、最先端の望遠鏡による新発見のペースが早いですね。先日、アルマ望遠鏡で捉えた、渦巻きをもつ原始惑星系円盤について書きましたが、10/27の時事ドットコムニュース等によると、今度は同じく渦巻きをもち、3つの原始星が輝く連星系円盤「L1448 IRS3B」が発見されました。
アルマ
L1448 IRS3B:アルマ望遠鏡撮影
米オクラホマ大学などの国際研究チームが27日、科学誌ネイチャーに発表したそうですが、ペルセウス座、約750光年にある(この場合"原始連星系円盤"と言ったほうがよいのか)、これを発見した。中心付近に2つ、離れた位置に1つの原始星が見られる。またアルマが捉えた渦巻きをもつ円盤はこれが2例目となる、この円盤の直径は約800au(天文単位)と見られる。
*1天文単位(au)=太陽と地球の平均距離
追加画像
001_201610291645236eb.jpg
左は現在のL1448 IRS3Bの状態、右は将来、これらの恒星が周るであろう軌道の予想図 (ALMA)
記事によると、「塵やガスが集まった段階では乱流が生じて分断され、その部分が密集して渦巻きになった段階で重力の作用で連星が形成されると考えられる」とのことだが、この様子を描いたCGによる動画もあった、
j w
動画→Planetary Formation: James Webb Space Telescope Science

空に見える星の約半分は恒星が2つ、3つ・・と周り合う連星系だそうで、見つかるべくして見つかったと言えるだろう。このような生れた時からの兄弟連星もあれば、通りすがりで重力が捕え合った他人連星、また双子座のカストルのような複合的な連星もあるだろう。
我々に一番近い、アルファ・ケンタウリ(4.37光年)も太陽サイズの2つの兄弟星?が周り合っていて、0.21光年離れたところを赤色矮星のプロキシマ・ケンタウリが周っている、複合的な3連星かもしれないが、同じ星雲内で生れた親戚かもしれない・・オリオン大星雲の中にもたくさん原始星円盤がありますから、
オリオン 原始星円盤
オリオン大星雲、原始惑星系円盤(HST)

今日もご覧いただきありがとうございました。
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category: 宇宙・天体

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