Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

好録音再聴、スウィトナー:モーツァルト交響曲No.39(LP)  

モーツァルトのシンフォニーで一番好きなのが「39番」なんです(2番目が「リンツ」かな)、音盤はいくつかある中で珠玉の1枚というと、スウィトナー指揮のSKD、これは定期的に聴きたくなります、過去に同演奏のCDについて書きましたが、今日はETERNA(D.Schallplatten原盤)のLP、やはりCDより音のフォーカスが良く、vn群のキュっとくる艶やかさ、管の味わい、低域やtimpの押し出す量感が実在的です。39番の魅力はクラリネットの入った色彩感と明るく快調な運び、スウィトナーは清涼なサウンドで申し分なく聴かせてくれる。micha
交響曲No.39変ホ長調 K.543
sui moz sym39
オトマール・スウィトナー:指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
1974年、ドレスデン・ルカ教会 ETERNA


第一楽章の序奏からバランス良い響き、主部はやや速めで清涼に歌い始める、fになって弦の流麗な主題とともに管楽器が整然とリズム&和音を打つ対比が常に心地よいが、
sc01_201611010959040e3.jpg
スウィトナーは弦と木管を対等で明確にする、timpの入れるリズムも快調。
第二楽章、遅過ぎず、さらりと力を抜く、短調部分に入っても一段と爽快に聴こえる。
メヌエットは、第一楽章と同様に木管が整然とリズム&和音を刻むのが心地よい、ここもくっきり明快に奏でる。
sc02_201611011000205d6.jpg
トリオではクラリネットのアルペッジョを弱奏ながらくっきり粒立てて聴かせる。
終楽章、速めのテンポで行書的タッチだが、各パートが細やかで明瞭、引き締まって聴こえ、小気味良い。

もう1枚、スウィトナーがN響を指揮したライヴ録音CDも聴いてみた、
suit moz 39 ns
1982年 NHKホール ⓃⒽⓀCD
演奏スタイルはほぼ同じで、さすがN響も上手いのだが、NHKホールでの放送音源で、音響的魅力は及ばない、ルカ教会のような会場でセッション録音ならばきっと素晴らしいだろう。

今日もご覧いただきありがとうございました。
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